メインカテゴリーを選択しなおす
花蓮県瑞穂郷の中心部をぶらり散策(瑞穂駅~鉄馬駅站~力天宮など)
今回お送りする瑞穂(みずほ)郷は花蓮県南部にある小さな町です。日本統治時代には煙草栽培のため内地人移民村「瑞穂村」が設置されていました。また、郷内には紅葉温泉や、観光牧場の瑞穂牧場(みずほぼくじょう)があることでも知られています。瑞穂駅は自強号も停車する比較的大きな駅です。駅前には土産物店が軒を連ねており、大衆食堂もあります。旧省道9号線沿いには食堂やホテル、商店等があります。写真上、目の前に見え...
台北市を代表する下町、万華地区にはなんとも惹かれるものがあります。町の古めかしさ、独特な香り...。どれも一度体験すると、いい意味で忘れられないものばかりです。そんな万華の魅力にひたるべく、万華駅を起点に歩いてみました。▲台鐵万華駅今回のスタート地点・万華駅は地下にあります。出入口棟は西側・東側の2か所あり、それぞれ入場専用(西側)、出場専用(東側)となっているのが特徴です。▲万華駅待合室・改札口駅前から北...
花蓮から乗ってきた夜行列車を降り、早朝の台北に出てきました。その日のうちに空港から飛行機に乗る予定ですが、テイクオフが夕方なので、時間はかなりあります。そこで、台北市の北側にある淡水に足を運んでみることにしました。台北駅からメトロレッドラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる場所として知られています。あいにくの雨模様で、もちろん空は灰色です。▲台北メトロC381形車内▲北投駅に到着新北投行きシャト...
日本統治時代の台湾をよく知るうえで、花蓮市の存在は欠かせません。日本時代に建設された町割りの中に、今も多くの日本家屋が眠っています。その中には史跡登録され、資料館として活用されているものもあれば、今も現役の民家として使われている物件もあります。今回は旧花蓮港神社(花蓮県忠烈祠)を起点に、市内を散策しながら、台鐵花蓮駅まで歩いてみました。今回の散策を通して、台湾に根付く「日本」を知ることが一番の目標...
雨降る港町・基隆市中心部をぶらり(旧神社~義重町~日新橋~基隆駅)
基隆(きいるん)市は台湾北東部にある港町であり、日本統治時代以前より、台湾防衛上重要な位置を占めてきました。日本統治時代には、台湾と当時の内地を結ぶ連絡船が発着する港町として、そして軍港としても発展を遂げてきました。今回は旧基隆神社から基隆駅までと短い距離ですが、市内を歩いてみることにします。旧基隆神社は信二路沿いに立地しており、この通りを西へ進むと基隆港に、東へ進むと基隆女子高(中文:基隆女中)に...
台湾ブームの高まりとともに、台北の下町を訪れる日本人観光客が増えてきました。パックツアーに組み込まれることは少ないですが、古い町並みとオシャレな店が多く、観光や買い物にもってこいの場所といえます。台北には大きく分けて、大稲埕(だいとうてい)・大竜峒・万華という3つの下町があります。今回は龍山寺を起点に、万華の街を散策してみました。目次1 万華という地名の由来2 龍山寺から新富市場に入る3 清代から残る...
東台湾の要所・台東市郊外をぶらり散策(台東駅~遊歩道~旧駅跡)
現在の台東駅が台東市街地から遠く離れていることに関しては、以前にも述べた通りですが、今回はどのくらい離れているか実感すべく、(無謀にも)台東駅から旧駅まで歩いて移動しました。駅から市街地へはバス(鼎東客運)が出ているので、移動される際はぜひご利用ください。駅入口から向かって右側にバス乗り場があります。結論から先に述べておきますが、約1時間かかりました。駅前通りを抜けて東46郷道(興安路)に入り、さらに省道...
台湾東部、花蓮県南部の要所・玉里にやってきました。玉里駅前から歩いて、玉里鎮東部にあるハラワン祠(神社跡)を目指してみたいと思います。玉里鎮中心部には一応歩道が設置されていますが、自動車がその上に駐車していることが多いため、他の台湾諸都市と同様に歩きづらいです。交通量はそこまで多くないものの、道を行く自動車やスクーターには気をつけるべし!中山路(玉里大通)と光復路(玉里本通)が交わる地点はロータリ...
ハラワン祠跡(花蓮県玉里鎮)―変形鳥居がたつ原住民集落の神社跡
台湾東部 花蓮県玉里鎮楽合地区には、原住民アミ族が居住するハラワン(楽合)集落があり、日本統治時代に建立された神社の跡が一部残されています。ハラワン集落は省道台9線沿い、言い換えると玉里市街地から数キロ離れた場所にあります。日本統治時代当時、ハラワン集落は大字落合に属していましたが、戦後、落合は中国語で同音の楽合に改称されました。▲ハラワン集落周辺の地図▲ハラワン集落入口に立つ「楽合勇士」の像ここから集落...
台湾東部、花蓮県鳳林鎮にはかつて官設移民村「林田村」が設置され、多くの内地人移民が農耕を行っていました。当時の花蓮港庁鳳林郡鳳林街大字林田一帯が林田移民村の範囲でした。大字林田の下には4つの小字(南岡・中野・北林・平林)が置かれ、その他にも本島人(台湾人)による集落「金田」があります。うち南岡は一村、中野は二村、北林は三村の異名を持っています。戦後、南岡・中野は併せて大栄、平林は林栄へと改称されましたが...
台湾北東部・宜蘭県にある礁渓温泉に一泊しました。今回宿泊した「礁渓温泉旅館」をチェックアウトして、一路礁渓駅へと向かうことにします。それにしても居心地のいい宿でした。それでいて1000元ですから、超お得だと言わずにはいられません。▲仁愛路にある「礁渓温泉旅館」は一泊1000元温泉が川状に流れる「湯囲溝公園」の脇を通っていきます。ここ一帯では日が暮れると夜市が開き、多くの地元民・観光客で賑わっています。公衆浴場が...
台湾中部、台中市中心部にある台中市政府(市役所)庁舎はかつての台中州庁を転用したものです。向かい側にはもと台中市役所だった建物も残されており、台中市を代表する歴史建築のひとつとして大切にされています。▲旧台中州庁台中州は1920(大正9)年に設置され、はじめ台中市・大屯郡・豊原・東勢郡・大甲郡・彰化郡・員林郡・北斗郡・南投郡・能高郡・竹山郡などが設置されました。その範囲は現在の台中市・彰化県・南投県に相当し...
台東県池上郷の中心部「大埔」をぶらり散策(教員宿舎~池上大旅社~駅)
台湾東部、台東県最北部にある池上郷を徒歩散策しました。今回は台鐵池上駅をスタートして、日本統治時代の教員宿舎がある福原小学校に立ち寄り、中心部(大埔地区)を散策しながら駅に戻っていきます。まだ朝早い時間帯ということで、東側からまぶしい朝日が照らしてきます。まずは駅を離れて踏切を越え、福原小学校のある駅西側に移動しました。なお、池上駅自体は東側に面しており、駅前通りを中心に市街地が広がっています。▲...
台湾南東部最大の都市・花蓮にやってきました。この街は日本統治時代になってから本格的な整備が始まったので、非常に日本色が強く、至る所に日本家屋があります。今回は花蓮駅を起点に、市内の史跡・名所などを巡ってみました。花蓮駅から市街地中心部へは距離があるので、移動する際はバスかレンタサイクルのどちらかが良いでしょう。今回、筆者はレンタサイクルを利用して巡りました。花蓮客運バスターミナルのすぐ横にある「ジ...
台北から夜行の莒光号(急行に相当)531次に揺られ、台湾第二の都市・高雄へとやってきました。ここから屏東線に乗り換え、池上一郎文庫のある竹田駅へ向かう予定です。早朝6時ということで、文庫の開館まで時間に余裕があります。そこで、高雄市内を少しだけ見て回ることにしました。▲台鐵高雄駅一帯では地下化工事が行われており、ホームから駅本屋へは、長い連絡橋を介しての連絡となっています。▲跨線橋から高雄駅構内を眺めて高...
玉里駅から自強号に乗り込み、一路鳳林を目指します。蘇澳以南の台湾東部には高速道路が通っていません。そのため、今でも東部幹線(宜蘭線・台東線)は長距離利用客が多く、立席券が発行されない「タロコ」・「プユマ」・「観光号」に至っては「切符の入手が難しい」ことで有名です。今回乗り込んだ自強号も乗車率が高く、乗車時点で既に満席でした。客室内で立ったまま過ごすこと1時間、日本統治時代に置かれていた旧鳳林郡の中心地・鳳林(...
台湾の日常風景に触れよう!台北市民の台所「双連朝市」をぶらり散策
台北市中心部・双連地区で開かれている「双連朝市」を訪れました。こちらは士林夜市ほど観光地化されておらず、生活必需品を買い求めて市民が集う、庶民的な雰囲気が漂う場所です。台北捷運(MRT)淡水線双連駅のすぐ傍に広がっているので、朝市へのアクセスは非常に便利な方だと思います。▲台北捷運(MRT)淡水線 双連駅前の様子。右側に広がるのが双連朝市▲双連朝市の様子朝市は主に高齢の方を中心に賑わっており、中国語ではなく台語...
九份(九フン/九分/九彬)は台湾北部・新北市瑞芳区にあり、ツアー旅行ではたいてい行程に組み込まれていることから「台湾観光のメッカ」ともいえる場所です。かつては金の採掘で栄え、現在でも当時建てられた日本家屋が残っています。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で登場する食堂街のモデルになっているということで、台湾を訪れたことのない日本人でも知っている方は多いのではないでしょうか。その他にも、二二八事件を描いた台湾映...
旧台北州庁=監察院のレトロ建築が美しい!早朝の台湾中枢をぶらり散策
台湾に来ると思わず、早朝から行動したくなるものです。今回は友人を連れてのパックツアー参加という形ですが、だからといって何もしないわけにはいきません。限られた自由時間を活用しようと、睡眠時間を削って早起きしました。行天宮前のホテルを出てMRTに乗り、忠孝西路界隈に出たいと思います。善道寺駅を出て台北市中心部を進むと、やがて旧台北州庁が見えてきました。現在は監察院として使用されているレトロ建築です。ここ...
台湾中部最大の都市・台中市にやってきました。今回は台中駅を起点に、駅から歩いて数分で行ける範囲にある日本統治時代の史跡、特色ある施設を中心に見て回りたいと思います。目次1 台中駅前の土産物店街2 時代に取り残されかけた旧栄町通り3 スイーツ店に生まれ変わった宮原眼科4 緑川を通って建国市場へ台中駅前の土産物店街まず初めに、駅前から台中港方面へと伸びる台湾大道(省道12号線)を西に進みます。省道12号線は台中...
台湾の政治・経済の中心地をぶらり散策(台北駅~総統府~東門)
台湾の首都にして政治・経済の中心地、台北市にやってきました。今回は台北駅の南側にある、二二八和平公園の方に行きたいと思います。はじめての台湾ということで、まずは台湾「基本のき」から見ていこうと思ったのです。同公園に行く場合、台北捷運の台大医院駅で降りると便利ですが、台北市内の雰囲気になれるため、徒歩で移動しました。台北駅から予備校が密集するエリアを進むと、やがてギリシャ建築を思わせる優美な建物が見...
はじめての台湾で王道観光!永康街(鼎泰豊)&士林夜市をぶらり散策
今回は、台湾観光地のメッカともいえる永康街・士林夜市の様子を見ていきたいと思います。その日は結構歩いたりすることが多かったですが、まったく空腹になりません。しかし、何か食べておかねばと思い、永康街まで行くことにしました。永康街へ行くには捷運(MRT)の駅からだいぶ歩かないといけないので、結構苦労します。▲日系企業もお馴染み台北捷運の工事が行われており、永康街へのアクセスがより良くなることでしょう。途中で...
台湾の町の風景って、どこか日本と違うんだよね。何が違うのかなって考えていたら、これだ!建物と建物の間に全く隙間がない!壁の色も違って、本当に別々の建物なのに、ぴったりくっついている。これ、建てるときや壊すとき、どうするんだろう?にほんブログ村...