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雪が降りました… 『外科室』 『星あかり』 泉鏡花作品で「朗読空間」をはじめたこと 〜4/7(日) おとがたり朗読公演に向けて ①
こんにちは、長浜奈津子です🌸 寒いと思ったら…雪が降りました!美しい寒椿…雪が似合いますね。すー、と呼吸すると…雪の香り、山の空気の清廉さを感じて、よい。 さて、今日は「朗読空間」を始めたころや、泉鏡花作品のことなど、いろいろお話ししたいと思います。 <4月7日(日)おとがたり朗読公演『高野聖』の準備>4月の声を聞いてすぐ、六本木のストライプスペースで、おとがたり公演があります。今、私はその準備をしているところです。魔界と現実の交差する、泉鏡花の幻想小説、『高野聖』を演目に選びました。8度目の飛騨山越え…になります。 「参謀本部編纂の地図をまた繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから…」… とお馴染みのフレーズがはじまると、このあとはじまる長い山越えを覚悟に、もう身体が読む体勢になり...雪が降りました…『外科室』『星あかり』泉鏡花作品で「朗読空間」をはじめたこと〜4/7(日)おとがたり朗読公演に向けて①
こんにちは、長浜奈津子です🌸うちの玄関に入ってすぐ正面に、一枚の絵があります。私の故郷函館の何気ない風景が描かれていて、忙しい最中にふと目をやると、時間の流れがゆっくりになります。今日はこの絵のお話をします。 <なにげない、函館の風景>この北海道函館の風景は、大西翔さんという画家の方の作品で、函館空港に出店されているときに出会いました。以来、大切にしている絵です。大西翔|ARTGALLERYOFSHOONISHI»GALLERY【旅の風景】 この写真は、それこそ玄関で写したので、ガラスの反射や、少々くすんでいる感じですが、実際はもっと綺麗で…しかし函館の冬景色をよく描いています。夜景や観光地ではないですし、一見、地味な感じですが、私にとってはリアル函館、ここに立っていたことが何度もある場所です。かもめも、...一枚の絵、函館の雪景色。
こんにちは、長浜奈津子です🌸 朝から晴々とした空。朝、山の鳥が鳴いていました。今日から2月となりましたね…! 私は毎年、市川荷風忌にて「永井荷風の作品」を朗読させて頂いていますが、今日は私と永井荷風作品についてお話ししようと思います。 <「市川荷風忌2024」演目がきまって…>昨年度は「雪解」という小説でした。今年の市川荷風忌は5月3日(金・祝)に予定されています。3月頃に情報解禁となりますが、先日、演目が決定いたしました。年明けはいつも「何を読もうかな…」と、まるで雪解に膨らんでくる福寿草のように、心がわくわく擽ったい。そして演目が決まると嬉しいものです。今度の作品は初演になるのでますます嬉しい!市川荷風忌、おとがたりによる永井荷風小説の朗読、どうぞ皆さんお楽しみに。 ふと思いついて、これまでの歩みを振...荷風を語る〜「濹東綺譚」より、10年の歩み
お疲れ様でした!本日〜2回目レッスン終了♪ 俳優座朗読教室📚 〜語る魅力・伝える喜び〜
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸今日は朝から六本木へちょっと早めにつきました。息が白〜い… 俳優座は港区の六本木にあります交差点の辺りに俳優座劇場があって、そのビルの5階にスタジオがあり、現在2月公演の稽古中。そして6階に、本日朗読教室をした、応接室があります。 <一組と二組>まずは午前10時から、第一組の生徒さんからです。関東・神奈川で地震があり、地下鉄の遅延もあったようですが、無事に人数が揃ってレッスンが始まりました。劇団俳優座の応接室。今日は2回目、お一人今日からの方がいらっしゃいましたが、すぐに馴染んで、明るく和気藹々とレッスンが進みました。お喋りに花が咲いたり、ぐっと集中力が高まって、繰り返し稽古したり、内容に思わず涙したり… グループの良さを生かして、群読もしました。 そして11時40分...お疲れ様でした!本日〜2回目レッスン終了♪俳優座朗読教室📚〜語る魅力・伝える喜び〜
みなさんこんにちは、長浜奈津子です🌱春よこい🌸気温がひくいけど、朝の空気は気持ちいいです…でも笑…やっぱりお庭に花が咲く春が楽しみです。いまは根っこにちからをためて日々過ごしている草花たち。実は冬も、ガーデニングの醍醐味がある季節です。やがてくる春を待ちながら、お手入れをしてゆくからです。花たちは、きちんとこたえてくれます。私も少しずつ、春から夏へ朗読公演の準備をすすめています。お花のように、ひとつひとつ綺麗に咲きますように。5/3市川荷風忌と、4/7おとがたり朗読公演、3/17横浜関内で音楽朗読会。三つの朗読会がやってきます。その準備も楽しいのですよ🌸✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼「5月3日(金・祝)、市川荷風忌」🎻今年も5月3日(金・祝)、市川...春よこい🌸朗読会がやってくる
2024年 7月、 北へ 『桜の森の満開の下』 坂口安吾 / おとがたり朗読とヴァイオリン
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌿2024年、もう11日です。前を向こう__と、この1年をイメージしながら、朝から花木に水やりをしています。昨年12月24日(日)14時、六本木ストライプスペースにて、おとがたり朗読ライブでした。年末のお忙しい中、またクリスマスイブの日にお越し下さいました皆さま、ありがとうございました!ここ近年おとがたりでは、夏と冬、5月、おとがたりの公演をおこなっています。去年は永井荷風『雪解』を5月と7月、12月にはこの作品でした。<『桜の森の満開の下』坂口安吾>この作品の魅力に触発されて、ひとり語りで何度も朗読してきましたが、おとがたりで上演することが叶いました。おとがたりでは2017年に初演でしたが、今回8年ぶりの再演でした。今回の公演の印象を言葉にすると…安吾の言葉と洗練された音...2024年7月、北へ『桜の森の満開の下』坂口安吾/おとがたり朗読とヴァイオリン
『桜の森の満開の下』 坂口安吾 六本木ストライプスペース / おとがたり朗読とヴァイオリン
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸いよいよ本年もあと二ヶ月となりました。。。2023年を振り返るにはまだはやいですが、今年もいろいろありました。…皆さんはどんな一年でしたか?(まだ早い💦)さてさて…真っ直ぐ前を向くことにしましょう!今年最後に朗読会を企画しています。今年12月24日(日)14時、六本木ストライプスペースにて、おとがたり朗読ライブがございます。桜の森は、恐ろしい。満開の桜の木の下を通ったものは皆、気が狂うという。___山賊の男と、怪しく美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。題字:「書」真狩怜琴<坂口安吾とおとがたり>12月24日(日)六本木ストライプスペースにて、演目は坂口安吾の『桜の森の満開の下』です。この作品は私もひとり語りで何度も朗読してきた作品で、2017年におとがたりでは下北沢レディ...『桜の森の満開の下』坂口安吾六本木ストライプスペース/おとがたり朗読とヴァイオリン
10/15(日) 午前10時 市川 I-linkホール~長浜奈津子ひとり語り 永井荷風『葛飾土産』~真間川を声で逍遥す~
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸芸術の秋。大変光栄なことに、私は10月15日、日曜日午前10時から、市川市市川駅南口図書室さまの企画で、荷風ひとり語りをさせて頂くことになりました。_市川の南図書館さまの企画で、地元市川の皆さまに真間の風景をゆっくり楽しんで頂きたいといふ、お客さまには入場無料の朗読会です。とてもいいな、と思います。地元図書館、公民館などの活動は、文化芸術をどなたにでも楽しんで頂けるように企画されるものです。私は毎年、ヴァイオリニスト喜多直毅さんとの朗読ユニット「おとがたり」で、市川市文学ミュージアムにて行われます『市川荷風忌』にて、朗読出演させて頂いております。今年は荷風の『雪解』を上演致しました。今回は私のひとり語りでの出演となります。<市川、といえば真間川>この公演の名は「長浜奈津子...10/15(日)午前10時市川I-linkホール~長浜奈津子ひとり語り永井荷風『葛飾土産』~真間川を声で逍遥す~
お照はそれにしても不人情なこの親爺にどういうわけで酒を飲ませてくれたのであろう。 『雪解』 永井荷風 Thaw by Kafu Nagai おとがたり朗読公演
こんにちは、長浜奈津子です🌸2023年8月6日(日)永井荷風小説『雪解』おとがたり朗読公演の演目は、永井荷風の小説『雪解』です。市川・荷風忌で初演で読ませて頂いた作品です。こんなお話が…あったのかと。兼太郎を嫌いにはなれない。荷風先生が世の中を、時代を、人間をご覧になった、この作品は世界中に響きます。世界中の雄弁でない方には特に。粋で、哀しくて、人情に溢れていて、素朴で、家族…血、愛で。なんど声にしても心が熱く、泣けてきます。よむ、とき。そばにいてくださるのは、喜多直毅さんです。このかた、どれだけ静かに涙を流してきた人なのでしょう。とんでもなく、本当の涙を知っているかた。以上です。目に鮮やかに浮かぶ、大正期の人々の暮らし、街々の風景。再会した初老の父と娘の物語を、情緒豊かに描いた荷風短編小説。お照はそれに...お照はそれにしても不人情なこの親爺にどういうわけで酒を飲ませてくれたのであろう。『雪解』永井荷風ThawbyKafuNagaiおとがたり朗読公演
第15回 市川荷風忌 『雪解』 ~おとがたり朗読とヴァイオリン
こんにちは、長浜奈津子です🌸先月、市川市文学ミュージアムでおこなわれました、第15回市川荷風忌。今年は『雪解』を朗読させて頂きました。少し時間が経ってしまいましたが、少し前に市川市文学ミュージアムから、当日のDVDを頂戴しました。もう6月だというのに、後記がまだでしたので、書きます。<市川市文学ミュージアムの皆さん、Mさんのこと>ここの職員さんたちは、本当にお仕事が細やかで、いつも優しく対応してくださり、リハーサルでもこちらに寄り添って下さって、公演を創ってゆくのが、毎年とても楽しいのです。作品選びにしても、舞台の照明・音響にしても、積極的で、足並みを揃えてくださるからです。そして、私を舞台へ導いて下さった、Mさんが今年の春で退職されたということで、なんとも言えず感慨深い、寂しくもあり、これからもしっかり...第15回市川荷風忌『雪解』~おとがたり朗読とヴァイオリン
雨の本八幡…☂️ 第15回 荷風忌リハーサルにいってきました。
こんにちは、長浜奈津子です🌸本番は晴れますように…雨の本八幡。私が初めてこちらを訪ねた日も、雨の日でした。あの頃…そうです。初めて『濹東綺譚』に出会った頃、2014年の冬の日。大江の傘に飛び込むお雪の如く、文学ミュージアムのMさんのもとに駆け込んだ日。差し伸べられた傘の中、あれから9年になりました。<第8回「市川荷風忌」から8年の月日>最初は、六本木ストライプハウスでの『朗読空間』で初めての荷風語りは14年。その後、2016年第8回市川荷風忌から毎年出演させて頂き、今年は第15回をむかえました。市川・本八幡荷風語り〜永井荷風の世界〜女優・朗読家長浜奈津子と“おとがたり”朗読とヴァイオリン俳優座女優・朗読家長浜奈津子と“おとがたり”朗読とヴァイオリンの出演する『市川荷風忌』での永井荷風作品、朗読公演の歩み。...雨の本八幡…☂️第15回荷風忌リハーサルにいってきました。
むしろ、心こめずに読む。 〜乾いて粋な、荷風世界と、情味 『雪解』 〜おとがたり朗読とヴァイオリン
こんにちは、長浜奈津子です🌸わたしは。読み手としてさまざまな作品を読みます。朗読をするときは、それぞれの作品や作家への個人的な思い入れや好き嫌いなどすべて削ぎ落とし、まっすぐ読むことに心を向けています。皆さんが、本棚へ手を伸ばして、一冊の本、新しい作品に出会ったときのように、作品と聞き手の皆さんが出会えるようになってほしい。でもそこには生身がある。朗読とヴァイオリンを扱うのは生身のからだです。個性や持ち味もある。そこにはやはり読書とは違った良さがあるし、落とし穴もある。息のつまった考え方はいやなので、そこにゆるやかに流れる風を含ませて、生き生きとした声と音楽で、良い作品を上演したいといつも思っています。2023年5月3日(祝・水)、第15回目「市川荷風忌」が近づいて参りました。会場は市川市文学ミュージアム...むしろ、心こめずに読む。〜乾いて粋な、荷風世界と、情味『雪解』〜おとがたり朗読とヴァイオリン