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フランスとイギリス(3)ギヨーム二世はイングランド王になりノルマンディー公ウィリアムとなりました。この結果、フランスではフランス王の家臣イギリスではイングランド王となりある意味、フランス王と対等の立場になりました。そして現在まで続くイギリス王室の開祖になりました。これにてサクソン人の王室はなくなりました。ところで、皆様映画で良くサクソンとノルマンの争いがよくえがかれます。例えばアイバンホーとかロビンフットとか大抵はサクソン側が善人でノルマン側が悪人の構図です。征服側と非征服側と言うことでしょうか??実は、サクソンもかつて征服者だったと思います。ゲルマン民族の大移動時代、彼らは大陸から移動してきたのです。ドイツにザクセンというエリアがあります。ドイツ語ではSの後の母音は濁ります。小生初めてドイツに行ったとき...フランスとイギリス(3)
フランスとイギリスフランスに住んでいた小生の経験からフランスとイギリスは何か特別な関係だと感じていました。そして調べてみると大変な歴史があることが分かり興味を惹きました。歴史家でもない素人の小生の話ですので興味のある方は参考程度に読んでください。さて、どこの国も隣国とは仲が悪いとよく言われます。フランスにとってドイツは隣国でもあるし、二度も大戦を経験し、仲が悪いと思っていましたが、特段仲が悪いという印象もありませんでした。仲が良い訳でもなく、あまり関心がないという印象です。同じ隣国(海はありますが)でもイギリスとなるとちょっと様子が違います。フランス人にとって、英国人はいつも気取っている、気取り野郎という感じ、ネクタイして気取った奴らという感じです。イギリス人からはフランス人はカエル野郎、カエル食う奴らと...フランスとイギリス(1)
【ジル・ド・レ】フランス救国の英雄なのか 残忍な青ひげのモデルなのか
< オルレアンの乙女 ジャンヌ・ダルクとともに戦った勝利者だったはずなのに > 20世紀は2つの世界大戦があったんで「戦争の世紀」って呼ばれますけど、地球規模で考えてみますと、人類の歴史ってずっと昔から、悲しいことながら今も、相変わらず戦争、争いが絶えることはないんですね。 戦争には勝ち負けがあって、歴史は勝者によって語られていくってことで、英雄に祭り上げられる人もいれば、悪者として断罪される人も出てきます。 時代を遡って中世ともなりますと、そもそもの記録がハッキリしなかったりして、専門家でも、ある特定の事実に対する解釈がバラバラだったりすることは珍しくないですもんね。 日本の南北朝時代に一応…