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私は地方に住んでいるので、国内の主要空港に行くまでにも時間とお金がかかります。色んな可能性が考えられる分、けっこう悩みます。スペイン巡礼の行き帰りをどうするかが今一番の悩みなので、ざっくりと書いてみました。
テレビのドキュメンタリー番組を観て興味を持たれた方も多いのではないですか?このページでは、スペイン版お遍路さんであるスペイン巡礼について解説します。
【カミーノまとめ】ポルトガルの道 海岸ルート 14日間の日程&費用公開
【14日間のカミーノ費用】 結論、14日間で45,000円もかからなかった。 ヨーロッパ旅行で、宿・食費込で1日3,000円ちょっとって考えられない… いったい毎日何を食べていたのか… ざっくり内訳は下記の通り。 ▶︎宿泊費 21,989円 (13泊分) ▶︎食費 17,367円 ▶︎荷物送料(ポルト→サンティアゴ 重量約7kg)3,181円 ▶︎そのた(ほたて貝、巡礼手帳、マメ靴擦れ防止クリームなど)2,166円 ※サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂到着までの費用。到着後の食費や宿泊費は含まずなので実質13日間 ※初日除き、毎日ビールかワインかは飲んでいた酒代は、もちろん食費に含む。 ※…
【14日目 2023.6.19】 今日は最終日なので気合いを入れて7:20発。 あじさいがもこもこ満開の時期に歩けて良かった。 初日と比べ、歩くのに慣れてきたのか、だいぶペースも早くなった。 モホン(道標)がついに10kmをきる。 街の中に入り、 そしてついに!サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂!!!大迫力!!! ポルトから約280km、2週間かけて毎日毎日コツコツと歩き続け、ついにゴール。人間毎日ちょっとずつでも前へ進み続けたらどこへだって行けるんだな〜とか、感動しすぎて逆に安っぽいことを考えてしまう程だった。 証明書を発行してもらうため、巡礼事務所へ。 証明書をもらうために歩いたわけで…
【12日目 2023.6.17】 朝7:40 今日は早めの出発だと自慢げに外に出たが、もう誰もいない。最後の一人だった。巡礼者の朝は早い。 ブドウ畑の間をてくてく。朝は涼しくて気持ちがいい。 大きめの街まで1時間ほど、おじい2人組の巡礼者としか会わず、道を間違えたか若干心配になる程だった。 Caldas de Reisの街に着き、パン屋さんでパンを買い、クレデンシャル(巡礼手帳)にスタンプを押してもらう。投げキスおばちゃん2人組とまたまた再会。 徐々に青空も出てきた。 昼過ぎ今日のアルベルゲに到着。1番乗り。満室だったらどうしようと思っていたが、ガラガラ。公営アルベルゲ組は今日みんなどこに泊ま…
【カミーノ⑥】ランチのセットメニューのドリンクはボトルワイン
【10日目 2023.6.15】 今日もまた8時チェックアウトなので強制的に8時出発。 なのに最後から2番目だ。あともう一人は爆睡中だった。巡礼者の朝は早い。 前半は街歩き、後半は山歩き。 今日から一気に人が増えた。巡礼者たちの格好も様々で、上裸(男)、サンダル、ロングスカートなどなど、別に高い装備を揃えなくても自分が歩きやすいと思う格好ならなんだっていいのだ。 山道にまでお土産屋さんがあったり、キッチンカーがきていたりもする。 100km歩けば巡礼証明書を発行してもらえるので、サンティアゴまで残り100kmの地点からスタートする人も多いのだろう。 ガリシア地方でよく見かける庭にある小さい教会…
【8日目 2023.6.13】 今日はVigoまで26km歩く予定なので、早く出発するぞと意気込むも結局8時半の出発になる。 明け方雨が降っていたようで水たまりだらけだったが、歩いている間は一切雨に降られずラッキーだった。 朝出会った、同じくVigoまで歩くと言うオーストラリア人親子。「Only26kmよ!」と言っていた。Only… 途中、道標を見落として真逆の方向へ歩いていたようで、地元のおじさんがわざわざ走って追いかけてきてくれて「こっち違うで!あっちやで!」と教えてくれた。 車の中から「ブエンカミーノ!!」と大声で叫んでくれる人もいたり(これはこれでちょっとびっくりするが)、優しい人が多…
【6日目 2023.6.11】 8時半過ぎ出発。最後から4番目の出発だ。 海岸沿いの道が絶景!! 当時の日記を読み返していると「カミーノ6日間歩いてきた中で一番の絶景!」と書いてあった。歩き終え、1年以上たった今でも思う。この日の道はほんと最高だった! 雨が降る中、13kgの荷物を背負い、濡れながらぐっちゃぐちゃの山道を歩いていると、何が楽しくて毎日毎日歩いているんだろう、と思う事もあったが、そうそう、このために歩いてたんだったと思えた。美しい地形、緑と海とどこまでも続く水平線。一人でニヤニヤしながら黙々と歩く。 このポルトガル海岸ルートを選んで良かった。(ほかのルートは知らんけど。) 途中、…
【4日目_2023.6.9】 夜は悲劇だった。今まで聞いたことのない爆音、いや轟音、もはや叫んでいるレベルのイビキオヤジが同室にいて、全然寝れなかった。隣のお姉さんも、夜何度も上体を起こしては、ため息をついていたので寝れなかったのだろう。翌朝、悲壮感漂う顔をしていた。「寝れんかったよな…やばかったよな…」と愚痴を言い合い、8時出発。 坂を登り山道からのスタート。 明け方大雨だったようで、水たまりだらけ、ぐちゃぐちゃのぬかるみ道にテンションが下がる。 途中からは山道ルートを無視し、村の中を歩いた。 途中薬局を見つけたので、靴擦れ防止クリームを購入。10.5ユーロしたが、まだ先は長いし、足が痛くな…
【2日目_2023.6.7】 朝8時前に出発。もうほぼみんな出発している。巡礼者の朝は早い。今日も大半がボードウォーク。敷かれたレールの上を歩く人生の道である。 思わず笑みがこぼれる謎モニュメント。 タイルが可愛いらしい家。 途中の街に大好きな激安スーパーLiDLがあるのを事前にGoogle mapでチェックしていたので、ルートを少し外れて寄ることに。パン、エッグタルト、チョコ、パスタを買い、無料のトイレを使わせてもらう。LiDLのエッグタルトは一つ0.39ユーロと激安。海を眺めながら食べる。 今日は足の裏が痛まない。だが油断は禁物、先を急ぐ必要もないので、休憩しながらゆっくり歩く。 ボードが…
【カミーノ①】サンティアゴ巡礼 ポルトガルの道 海岸ルート 280kmを歩く
【2023.6.6】 今日からサンティアゴ巡礼の旅に出発だ。 通称カミーノ。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路である。キリストの弟子の一人、聖ヤコブの遺骨が見つかった場所で、キリスト教の聖地の一つである。 そもそもわたしがカミーノを知ったきっかけは、初めて就職した旅行会社の先輩が、スペインの巡礼路を歩くと言っていたのがきっかけ。当時は、世界にはそんな歩き旅があるのか〜ぐらいにしか思っていなかったが、いつからか、自分も歩いてみたいと思うようになった。いざルートを調べてみるといっぱいあって驚いた。大道はフランス人の道のようだが、ポルトに行きたかったというのと、海沿いを歩くルートが…
お菓子の国 『巡礼その後、ポルトガルへ【前編】』 スペインからポルトガルへ サンティアゴ・デ・コンポステーラを出た後、われわれはバスでポルトガルのブラガに向…
スペインからポルトガルへ サンティアゴ・デ・コンポステーラを出た後、われわれはバスでポルトガルのブラガに向かった。 ポルトガルは夫が行きたいと言っていた国の…
850kmの終わり こうしてわれわれの2か月弱にわたるスペイン巡礼は終わった。 約850kmの、スペイン北部を歩く《北の道》。 8年前に《フランス人の道》を歩…
誤算 さて、くどいようだがわれわれは8年前にこのサンティアゴ・デ・コンポステーラで出会い、そして恋に落っこちたわけであるので、そのとき夫と過ごした思い出の場…
サンティアゴ・デ・コンポステーラ・後編【スペイン巡礼日記 #31】
聖地到達のあと 『サンティアゴ・デ・コンポステーラ・前編【スペイン巡礼日記 #30】』 聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ 巡礼49日目、ついに最終日…
サンティアゴ・デ・コンポステーラ・前編【スペイン巡礼日記 #30】
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ 巡礼49日目、ついに最終日。カミーノのゴール地点、サンティアゴ・デ・コンポステーラまで残り10kmである。 サンテ…
残り100km地点にて 気がつけば700km以上を歩いており、残り100km地点を目前にした近頃、サンティアゴへのゴールを意識し始めたせいかなんとなくしんみ…
トルティーヤは巡礼食 さて、このようにスペイン巡礼も終盤であるが、ゴールの前にまとめておきたいテーマがわたしには残っており、それはトルティーヤである。 トル…
画家の家 『ガリシアの道と画家の家・前編【スペイン巡礼日記 #26】』 ガリシアの巡礼路について思うところ 巡礼39日目。 宿を出たとき晴れていた空は徐…
ガリシアの巡礼路について思うところ 巡礼39日目。 宿を出たとき晴れていた空は徐々に曇って雨となり、そしてまた晴れ、その合間に虹が見えた。 この日はまとま…
最後の州、ガリシアへ 巡礼38日目もまた、節目の日だった。 前日たらふく巡礼メニューを食った満腹感のままに気分よく眠りスッキリ起きて、ナッツバーとみかんだけ…
アストゥリアス最後の宿 『巡礼グルメと路上の贅沢・前編【スペイン巡礼日記 #23】』 レストランで巡礼メニュー さて、巡礼中の夕飯はなるべく自炊していること…
レストランで巡礼メニュー さて、巡礼中の夕飯はなるべく自炊していることは前に述べたとおりだが、たまにはバルやレストランにも行っている。 巡礼者向けに割引や特…
巡礼の共通語 『巡礼の共通語・前編【スペイン巡礼日記 #21】』 わたしのスペイン語 さて、8年前《フランス人の道》を歩いていたとき、わたしは 「オーラ…
わたしのスペイン語 さて、8年前《フランス人の道》を歩いていたとき、わたしは 「オーラ(やあ)」「グラシアス(ありがとう)」「カフェ・コン・レチェ、ポル・フ…
アーバンな町のふつうのバルで 『アーバンな道は幸運の道・前編【スペイン巡礼日記 #19】』 アーバンな道 オビエドでの休息を経てまた歩き始め、歩行距離が5…
アーバンな道 オビエドでの休息を経てまた歩き始め、歩行距離が500kmを超えた。 夫はいつも通り牛を見ては 「モオォォォォォー」 羊を見ては 「メエェェェェ…
アストゥリアス考古学博物館 久々の連泊で心身ともにリラックス、という名目でオビエドに2泊とったが、案の定リラックスどころか普段より忙しくなった。 今日1日で…
分かれ道 《北の道》にはやたらと分かれ道が多い。 《フランス人の道》にも分かれ道はあったが、こんなに頻繁ではなかった。 たとえば宿やバルが少ないエリアに第2…
スーパーと自炊 日本でも関東と関西では異なるスーパーが幅をきかせているのと同様、スペインでも地域ごとにスーパーの勢力図も変わってくる。 バスク地方では「ER…
ハッカと発汗 以前スペイン巡礼路の《フランス人の道》を歩いたとき、われわれには何人か日本人の友人ができた。ときどき連絡を取り合い、今も縁が続いている。 その…
カミーノの特別ではない一日・後編【スペイン巡礼日記 #14】
州境を越えて 巡礼21日目、「おいしかったなあ」と昨夜のディナーを思い出しながらセルディオを出る。 7kmほど歩いたところにウンケラという町があり、ここで…
カミーノの特別ではない一日・前編【スペイン巡礼日記 #13】
丘をいくつも越える日々 巡礼20日目、コミージャスという町のアルベルゲを出たわれわれは、まず巡礼ルート近くにあるガウディの設計した「エル・カプリチョ」という…
中世どころじゃない町 その町に入ったときから、われわれは中世に迷い込んだ。 丘を下ってたどり着いた石畳の町、サンティリャーナ・デル・マル。「マル」はスペイン…
海辺の現代美術館 サンタンデールはカンタブリア州の中心都市であるので、当然ミュージアムもあるだろうと期待していたらやはりあった。 わたしは2か所ピックアップ…
闘い スペイン、カンタブリア州の中心都市サンタンデールは、バスク地方のビルバオを出て以来の大都市だ。われわれは少し先の予定を調整するためサンタンデールで2泊…
本当に春なのか 近ごろスペイン《北の道》は寒く、日が当たっていない場所ではちょっと震える。 わたしの手には生まれて初めてあかぎれができた。本当に赤く切れて…
カミーノのレジェンド 巡礼11日目、われわれはレジェンドに会った。 予約したアルベルゲ(巡礼宿)のある町に予定より早く着き、バルで昼食をとりながら宿が開くの…
青と黄色と黄緑の世界 巡礼10日目、わたしたちはポルトゥガレテを出てオントンを目指した。イルンから始まった巡礼はバスクを抜け、とうとう次の州であるカンタブリ…
憧れのグッゲンハイム•ビルバオ グッゲンハイム・ビルバオ、という名の美術館があると知ったときから、わたしは行きたい行きたい、どうしても行きたいと思い続けてい…
ゲルニカのその日 巡礼7日目、わたしたちは霧雨のなか森の小径を抜けゲルニカに向かった。予約していたアルベルゲ(巡礼宿)はそのさらに先にあったが、その日の予…
山登りのテクニック わたしはアウトドアなアクティビティがそれほど好きではない。 登山にしてもそうだ。上りはしんどいし下りは怖い。 別に運動嫌いではないので誘…
海の見える巡礼路 スペイン巡礼路の《北の道》を歩く人々は、カミーノ経験者が多い。われわれにしても8年前に《フランス人の道》を歩いたが、そのときは初めてのカミ…
巡礼が不安だ スペインの「カミーノ」というのは、済州の「オルレ」のモデルとなった巡礼路である。 巡礼者のシンボルであるホタテ貝をバックパックにつけ、壁や標…
バンコク最後の観光 アユタヤからバンコクに戻ったわれわれは、タイを出る前に2か所を観光した。国立博物館とスアン•パッカード宮殿。 そのどちらも期待以上であ…
オルレとカミーノ、歩き方の違いとは 『済州オルレとスペインカミーノ【前編】』 オルレとは何か 釜山から母が帰国し、無事成田に着いたと連絡があった際、L…
[sales data]2004/11/18[producer]小原礼[member]大村憲司(vo/g)小原礼(b)是方博邦(g)村上ポンタ秀一(ds)井上茂(ds)浜口茂外也(per)カミーノとはスペイン語で「ハイウェイ」という意味(大村さんはMCで英語で「ハイウェイ」という意味だとボケかましてますけど(笑)このバンドはアルバム制作は行いませんでしたが、大村さんの追悼の意味合いで発掘された1976年のライヴ音源。(録音はデンスケというカセットレコーダーによるもの...