蝦夷駒ケ岳とC62、D52、D51
広い大地は超大型蒸気機関車にピッタリの活躍場所でした。 蝦夷駒ケ岳をバックに快走するC62。複線の線路はレールは太く、道床は厚く、曲線も緩やかで、超大型蒸気機関車がのびのびと活躍出来るステージでした。 1000トン以上の貨物列車を牽引してシッカリと進むD52。道床の厚さがよく分かる写真です。 その巨体ゆえに東海道、山陽本線の電化以降、転属先に苦しんだD52にとって北海道は最後の活躍の場となりました。 列車を引き出し、シリンダー内の凝結水をドレイン排出するD52。燃焼が良好で白煙だけを吐く余裕の発進です。 太平洋戦争突入に向けて、日本近海の貨物船の航路途絶に対する切札として誕生したD52。資材と…
2023/08/29 00:17