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こんにちは、暖淡堂です。 寒い日が続いています。皆様、風邪など引かれませんように。コロナもインフルエンザもまだまだ注意しましょう。特に年末年始、帰省や旅行で…
こんにちは、暖淡堂です。 中国の古典には「眞(真)人」という言葉が出てきます。「眞人しんじん」ですね。大体の意味は「人としてのあるべき姿、生き方を体現して…
臨済録の現代訳作成続けています ”「臨済録」の言葉(2)演若達多、頭を失却す”
こんにちは、暖淡堂です。 臨済録、愛読しています。内容をもっと理解しようとして、自分で現代訳を作成しています。言葉の意味をよく考えて、自分の言葉で書き直すとい…
中国の古典「十八史略」の電子データ化個人プロジェクト 進行中
こんにちは、暖淡堂です。 中国の古代から南宋の終わりまでの歴史をまとめた「十八史略」の原文データ化を進めています。とても面白いので、多くの人に読んでいただいた…
05:00 マリーナベイサンズは遠くから見てその大きさが実感されました。 #シンガポール #マリーナベイサンズ #タイ駐在備忘録 マリーナベイサンズから目をそらしている? ちょっと不安になるくらいに大きく見えた 【微笑みの国の
こんにちは、暖淡堂です。暖淡堂書房のレーベルでKINDLE出版している書籍に「覇王の佐」があります。今回はこのタイトルにこめた想いを説明してみたいと思います。 「覇王」と「佐」「覇王」とは「覇権」を唱える者。中国春秋戦
05:00 「政治と経済のしくみがわかるおとな事典」面白かったです。選挙って大事なんだなって改めて認識しました。 #池上彰 #政治 #経済 #大人 「新版 政治と経済のしくみがわかるおとな事典」 監修池上彰 今年を振り返る時期
05:00 共同著作物に関して説明しました。 #著作権 $共同著作物 二人以上で創作した著作物の扱いは? 【著作権あれこれ】 - 安心感の研究 by 暖淡堂 dantandho.hatenadiary.com/entr
論語卷第三 公冶長第五 子謂公冶長、可妻也、雖在縲絏之中、非其罪也、以其子妻之、 子謂南容、邦有道不廢、邦無道免於刑戮、以其兄之子妻之、 子謂子賤、君子哉若人、魯無君子者、斯焉取斯、 子貢問曰、賜也何如、子曰、女器也、曰、何器也、曰、瑚璉也、 或曰、雍也、仁而不佞、子曰、焉用佞...
国を富ませ民を幸福にした宰相管仲の生き方 暖淡堂書房「覇王の佐」より
JUGEMテーマ:本の紹介 中国の春秋戦国時代、泰山の東側から山東半島の付け根あたりにかけて、 斉という国がありました。斉は、殷を倒して周を建国した武王を補佐した太公望呂尚が冊封されたことで成立した国です。この国に、の
旧約聖書「創世記」を基に 語り継がれるソドムとゴモラの伝説と アブラハムの生涯を壮大なスケールで描くスペクタル超大作。アブラハムは、ダンブルドア校長のリチャード・ハリス洋の東西に関わらず、神話や古代史には興味があるんです。紀元前「わたしの示す地へ行きなさ
論語卷第二 八佾第三 孔子謂季氏、八佾舞於庭、是可忍也、孰不可忍也、 三家者以雍徹、子曰、相維辟公、天子穆穆、奚取於三家之堂、 子曰、人而不仁、如禮何、人而不仁、如樂何、 林放問禮之本、子曰、大哉問、禮與其奢也寧儉、喪與其易也寧戚、 子曰、夷狄之有君、不如諸夏之亡也、 季氏旅於...
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論語 卷第一 學而第一 子曰、學而時習之、不亦說乎、有朋自遠方來、不亦樂乎、人不知而不慍、不亦君子乎、 有子曰、其爲人也、孝弟而好犯上者、鮮矣、不好犯上而好作亂者、未之有也、君子務本、本立而道生、孝弟也者、其爲仁之本與、 子曰、巧言令色、鮮矣仁、 曾子曰、吾日三省吾身、爲人謀而不...
十八史略に書かれている中国古代の王たちの姿を紹介します。 リンクはGoogle Bloggerで運営している「散木の小屋」の記事になります。 天皇氏 ほぼ人の姿で描かれることが多いようですが、年齢が一万八千歳。 兄弟が十二人いて、みな同じ年齢だけ生きたようです。 人間離れしています。 sanboku.blogspot.com 伏羲氏 次の女媧氏とは夫婦であるとも、兄妹であるとも考えられています。 身体が蛇で首から上が人。 そんな姿です。 人々には狩猟や生贄を神にお供えすることを教えたようです。 また易の八卦を最初に考えた人ともいわれていますね。 sanboku.blogspot.com 女媧氏…
「夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを」 清原深養父 短い夏の夜を愛しむ
百人一首第36番目の歌の作者は清原深養父きよはらのふかやぶです。 三十六歌仙の一人です。 今回は清原深養父について紹介します。 清原深養父とは 生没年ははっきりしません。平安時代中期の人です。 官位は従五位下。晩年は洛北に補陀落寺を建立。自らそこに隠棲したようです。 古今和歌集に17首、それ以降の勅撰和歌集に41首選ばれています。 琴の名手でもあったようで、清原深養父が弾く琴の音を聞きながら藤原兼輔と紀貫之が和歌を詠んだようです。 時代背景 古典作品や時代小説などを読んでいると、いろいろな月の呼び方がでてきますね。 上弦の月、下弦の月、などはよく目にします。 月齢とその時の月の呼び方をまとめて…
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略のデータ化を進めています。 中国の歴史書は、ちょっと変わった姿の王たちの記述から始まります。 伏羲や女媧は、身体が蛇でその上に人間の首がついているような姿。 それでも、伏羲は人々に結婚というしきたりを定着させたり、狩...
翻訳や翻案等による二次的著作物について、ちょっとだけ詳しく説明すると 【古典作品と著作権】
こんにちは、暖淡堂です。 原作をもとにした翻訳(外国文学を日本語に訳す、など)や翻案(原作をもとにして漫画にする、など)で創作されたものは、二次的著作物と呼ばれます。 この二次的著作物について、今回はちょっとだけ詳しく説明してみます。 まずは練習問題(ざっと読み流してください)。 次のうち、二次的著作物の創作となるのはどれで、二次的著作物にならないものはどれでしょうか。 小説のストーリーに従って作成された漫画 絵画を、現物そのままに再現するように撮影された写真 海外の学術論文を引用した批評文 原曲のメロディーを管弦楽用にアレンジした曲 上にあげたもののうち、二次的著作物に当たるのは1(漫画化)…
こんにちは、 暖淡堂 です。 漢字の入力をする時に困るのが、欲しい漢字がすぐに出てこないこと。すぐに出てこないばかりか、そもそも変換候補にすら出てこないこともあります。 そんな場合、皆さんはどうされていますか。 僕は漢字ばかりの入力を毎日続けています。漢文原文のデータ化...
「人はいさ心も知らずふるさとは」 紀貫之 仮名文字で書かれた「土佐日記」の作者としても知られる
百人一首第35番目の歌の作者は紀貫之です。 古今和歌集の選者であり、三十六歌仙の一人です。 また土佐日記の作者とも知られています。 今回は紀貫之について紹介します。 紀貫之とは 生年866年頃、没年942年頃。平安時代前期から中期にかけての人になります。 官位は従五位上木工権頭で、明治になってから従二位を贈られています。 醍醐天皇による勅撰和歌集「古今和歌集」の選者として、紀友則、壬生忠岑、凡河内 躬恒らとともに万葉集の時代から平安中期までの和歌を選びました。また自らの和歌も101首選ばれています。 紀貫之は「古今和歌集」の仮名序も執筆していて、当時の国風文学の第一人者でした。 また「土佐日記…
六十四卦を順番に紹介しています。 今回から艮ごん卦を上に置くものを紹介します。 初めは「山天大畜」です。 卦の形は上卦が艮(山)、下卦が乾(天)。 二本の陰爻が一番上の陽爻に抑えられているような形です。 艮(山) 乾(天) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある山天大畜の卦辞は以下のように書かれています。 艮/乾 山天大畜 大畜。利貞。不家食吉。利渉大川。 大畜は、貞しきに利あり。家食せずして吉。大川を渉るに利あり。 畜は止める、あるいは蓄積するという意味ですね。 これの程度が大きいということ。なので、大いなる停止、また大いなる…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。たまに読み返したくなるミステリの名作。江戸川乱歩が選んだ探偵小説黄金時代のベストテン9位にランクインしたクロフツの「樽」。ほんとうに久しぶりに新訳で読んでみた。彫像入りとしてパリから発送された頑丈な樽。汽船の荷揚げ中に破損した樽の中には女性の死体が? 受け取りに来たのはフランス人らしい髭の男。スコットランドヤードのバーンリー警部は樽の行方を捜査する。事件...
大地は亀の足で支えられている 伝説の鰲(ごう)という生き物 十八史略から
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略の原文データ化を進めています。 三皇の太昊伏羲氏の後に王となった女媧の箇所に、次のような文章があります。 (原文)断鰲足以立四極 (書き下し文)鰲の足を断ちて以って四極を立て 女媧の時代、共工氏が祝融氏と争...
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略の巻一は太古から始まります。 人々がまだ文化的な人としての生活を始める前から書き起こされます。 その頃、王だったのが 天皇 てんこう 氏。 木徳の王だったことなどは、以前当ブログで紹介しました。 中国太古は木徳の王から始まる 十八史...
Bloggerで運営しているサイト「散木の小屋」の方で、「臨済録」と「十八史略」の紹介をしています。 「臨済録原文全文」 sanboku.blogspot.com Bloggerにはpageという面白い機能があって、記事を書いても、そのままではブログのように更新されないのですが、リンクは可能です。 なので、少しずつ日々更新していくような記事にはマッチします。 で、「十八史略」の原文を少しずつ書き足しています。 漢字ばっかりなので、あまりスピードは上がりませんが、じわりじわりとデータの量が増えています。 日々の作業の量が目で見えるので、それが個人的なモチベーションになっています。 「十八史略」は…
「誰をかも知る人にせむ高砂の」 藤原興風 長寿の寂しさも詩情とする
百人一首第34番目の歌の作者は藤原興風おきかぜです。 三十六歌仙の一人です。 今回は藤原興風について紹介します。 藤原興風とは 生没年は不詳です。 この百人一首の歌の通りであれば、長寿の人だったと思われます。 最終の官位は正六位上でした。 和歌の実力は高く評価されていた人で、古今和歌集だけでも17首選ばれています。古今和歌集以降の勅撰和歌集を合わせると38首。 この時代の代表的な歌人であったといえます。 時代背景 平安時代には、建物の構造がその前の時代と比べて変化しました。 大きな変化は床が作られるようになったこと。 それまでは地面を固くかためて、その上に椅子を置いて座っていました。 それで、…
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略原文のデータ化を進めています。 当サイトのリンク先のページでご確認ください。 前回は 伏犧 ふつぎ を紹介しました。今回は 女媧 じょか のことについて書こうと思います。 女媧は挿絵にあるように、身体が蛇、その上に女の人の頭が...
こんにちは、 暖淡堂 です。 臨済録の現代訳作業を少しずつ進めています。 今回はどのように臨済が修行を始めたのか、それが書かれている部分。 序文の一番初めの部分を紹介します。 前回紹介した馬防の肩書きの文章に続くところです。 黃檗山頭、曾遭痛棒。大愚肋下、方解...
「ひさかたの光のどけき春の日に」 紀友則 散る桜に心を奪われる都人
百人一首第33番目の歌の作者は紀友則。 古今和歌集の選者で、三十六歌仙の一人でもありました。 また、紀貫之の従兄弟にあたります。 今回は紀友則について紹介します。 紀友則とは 生年は845年頃、没年は907年。 最終の官位は六位で、役職は大内記でした。 和歌の才能が高く評価された人でしたが、生涯の官位は高くありませんでした。 古今和歌集の選者となっていましたが、完成を見ることなく亡くなってしまいました。 この歌に詠まれている桜は、はかなげに散るというよりも、むしろ春の明るい光の中で輝いているようにも感じ取れます。 桜の、本来の美しさは、そういった情景にあるのかもしれません。 時代背景 「竹取物…
伏羲氏(庖犠氏)と易とのつながり 目次と本文を分けました 十八史略原文データ化PJ
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略の三皇の記述に 伏羲氏 ふくぎ (庖犠氏)が出てきます。 その姿は、とても不思議なものでした。 「蛇身人首」。十八史略にはそう書かれています。 蛇の身体に人間の頭(または上半身)が乗っていたようです。 ちなみに、この次に出...
こんにちは、 暖淡堂 です。 平治物語絵巻断簡より「東国へ落ちゆく義朝の一行」 関東地方に住んでいると、坂東、武蔵、相模という呼び方を耳にしますね。 これらがなにに由来するものか、ご存じでしょうか。 「坂東」(ばんどう)の呼び方の由来 坂東は「...
六十四卦のうち坎かん卦を上に置くものを紹介します。 今回は「水地比」です。 卦の形は上卦が坎(水)、下卦が坤(地)。 坎は水で下に向かって流れるもの。 坤は大地で、流れてきた水を受け止めます。 坎(水) 坤(地) 先に紹介した六十四卦表をご参照ください。 dantandho.hatenadiary.com 易経にある水地比の卦辞は以下のように書かれています。 坎/坤 水地比。 比吉。原筮元永貞。无咎。不寧方來。後夫凶。 比は吉。原筮す。元いに永く貞なれば咎なし。寧(やす)からざるもの方(まさ)に來る。後夫は凶。 比は「親しむ」という意味です。 この卦を得た人は、人々から親しまれるでしょう。 原…
平安時代の終わり頃から鎌倉時代にかけて、武士や庶民に仏教の教えが広まりました。 それまでの仏教は教義が難しく庶民には理解しにくいものでした。 また、戦乱で命のやりとりをする武士にとって求められているものに十分に応えられているものでもありませんでした。 そんな状況を受けて、...
こんにちは、 暖淡堂 です。 十八史略原文の電子データ化を進めています。 「太古」の部分が終わりました。この部分の内容について簡単に説明します。 「太古」は「 天皇 てんこう 氏」から始まります。 木徳 ぼくとく によって王となったとされています。 この木徳とは五行(木...
臨済録の序文から考える 臨済録はどのような人たちに読まれたか
こんにちは、 暖淡堂 です。 「臨済録」の原文に現代語訳を少しずつつけています。 毎朝10分くらいずつしか作業をしていないのですが、大体半年かけて、半分くらいは訳すことができました。 当ブログで、ゆっくりと紹介したいと思います。最終的には全体を一冊の書籍にしたいと考えていま...
古典作品と著作権に関して勉強を継続しています 還暦後、定年後につながるリスキル
こんにちは、 暖淡堂 です。 現在、会社では知的財産を管理する仕事を担当しています。主には特許と商標の権利化、維持、管理、管理システムの運用です。 プライベートではブログサイトを複数運営していて、電子書籍も作成、販売しています。 ブログでは、他の人がネット上に公開している...
「山川に風のかけたるしがらみは」 春道列樹 見立てで歌う秋の彩り
百人一首第32番目の歌の作者は春道列樹はるみちのつらき。 平安時代前期の歌人でした。。 今回は春道列樹について紹介します。 春道列樹とは 生年は不明、没年は920年とされています。 910年に文書生となり、その後太宰大典となり、さらに壱岐守に任じされましたが、赴任前に亡くなったようです。 最終官位は従六位下・壱岐守。 文書生とは、大学寮で史書や詩文などをテキストとして用いた研究や教育を行っていた人たちのようです。 中心となった書物は「史記」、「漢書」、「文選」など。 漢文や漢詩の知識は豊富な人だったと思われます。 そのような人も、和歌が盛んになると、その才能を発揮しました。 国風再興の勢いは大…
こんにちは、 暖淡堂 です。 現在、日本で入手が容易な「十八史略」の書籍はいずれも抄訳のものです。全文が通読できるものは高価になります。 東洋の古典を読み直すときに、この「十八史略」に書かれていることの大略を頭にいれるためであれば抄訳で十分です。 そうではありますが、日...
徳川家康も愛読した「十八史略」。これは中国の歴史書です。 この「十八史略」が書かれたのは元の初期。書いたのは 曾先之 そうせんし という人です。 中国ではこれが書かれた後、明の時代にかけて読まれた書物でした。 この曾先之という人物、南宋の時代の吉水の出身で、進士の登第者で...
その「平家物語」は著作権で保護されています 【古典作品と著作権】
古典作品のほとんどは、原作者(著者)が法的な保護対象期間(現行法で70年)よりも前に亡くなっているので、作品自体はフリードメインのもの。つまり著作権保護対象外(フリー)です。 また、そもそも著作権法が成立する以前のものは法的保護の対象外になりますね。 なので、「源氏物語」や「平家物語」など、ものすごく古い作品であれば間違いなく著作権保護対象外。 では、この著作権フリーの作品の出版物は著作権フリーのものとして自由にコピーしたりしてもOKでしょうか。 古典文学作品の著作権 ここで想定される本は、例えば「古典全集」のようなもの。古典原作の本文に注釈や現代語訳などが付されている編集物。 注釈が学術的な…
臨済の修行のスタイルは、よく 「臨済の喝」 と呼ばれます。師や弟子たちとのやり取りで、勘所にくると「喝」と叫び、悟りへの一歩を進めます。 師の黄檗は 「黄檗の棒」 とされているのと好対照ですね。黄檗は弟子を棒でピシャリと打ちました。 臨済もまた棒で打ったり、平手を喰らわ...
「朝ぼらけ有明の月と見るまでに」 坂上是則 白雪の降り積もる吉野の里
百人一首第31番目の歌の作者は坂上是則。 三十六歌仙の一人です。 今回は坂上是則について紹介します。 坂上是則とは 生年は不明、没年が930年頃。 大和大掾に任じられていますので、それで吉野への愛着が強かったのかもしれません。 最終官位は従五位下・加賀介。 地方官に始まり、地方官に終わった人でした。 吉野とは、奈良県吉野郡、吉野川流域。 桜の名所の吉野山もあります。 古来、吉野には多くの天皇の離宮がありました。 それで吉野を古里と思う人も多かったのでしょう。 そういえば、百人一首には都の周辺に降る雪のことがいくつかの歌で詠まれています。 当時は雪が降り積もることがよくあったのでしょうね。 時代…
戦国武将たちはなぜ「十八史略」を読んだのか 還暦と定年を機会に古典を学び直すために最適な入り口
中国の古典を日本人が学ぶためには、まず通史に触れておく必要があります。そのために最適なのが「十八史略」です。戦国時代の武将たちも愛読した書物です。
漢和辞典の二つの入り口 読み方がわかる場合とわからない場合 索引を使いこなすことが鍵
三省堂全訳漢辞海 こんにちは、暖淡堂です。 三省堂の全訳漢辞海、愛用しています。 漢和辞典は漢文や中国の古典を読む時には欠かせないものですよね。 そうではありますが、使い方にちょっとしたクセがあります。 英和辞典みたいにアルファベット順になっていませんし、国語辞典のように50音順でもありません。 実際、自分がそうだったのですが、この漢和辞典がネックになって、漢文や漢詩の勉強が中途半端になってしまいました。 高校生だった頃、授業で漢文や漢詩を勉強した時、とても興味を持ったのですが、自分で勉強しようとすると、漢和辞典を使わないといけない。 しかし、自力では漢和辞典の使い方に慣れることができず、なん…
おうちの常備薬 レモンの香り成分は皮にたくさん入っているので、精油をふだん使いしていない人でも、レモンの香りはいつでも楽しめます。 国産、無農薬、防腐剤・ワックス不使用のもので、すりおろし器で皮を刷り下ろし、塩に混ぜておくと使い勝手が良いです。 レモンピール塩は身体を洗うの...
意外かもしれませんが、この有名作品ってそういう描写はとてつもなく控えめなんですよね。「エロス」というよりはその後の展開のほうがね…それだけ粉ふりかけたらな…
化育万物、謂之徳。 徳とは万物を育てるもの:菅子四篇 心術上 (8)
菅子四篇 心術 こんにちは、暖淡堂です。 心術上の第八回目です。 徳の説明です。 心術上第三十六(短語十) 原文 化育万物、謂之徳。 書き下し文 万物を化育する、これを徳という。 現代語訳 万物を養い育てるもの、これを徳という。 「菅子四篇」暖淡堂書房より <簡単な解説> 万物とは、この世の中にあるすべてのもの。 人も、動物も、植物も、その他無生物も、あるいは自然現象なども含まれるかもしれません。 それらを養い育てるもの、それが徳だと言います。 さて、そんなにすごいものを、自分が持つことなど出来るのでしょうか。 そのためには、心の中の余分なものを綺麗に片付けて、空虚にし、そこに道を呼び込まない…