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「ローマ人の物語 1,2 ローマは一日にして成らず[上、下]」 塩野七生 歴史における「西洋」の視点
こんにちは、暖淡堂です。 暖かくなってきましたね。 通勤の電車の中の人がぐっと増えましたが、僕は書物の世界に没入です。 で、塩野七生さんの人気の作品「ローマ人の物語」。 紀元前753年のロムルスによる建国から紀元前270年頃のターラント戦の勝利まで。 近隣諸国との攻防や当時の先進国であったギリシャとの関係など。 研究者とは違った独自の視点で描かれます。 塩野さんは、現代の欧州の研究者の視点に違和感を感じています。 むしろ、古代の歴史研究家に心を通わせます。 そこには、現代の欧州人にあるキリスト教的なものがない、自由な言葉があるから。 「ローマ人の物語」の文庫版は各冊200頁ほど。 持ち歩くにも…
◆第341位 『紅嵐~明王朝太祖異聞』評価:070点/著者:高橋和島/巻数:全2巻/ジャンル:中国史小説/1993年 ◆第342位 『永楽帝』評価:070点/…
◆第341位 『紅嵐~明王朝太祖異聞』評価:070点/著者:高橋和島/巻数:全2巻/ジャンル:中国史小説/1993年 ◆第342位 『永楽帝』評価:070点/…
◆第221位 『ローマ人の物語ⅩⅠ~終わりの始まり』評価:075点/著者:塩野七生/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/2002年 ◆第222位 『ローマ人の物語…
◆第211位 『火の賜物~ヒトは料理で進化した』評価:075点/著者:R・ランガム/巻数:全1巻/ジャンル:人類史/2010年 ◆第212位 『一万年の進化爆…
◆第131位 『古代オリエントの歴史』評価:080点/著者:小川英雄/巻数:全1巻/ジャンル:東洋史/2011年 ◆第132位 『海の都の物語~ヴェネツィア共…
◆第051位 『小説十八史略』評価:085点/著者:陳舜伸/巻数:全6巻/ジャンル:歴史小説/1977年 ◆第052位 『この国のかたち』評価:085点/著者…
◆第011位 『楽毅』評価:090点/著者:宮城谷昌光/巻数:全4巻/ジャンル:歴史小説/1997年 ◆第012位 『燃えよ剣』評価:090点/著者:司馬遼太…
人間は自分がどこまでやれるかをほんとうはわかっておらず、だからこそ思っていたこ~塩野 七生の言葉
にほんブログ村 あなたのことを認めてくれた人はどんな人ですか。 ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチング Tê…
◆第731位 『ローマ人の物語Ⅹ~すべての道はローマに通ず』評価:070点/著者:塩野七生/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/2001年 ◆第732位 『ローマ…
ドミティアヌスが死んだ後、皇帝になったネルヴァは、最初から高齢だったため、1年半で死んでしまいました。 よって特に何をする暇もなかったのですが、悪いこともせず、この人から5賢帝の時代に入ります。 次のトライアヌスは、初めての属州出身の皇帝となりました。 そのせいか、青年期のことはほとんどわかっていません。 父親が軍隊にいたため自分も軍隊に入り、活躍しました。 そして「名誉あるコース」を進み、ネルヴァの養子になり、皇帝となりました。 この人の時代は比較的平和でよい時代であり、皇帝としての人望も厚く人気がありましたが、そうなるとかえって人間は記録に残さなくなるようで、このトライアヌスに関しては、あ…
さて、続きです。 トライアヌスの後に皇帝となったハドリアヌスは、思いがけず皇帝となったトライアヌスと違って、皇帝になる野望を持っていました。 この人も良く頑張った人で、あの広大なローマ帝国を、隅から隅まで視察の旅で大半を過ごしたのです。 もちろん見るだけじゃなく、改善策を講じながらの旅でした。 だってローマ帝国ったって、当時もうほぼヨーロッパ大陸全部に、アフリカ、イギリスとものすごいなんてもんじゃない帝国の大きさだったから、全部回るなんて、そりゃ一生分かかったでしょう。 国のために本当に頑張ったハドリアヌスですが、なんだかいつも側に美少年を侍らせていたらしいです。 しかしその美少年、だんだん大…
大和和紀著「KILLA」1巻、イタリア ルネッサンス期のマントヴァ公爵夫人イザベッラ・デステのモットーへの考察。塩野七生氏との関連。