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冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第24章 竜への道…95
「ねぇ~リュウの言っていることって、ホント?」 思わず裕太は、タツさんに向かって話しかける。もちろん、返事がくるとは、期待していない。タツさんは、とても無口な…
姉妹ママには考えられない?!男の子兄弟の育児あるある【12選】
こんにちは、男の子小学生2人、幼稚園児、2歳児を育てているおれんじです。男の子って不思議な生き物ですよね。男の子のあるあるって、ほんともういっぱいありすぎて色々とすでに紹介されているブログもあると思います。我が家にはその毎日あるあるをくれる
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第23章 境界線を越えろ…43
「ねぇ、大丈夫?」 ポンとリュウが、裕太の背中をこづく。「うん?大丈夫だよ」リュウはきっと、まだ幼いから、ただのいたずら書きとしか、思わないのだろう…だけども…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…34
「いっそのこと、そのままにしておいたら?」 リュウがここぞとばかりに、言うけれど…そんなことは、とうてい出来そうにない。「何を言っているんだよ、ボクの…相棒な…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…17
この場所が、何のためにあるのだろう?裕太はとても、奇妙に思う。さすがに、リュウの正体が、この銅像だった、というわけではないだろうが。「とってもよく、似ている…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…16
「これって、似てない?」「あっ、裕太もそう思う?」 しげしげと見ているうちに、誰かに生き写しなほどにソックリなことに気が付いた。背の高さも、体格も、髪型も、も…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…45
「そりゃあ、そうだよ。 ボクだって、地下のことまでは、わかんないよぉ」 ジュンペイは、自分が褒められた…と思ったのか、少し照れたように、ヘラリと笑う。(いや、…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…43
「えっ?」 竜神の子? 何を言っているんだ?裕太はジュンペイを、見返すけれど…彼はとても、大真面目な顔をしている。「まさか!」冗談だろ?「それじゃあ…リュウが…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…42
それって、可能なのだろうか?「え~っ、まさか、本当に洞窟に住んでいるってこと?」ジュンペイは、裕太に向かって「うん」とうなづくと「だって、昔から…ここに、ヨ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…40
ジュンペイことを、すごいなぁ~と思うのは、こんな時でもまったく平然としていることだ。どうしてなのだろう?リュウのことも…まるで最初からいなかったかのように、…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…39
「なんだよ、ボクは…裕太のオマケかよぉ」 ジュンペイは不満そうに、ジトリと裕太を見る。「バカだなぁ~そんなの本気にするなよぉ。 からかっているのに、決まってい…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…38
「選ばれた?」 どういうこと?やはり裕太は、その言葉が引っ掛かる。 ボクたちが、なんで?「どうして、そんなことがわかるの?」あり得ないだろう、と思う。大体ボク…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…37
「ここがね、ボクの家なんだ」 にっこりとリュウは笑う。「え~っ、そうなんだぁ」何か言おうと思っても、なぜだか何も思い浮かばない。だけど、リュウを見ていると、そ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…36
裕太が呆然としている脇を、ジュンペイはすり抜けて行く。「やぁ、本当だ!こんな所が、あったんだなぁ」嬉しそうに、水音の聞こえる方へと走って行く。(ここって…な…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…26
(ずるいよぉ~) 裕太も決して、足が遅い方ではないはずなのだが…この2人の足の速さときたら、尋常ではない。彼らを見失わないようにと、精一杯追いかけていると、な…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…25
「えっ、なに?」「貸して!」「もしかして、投げるの?」「うん」当たり前の顏をして、リュウが「ほら、いなくなっちゃう」と手を差し出す。ホントにするのか?裕太は半…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…24
もうもうと白い煙が、洞窟内に充満する。ブーン羽音をたてて、ドローンはグラグラと機体を不安定に揺らして、反対方向へ向かって行く。「あっ、逃げる!」いち早く、ジ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…20
「お父さん、お母さん?」 それって、なに…?小声でつぶやくので…もしかして、自分はまずいことを口走ったのか、と裕太はリュウを見て焦る。ごめん…と言いかけた時に…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…19
「ねぇ~どこまで行くの?」 聞いても、わからないだろうけれど、一応リュウに聞いてみる。するとピョンピョンと跳ねるように、歩いていたリュウが、裕太を見る。「それ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…18
「へぇ~そうなんだぁ」 リュウは知らないふりをしているのだろうか?裕太は、そう疑うけれど…だが、どう見ても、ウソを言っているようには見えない。「じゃあ、怪しい…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…17
どうもリュウといると、なのか違和感を感じる。その違和感の正体が、何か…というのは、よくわからないけれど。カンというものなんか?直感とでもいうべきものなのか?…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…16
ジュンペイの姿は、もう見えない。裕太はいつの間にか…1人取り残されてしまっていた。こんな暗やみの中で、どうすればいいのだろう?裕太がためらっていると…「何を…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…13
ちょこちょこと、おかしい…と思うことは、確かにあった。けれど、そう簡単には、答えが出ない…とわかっているので、あえて気にしないことにした。 本来ならば、とお…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…12
だがリュウは、それには答えず、無言でスタスタと歩いている。まるで、どこにつながっているのか、完全にわかっているような足取りだ。(なんだ?すごいなぁ)自分たち…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…11
「そうだ、やっぱりオジサン…いなくなったんだよな?」 思わず裕太は、ジュンペイを揺さぶるようにして、聞き返した。「えっ?なに?ちょっとぉ~やめてくれよ!」あま…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…10
「わかったよ」 裕太としては、今ひとつ納得出来てはいないのだが…確かにここにいても、ラチがあかないので、仕方なく重い腰を上げる。考えられることは、このクスノキ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…8
「えっ、ジュンペイ?」 さっきまで、その気配がなかったのに…突然近くに感じる。「えっ、どうして?」裕太が振り返ると…やはりジュンペイが、背後に立っていた。へへ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…7
どうしてこの子は…こんなに落ち着いていられるのだろう?怖くはないのだろうか?(やっぱり…この子は、普通の子供ではないのだろうか?)裕太はじぃっと、リュウを見…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…6
「大丈夫だよ、心配しなくても」 無邪気な声で、リュウは励ますけれども。具体的に、どうしたらいいのかとか、そんなことは一切、口にはしない。「ねぇ」もしかして、何…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…5
「ボク…ユーレイでも、宇宙人でもないよぉ」 楽しそうに笑うので、「な、夢じゃないよね1」裕太はもう1度、リュウに触れた。あったかい…確かに、人のぬくもりだ…裕…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…4
「えっ?」 思わず裕太は、声を上げる。(マジか?)だけど…見間違いではない。あの姿は…「リュウ?」 どうして?裕太は、目をゴシゴシとこする。「あんまりこすると…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…30
「えっ?」「何かって、なに?」 裕太とジュンペイは、まるで示し合わせたように、キョトンとする。「だから、どこに行け、とか、次にここへ行こう、とか、そんなことだ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…29
「うーん、あと少しかなぁ」 オジサンがそう言うので、裕太が手で触れてみると…まだシャツは、生乾きの状態で、このまま置いてもまだ時間がかかりそうだ。「あっ、いい…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…28
「いいなぁ~ボクも会いたいなぁ」 ボヤくように、オジサンは言う。「なに、言ってるんだよぉ」ジュンペイが笑う。(だが本当に、リュウのこととは、限らないぞぉ)何し…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…27
「なんだよ、さっきから」 自分1人、のけ者にされた気がして、ジュンペイは少しふてくされている。だけど裕太は、何となくわかった気がして、あれやこれやと思いつくま…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…26
「君たちには、信じられないだろうけど… キミたちが生まれる、ずっとずっと前のことなんだよ」 オジサンは、遠い目をして、ふんわりと微笑む。「えっ?そんなこと…あ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…25
おもむろに、店の前に積んである、ビールケースをひっくり返して、オジサンは「よっこらしょ」と腰をストンと下ろす。「あれは…たまたま、会ったんだ」懐かしそうな顔…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…24
馬鹿を言うなよぉ~ ジュンペイは、心の底からそう思う。「あれが、神様なら…ボクなんて、とおに大金持ちになっているよぉ」ゲラゲラと笑いながら言う。だがオジサン…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…22
「ところで、男の子を見た、と言ってたよなぁ」 いきなりオジサンが、口を開く。(えっ、なに?)何かあるのか、と裕太はすこしピリッとした顔になる。けれど…ジュンペ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…10
何だかシャクではあったけれど…オジサンの前で、ケンカをするわけにはいかないので、裕太はグッと言葉を飲み込むと、オジサンにうながされるまま、風呂場に向かった。…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…6
聞きたいことは、山ほどある。あの男の子のことも…本当にジュンペイは、見ていないのか、ということ。そしてあの少年は、どこに消えてしまったのか、ということを…「…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…17
ジュンペイはイラっとして、「だぁかぁらぁ~!さっき、言ってただろ? みんなといるってぇ」自分で言っといて、忘れたのか、とリュウに食い気味に詰め寄る。「あっ?…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…16
「へぇ~」 リュウの答えに…さて、何と聞こう、と裕太は一生懸命、言葉を探す。「ほら…お母さんは、どこにいるの?」幾らリュウでも、やっぱり親はいるだろう…と考え…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…13
「オジサンは…滅多に来ないんだ。 忙しいんだって」 リュウは、寂しそうにそう言う。本当なのか、と思いながらも、「そうなんだぁ」裕太はせめて慰めよう…と、リュウ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…11
「ラジコン?」 それは、なんだ?リュウはキョトンとした。知らないの、と裕太は驚く。「ほら、おもちゃの飛行機だよ! リモコンで動くやつ!」ドローンじゃなくてね、…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…10
「なぁ~ボクたちのこと、誰か話したか?」 ジュンペイは難しい顔をして、リュウに聞いてみる。リュウは洞窟の壁に寄り掛かると、「誰かって、オジサンだよ」 わかんな…