『パルプ』チャールズ・ブコウスキー 感想
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 バーと競馬場に入りびたり、ろくに仕事もしない史上最低の私立探偵ニック・ビレーンのもとに、死んだはずの作家セリーヌを探してくれという依頼が来る。早速調査に乗り出すビレーンだが、それを皮切りに、いくつもの奇妙な事件に巻き込まれていく。死神、浮気妻、宇宙人等が入り乱れ、物語は佳境に突入する。 チャールズ・ブコウスキー(1920-1994)は、ワイマール共和政時代のドイツで生まれました。父親はドイツ系アメリカ人で、第一次世界大戦争でアメリカ占領軍に従軍し、兵役を終えてからもドイツに留まっていました。父親は戦後復興を需要とした建設請負業者となって、戦後…
2024/09/21 06:44