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紅葉のベストシーズンに現存天守を巡る四国観光旅行に行ってきた(その24)
阿波池田駅での記念撮影 乗客全員参加(の筈だった)記念撮影も終了し、阿波川口駅を出発します。 恒例の駅のホームでの見送りには、着ぐるみの人たちが派手に見送ってくれました。 阿波川口駅ホームでの見送りです 席に戻ると、やっぱりここでも食べかけのお料理に紙が掛けてありました。心憎い配慮ですね。 ほどなくして、お吸い物が出てきました。 お吸い物 阿波川口駅を出てから5~6分経ったでしょうか。真っ暗なトンネルを出て大きな川に差し掛かりました。おそらく、吉野川だと思います。列車は徐行運転しながら、雄大な渓谷美と幾何学的な鉄橋の姿を見せてくれました。 鉄橋の左右にはこんな感じの渓谷が広がっていました 列車…
紅葉のベストシーズンに現存天守を巡る四国観光旅行に行ってきた(その16)
阿波池田駅 今日のこのあとの予定を少し書いておこう。今現在、観光列車の「藍よしのがわトロッコ」で阿波池田に到着したばかり。時間は13時。 このあと、14:24発の特急南風グリーン車で児島駅に向かう訳だが、それまでの間、およそ1時間余りの時間がある。 その1時間で阿波池田周辺観光をしようという訳だ。 はじめは、自分一人でぶらぶらと散策しようかなって思っていたのだが、いろいろとサイトをみていたら、藍よしのがわトロッコ運行にあわせたツアーとして『池田の歴史と大地のつながりを知るツアー』なるものがあることを知った。 開催日時は、トロッコ列車運行日の13:10~14:10となっており、駅前にある三好市観…
紅葉のベストシーズンに現存天守を巡る四国観光旅行に行ってきた(その14)
徳島駅近くの陸橋から撮影 阿波池田駅に行くため、特急南風グリーン車に乗って高知駅を7:00に出発。列車は吉野川を右に左にその姿を変えながら景勝地の大歩危峡に差し掛かった。 今回の旅行のハイライトである大歩危峡。『大歩危小歩危という面白い地名がある。ここは、大股で歩いても危険、かといって小幅に歩いても危険と言われている険しい道があるところ』って、小さい頃に学校の先生に教わってから、一体どんなところなんだろうってずっと夢見ていた場所だ。インターネットなんて存在してなく情報源と言えば学校の先生から得ることがほとんどだった昭和の時代の話。今だったらググられて、すぐに「先生!その由来って間違いとちゃうか…
2020年 徘徊 4月4日 「四国路 春ですね!」 土曜日の朝、ゆかいな仲間のチビラ1号コユキ姫から電話です。 「あのさ、ジージとバーバ今日ヒマ?」 「うん、毎日ヒマ。」 「そしたらさ、今から一緒に
青春18きっぷの旅、香川県多度津から土讃線で高知へ移動しています。 tamikiti67.hatenablog.com 阿波池田駅 三好市役所 フレスポ阿波池田 阿波池田うだつの家・たばこ資料館 徳島県立池田高校 池田銀座 阿波池田駅 多度津を出て約一時間、阿波池田駅に到着しました。 阿波池田は平成の大合併以前は徳島県三好郡池田町、現在は三好市です。三好市の人口は約22,300人で、四国の中ではもっとも面積の大きい町。 余談ですが、私が住む愛知県の西三河にも三好町という町がありました。三好町が市に昇格するとき、徳島県の三好市が先だったので、ひらがなの「みよし市」となった経緯があります。 たくさ…
阿波池田、山間に沈む町。次にウダツを上げる日はいつか <トラキチ旅のエッセイ>第9話
阿波池田。夏。 揺れる陽炎の底に沈み込んだような静かな町を歩いた。 古い家並みの中、ふと1枚の表札が目に留まった。 「蔦 文也」とそこにあった。蔦監督である。 「山あいの町の子どもたちに海を見せてやりたい」 そう言って、県立池田高校野球部を甲子園へ14度導いた名監督の自宅が、そこに佇んでいた。 優勝3回、準優勝2回。 そうした成績よりも、甲子園球場を明るく沸かせたそのキャラクターがより印象深い人だった。 蔦監督は、すでに2001年に亡くなっている。 ご近所の人がたまたま植木いじりのため家から外に現れたのを呼び止め、「この家は蔦監督のお宅で間違いありませんか」と、尋ねると、 「そうです。蔦先生の…