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愛媛県大洲市。複雑な経歴をもつ内子線の中では唯一、開業当初から移転していない駅です。駅名標。ホームは1面1線。新谷側に上屋とベンチがあります。ホーム自体はかなり幅が狭く、そこを特急列車がかなりのスピードで通過していくので注意が必要です。向かい側をよく見るとホーム跡のような段差があるのですが、かつては交換可能な設備があったのでしょうか。駅舎はなく、上屋にも特に何も書かれていません。唯一、駅名標の裏面...
愛媛県大洲市。何の変哲もない小さな駅ですが、実は当駅から内子までは地方交通線の「内子線」、伊予大洲側は幹線の「予讃線」と路線名が変わる境界になっています。なぜそのようなことになっているかというと、元々は予讃線の五郎から内子までの盲腸線であった内子線の途中駅として開業したものの、後に内子線が特急列車が通る短絡線に組み込まれた際には新谷以西のルートが直接伊予大洲へ至る経路に変更され、その区間は予讃線と...
四国九州横断駅巡り23夏(30) 内子線 内子駅 ~長らく内子線の終着点だった駅。旧駅跡までお散歩~
伊予大洲駅から「おさんぽなんよ」に乗車して予讃線を少し戻ります。単行気動車は伊予大洲を出発すると、しばらく走って新線と旧線の分岐点に差し掛かりました。「伊予若宮信号場」という単線合流・分岐型の信号場です。向井原駅と同様に特急の走る新線側が優先の線形になっています。この信号場・・・なかなか面白い歴史があります。最初に開設されたのは愛媛鉄道時代の1920(大正9)年5月のことで、内子線が分岐していました。当時はの若宮...
アレックス・カーさんは、恐るべき日本通とでもいえる人で「ありきたりの風景の中にこそ 日本の美があるのです。そんな美を高度成長してゆく中でコンクリートで覆い隠すことに大きな 疑問を感じます。もっと日本の美意識にプライドを持ってほしいのです。」と語られました。