メインカテゴリーを選択しなおす
長万部↔小樽という長い道のりをC62クラスの超大型急客機関車が重連で走破するのは、日本の蒸気機関車史上、例のない事でした。 峠越えに向けてボイラーの圧力を上げるC62重連。途中で圧力が下がっては強力機C62でも峠は超えられません。無煙化直前のC62はボイラーの劣化で圧力の上がりにくい個体もあり乗務員を悩ませました。 車両限界に近い高さに迫るボイラーが独特の迫力を醸し出す、C62のサイドビュー。 4フィート8インチの標準軌間であるアメリカのやドイツの機関車が持つボリューム感に少し近付いた雰囲気です。3フィート6インチというナローゲージから来る制約と、進まない軌道強化との限定された条件下で設計製造…