メインカテゴリーを選択しなおす
むしろ、心こめずに読む。 〜乾いて粋な、荷風世界と、情味 『雪解』 〜おとがたり朗読とヴァイオリン
こんにちは、長浜奈津子です🌸わたしは。読み手としてさまざまな作品を読みます。朗読をするときは、それぞれの作品や作家への個人的な思い入れや好き嫌いなどすべて削ぎ落とし、まっすぐ読むことに心を向けています。皆さんが、本棚へ手を伸ばして、一冊の本、新しい作品に出会ったときのように、作品と聞き手の皆さんが出会えるようになってほしい。でもそこには生身がある。朗読とヴァイオリンを扱うのは生身のからだです。個性や持ち味もある。そこにはやはり読書とは違った良さがあるし、落とし穴もある。息のつまった考え方はいやなので、そこにゆるやかに流れる風を含ませて、生き生きとした声と音楽で、良い作品を上演したいといつも思っています。2023年5月3日(祝・水)、第15回目「市川荷風忌」が近づいて参りました。会場は市川市文学ミュージアム...むしろ、心こめずに読む。〜乾いて粋な、荷風世界と、情味『雪解』〜おとがたり朗読とヴァイオリン
朗読公演〜 12/28(水)15時開演 『おとうと』幸田文 /おとがたり朗読とヴァイオリン 於:六本木ストライプハウススペース
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸おとがたりの朗読公演のお知らせです。12月28日(水)六本木ストライプハウススペースにて、今年最後の朗読公演です。午後15時から開演です。皆様ぜひお越し下さい、心よりお待ちしております。おとがたり朗読公演〜朗読とヴァイオリンの世界〜演目『おとうと』幸田文=明るく強情っぱりで弟思いのげん、不良でひねくれで姉思いの碧郎。寂しい家庭環境のなか、心かよわせる姉と弟の物語。=「傘なんかいらないよ。いるもんか、濡れて行くよ。」「じゃ、あたしの蛇の目どう?」「いやだあ、女の傘なんか。」<あらすじ>げんと碧郎(へきろう)は、作家の父と義母の四人家族。姉のげんはリウマチで家事のできない母の代わりを一手に引き受けて、家庭を支える。貧しい暮らし、家族同士や人とのしがらみ、思うようにいかない現実...朗読公演〜12/28(水)15時開演『おとうと』幸田文/おとがたり朗読とヴァイオリン於:六本木ストライプハウススペース