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*小説『ザ・民間療法』全目次を見る私は気が弱いほうではないと思う。しかしどちらかというと、エエかっこしいの部類ではある。この性格のせいで、これまで何度、後悔するはめになったことだろう。大腸がんの下田さんのときだって、初めにはっきりと断っていれば、何か月も
「給仕係に扮装した監視ではいけませんか?」O署の刑事、種田の申し出はこれで三回目である。彼の上司、熊田はため息と音声を混合させて回答を躊躇わずに言い放つ。 「何も起こらない前提の監視。とって付けたような我々の任務は、数パーセントの可能性にしか、ねぎらいの言葉をかけてもらえない類のもの。さほど重要性を問わない。しいて言えば警察では人員を派遣しにくいが、申し出相手の手前、無碍には断りにくく、しかも表向きの格好は一般市民に溶け込まなくてはならない、そのため警察には見えない私たちが選ばれた」 二人が所属するO署は北海道S市の隣町に位置し、まだ雪と氷、特に雪解けが徐々に進行するここ数週間の氷の躍進に歩道…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…76
「裕太…前に聞いてきたよな? 足を踏み入れてはいけない場所って」 ひょいひょいと、信じられないくらい、軽やかに岩を飛び越えるようにして歩くと、じいちゃんは裕太…
アキはちっとも、こりてはいないようだ。「ねぇ、カガリちゃん!ちょっと見てよ」すぐにアキは、カガリに話しかける。「なぁに?」よく見ると…アキの頭の近くに、何か…
今日は暑い?暑くない?キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…50
こんばんは!暇人です。昨晩もかなり寒くなりまして、ようやく肌掛け布団をしまいました。(もう、暑くならないよね?)( *´艸`)扇風機も、最後の1個をしまおうか…
『幸せな家族 そしてその頃はやった唄』【読書感想】~児童書?これがか!~
本日はこちら一部ミスヲタ界隈で「SUGEE」ってなり復刊。脚光を浴びたミステリ。 『幸せな家族 そしてその頃はやった唄』読みました 幸せな家族 そしてその…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…75
だがすぐにじいちゃんは思い直すと、「仕方がないなぁ」わざと大きく、ため息をつく。「おまえにだけ、特別だぞ」しっ!と人差し指を、口に当てる仕草をすると、おもむ…
徳川家康(20)江戸・大坂の巻!徳川・豊臣和合にかけた家康の思い…そのとき大坂城では?
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、徳川家康(20)江戸・大坂の巻!徳川・豊臣和合にかけた家康の思い…そのとき大坂城では?です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌など
「いや、それは…おすすめしないなぁ」 ルークは目をそむけたまま、スタスタと歩きだす。「えっ?なんで?どうして?」救急用の薬代わりに…と思ったのだが。「あれは、…
10月の読書メーター読んだ本の数:16読んだページ数:5210ナイス数:1214(ありがとうございます)1(ONE) (創元クライム・クラブ)の感想冒頭20ペ…
思い出のご飯~とりつかれちゃった?魔法の扉 第3章 信じる者は救われる?…10
こんばんは!暇人です。今日はとてもいい天気でした。昨晩は、グン!と冷えたのに、昼間は暑いこの寒暖差に、やられるのよね。今年はどうも、この傾向にあるらしく。体調…
『ドラゴンランス戦記 2 城砦の赤竜』【ブックレビュー第2回】
概要 『ドラゴンランス戦記 2 城砦の赤竜』はテーブルトークRPG『アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ』の設定をベースに北米で書かれたファンタジーノベルの第2弾です。作者はマーガレット・ワイスとトレイシー・ヒックマン。 本作は人間やエル
ラファ氏の小説が完成しました。文学賞の受賞を期して、ラファ氏はその小説を出版社に送ったとのこと。受賞作の発表は半年後になります。この小説は、かつての幸福の科学…
Dream14.東の魔術師 夜が明けてすぐ私達は広場を後にし、再び街道を東の魔術師の元に向けて進んだ。 今日はうっすら雲が広がって、あまりすっきりとは言えない空模様。 私の瞼まぶたもあまりすっきりしない。 馬上ではクライスに支えられ
【小説紹介・感想】乙女ゲームのヒロインに転生したTS少女(闇)は、何一つ気づかずに剣を片手にマイペースに生きる【TS転生・最強・乙女ゲーム】
さえぐささんのWeb小説「乙女ゲームのヒロインに転生したTS少女(闇)は、何一つ気づかずに剣を片手にマイペースに生きる」の感想紹介を記事にしました。戦乱に巻き込まれた異世界ファンタジーのTS転生令嬢が地球の剣客と出会ってヤベー剣士として覚醒してしまうお話。(・ω・)ノ
断固反対。誰が書いてる、歌っている。私が発した言葉に力を持たせるには、私の意識が通ってなければ、届きはしない。 天命を待つ。 それじゃあ、締め切りに間に合わない。 ……自分が特別な思想を持っていると、勘違いしてないか? 受け入れられたのは確かに人の共感を得られたからだけど、でも特殊な、これまではないタイプの曲であると感じ取ったはずだ。 もともとあなたはどこからきたの?全体の一部だったのよ。現在はかなり偏った異質な立場。私の曲が新しさを彼らが見出すのではなくって、彼らのなかに私を見つけ出すの。難しかったかしら。 つまり、考えすぎていたんだ。ふうん。シンプルな形に舞い戻った、そういうことか。 おそ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…74
「海は海でも…裕太の思う海ではない」 まぁ、落ち着け、と裕太の目を見る。「どういうこと? 海って、同じなんじゃないの?」(何なんだよぉ)何だかじいちゃんに、ご…
https://www.instagram.com/_moon6pence_official/ 烏丸御池駅から歩いて行ける距離に「月と六ペンス」というカフェがある。お喋りがNGで、静かに過ごす(例えば本を読んだり)というのがコンセプトだ。 置いてある小説はすべて表紙が剥がされ、くすんだベージュ色で統一されていた。表紙をはがすという行為については意見が分かれそうだけれど、その場に統一感が生まれていて私は好印象だった。 勇気を出して行ってみたときの写真が下の二枚。調べてみたらいつの間にか会員制になっていた。カフェの運営なんて大変だろうに、それでやっていけるのだから凄いと思う。 DMで問い合わせれば…
feat. Cutting Crew 「でも、こんな口うるさい女、嫌われて当然よ!? レイチェルは私とは正反対ね、必死にアシュリーを庇って……きっと何もかも包み込む、聖母のよう人なんだわ。私はダメ、突き放してばかりでバチが当たっちゃった」 ケイトはゆっくりと視線を僕に移し、話を続けた。 「私、ジェムを好きな気持ちは嘘じゃないの。一目見て素敵だと思ったし、あなたと過ごす甘い時間は、女性として至福のひとときだった。だから、アシュリーがレイチェルを選んだように、私も次へ進もうって、そう決心したんだけど……」 涙と雨で顔をグズグズにしてもケイトは凛とした表情を崩さなかった。 「でも、もうこれ以上、気づ…
『ドラゴンランス戦記 1 廃都の黒竜』【ブックレビュー第1回】
概要 『ドラゴンランス戦記 1 廃都の黒竜』はテーブルトークRPG『アドバンスト ダンジョンズ&ドラゴンズ』の設定をベースに北米で書かれたファンタジーノベルです。作者はマーガレット・ワイスとトレイシー・ヒックマン。 本作は人間やエルフ、ドワ
加藤清正(上)のご紹介です。 豊臣秀吉に仕えた忠臣であり、朝鮮出兵の際は虎を退治したとか、熊本城を作ったとか色々伝説のある人物です。 本作はそんな加藤清正を主人公にした小説です。 加藤清正(
「あれって、コウモリ?」 カガリが思わずつぶやくと、「いいえ、あれは人よ」アキがキッパリと、言い切る。「人?」大きさは、先ほど現れた翼のある者と同じくらいの大…
こんばんは!暇人です。昨日の天気がウソのように、今日は気持ちのよい青空!久しぶりの空が広がりました。久しぶりにちょこっとだけ歩いて…って、いっつも歩いているか…
【小説紹介・感想】ただの村人が戦場に放り込まれるお話【戦記・フィジカル無双】
おろんさんのWeb小説「ただの村人が戦場に放り込まれるお話」の感想紹介を記事にしました。異世界ファンタジーの村人現地人主人公の純朴な少年が、村一番の力持ちだった事から魔法吹き荒れる戦場に徴発されちゃうお話。なお、村一番は外に出ても最強であるものとする。(・ω・)ノ
校門で会ったアイツと下駄箱に向かい、上履きに履き替えて、教室に向かった。「調子どうなん?」「おぉ、ええよ。」「緒川、コケんなよw」「オマエもなw」階段を登りながら、茶化し合っていた。教室に向かう廊下で声を掛けられた。「おはよう!」ポニーテールの女子だった。
この記事を読んで頂きありがとうございますはじめての方はこちらをご覧下さい。 『自己紹介をさせて下さい。』この記事を見て頂きありがとうございます。皆さまに読んで…
ざっくり2、3万文字でまとめるのが短編、6から8万文字なら中編、10万文字以上で長編一冊分が12万字前後です ステータスオープンとか、厨二の作文には言ってもムダです
抜けるような青空とは程遠い三月のある朝、創作活動に行き詰まった。ちらついていた雪は早朝にはすっかり形を消して、空がほどほどに青い。微粒子が反射したための青だ。もっと大きな粒が浮かんでいたら、白く見える。だから雲は白だったのか、首をひねっても答えは生まれない。その先を知らないと私がこっそり手を挙げてすまなそうにはにかんでいるのだから。 歌詞が書けなくなった。 奇をてらった言葉ばかりが浮かんでは消えてく。まるで、シャボン玉みたいに。虹の色がついてはいるけれど、儚げとは対照的で突発的な脆さを露呈し、はじける。現代の隙間に寄り添う歌には一瞬にのみ、形状の維持が許される。たったの一瞬。 同時に進行する曲…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…73
「ねぇ、じいちゃん。 ジュンペイがはまり込んだって、どういう意味?」 それは、さっきから気になっていたことだ。「へっ?そんなこと、言ったか?」じいちゃんは思い…
「え~っ、鏡で?」 本当に、そんなことが出来るのか?だが、このまま何もしなかったら、おそらくみんなが共倒れになってしまうだろう。「アキちゃん、試してみて」なる…
大雨と落ち込む娘と…キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…49
こんばんは!暇人です。昨晩から激しく雨が打ち付けまして…今朝もかなりの大雨一時洪水警報が出て、かなり騒然となりました。現在はかなり川の水量が増えましてまだ油断…
【小説紹介・感想】TSオレっ娘魔法少女は堕ちたくない【R15・悪の女幹部・悪落ち】
きし川さんのWeb小説「TSオレっ娘魔法少女は堕ちたくない」の感想紹介を記事にしました。悪の組織のTS悪堕ち魔法少女モノ。悪の組織にTS魔法少女悪の女幹部に改造された元ヒーロー(♂)が、無理やり正義の魔法少女と戦ったり悪の組織に調教されたりするお話。(・ω・)ノ
ピ――― 「そこを動くな! お前達は包囲されてる」「衛兵!!?」甲高い笛の音に合わせ、衛兵が観客を取り囲む。衛兵に取り押さえられる者と逃げ出そうとする者で会場がごった返し騒然となった キャーキャー ワーワーワー 「助かった……つーか話がでかくなったな……」 衛兵かよ「ジンホウさ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…72
「じいちゃん…その人のことを知っているの?」 まさか、じいちゃんの知り合いか?一瞬、じいちゃんのことを疑う。「いや、知らないよ」あっさりと、じいちゃんは否定す…
「私が行くわ」 意を決して、アキがルークに向かって、そう宣言する。「そうか」ルークはさして、余計なことを言わず受け入れる。だがカガリは、アキの方を向くと「ダメ…
お姫様、お風呂騒動前編~とりつかれちゃった?魔法の扉 第3章 信じる者は救われる?…9
こんばんは!暇人です。今日は朝から雨模様の1日です…というか午後から土砂降りの雨です。台風21号の影響か?かなり激しく降っておりまして、明日の夕方まで降る予報…
「カルディナはドールとしての行動を見誤みあやまった。速やかに血の契約を破棄し、処分決定までの間、地下牢獄に幽閉ゆうへいとする」「そんな……嫌です! ロイズ様……ロイズ様!」「私の客人がそれほどまでに気に入らなかったのか? しかし、一介いっか
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第3章 立ちはだかる壁…71
「そもそもキミたちは、何でここに来たんだ?」 こんな所に来る用事なんて、ないだろ?じいちゃんは、鋭いまなざしを投げかける。「えっ?それは…」裕太はためらいがち…
「大丈夫よ、カガリちゃん」 アキがギュゥッと、カガリの手を握る。「ルークもいるし、鏡もあるし…ね」帽子屋さんは、あんまり当てにはならないかもねぇ~そうつぶやく…
こんばんは!暇人です。今朝は、かなり冷えました。さすがに、長袖を着て寝ていました。今日は、晴れると聞いていたけれど、ほぼ1日曇りそのせいか、ひんやりとした空気…
こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/ 2024年11月4日(月祝)10時〜15時秋田市文化創造館(旧秋田県立美術館) 秋田市千秋明徳町3-16 にて 第9回
小説「エトワール1993」~衝撃 宮崎美香バレエスタジオ応接室で~
小説「エトワール1993」小説「エトワール1993」更新しました。小説「エトワール1978」とリンクします。「エトワール1993」(第350話)衝撃 宮崎美…
小説「エトワール1993」~再び大阪へ 宮崎美香バレエスタジオ~
小説「エトワール1993」小説「エトワール1993」更新しました。小説「エトワール1978」とリンクします。「エトワール1993」(第349話)再び大阪へ …