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フランスとイギリス(2)ロロはシャルル三世から土地をもらい家臣になりその後、ノルマンディー公国ができました。ロロから数えて7代目にとんでもない優秀なノルマンディー公ギヨーム二世(後のノルマンディー公ウィリアム)が出現しました。7代目は後に征服王と呼ばれるようになります。きっかけはイングランドの王位継承にありました。その時のイングランド王はサクソン人のエドワード懺悔王になります。このエドワード、王様になる前何故かフランスのノルマンディー公国に何年かも亡命していました。いわゆる一宿一飯の大きな恩義がノルマンディー公国にありました。それでイングランド王になった時、恩返しの意味でイングランドにたくさんのノルマン人を招いて重用したそうです。ここまでは良かったのですが、この王様敬虔なキリスト教信者お坊さん見たいな人で...再掲載フランスとイギリス(2)
フランスとイギリス(3)ギヨーム二世はイングランド王になりノルマンディー公ウィリアムとなりました。この結果、フランスではフランス王の家臣イギリスではイングランド王となりある意味、フランス王と対等の立場になりました。そして現在まで続くイギリス王室の開祖になりました。これにてサクソン人の王室はなくなりました。ところで、皆様映画で良くサクソンとノルマンの争いがよくえがかれます。例えばアイバンホーとかロビンフットとか大抵はサクソン側が善人でノルマン側が悪人の構図です。征服側と非征服側と言うことでしょうか??実は、サクソンもかつて征服者だったと思います。ゲルマン民族の大移動時代、彼らは大陸から移動してきたのです。ドイツにザクセンというエリアがあります。ドイツ語ではSの後の母音は濁ります。小生初めてドイツに行ったとき...フランスとイギリス(3)