メインカテゴリーを選択しなおす
例えば、真冬になると青森に行きたくなるように、何故か夏の終わりになると行きたくなる場所がある(実際には行くのは夏の終わりとは限らないが)。3月に骨折した左足の状態がなかなか上向かなかった。無理しすぎて炎症を起こすことを繰り返したので、及び腰にもなっていた。それが最近はやっと調子が良くなりつつある。ここらで、思いっきり歩き回り(といっても2日間で4万歩程度を目処ですが)、足に活を入れたい。そんなわけで、僕の好きな某所に出かけてきた。空には鱗雲が浮かんでいた。追伸:そんなに暑くはなかったけど、水分を取らずに歩き回ったせいで、軽い熱中症になったようで、帰宅後にダウンした。やっと回復した。LEICAM10MONOCHROME/SUMMICRONM35mmASPH晩夏に行きたくなる場所と鱗雲(予告)
秋田県五城目町の「喫茶ミカ」。随分と前から写真に撮らせて貰っている。元から営業中かどうか判別がつかない店だったが、とうとう一回も行かないまま廃業してしまったようだ。入ろうとはしたことは何回かある。その度に休みだったり、扉を開ける勇気がなかったり、別の機会にやっと扉を開けたらまさかの混雑だったり・・・。縁がなかったとしか表現ができない。噂によれば、JBL4343(スピーカー)を鳴らすジャズ喫茶だったという。勿体無いことをしたなあと思う。GRⅢ幻のジャズ喫茶ミカ
どんなに強く降っても、短時間で止むと分かっている「にわか雨」なら良い。誰でもスマホで雨雲レーダーを見ることが出来る時代になったが、線状降水帯などという恐ろしい言葉が身近になった。同じ市町村内でも、被害の雨が殆ど降らない地域がある一方で、あっという間に河川が決壊する地域もある。秋田県では、この8月は雨ばかりだった。晴れた日は数えるほどしかない。そうなると、雨自体が嫌になったり、恐れたりするようになる。写真は山形県酒田市の山居倉庫。この日は優しい雨が降っていた。雨は道路と建物を色濃くしっとりと見せてくれる。雨降りの日は実は写真撮りにとって、至福の日でもある筈なのだ。それが優しい雨でさえあれば・・・。LEICAM10MONOCHROME/TTartisan28mmF5.6優しい雨が降る
別に残夏である必要もないし、ハイコントラストで撮る必然性もない。GRⅢを買ったので、「ハイコントラスト白黒」という撮影モードで撮ってみたい。ただそれだけである。はっきりいってベタな写真だが、誰だってこのモードで撮ってみたくなるものだ。僕は自分が何者であるか、知っているつもりである。でも側からみれば、自分が森山大道になったような顔をして、イキって撮り歩く男に見えたに違いない。嗚呼、恥ずかしい。GRⅢ残夏のハイコントラスト①〜恥ずかしながら・・・
冴えない夜を過ごした栃木・佐野の夜。翌日は栃木市まで移動した。茨城の古川とか、他に行きたいところもあったが、栃木は「いつか行かなきゃ」と何年も前から思っていた場所だ。佐野からは僅か20kmほどの距離だから、このチャンスに立ち寄ってみることにした。似たような場所としては、以前に千葉県の佐原に行ったことがある。その際は期待値が上がり過ぎてしまい失敗した。観光地として良い場所が、写真撮りにとって良い場所とは限らない。佐原の時は「撮るぞ!」という気持ちが軽くいなされ、ガッカリ感が強かった。今回の栃木は「視察と観光」くらいの気持ちでいき、積極的に弄んで頂くことにした。ここはコレで良い。そういう潔さも必要なのだ。X-PRO3/XF23mmF2RWR真夏の栃木路④〜とちぎ蔵の街(モノクロ水路)
強烈な西陽を浴びながら、寂しい佐野駅前を歩き回る。そうこうする間に、日が暮れてきたと思えば、あっという間に暗くなっていく。写真は撮れても、食事の店が見つからない。独りであればそれは大した問題ではない。だが繰り返しになるが、今回は家人と一緒である。日が暮れるよりも急速に、家人の機嫌が悪くなっていく。冷静さを欠いた僕は、あろうことか「養老の滝」に入店してしまう。「養老の滝」が悪いわけではないが、何もわざわざ栃木県まで来て・・・。それでも生ビールを飲んで家人の機嫌も回復した。嗚呼、やはり街歩きは一人ですべきだな、改めて思った。店を出ると辺りは真っ暗で、それまで見つからなかった飲食店が簡単に見つかった。時すでに遅しである。この後、別の店で「佐野ラーメン」を食べたのは、数日前掲載した通りである。何だか冴えない夜だっ...真夏の栃木路③〜真夏のつるべ落とし
ホテルから佐野市役所の近くまで、タクシーで移動した。あとは勘で歩き、こんな所に出た。他に歩いている人の姿は殆ど見ない。夏季休暇だからか、元々そうなのか、酷暑のせいか、さっぱり分からない。繁華街らしき通りの写真を撮りながら、ついでに夜にご飯を食べるところを探したけど、それらしき店は中々見つからない。侘しさと情感が入り混じったような町並みが堪らない。だが、何度もいうが今回は家人と一緒に歩いている。強烈な西陽が当たり、眩しいうえに顔が熱い。家人は早速むくれだし、「いつまでこんな所を歩くのか」とか「美味しいものを食べれそうな店が見当たらない」とか文句ばかりである。僕が歩く町なのだから、少しくらい想像できそうなものだが・・・。「どこかで珈琲でも飲んで待っていれば?」と提案したが、そういう店も見つからないので、そのま...真夏の栃木路②〜佐野駅前・斜陽の町並み(昼)
<その1:昼食を食べた佐野屋さん><ちぢれ麺は自家製のようだ。夜も別の店で食べる予定なので餃子は断念した><その2:佐野青竹手打ち・大和さん。20時閉店の店で、この時点で19時20分。看板は消灯され、整理券を持った人しか入店できない状態。無念><その3:大和さんの横にあった「たこ八さん」。大衆割烹店のようで人気店のようだ。でもラーメンはどうなんだろう?。他に選択肢はなく、入店した><出てきたラーメンは結構美味かった。佐野名物いもフライと生ビールもいただき、思いのほか充実した>「真夏の北関東遠征シリーズ」の続きだけど、ここからは栃木編なのでタイトルを変えた。この夏休みの外出は家人との旅行でもあり、一定の妥協を強いられる日程となった。まず家人はスバルの群馬本工場の前で写真を撮りたいと言い、次に栃木の佐野アウト...真夏の栃木路①〜恩讐の彼方に佐野ラーメン
毎年恒例の夏休み一泊二日のショートトリップに行ってきた。これは純然たる一人旅ではなく、家人との家族旅行的な位置づけである。家に猫を残していくこともあり、日程は一泊二日しかない。以前は西伊豆への一泊二日弾丸ツアーもあったが、秋田県から一泊二日で行くとなると、北関東あたりが現実的なラインとなる。家を空けた二日間は秋田県では豪雨が予想され不安もあった。僕が住む場所では、留守中は大した雨は降らなかった。無事帰還したのは昨日夕方から雷を伴う強い雨が降っている。さて、家人との同行で色々制約(?)があるなか、最初に訪れたのは群馬県太田市だった。太田市の滞在時間は約40分と短い。本来の目的は明日掲載するとして、ついでに歩いた太田駅(北口)の町並写真を掲載する。気温30℃を下回る秋田県から来て、いきなりの35℃オーバー。暑...真夏の北関東遠征シリーズ①〜太田駅北口の香ばしさ
ある日の夕方の空。真夏には違いないが、ピークを越えつつあることを感じさせる空の色だった。美しいと思うと同時に、どこか哀しげにも見える。この色は何色と呼ぶのだろうか。X-PRO3/XF16-80mmF4ROISWR美しい空は哀しい色に見えた
全国花火競技大会(通称、大曲の花火)は、毎年8月の最終土曜日に開催される。写真はその会場となる秋田県の旧・大曲市(現・大仙市)の町並みである。その名も「花火通り商店街」。大曲の花火は新型コロナの影響で2020年から開催中止となっていたが、今年は3年振りに開催されることになった。例年80万人近い観客が訪れる巨大イベントである。ちなみに開催場所の大仙市の人口は、約8万人。合併前の旧・大曲市の人口は約4万人だったという。たった一日だけ、人口が十倍になる日がある。そう思うと、不思議な気分になる。そんな特別の日は、もう少しだけ先の話だ。まだ町は普段通りの顔をして、静かに営みを続けている。追伸:会場は河川敷の特設会場で、周辺には何十箇所もの特設駐車場が設営される。市内の宿泊施設に泊まることは不可能に近く、秋田市等に宿...花火の町は待っている
秋田県湯沢市の「名店街」。再びどころか、過去には何度も来ている。ただ写真を撮る為だけにである。ここまで来るのには、クルマで1時間以上掛かる。そんなに遠くもないけど、クルマ以外の交通機関で来ることは困難だ。夜の時間に飲酒もせず撮影をする場所でもないし、撮影(+飲酒)するために宿泊するような距離感でもない。つまりは、この名店街の夜の姿は滅多なことでは見ることは叶わないのである。X-PRO3/XF23mmF1.4R名店街ふたたび
秋田県内陸部の盆地に位置する旧・六郷町(現・美郷町)。町中に清水(湧水)が沸く町。呉服屋さんの多い町。寺社の多い町。造り酒屋の多い町。つまりは、かつて栄えた町である。どのような理由で栄えたのかは、調べても今ひとつ分からない。最近では観光面にも力を入れているが、全国的な知名度はない。このような町が最も歩き甲斐のある町でもある。30℃オーバーの真昼間のせいか、町中を歩く人の姿は皆無である。人がいない訳ではない。観光客の姿も、地元の方の姿もチラホラと見かけた。皆、クルマで目的地まで移動し、そこで降りて用事を済まし、またクルマで戻っていく。つまりは町を歩く人は殆どいない。有名な観光地は多くの人が訪れ、写真も多く撮られる。でも旧・六郷町の町並写真を撮る人は、皆無とは言わないが極めて少ない。私的町並みを撮るようで、得...私的な六郷町の光景
もう15年も前になるけど、秋田県に移住してきた頃、消防団に入らないかと勧誘を受けた。え、僕が消防団?。まさか。当然あっさりと断ったが、結構根気良く勧誘を受け続けた。僕が断ることに対し、彼らは傷ついているように見えた。まさか断られるなんて・・・。そして、しきりにめメリットを強調する。色々な人と知り合いになれる。飲み会も定期的にある。やることがなくて退屈する心配がない。皆で旅行にも行く。旅行に行けば、あんなこともこんなことも(自主規制)することができる。消防団の活動を否定的に思ったことはない。敬意も払う。でも要約すれば、僕はそういうタイプではない。消防団の誰かが、何かの会合で僕と喋ったことがあるそうだ。そこで僕は結構社交的だったし、これなら入団してくれるだろうと踏んだらしい。それは仕事(絡み)だから、営業モー...消防小屋から思い出すこと
山形県金山町。特に観光地でもないけど、水路が走る美しい町並みを持っている。「美しく古びる」が町のテーマでもあり、気持ちよく歩くことのできる場所でもある。といっても冬は町中が豪雪に埋もれ、夏は内陸特有の猛暑が襲う。暑さ寒さを凌ぐ場所も限られるので、町の旬は想像以上に短い。どういう経緯かは分からないが、最近ではカメラを持って町を散策する人の姿を見る。僕が歩く町では、滅多なことでは同業者や散策する人を見かけないので、これは画期的なことである。次は秋色に染まった頃に来たいと思う。その頃には更に多くの人が来るだろうか。LEICAM10MONOCHROME/APO-LANTHAR35mmF2VM美しい町を歩く〜金山町(モノクローム)
ニュースや天気予報で、「○○地方は警報級の大雨が降り〜」みたいな報道がされることがある。心配した知人から連絡を貰ったけど、こちらでは全く雨が降っていないことがある。これは天候の局地化が進んだからなのか、それとも昔から同様だったけどリアルタイムに各地の情報が入るようになったから顕在化したのか、真実はどこにあるのか気になるところである。ここ数日の豪雨では宮城県などでは深刻な被害が出たものの、僕が住む秋田県では特に天候が悪化することもなかった。不思議だとは思うが、逆のケースが発生することもある。個人的な影響としては宮城県の鳴子温泉(古川市)に日帰り入浴に行く予定だったのを断念した。特段計画はなかったけど、代替案として横手市まで出かけたきた。横手は内陸の盆地にある町で、冬は厳しく豪雪ちなる一方で、夏は東北地方有数...ADayintheLife〜横手で過ごす時間
午後6時半から午後7時までの30分間。秋田市の繁華街・川反を散歩した。家人がスーパーマーケットで買い物をしている間の待ち時間だ。冬場であれば、午後5時でも真っ暗で、午後7時にもなれば深夜のような光景となる。流石にこの時期では、「夕方」に見え、ウォーミングアップの時間のようだ。昼間の熱気が収まり、辺りを吹く風は少し涼しく感じた。少し後ろ髪を引かれる思いもあったが、これで大人しく撤収した。LEICAM10MONOCHROME/SUMMILUXM50mmASPHWalkDon'tRun〜夕方の繁華街
先々週に仙台行きの写真である。出来がイマイチだったのと、その時の限度を超えた暑さが蘇るので控えていた。ブログには備忘録的な要素もあるので、今回掲載することにした。さて・・・。仙台と多賀城と塩釜、この3つの町は密接した関係にある。これを滋賀県で例えると、大津と膳所と石山くらいの位置関係である。この辺りで時間を潰そうと思っていたのだが、想定を超える近さであり、すぐに到着してしまった。この日は気温35度に届こうとい猛暑日だった。流石に町は暑くて乾いている。濃くて美しい影というより、ただコントラストの高い影が街を支配している。こういう状況はライカM10モノクロームの苦手とするところでもある。古い商家なども残る町並みだったが、早々に撤退して冷たいコーヒーでも飲みながら、家人の講習会終了を待つことにした。塩釜は別の季...パサパサに乾いた塩釜の町
「繁華街は遠くになりにけりって、あんた繁華街におるやんけ。しかも寿司食ったんちゃうんか?」とご指摘を受けた。まあその通りである。遠くなったのは物理的な距離よりも、むしろ精神的な距離かもしれない。一晩で行くことの店の数は限られているし、呑める酒の量は限られている。でもそれを最初から制限されると辛い。繁華街を歩きながら、歩いている気がしなくなる。早く身体を整えて、浴びるほど飲みたいものだ。可能であれば、締めのラーメンまで行き、もう散々飲んで本当はいらないのに、勢いでビールを注文したい。などと考えつつ、大人しくホテルに帰るのであった。追伸:ライカM10モノクロームは、夜の街で使うと最強だ。なんぼでもISO感度を上げられる。ある程度上げれば、当然ノイズも出てくるが、それさえも描写の彩りに見えてくる。こんなの楽しく...繁華街は遠くになりにけり(終)〜締めは無しにする
週末は家人が講習会を受講するため、付き添いで仙台まで行ってきた。前泊で宿泊したのに、食事アルコール制限中なので、あまり羽目を外すわけにもいかなかった。それでも久しぶりに寿司を食べ、ビール(大瓶1本相当)と日本酒(1合)を楽しんだ。通常であれば続きがあるはずだ。しかし少し大人になった僕はそこを我慢した。食事の前後に仙台国分町で撮影したのは、計らずも食べ物に纏わる写真ばかりだった。もう一回続きます。LEICAM10MONOCHROME/SUMMICRONM35mmASPH繁華街は遠くになりにけり①〜宵の頃から
かの森山大道氏いわく、「デジタルだからといって写真を捨てたりしない」。自分でボツだと思っていても、後から「意外と良いじゃない」と思うこともあれば、他の人の眼でみればそんなに悪くない可能性もある、と。それは森山大道さんであれば成り立つ話で、僕レベルの「ボツ」は「ボツ」、正直そう思えてしまう。先週は諸般の事情で外出できなかった。今回の写真はそれ故、ボツから本篇に昇格した。巨大土偶の駅の写真を掲載した「木造(きづくり)町」のものである。こう見ると、そもそものレベルは別にして、他の僕の写真と大して変わらない。同じような写真ばかり続くことに、自分で辟易して没にしたのだろう。X-PRO3/XF23㎜F1.4R思いがけぬボツからの復活
厄年ではないけど、今年は次々に厄難が襲い掛かる。思えば、昨年末に凍結路で転倒し、左肩を痛打した。今だに痛みが残る。そして3月の下駄骨折。ほぼ3ヶ月半が経過し、全治の目処の時期となった。自己リハビリも必死にやったし、スポーツ整体のようなところでトレーニングもした。身体というものは微妙なバランスで成り立っているもので、悪ければ悪いなりのバランスがある。僕は頑張り過ぎた代償として、別の異変が生じた。いわば第三の矢であり、意味当初の骨折より重症となった。愕然としているが、世の中には、もっと大変な病気に直面している方も大勢いる。今回は自分の病気の話題は徹底的に避けて、素知らぬ顔をしようと思う。さて。写真はJR秋田駅前の喫茶店の照明である。近くに行けば毎回撮っている。当面は、こんな写真とストック写真でやりくりしたいと...微妙なバランス
とっくに青森の旅は終わり、僕の身体は戻ってきているが、写真の進行と僕の心はまだ青森にあった。青森市から帰路につく途中の寄り道、最後は板柳町だ。板柳に来るのは3回目。これははっきりしている。初めて来たのは2017年で、帯状疱疹を発症していた。だから激痛に耐えながら町を歩いた。何故そんな馬鹿な真似をしたかといえば、帯状疱疹にかかっているとは知らなかったからだ。それで翌年リベンジに訪れた。今回は、写真一枚目の「板柳温泉」に風呂に入りに来た。残念ながら廃業していた。町歩きを何年もしていると、こういう事がよくある。やはり、「いつか」は「いつか」のままで終わる。思い立ったら、即やらないと後悔することもある。改めて痛感した。青森シリーズの関連編もこれで終わりです。X-PRO3/XF23mmF1.4R板柳温泉は消えたけど・・・
青森県の鶴田町。調べてみたら僕が鶴田で写真を撮るのは、4回目のことだった。①2017年5月、②2018年2月、③2020年8月、そして今回の④2022年6月、である。③の時は体調が悪く、写真らしい写真は撮っていない。すると今回が実質3回目となる。とてもそうは思えないので(もっと来ている筈)、ブログに掲載していなくても、立ち寄って写真を撮ったことは他に1~2回はあると思う。備忘録として、今回のトピックを。1~2枚目の「鶴乃湯」で温泉入浴は断念した。この後に板柳町に寄り、板柳温泉に入る予定でいたからだ。3枚目、毎回この辺りで自転車が背後から「チリンチリン」と通過する。他の場所では全く見ないので不思議だ。4枚目、気になるので中身を見ておけば良かった。5枚目の建物は変わらなかった。6~7枚目、町には人の姿はなかっ...何故か懐かしさすら覚える鶴田の町
青森の夜が明けた。もしかすると第三振興街は無くなっているのではないか、そんな想いで来た青森だった。僕の行動範囲内ではベストの光景を持つ飲屋街である。かつての栄華を見たことはないが、急速に衰退する姿は見てきた。今回は夕方の姿を撮り、夜の姿も撮った。これで思い残すことは・・・、ある。思い切りある。やはり夕方の光景は、光が強すぎてうまく撮れなかった。第三振興街の持つ、時が停まったような静かな佇まい。それを朝の光の下で撮りたくなった。僕は三度、ここに来た。希望したものが撮れたのかどうかは分からない。次に来たとき、もうこの飲屋街は存在しないかもしれない。それは別にここに限ったことではなく、全ての森羅万象も同様である。そのことに改めて気づいただけでも、三度も撮った価値はある。ここには時と共に消えた名もなき人々、彼らの...青森編最終回・最後の第三振興街(終)〜惜別の刻
※2018年の旅行でござる 鹿野町散策は結構楽しい。 町を挙げて観光客をもてなしてくれているようなのだ。 こちらは、仕出し屋さんかな? 道がT字路やL字路が多いのは敵がお城までまっす