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幸田文「木」(新潮文庫) 2023年の年の暮れに封切られた話題の映画、ヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」の中で、主人公の平山正木(役所広司)さんが古本屋の棚で見つけて買い込んだ本の1
日本釣具新報のコラムを書くのに、幸田文の「鱸」を読んでみました。鱸は、こちらのエッセイ集に含まれています。こちら内容紹介。露伴のこだわりを観察し、文章にしたためた娘の視点は、私のように露伴を読んだことのない者にも面白く読めました。昭和初期の時代を生きた女性ならではの文章で、普段読んでいる作家とはひとあじ違ったエッセイです。ああ、そういう見方をするのだなあ、と思うこともしばしば。初出の一覧。婦人画報って子供の頃、うちにあった記憶がわずかに、、内容なんて覚えていないですが。少年画報は覚えてるけど^^;調べてみると、婦人画報って現在もデジタルで発刊してるんですね。日本最古の女性誌だそうです、暮らしの手帖もびっくり。書誌事項。単行本は1956年に発刊、文庫化が1994年。60s包む-幸田文[講談社文芸文庫]
幸田文 『おとうと』 おとがたり朗読会、公演後記。 12/28
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸きのう、12/28(木)午後15時から、六本木ストライプハウスにて”おとがたり”の朗読公演、今回は幸田文『おとうと』をやりました。六本木、ゆるやかな芋洗坂をおりて左。ストライプハウススペースがあります。静かな午後。会場におひとりずつ、ゆっくりとお客さまがおいでになりました。こんなメッセージを頂戴いたしました….//昨日は素敵な朗読、堪能しました。幸田文の情景描写の細やかさがいいですね。ラストはとくに引き込まれました。どうかいいお年をお迎えください。//ある家族の物語なのですが、三度映画化されたこの作品の魅力はとても深く、大きく。どなたにもどこかご自身に重なる思いや、いつかみたことのあある風景があったのだと思われます。ラストシーンでは落涙されるお客さまの息遣いで、空間が涙に...幸田文『おとうと』おとがたり朗読会、公演後記。12/28
12/28(木)15時〜 おとがたり朗読公演です❣️幸田文『おとうと』〜朗読とヴァイオリン
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸明後日12/28(木)は、六本木ストライプハウスにて、おとがたりの朗読公演です。今回は幸田文『おとうと』をやるのですが、数日前のリハーサルでより深くその世界にふれることが出来て、あらためて良い作品だなと実感しました。このお話を皆さんにおとどけしたいと心から思いました。音楽は喜多直毅さんです。登場人物の息づかいや表情が浮かんでくる素敵な音楽なのです。碧郎、げん。父と継母…登場人物たちの心の葛藤や息吹、喜びや悲しみ、戸惑いなども鮮やかに目に浮かんできます。語りのとまる部分もありますが、そこでは映像…豊かな色彩や風景が音楽によって広がってゆくのです。そして私も幸田文さんの言葉を丁寧に朗読させて頂きます。語りと音楽でお贈りする物語です。28日木曜日、午後15時から。…暮れゆく時節...12/28(木)15時〜おとがたり朗読公演です❣️幸田文『おとうと』〜朗読とヴァイオリン
朗読公演〜 12/28(水)15時開演 『おとうと』幸田文 /おとがたり朗読とヴァイオリン 於:六本木ストライプハウススペース
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたりの朗読公演のお知らせです。12月28日(水)六本木ストライプハウススペースにて、今年最後の朗読公演です。午後15時から開演です。皆様ぜひお越し下さい、心よりお待ちしております。おとがたり朗読公演〜朗読とヴァイオリンの世界〜演目『おとうと』幸田文=明るく強情っぱりで弟思いのげん、不良でひねくれで姉思いの碧郎。寂しい家庭環境のなか、心かよわせる姉と弟の物語。=「傘なんかいらないよ。いるもんか、濡れて行くよ。」「じゃ、あたしの蛇の目どう?」「いやだあ、女の傘なんか。」<あらすじ>げんと碧郎(へきろう)は、作家の父と義母の四人家族。姉のげんはリウマチで家事のできない母の代わりを一手に引き受けて、家庭を支える。貧しい暮らし、家族同士や人とのしがらみ、思うようにいかない現実...朗読公演〜12/28(水)15時開演『おとうと』幸田文/おとがたり朗読とヴァイオリン於:六本木ストライプハウススペース
100days100bookcovers no79 79日目 幸田文「おとうと」(新潮文庫) DEGUTIさんが78日目、池内了の「物理学と神」を紹介されて、あっという間に三週間たってしまいました。語呂合わせで、すぐに思いついたの
週刊 読書案内 幸田文「みそっかす」(岩波文庫) はじまり 明治三十七年九月一日。暴風雨(あらし)のさなかに私が生まれたという。命名の書には忠文とだけ。第一子は母体を離れぬうちに空しく