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3/17(日) 虹の女神の伝説、どんぐりと山猫、野ばら -Bar Reading Live- 関内・音楽酒場 SARASVATHI 弁天
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌹2024年3月のリーディング・ライブのお知らせです。横浜にある、関内・音楽酒場SARASVATHI弁天にて朗読と音楽のライブをやります。それなら『BarReadingLive』じゃないかと…先日、こげしさんとべーシストのエンリケさんのデュオライブで、こんなお話を聞きました。イギリスの酒場で、バータイムだけでは営業時間が短く厳しいのに、そこに音楽があると朝まで営業しても良いということから、バルで演奏されるロックやそのことを『BarRock』というんだそうです。それなら…サラスヴァでリーディングするのですから『BarReading』じゃないかと…笑ということで、昼なのですが(笑)…楽器を奏でながら朗読する3人で、出演いたします。春の横浜・関内、日曜日の午後のライブとなりますが...3/17(日)虹の女神の伝説、どんぐりと山猫、野ばら-BarReadingLive-関内・音楽酒場SARASVATHI弁天
宮澤賢治の童話集『注文の多い料理店』を出版、賢治により「光原社」と命名。今は鉄器・漆器・全国各地の民芸品など、全国の優れた手仕事品を扱う有名店。
子供が小さいころ「にほんごであそぼ」という番組をよく見ていた。同じ局の、「おかあさんとなんちゃら」のようにお子様ランチ的な内容ではなく、古典文学や伝統芸能もためらわず紹介する内容が面白い。この番組の特徴のひとつが、暗唱を勧奨するという点であった。脳ミソの新しいうちに丸覚えしたことは、以後の言語感覚の礎となる、という考えに違いない。楽しく番組を見るうち、じゅげむじゅげむごこうのすりきれ、などと自然に...
宮沢賢治の生前唯一の童話集「注文の多い料理店」を発刊し、社名も賢治が名づけた“光原社”。鉄器の高橋萬治や民芸の柳宗悦、染色の芹沢銈介、版画の棟方志功などの知遇を得て、全国の優れた手仕事品を揃えたお店として今に至っています。全国的に知名度が高い故か、扱う商品が手仕事品のせいか、岩手・盛岡ではもう少し取り上げられて良いのではないでしょうか。春夏秋冬、いつ伺ってもその時の“光腹社”を見せてくれ、楽しませてくれます。店内をひと回りしたら“可否館”でお好きなコーヒーでしばしの休憩をどうぞ。6月下旬の“光腹社”中庭の風景です。
毎月11日は3.11を想う日。 今月1日、映画「銀河鉄道の父」を見て来ました。地元、岩手県の偉人、宮澤賢治。私の中では3.11がきっかけで、宮澤賢治の世界観が…
岩手名物語り:「三ツ矢サイダーと天ぷら蕎麦」〜詩人の愛した蕎麦セット〜
岩手の詩人、宮沢賢治(1896〜1933) 生前の宮沢さんは大変なお蕎麦好きとして知られており、宮沢さんが「ブッシュ(薮)」と呼んで愛したのが、老舗「やぶ屋」さんです 宮沢さんが愛した天ぷら蕎麦と三ツ矢サイダーの組み合わせ 通称「宮沢賢治セット」を皆様に紹介いたします
いちょうの実・宮沢賢治童話大全より/講談社/感想・レビュー・あらすじなど
そらのてっぺんなんか冷たくて冷たくてまるでカチカチの灼きをかけた鋼です。 そして星がいっぱいです。けれども東の空はもう優しい桔梗の花びらのようにあやしい底光りをはじめました。 宮澤賢治童話大全/講談社/Super文庫 これは「いちょうの実」の冒頭部分ですが、とても美しい情景描写ですね。 人魚姫の海を矢車草の青と表現したアンデルセンにも近い感性です。 晩秋の明け方です。 これからいちょうの実が旅立っていこうとしています。 いちょうの実たち1粒1粒が、擬人化されて旅立つまでの情景がやさしく描かれています。実は千人もいるのですから、それはもう賑やかです。 「僕なんか落ちる途中で眼がまわらないだろうか…
東にのぼるお日さまに云われて、夜だかは、星をめぐりました。「どうか私をあなたの所へ連れてって下さい。やけて死んでもかまいません。」西の勇ましいオリオンの星、南の美しい大犬座、静かな北の大熊星、東の白い鷲の星。夜だかがどんなに懇願しても、誰も相手にしてくれませんでした。。。皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたり朗読公演を、2月5日(土)に代々木の松本弦楽器さんでおこないます。今回は、おとがたり初演として宮澤賢治の『よだかの星』を上演します。ブログで少しずつ、写真を添えて本文から少し抜粋して、物語をご紹介しています。今日は、=まっすぐに空へ=です。<本文より>よだかはもうすっかり力を落してしまって、はねを閉じて、地に落ちて行きました。そしてもう一尺で地面にその弱い足がつくというとき、よだかは俄にのろしのように...宮澤賢治『よだかの星』=まっすぐに空へ=
おとうとの川せみへ「さよなら」を告げて、泣きながら飛んで帰ってきた夜だかは、自分の巣の中をきちんとかたづけて、自分のからだ中のはねや毛を、きれいにそろえると、また巣から飛び出してゆきます。あけかかった短い夏の夜の空へ向かって。。。皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたり朗読公演を、2月5日(土)に代々木の松本弦楽器さんでおこないます。今回は、おとがたり初演として宮澤賢治の『よだかの星』を上演します。ブログで少しずつ、写真を添えて本文から少し抜粋して、物語をご紹介しています。今日は、=東にのぼるお日さま=です。<本文より>霧がはれて、お日さまが丁度東からのぼりました。夜だかはぐらぐらするほどまぶしいのをこらえて、矢のように、そっちへ飛んで行きました。「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい...宮澤賢治『よだかの星』=東にのぼるお日さま=
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたり朗読公演を、2月5日(土)に代々木の松本弦楽器さんでおこないます。今回は、おとがたり初演として宮澤賢治の『よだかの星』を上演します。ブログで少しずつ、写真を添えて本文から少し抜粋して、物語をご紹介しています。今日は、=市蔵いちぞう=です。よだかの空を飛ぶ姿と、鋭い鳴き声が、どこか鷹に似ているというところから、その名がついたのですが、本物の鷹はよだかの名前が気にいらなくて、名前を変えろと脅すのです。<本文より>ある夕方、とうとう、鷹がよだかのうちへやって参りました。「おい。居るかい。まだお前は名前をかえないのか。ずいぶんお前も恥知らずだな。お前とおれでは、よっぽど人格がちがうんだよ。たとえばおれは、青いそらをどこまででも飛んで行く。おまえは、曇ってうすぐらい日か、夜でな...宮澤賢治『よだかの星』=市蔵いちぞう=
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたり朗読公演を、2月5日(土)に代々木の松本弦楽器さんでおこないます。今回は、おとがたり初演として宮澤賢治の『よだかの星』を上演します。ブログで少しずつ、写真を添えて本文から少し抜粋して、ご紹介してゆきます。よだかは、実にみにくい鳥です。顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした。おしゃべりの鳥などは、いつでもよだかのまっこうから悪口をしました。「ヘン。又また出て来たね。まあ、あのざまをごらん。ほんとうに、鳥の仲間のつらよごしだよ。」「ね、まあ、あのくちのおおきいことさ。きっと、かえるの親類か何かなんだ...宮澤賢治『よだかの星』
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸写真は、先日雨の日に飲んだホットティー。グラスと受け皿が可愛いかった♪今日は午後から夜まで、個人レッスンの皆さんと朗読の時間をすごします。夕方休暇、少し休んだら自分のお稽古。。。20時から個人レッスン再開、終わるのは22時。お風呂が楽しみ♪もちろんウチ♨️笑大好きな「星の王子さま」をやって下さる方がいて嬉しいです。サン=テグジュペリ、声のきれいな方が読んでくれます。あとは…岡本綺堂「穴」宮沢賢治「北守将軍と三人兄弟の医者」他、詩の朗読など色々です。新しい生徒さんがおひとり、初めてのレッスンです。課題は私にとっても新鮮な作品なので、午後がとても楽しみです♪長浜奈津子5月8日(日)の日記🌷・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*゚・*:.。.*.:...朗読教室の一日
2月5日(土) おとがたり朗読公演 『よだかの星』宮澤賢治と『白鳥古丹 カムイコタン 』吉田一穂
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたり朗読公演を、2月5日(土)に代々木の松本弦楽器さんでおこないます。私の言葉でお話しさせて頂きます。おとがたり初演として宮澤賢治の『よだかの星』を。だれにとっても、人ごとではないドラマが、言葉が、このお話にはあります。耳を傾けて頂きたいお話です。2022年、今の危なげな日本を生きる私たちの為のお話です。皆さん、ぜひ聴きにいらして下さい。窓はよく開きますので換気抜群です。そして2020年に小樽市文学館で公演した吉田一穂の『白鳥古丹-カムイコタン-』です。情緒を嫌う、排するという一穂。その硬質でストイックで、冷たいクリスタルのような澄んだ言葉に触れると、反して溢れて満ちてくる、生身の身体と心の中(うち)。うまく言えなくてもどかしいのですが。北国育ちの私は、冷たさが体と心を覚...2月5日(土)おとがたり朗読公演『よだかの星』宮澤賢治と『白鳥古丹カムイコタン』吉田一穂
おとがたり朗読公演のリハーサルでした。『よだかの星』『吉田一穂の詩・短歌と童話』
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸今週の土曜日は、代々木にある『松本弦楽器』さんのサロンで、おとがたりの朗読公演を致します。お席の方は、ご予約数に達しましたので安心して本番を迎えられます。本当にありがとうございました。さて『よだかの星』は有名な宮澤賢治の作品です。皆さんもよくご存知ですよね。そして、もしかしたらご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、北海道の詩人『吉田一穂(いっすい)』の詩と短歌、童話集『海の人形』から『十二夜物語』をお届けします。隠れ家的なサロンで、もちろんPAを使わずに声と音楽のみで上演。この会場ならではの表現を探してゆきます。私たちはいつも細部にわたって、言葉に触れながら創ってゆきますが、この日も丁寧にとめながら、話し合ってお稽古してゆきました。もちろん本番は、お聴き下さるお客様とご一...おとがたり朗読公演のリハーサルでした。『よだかの星』『吉田一穂の詩・短歌と童話』