メインカテゴリーを選択しなおす
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発・脳転移で在宅緩和ケアに移行した夫タケさん。 『元職場の先輩が宮司をしている神社で祈祷をしてもらう』という夢を叶える為に、家族で神社へ。車で片道2時間の小旅行です。 出発日4日前に昏睡状態になって一度は諦めたこの
余命宣告後初めての小旅行/医師と看護師の事前連携体制/終末期のこと[14]
急な昏睡状態から一夜明けた朝。夫タケさんはいつも通りのタケさんでした。 何度呼びかけても身体を揺さぶっても応答がなくて、そんな急に昏睡状態に入るなんて全く想像していなかったから、その日は1日中息子達と泣いて泣いて過ごした日。 いつも通りにな
『友人が宮司をしている神社で祈祷をしてもらう』夫タケさんのどうしても叶えたかった夢。 その夢を叶える為に訪問医と訪問看護師とで調整を進めていました。 決行日の4日前の2021年11月27日、タケさんは突然昏睡状態に入りました。 訪問看護師が
2021年10月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が脳に転移した事で夫タケさんは余命宣告されました。 そこからタケさんは急いで準備を始めます。 会社を守ること。家族を守ること。 そして会いたい人に会うこと。 怒涛の自宅訪問ラッシュ タケさんは ・自分
余命宣告後に緩和ケアに移行した夫タケさん。その時には癌の脳転移で左目が見えなくなっていたけれど、右目は見えていました。片目が見えなくてももう片目は見えていたので日常生活は問題なく送れていました。 それから1ヶ月ちょっとで右目の見え辛さを自覚
余命宣告された夫タケさんを自宅で看取るため、訪問医と訪問看護師にお世話になることにしました。 以前の訪問看護師に嫌な思いをした経験を思い出してしまって、なるべく先延ばしにしたい気分になった事で、「明日お邪魔したい」という電話を「もう少し延期
両目が見えなくなるということ/片目が見えないこととの差/終末期のこと[9]
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が脳に転移して余命宣告をされた時、既に癌が視神経を圧迫し左目は見えなくなっていました。 「今後癌が大きくなる事で右目も見えなくなるであろう」と大学病院の主治医からは言われていました。 でも、在宅医療に切り替
余命宣告を受け、夫タケさんを自宅で看取る為、ケアマネさんが選定した訪問医と訪問看護師にお世話になることにしました。 訪問医との出会い ↓↓↓ 訪問看護の嫌な思い出 『訪問看護』と聞いて、嫌な思いが湧いて出て、夫タケさんを自宅で看取る為には必
2021年10月下旬『夫タケさんの余命が週単位である可能性も十分に考えられる』と説明し、一刻も早く帰国できないかとタケさんに内緒でLINEしてから5日後の飛行機で帰国した兄。 中国に単身赴任中だった兄。 この頃はまだゼロコロナ政策中であり、
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発によって、癌が脳に転移し緩和ケアに移行した夫タケさん。 余命宣告された時には既に左目は見えなくなっていて、右目も見えなくなる事が十分に考えられる状況ではありました。 在宅医療の医師から『両目が見えなくなる状態にな
2021年10月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が脳に転移し、余命宣告をされた夫タケさん。 医師からは「やりたいこと、会いたい人がいたらなるべく早く行動した方がいい」と言われました。 『万が一亡くなった時の為に』と言いながらタケさんはあれこれ急いで
セカンドオピニオンの病院で、これ以上できる治療は無いと言われたことで、緩和ケアに移行する事を余儀なくされた夫タケさん。 2021年11月初旬、かかりつけの大学病院の通院日、その事を主治医に伝えました。 その後、病院内の患者支援センターへ。
昨年9月にこのブログを開設して10ヶ月が経とうとしています。 誰かの役に立てるかもしれないとブログを書いていた夫タケさんの『意思を継ぐ』というのは大袈裟な表現なのかもしれませんが、本人ではない家族からの目線で何かしらお伝えできることがあるの
『髪を金髪にする』/余命宣告後に夫がしたこと/終末期のこと[2]
癌が脳に転移してこのあとに出来る治療は無いと夫タケさんが余命宣告されたのが2021年10月。 そこからタケさんは急ピッチであれこれ準備を始めました。 その中で大事にしたのが『会いたい人に会う』ことでした。 髪を金髪にする 会いたい人に会う。
余命宣告されてから夫タケさんが急ピッチで行動したこと/終末期のこと[1]
脳に癌が転移してこの後の治療法が無い。余命は月単位。週単位もあり得ると夫タケさんが余命宣告されたのが2021年10月でした。 その日からタケさんは生きる事を模索しながらも、あれこれ急ピッチで行動を起こしました。 それは一見『死ぬ準備』に見え
2021年10月。夫タケさんは脳に癌が転移して、このあとの治療は無いと突然の余命宣告を受けました 残る手段は2つ。 ①緩和ケアに移行する。 ②セカンドオピニオンを受ける 命を諦められない私達はセカンドオピニオンを受ける事にしました。 セカン
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2021年4月から10月までの6ヶ月間、飲み薬の抗がん剤『TS-1』を服用しました。 その6ヶ月間のまとめ記事です。 1.週一回点滴投与していた『パクリタキセル』から飲み薬の抗がん剤『TS-1』
夫が余命宣告を受けた日/主治医に物申す!!/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと12
いつもと変わらない通院日のはずが、余命宣告を受けた日。 この日を境に大きくいろんな事が一転して動き出しました。 夫に本当の事を言うかどうか 診察室に私1人が呼び戻され、夫タケさんの余命が月単位であること。週単位ということもあり得ることを聞い
突然の抗がん剤『TS-1』処方中止宣言と余命宣告/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと11
夫タケさんが数日かけて急激に見えなくなった左目を心配して近所の眼科にかかったのが2021年10月6日。 癌から来るものではなくて目の病気で、時間が経てば治ると言われて嬉しくて涙した翌週の10月13日、大学病院でMRI検査。 前に担当してくれ
左目が見えなくなる/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと⑩
長いことお世話になった主治医が転勤のため、主治医が変更になりました。 今度の主治医は良くも悪くも『淡々とした人』というイメージ。『深入りせずドライ』な感じ。 まあ、病院でやる事といったら、定期的に通院して、体調の変化に合わせて薬を変更したり
2021年4月から抗がん剤『TS-1』の服用を始めた夫タケさん。 それからしばらく経った頃の通院日、主治医から担当が変更になることを知らされました。 海外の病院に移るから…というのがその理由。 大学病院は医師の入れ替わりが多く、主治医が変更
『車椅子散歩』の障害/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと⑧
夫タケさんが苦しんだ、抗がん剤パクリタキセルの副作用からくる『末梢神経障害』で歩くのがままならなくなって、車椅子を購入しました。 その頃はまだ、介護保険サービスを利用できないと思い込んでいて、ネットで購入した3万円台のいわゆる『お手頃価格』
通院時のデート/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと⑦
夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、抗がん剤『パクリタキセル』を投与するようになった事がキッカケで、通院時に送り迎えが必要になりました。 (パクリタキセルにはアルコールが含まれていて車の運転ができなくなったため) パクリタキセル投
障害年金・身体障害者手帳制度を利用する/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと⑥
「夫タケさんはダメだろう」と最初から諦めていた介護保険サービスをアッサリと利用できるようになったことで私が確信したことは 『お得な制度は自分で情報を収集して、自分から積極的に使おうとしないと使えるようにはならない』 ということ。 介護用品を
介護保険のレンタル品で夫が涙した日/抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと⑤
夫タケさんが52歳で介護保険サービスの利用ができるようになったのが2021年9月のこと。 あれよあれよという間に介護レンタル品が我が家に設置されて、タケさんの日常は劇的に楽になりました。 ・介護ベッドのリクライニング機能と手すりで起き上がり
抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと④/介護保険を利用することに
2021年4月から10月までの6ヶ月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、抗がん剤『TS-1』を服用した夫タケさん。 今回は介護保険サービスを利用することになった、その時の事を書いていきます。 キッカケはパクリタキセル投与の待ち時間 私が介
2021年4月から10月までの6ヶ月間、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、抗がん剤『TS-1』を服用していた夫タケさん。 今回はその6ヶ月間の口の中がどう変化していったのかを書いていきます。 ※術後から変化していく口の写真があります。苦手
2021年4月から10月までの6ヶ月間、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、抗がん剤『TS-1』を服用していた夫タケさん。 前回は抗がん剤の副作用の事を書きました。 今回は抗がん剤の副作用以外の事を書こうと思います。 褥瘡(床ずれ) 抗がん
『パクリタキセル』投与開始から半年後/教え子の試合観戦/急な体調不良
2020年10月のこと。 2020年10月と言えば、抗がん剤『パクリタキセル』の投与を始めて半年経つ頃。 その日は2台ある車が、点検で1台も家に無かったのだけれど、どこに出掛ける予定も無いから特に問題無いだろうと呑気に過ごしていました。 そ
2021年4月、夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、抗がん剤『TS-1』の服用を始めました。 今日は服用の中止を主治医に宣告されるまでの6ヶ月間の事を書いていきます。 タケさんに起こった抗がん剤『TS-1』の副作用 主治医から伝え
抗がん剤『TS-1』服用中の6ヶ月間のこと/家計を圧迫する薬代
2021年4月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、今まで使用していた抗がん剤を『パクリタキセル』から『TS-1』に変更した夫タケさん。 今日はTSー1を服用していた6ヶ月間のこと。 通院時の流れ、薬のこと、そして医療費のことを書いていきます
夫タケさんが抗がん剤『パクリタキセル』投与を決めたのは、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発がきっかけでした。 2020年5月から2021年4月まで。投与期間約11ヶ月。計38回の投与でした。 1.ニボルマブ(オプジーボ)が効いていない!! 一縷の
副作用が治らない/抗がん剤『パクリタキセル』をやめた後に初めて知ったこと
2021年4月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、抗がん剤を『パクリタキセル』から『TS-1』に変更した夫タケさん。 パクリタキセルの副作用で身体の限界を感じ変更したのです。 私達夫婦は抗がん剤をやめたら身体はいずれ元に(パクリタキセルを投
夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発の為、パクリタキセルを11ヶ月間(計38回)投与してきましたが、2021年4月、主治医にパクリタキセルの投与を中止したいと話をしました。 主治医の話 既にパクリタキセルの副作用が辛いと投与を前の週にスキ
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)が少しずつ進行し、口の中も状態も少しずつ悪化していった夫タケさん。 前歯から左奥歯までゴソッと上顎骨ごと手術で切除したのですが、 歯が無くなった事で唇が口の中側に入っていくようになって(入れ歯のおばあちゃんの口がすぼむ
夫タケさんが抗がん剤『パクリタキセル』の投与を始めたのが2020年5月でした。 2ヶ月後の2020年7月、投与を始めて最初の検査で癌の縮小が確認されて、『腺様嚢胞癌に抗がん剤は効かないという常識を覆す事が出来るかもしれない』と一筋の光が差し
抗がん剤『パクリタキセル』投与開始から半年/癌大きくなる/主治医との面談
夫タケさんが上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、抗がん剤『パクリタキセル』投与を開始して半年経った頃。 2020年11月の検査で癌が大きくなっている事を主治医からの電話で知らされました。 翌週、今後の治療について主治医と私達夫婦とで面談しまし
抗がん剤『パクリタキセル』投与開始から半年後/癌が大きくなる
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2020年5月、抗がん剤『パクリタキセル』の投与を始めた夫タケさん。 『腺様嚢胞癌に効く抗がん剤はこの世には無い』と言われ、納得した上で始めた治療でしたが、2ヶ月後の検査結果では癌の縮小が確認されました。
2020年5月、上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、夫タケさんは抗がん剤『パクリタキセル』投与を開始しました。 今までは抗がん剤の副作用のことを書きました。 投与中の副作用もとても辛く苦しいものでしたが、投与中、口の中も少しずつ変化していきま
抗がん剤『パクリタキセル』投与の日常/夫タケさんに謝りたいこと
抗がん剤『パクリタキセル』を週に一度投与するようになって、夫タケさんは色々な副作用に悩まされることになりました。 特に辛かったのが末梢神経障害です。 少しずつ少しずつその症状は進行していきました。 最終的には寝たきりになる直前まで症状は悪化
夫タケさん。2021年5月から開始した抗がん剤『パクリタキセル』投与を始めて2ヶ月が経った7月8日、初のMRI検査をした結果を聞きに夫婦で病院に行きました。 この頃は既に副作用の『末梢神経障害』が深刻になってきていて、両膝から下の痛み・足首
抗がん剤『パクリタキセル』の副作用②/辛かった『末梢神経障害』
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2020年5月13日から2021年3月31日まで、抗がん剤『パクリタキセル』を計38回投与しました。 パクリタキセルの副作用で一番辛かったのは末梢神経障害です。 初期の頃 最初の自覚症状は足が痺
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発のため、2020年5月13日から2021年3月31日まで、抗がん剤『パクリタキセル』を計38回投与しました。 約10ヶ月の間、たくさんの副作用に悩まされました。 主治医の話では「若いし体力もあるので1ヶ
抗がん剤『パクリタキセル』の副作用/知っておいていただきたいこと
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、夫タケさんは抗がん剤『パクリタキセル』の投与を決めました。 2020年5月13日から2021年3月31日まで、約10ヶ月間。計38回投与しました。 同意書に書いてあった『起こりえる副作用』とは パクリタキ
夫タケさんの『食べる楽しみ』を助けてくれたもの/猫舌堂の『イイサジースプーン』
3月。私の住む千葉県では最高気温18℃。暖かい1日でした。 もう春になるのですね。 私の仕事は身体を動かすので、これからは暑さとの戦いになります。 暖かい春が待ち遠しいような怖いような… さて、ずっと書きたい書きたいと思っていたことを今日は
抗がん剤『パクリタキセル』投与/1日の流れ/治療費はいくらかかったか
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発のため、 抗がん剤『カルボプラチン+フルオロウラシル』 抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』 と投与してきた夫タケさん。 効果が無いと判定されて、その後の治療として 抗がん剤『パクリタキセル』一剤投与を選択して、
上顎洞癌(腺様嚢胞癌)再発の治療の為、抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』を投与していた夫タケさん。 しかし、タケさんには全く効いていないという事が分かり、オプジーボの投与は5回で終了となりました。 2020年5月、主治医との話し合いで、次
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)治療のため、抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』を計5回投与が終わったその日、担当医からの電話で、癌が大きくなっていることを知らされました。 2020年5月7日、今後の治療方法の相談に夫婦で病院に向かいまし
腺様嚢胞癌, せんようのうほうがん, ACC, adenoid cystic carcinoma
副鼻腔腫瘍手術|術中迅速病理診断で腺様嚢胞癌が確定2009年12月・9月頃からの鼻風邪が治らずにいた年末に地元の耳鼻咽喉科へ・手術が必要なレベルの蓄膿症と診断…
抗がん剤『ニボルマブ(オプジーボ)』投与を行なった時のこと/かかった医療費
夫タケさんは上顎洞癌(腺様嚢胞癌)の再発の為、2020年3月4日、抗がん剤『ニボルマブ(オプチーボ)』の投与を開始しました。 なぜニボルマブを投与する選択をしたのかはこちら ↓↓↓ 『ニボルマブ』と『オプジーボ』は同じものです。商品名がオプ