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こんにちは(*ˊᵕˋ*)グレープです。 ご訪問ありがとうございます。 絵本の原画展、よく調べると意外なところで開催されていたりしますね。 今回は、ごんぎつねの絵本の挿絵で有名な黒井健さんの絵本原画展に行ってきました。 場所は世界遺産姫路城を
手ぶくろを買いに/新美南吉童話・絵本/感想・レビュー・あらすじなど
冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 その夜、母狐は子狐の片手を人間の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。 手ぶくろを買いに/新美南吉・作/黒井健 絵/偕成社 黒井健さんの挿し絵は、挿絵というよりもそれぞれが一枚の絵画のように美しいのですが、新美南吉さんの文章はため息が出るほど美しくその情景が書かれていて、まるで動画のように胸の中に再生されてきます。 たとえば雪が降った朝、子狐が初めて雪を見たときの反射から「目に何かか刺さった」と表現するところや、遊びに行ったときのようすがとて…