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お照はそれにしても不人情なこの親爺にどういうわけで酒を飲ませてくれたのであろう。 『雪解』 永井荷風 Thaw by Kafu Nagai おとがたり朗読公演
こんにちは、長浜奈津子です🌸2023年8月6日(日)永井荷風小説『雪解』おとがたり朗読公演の演目は、永井荷風の小説『雪解』です。市川・荷風忌で初演で読ませて頂いた作品です。こんなお話が…あったのかと。兼太郎を嫌いにはなれない。荷風先生が世の中を、時代を、人間をご覧になった、この作品は世界中に響きます。世界中の雄弁でない方には特に。粋で、哀しくて、人情に溢れていて、素朴で、家族…血、愛で。なんど声にしても心が熱く、泣けてきます。よむ、とき。そばにいてくださるのは、喜多直毅さんです。このかた、どれだけ静かに涙を流してきた人なのでしょう。とんでもなく、本当の涙を知っているかた。以上です。目に鮮やかに浮かぶ、大正期の人々の暮らし、街々の風景。再会した初老の父と娘の物語を、情緒豊かに描いた荷風短編小説。お照はそれに...お照はそれにしても不人情なこの親爺にどういうわけで酒を飲ませてくれたのであろう。『雪解』永井荷風ThawbyKafuNagaiおとがたり朗読公演
2023年5月3日(祝・水) 第15回 市川・荷風忌へ、おとがたり出演 永井荷風小説 『雪解』 を朗読します。
こんにちは、長浜奈津子です🌸2023年5月3日(祝・水)、第15回目「市川荷風忌」が開催されます。「市川荷風忌」とは「市川荷風忌」は毎年、市川市文学ミュージアムで5月に開催されます。荷風の終焉の地は市川市、本八幡です。大黒屋という料理屋さんで、毎日お銚子一本とカツ丼を食したそうです。私も何度かここで食事をしました。(今は市民学舎となっています)ここ近年、長浜奈津子は、ヴァイオリニスト喜多直毅さんとの朗読ユニット”おとがたり”で、永井荷風作品の朗読上演させて頂いています。プログラムは、永井荷風についての講演があり、次に、おとがたりでの永井荷風作品の上演があります。市川本八幡の文学ミュージアムでは「市川荷風忌」という名前でお馴染みですが、浄閑寺(荒川区)で毎年4月30日におこなわれる「荷風忌」もあります。永井...2023年5月3日(祝・水)第15回市川・荷風忌へ、おとがたり出演永井荷風小説『雪解』を朗読します。
幸田文 『おとうと』 おとがたり朗読会、公演後記。 12/28
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸きのう、12/28(木)午後15時から、六本木ストライプハウスにて”おとがたり”の朗読公演、今回は幸田文『おとうと』をやりました。六本木、ゆるやかな芋洗坂をおりて左。ストライプハウススペースがあります。静かな午後。会場におひとりずつ、ゆっくりとお客さまがおいでになりました。こんなメッセージを頂戴いたしました….//昨日は素敵な朗読、堪能しました。幸田文の情景描写の細やかさがいいですね。ラストはとくに引き込まれました。どうかいいお年をお迎えください。//ある家族の物語なのですが、三度映画化されたこの作品の魅力はとても深く、大きく。どなたにもどこかご自身に重なる思いや、いつかみたことのあある風景があったのだと思われます。ラストシーンでは落涙されるお客さまの息遣いで、空間が涙に...幸田文『おとうと』おとがたり朗読会、公演後記。12/28
12/28(木)15時〜 おとがたり朗読公演です❣️幸田文『おとうと』〜朗読とヴァイオリン
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸明後日12/28(木)は、六本木ストライプハウスにて、おとがたりの朗読公演です。今回は幸田文『おとうと』をやるのですが、数日前のリハーサルでより深くその世界にふれることが出来て、あらためて良い作品だなと実感しました。このお話を皆さんにおとどけしたいと心から思いました。音楽は喜多直毅さんです。登場人物の息づかいや表情が浮かんでくる素敵な音楽なのです。碧郎、げん。父と継母…登場人物たちの心の葛藤や息吹、喜びや悲しみ、戸惑いなども鮮やかに目に浮かんできます。語りのとまる部分もありますが、そこでは映像…豊かな色彩や風景が音楽によって広がってゆくのです。そして私も幸田文さんの言葉を丁寧に朗読させて頂きます。語りと音楽でお贈りする物語です。28日木曜日、午後15時から。…暮れゆく時節...12/28(木)15時〜おとがたり朗読公演です❣️幸田文『おとうと』〜朗読とヴァイオリン
しおんちゃんのスタエフみっけ❣️…「夜長姫と耳男」小樽公演のこと。
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸たった今。いえ30分前に、みつけてしまいました北海道で朗読活動をしている、しおんちゃんのスタエフが目に飛び込んできましたしおんちゃ~ん!本当にありがとうございます💕朗読の恩師•長浜奈津子さん&喜多直毅さん(ヴァイオリン)の朗読Liveのお話❤️-しおんの嬉読ちゃんねる🎙 stand.fm小樽の『市立小樽文学館』で開催された『朗読とヴァイオリンの世界おとがたり〜坂口安吾夜長姫と耳男〜』(朗読長浜奈津子、ヴァイオリン喜多直毅)を聴いて来ました❤️...stand.fm <私と、嬉読屋しおんちゃんとのこと💕>初めて”おとがたり”の北海道公演、札幌俊カフェでさせて頂いた時に出会った彼女なんですが…(懐かしい!2018年6月)あれから6年経つのですね。その2年後、私たちが最初に小樽...しおんちゃんのスタエフみっけ❣️…「夜長姫と耳男」小樽公演のこと。
朗読公演〜 12/28(水)15時開演 『おとうと』幸田文 /おとがたり朗読とヴァイオリン 於:六本木ストライプハウススペース
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたりの朗読公演のお知らせです。12月28日(水)六本木ストライプハウススペースにて、今年最後の朗読公演です。午後15時から開演です。皆様ぜひお越し下さい、心よりお待ちしております。おとがたり朗読公演〜朗読とヴァイオリンの世界〜演目『おとうと』幸田文=明るく強情っぱりで弟思いのげん、不良でひねくれで姉思いの碧郎。寂しい家庭環境のなか、心かよわせる姉と弟の物語。=「傘なんかいらないよ。いるもんか、濡れて行くよ。」「じゃ、あたしの蛇の目どう?」「いやだあ、女の傘なんか。」<あらすじ>げんと碧郎(へきろう)は、作家の父と義母の四人家族。姉のげんはリウマチで家事のできない母の代わりを一手に引き受けて、家庭を支える。貧しい暮らし、家族同士や人とのしがらみ、思うようにいかない現実...朗読公演〜12/28(水)15時開演『おとうと』幸田文/おとがたり朗読とヴァイオリン於:六本木ストライプハウススペース
永井荷風 「風邪ごこち」 動画撮影 アトリエ第Q芸術 2020.10.20 (火)
永井荷風「風邪ごこち」動画撮影アトリエ第Q芸術2020.10.20(火)動画公開については、追ってお話し致します。一眼レフやビデオカメラで丁寧に撮影。朗読とヴァイオリンは場面を確認しながら撮りすすめてゆきました。こんなふうに、作品を残してゆけるのはとても嬉しいです。永井荷風といえば、市川市文学ミュージアムで今年5月「荷風忌」に予定だったものが、8月に延期になり、その後今年はお休み。来年5月3日の「荷風忌」に、おとがたりで出演させて頂くことになりました。音響さんが、語りとヴァイオリン演奏のバランスをみてくれますFloresNegras長浜奈津子のHP=芝居と音楽と語り=https://www.nappy-cantactriz.com/永井荷風「風邪ごこち」動画撮影アトリエ第Q芸術2020.10.20(火)
ブログトップ写真は、永井荷風「風邪ごこち」の朗読動画を2020年10月に撮影した時の風景です。出演は"おとがたり”朗読とヴァイオリン長浜奈津子(朗読)/喜多直毅(ヴァイオリン)2016年から現在までの市川市文学ミュージアムにおける「市川荷風忌」での公演詳細を、フライヤーと共にみられるページを作りました。以下がページリンクです。OGPイメージ市川・本八幡荷風語り〜永井荷風の世界〜女優・朗読家長浜奈津子と“おとがたり”朗読とヴァイオリン俳優座女優・朗読家長浜奈津子と“おとがたり”朗読とヴァイオリンの出演する『市川荷風忌』での永井荷風作品、朗読公演の歩み。2016年から...長浜奈津子公式サイト芝居・歌・朗読昨年度は第12回市川荷風忌を迎える予定でしたが、新型ウイルス蔓延のために、5月から8月、そして今年2021年5...市川荷風忌。"荷風語り"朗読公演のアーカイヴ
夏の朗読公演! おとがたり 朗読とヴァイオリン 北海道ツアー2022夏⭐️ 4公演 /8月4日〜7日
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸夏の北海道朗読ツアーの企画をすすめています♪そして、今日とてもきれいなフライヤーができあがりました…あゝ嬉しい!これはyamasin(g)さんのデザインです。とても丁寧に創って頂いて、嬉しくてなりません…ありがとうございます!yamasingyamasin(g)graphicdesignworks <おとがたり、夏の朗読公演は、北海道です♪>長浜奈津子の朗読と、喜多直毅さんのヴァイオリンによる、朗読ユニット『おとがたり』では、北海道ツアー2022を、8月4日(木)〜7日(日)に予定しています。今年に入ってから公演準備を進めてきました。その間に『夜長姫と耳男』の初演を六本木ストライプハウスでおこない、おとがたりでも気に入った、手応えのある作品レパートリーになりました。そして...夏の朗読公演!おとがたり朗読とヴァイオリン北海道ツアー2022夏⭐️4公演/8月4日〜7日
おとがたり朗読公演のリハーサルでした。『よだかの星』『吉田一穂の詩・短歌と童話』
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸今週の土曜日は、代々木にある『松本弦楽器』さんのサロンで、おとがたりの朗読公演を致します。お席の方は、ご予約数に達しましたので安心して本番を迎えられます。本当にありがとうございました。さて『よだかの星』は有名な宮澤賢治の作品です。皆さんもよくご存知ですよね。そして、もしかしたらご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道の詩人『吉田一穂(いっすい)』の詩と短歌、童話集『海の人形』から『十二夜物語』をお届けします。隠れ家的なサロンで、もちろんPAを使わずに声と音楽のみで上演。この会場ならではの表現を探してゆきます。私たちはいつも細部にわたって、言葉に触れながら創ってゆきますが、この日も丁寧にとめながら、話し合ってお稽古してゆきました。もちろん本番は、お聴き下さるお客様とご一...おとがたり朗読公演のリハーサルでした。『よだかの星』『吉田一穂の詩・短歌と童話』
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸今月🌙4月30日土曜日、おとがたりの朗読公演を致します。ということで、いまリハーサルを重ねております。2022年4月某日。作品の素晴らしさに唸る。坂口安吾「夜長姫と耳男」…うーん☺️✨安吾独特の疾走感と清々しさ、魅力的な登場人物が息を弾ませて空間を駆けめぐる…物語に映し出される芸術家の魂と言葉は、小説家・坂口安吾に重なり「桜の森の満開の下」に並ぶ傑作で、とても面白い物語です。朗読空間〜ひとり語り〜で数年前に上演しましたが、時間も経ち、私の作品への理解も深まって根が張り…今回は、おとがたりで上演出来ることで表現に羽根が生えたようです✨おとがたりの朗読演目として「濹東綺譚」がありますが、もうひとつ新しいレパートリーとして、力のこもった演目になりそう!私はとても嬉しいです。皆さま…お...おとがたり朗読公演坂口安吾「夜長姫と耳男」
第14回 市川荷風忌 〜ありがとうございました〜 2022年5月3日(火・祝日)
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸2022年5月3日(火・祝日)は、第14回市川荷風忌に出演させて頂きました。昨日はほんとうによく晴れた一日でした。市川市文学ミュージアム入り口の花壇に春の花が溢れていて、とてもきれいでした。。。今年の市川荷風忌は、やっと従来の五月に戻って良かったです📚✨講演は、滞米時代の荷風文学<新出書簡を手掛かりに>というテーマで岸川俊太郎先生(南山大学准教授)がお話下さいました。おとがたり朗読の演目は、永井荷風20代の頃、欧米時代を書いた「あめりか物語」から「おち葉」と「勲章」を読みました。作品それぞれのことを書いておきます。文豪荷風の小説、というより文学を志す若い青年が、欧米の地で夢や想いを筆にのせて語っている日記のように感じられて、そのとおりに声にしました。荷風のお孫さんが客席にいらっ...第14回市川荷風忌〜ありがとうございました〜2022年5月3日(火・祝日)