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恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…25
「おいおい、キミたち…何を話し込んでいるんだ?」 さっきまで地図とにらめっこをしていた野田さんが、クルリとこちらを振り返る。(あっ、やっぱり聞いてたんだ)てっ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…20
何で、こんなものが?「これって、誰かの落とし物か?」まさか、あの竜が書いたとは、とても思えない。「そうか? ここに…ボクたち以外に、誰か来るとでも?」野田さ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…19
(えっ?) そんな紙…中にあったっけ?「野田さんって…マジシャン?」思わず裕太が、声をかける。確か、ホコラの中には、そんなものはなかった…と思う。だが野田さん…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…18
「ねぇ、先生!アベさんは…何者なの?」 やっぱりどうしても、本当の姿が想像出来ない。「アベさん?」先生は一瞬、キョトンとしたけれど、「あぁ、野田さんね」すぐに…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…15
裕太と同じように、颯太も野田さんのすることに、度肝を抜かれたようだった。ポカン…と口を開けたまま、食い入るようにして、野田さんのすることを見ている。ブツブツ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…14
それは確かに、昨日見つけたものだ。「へぇ~」野田さんは、手を突っ込むと、ためらいなくその鏡を手に取る。「あっ」そんなことをしても、大丈夫なのか?(まさか…呪…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…13
「ここだよ」 何も知らない人が見たら、ただの古びた木の箱にしか見えないのかもしれない。だが裕太は、(あれが夢でないのならば)この目でハッキリと見たので、いささ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…12
自分はたまたま、ここに出てきたけれど…同じ道は、二度と通れないような気がしていた。しばらく、手に引っかき傷を作りながら、目的地を目指す。そうしてようやく、見…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここにいるの?…11
「え~っ、もしかして、裕太って竜を見たの?」 いいなぁ~颯太は目をキラキラと輝かせて、裕太を羨ましそうに見つめる。「見たよぉ」本当のことを、この親友に話しても…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 何で、ここにいるの?…10
「不思議だろ? 自分がはぐれたことなんて、すっかり忘れて、ほいほいとこの神社 まで、案内してもらったんだ」 先生は、じぃっとあのクスノキを見上げる。「先生が、…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 なんで、ここに?…9
「あっ?」 裕太の言葉に、先生は振り返る。「何だぁ~あっちの古い方かぁ」そうしてヘラッと笑う。「あぁ、そうかぁ。 たしかにあっちの方は、竜を見た…という話を聞…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 何で、ここに?…7
「うん…ボクたちの時は…この社には、竜の神様がここに住んでいて、 時々、人間の前に現れる…という噂なんだ」 先生が言うと、「そうそう!月のきれいな夜には、地下…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 何で、ここに?…6
「おっ、中々鋭いなぁ~」 野田さんは、大げさに感心してみせる。「やっぱり、そう?」「そうだよぉ~もっともボクたちは…地下の洞窟までは、見つけられなかった けど…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 何で、ここに?…3
やっぱりこの人は、先生の友達なんだ。先生が変わっているから、友だちも変わった人なのだ。「え~っ」どうしよう、と裕太は先生に助けを求める。「そんなことを言って…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第2章 何で、ここに?…2
「お褒めにあずかり、ありがとうございます」 わざとおどけた口調で、アベさんは無造作に、ひょろりとした手足を揺らしてみせる。裕太にまた会えたことを、喜んでいるよ…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第1章 再始動だ!…51
「先生って、何でこんな所を知っているんだろう?」 裕太は不思議に思う。「ボクだって…ついさっき、ここのことを知ったぐらいなのに…」先生の後ろ姿を見る。「先生の…
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第1章 再始動だ!…50
「へぇ~やっぱりここは、不思議な場所だなぁ」 先生のややはしゃいだ声が響く。先生は迷うことなくスタスタと、森の中に分け入っていく。例のごとく、サッサと、竜の社…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第27章 竜の社…19
「なんだ、これ」 裕太がつぶやくのを目にすると、「ちょっと、貸して!」ジュンペイが、パッと引ったくる。「おい、落っことすなよ!」それは、ただの石ころじゃあない…