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『2000年前からローマの哲人は知っていた 幸せに年を重ねる方法』 若さを保つことに躍起になっている人や、反対に世間の「若さ至上主義」に辟易している人におすすめしたい本。 古代ローマの哲学者キケロが、老いについてズバズバ書いています。 老年には老年なりの、自分を守る術がある。 それは何かと言えば、誠実でまともな生活を続けることだ。 たとえ肉体が衰えても、老人の精神に適した活動は必ずあるものだ。 年齢にかかわらず、持ち合わせている体力を適切に使えば良いのだ。 死が若者を襲うときは力ずくだが、老人のところへ来るときは、それが最良の時機ということだ。 老いや死に対する漠然とした恐怖や不安を和らげてく…
皆様、鹿人(仮)です。 タイトルの問いですが、哲学科出身の方は必ずといいほど質問されることだと思います笑。この記事では、この質問に対して明確な答えを与えるということはせず、ちょっと反省的に考えみたり、文献をちょっと探ってみたりする、というものになります。
先日「古代ローマにおいては、冗談と洒落 は日常生活における不可欠部分で、誰もそれを惜しまなかった」 というのを読み、何度も吹き出して大笑いしたので、皆さんにも! 記事は、今回のタイトルと同じでDi cosa (e di chi) ridevano gli antichi roman…