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東野圭吾氏の短編集を読むのはこれで2冊目か。 1冊目は『探偵ガリレオ』だった。 読了「探偵ガリレオ」 こちらの予知夢もまた、中古で購入したものだ。 表紙の色褪せ具合がなんともそそる...
175.シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 [ ジェレミー・マーサー ]
書名 シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 (河出文庫) [ ジェレミー・マーサー ] 感想 2023年175冊目 ★★★★ いわた書店「1万円選書」で選んでいただいた本。 (2022.02.06「2022年1月に読ん
2023年7月に読んだ本まとめ 151.虹と雲 王妃の父が生きたブータン現代史 [ ウギェン・ドルジ ] 152.小説 魔入りました!入間くん(4)アクドルくろむちゃんとアメリの決断 [ 西修 ] 153.あさってより先は、見な
書名 絶滅危惧職、講談師を生きる (新潮文庫) [ 神田 松之丞 ] 引用 振り返ってみても、あのときの客席の視点っていうのは、すごく大事でした。迷ったときは、あのときの自分だったらどう思うか、というの
週刊 マンガ便 鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく 4 」(文藝春秋社)
鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく 4 」(文藝春秋社) 2023年7月のマンガ便です。鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく4」(文藝春秋社)です。第31話から始まります。 時は1954年、嘉永6年です。所は伊豆半島の東
書名 神戸・続神戸 (新潮文庫) [ 西東 三鬼 ] 引用 山口県の山中、道路に添って小川が流れている。その路傍の一軒一軒の前に、四斗樽が置いてあって「防火用水」と書いてあった。小川がドンドン流れている
171.ナージャの5つのがっこう [ キリーロバ・ナージャ ]
書名 ナージャの5つのがっこう [ キリーロバ・ナージャ ] 感想 2023年171冊目 ★★★ ・6カ国転校生ナージャの発見 [ キリーロバ・ナージャ ] の絵本版が出たので、娘に読んでもらおうと思って、自分も
書名 読んで旅する海外文学 24の国と地域の旅行記×77冊の読書ノート [ 重松 理恵 ] 目次 1章 世界一周読書旅行 -読書旅行の計画を立ててみよう 2章 旅行記と本の紹介 韓国、台湾、中国、タイ、カン
書名 森の端っこのちび魔女さん [ 夜凪 ] 感想 2023年168冊目 ★★ 表紙の絵が可愛くて好みだったのと、装丁が『本好きの下剋上』と同じ感じだったので読んでみた。 うーむ。 2023年冬に続刊発売、コミ
167.令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法 [ 新川帆立 ]
書名 令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法 [ 新川 帆立 ] 目次 【収録短編および各話の架空法律】 ◇第一話 動物裁判 礼和四年「動物福祉法」及び「動物虐待の防止等に関する法律」 ◇第
トレーニングの終わりはストレッチ。しかし最近は直ぐにマットはしまわない。エアコンの冷気が床近くに溜まるため意外に快適。そこで座布団やら図書館の本を持ち出してゴ…
書名 君のクイズ [ 小川哲 ] 引用 クイズに答えているとき、自分という金網を使って、世界をすくいあげているような気分になることがある。僕たちが生きるということは、金網を大きく、目を細かくしていくこ
165.闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由 [ ジェーン・スー ]
書名 闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由 [ ジェーン・スー ] 目次 はじめに 齋藤薫(美容ジャーナリスト・エッセイスト) -「自分の顔を知るって、本質を見つけるということ」 柴田理恵(俳優・
書名 書誌学入門ノベル! 書医あづさの手控〈クロニクル〉 [ 白戸 満喜子 ] 引用 「ライブ?」 「そう、古書は生演奏。楽曲を作った人自身が演奏するのを生で聴くのはもちろん最高だと思う。でも、その曲
中3ピアノ男子・ジエンコ、今年も母から夏の読書、全部読むまで終われま10(テン)を課されています。こちらの記事を参照してください。☆「今年もやるのか? 夏休みの読書 終われま10(テン)」☆ジエンコの読書なのに、母が選んだ課題図書ばかりでは面白くないので、自分で学校の図書館に行って借りておいで、と言ったら、意外なまでによいセレクションだったので、母は驚きました。中学生が夏休みに読むのに、重すぎもせず...
ガリレオシリーズは一気読みしたかったんですが・・・ 中古でちょこまかと購入しているので、その中にどうしてもガリレオが混ざるのと、本が手にあるのに読まないわけにはいかない!と、順番は...
書名 より少ない家大全 あらゆることから自由になれる [ ジョシュア・ベッカー ] 目次 PART1 なぜものを減らすのか 第1章 ミニマリズムでわが家を大改造する 第2章 ものを減らして豊かになる「ベッカー・
Amazon 楽天市場 題名 : 散りしきる花 (春陽文庫) 著者 : 皆川博子 (Wikipedia) 出版社 : 春陽堂書店 発売日 : 2024/04/22 遊女屋の娘ゆうと旅役者の福之助が結ばれて十年の歳月が流れた。 そして関西を巡業して廻る一座に様々な苦難がふりかかる――。 ゆうの激しい人生を描く。 直木賞受賞作「恋紅」の続編。 引用元:散りしきる花 (春陽文庫) 【目次】 皆川博子さんの新...
週刊 読書案内 伊藤比呂美訳・下田昌克画「今日」(福音館書店)
伊藤比呂美訳・下田昌克画「今日」(福音館書店) 谷川俊太郎が詩を書いている「ハダカだから」という絵本の挿絵で気に入った下田昌克という画家を探していて、この本に行き当たりました。 普段はそ
書名 なんだろう なんだろう [ ヨシタケシンスケ ] 感想 2023年160冊目 ★★★ 絵本ではない、本でもない、その間くらいの本。 幼稚園くらいには難しいくらいのレベル感。 もとは、道徳教科書(小1~中3
書名 先祖探偵 [ 新川 帆立 ] 目次 第一話 幽霊戸籍と町おこし 第二話 棄児戸籍と夏休みの宿題 第三話 消失戸籍とご先祖様の霊 第四話 無戸籍と厄介な依頼者 第五話 棄民戸籍とバナナの揚げ物
丸谷才一「猫のつもりが虎」(文春文庫) 表紙の絵が、なかなかいいとお思いになりませんか?丸谷才一のエッセイ集、「猫のつもりが虎」(文春文庫)ですが、もともとは「ジャパン・アヴェニュー」という、どこ
書名 競争の番人 内偵の王子 [ 新川 帆立 ] 引用 「僕、迷ったんですけど。でもやっぱり、色々やってみたいと思いました。せっかく働いているんだから」 石山がはにかむように笑った。笑顔がまぶしかった
週刊 読書案内 鈴ノ木ユウ「コウノドリ 32」(講談社) 表紙で鴻鳥サクラくんが笑って、手を振っていますね。今回の「コウノドリ(32巻)」が最終巻だそうです。ザンネンですね。 ぼくはこのマンガに
書名 競争の番人 [ 新川 帆立 ] 引用 「人に押しつけていいものだけを正義と呼ぶのよ。正しいことをしなくちゃ。あなた、公務員なんだから」 「でも、正しいことをした結果、死人が出てもいいんですか」(
週刊 読書案内 菅野昭正編「書物の達人 丸谷才一」(集英社新書)
菅野昭正編「書物の達人 丸谷才一」(集英社新書) 大文学者とかいうのは、なんか気が引けます。まあ、最後の文人とでも呼ぶのがふさわしい丸谷才一ですが、2012年に亡くなった翌年の2013年、世田谷文学館と
156.本好きの下剋上 第五部「女神の化身」(10)[ 香月美夜 ]
書名 本好きの下剋上第五部「女神の化身10」(5-10) [ 香月美夜 ] 感想 2023年156冊目 ★★★ 表紙がうつくしい! 成長したローゼマイン、まじ女神の化身。 今回はリアルに、英知の女神メスティオノーラ
100days100bookcovers no92 92日目 小田嶋隆 その2 『災間の唄』小田嶋隆=著 武田砂鉄=撰 出版 (サイゾー CYZO) この書物、小田嶋隆が2011年6月から2020年8月までのtwitterにおけるツイートを掲載した
書名 夜空に浮かぶ欠けた月たち【電子書籍】[ 窪 美澄 ] 感想 2023年154冊目 ★★★ ・夜に星を放つ [ 窪美澄 ] ・夏日狂想 [ 窪美澄 ] ・タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース [ 窪美澄 ] の窪
野上彌生子「森」(新潮社) 読み終えたという、ただ、それだけで自慢したくなる作品というものがありますが、1885年5月6日に生まれ、1985年3月30日に亡くなった女流作家野上弥生子の遺作、「森」(新潮社
「新しい夏の読書スタイル( ^ω^ )」ストレッチの後、ふと気が付いた。ヨガマットの上に寝転んだまま、枕を使って扇風機をかけて読書が凄い快適。冷たい空気は床近…
書名 あさってより先は、見ない。 [ 山本ふみこ ] 目次 第1章 旅するように暮らす 元旦はハムエッグ! ジルべールとセリア あなたたちとわたし 眠りの森 ブランコ いまが最上 〈その後〉の〈その
週刊 読書案内 養老孟司・宮崎駿「虫眼とアニ眼」(新潮文庫)
養老孟司・宮崎駿「虫眼とアニ眼」(新潮文庫) 棚から落ちて来て、拾い上げてみると養老孟司・宮崎駿「虫眼とアニ眼」(新潮文庫)でした。そのまま、某所に持ち込んで、座り込んで読み始めて、やめられなくな
週刊 読書案内 岩合光昭「生きもののおきて」(ちくまプリマーブックス)
岩合光昭「生きもののおきて」(ちくまプリマーブックス133) 岩合光昭の「虎」という写真集がおもしろくて、新たに図書館で借りだしてきたのが「生きもののおきて」(ちくまプリマ―ブックス133)でした。ちくま
151.虹と雲 王妃の父が生きたブータン現代史 [ ウギェン・ドルジ ]
書名 虹と雲 王妃の父が生きたブータン現代史 (ブータン・チベット仏教文化叢書) [ ウギェン・ドルジ ] 目次 黄金の重みのラマ 「意」と「口」の化身の家系が一つに 若きシャプドゥンの死 サン・チュコ
あなたには、殺せません [ 石持 浅海 ]価格:1,870円(2023/7/11 15:14時点)感想(0件) 石持浅海は、日本のミステリー作家であり、光文社のカッパ・ノベルスから多くの作品を発表しています。彼は2002年に『アイルランドの薔薇』でデビューし、以来、独自のスタイルで読者を魅了してきました。彼の作品の特徴は、類例のあまりないクローズド・サークルで起こる事件を、トリックなしで解決するというものです。彼は同業者が書きそうもない舞台を用意し、その舞台ならではの事件を登場人物たちに議論させて真相を見つけさせます。彼は兼業作家であるため、読書量が多くないということもあり、他の作家..
2023年6月に読んだ本まとめ 124.夢をかなえるゾウ0 [ 水野敬也 ] 125.老人ホテル [ 原田ひ香 ] 126.はい!こちら子ども記者相談室デス! [ かめおか子ども新聞 ] 127.続・子育てにマニュアルなし! [ 吉野由美 ]
週刊 マンガ便 ほしよりこ「逢沢りく(上・下)」(文春文庫)
ほしよりこ「逢沢りく(上・下)」(文春文庫) 2021年の1月頃のヤサイクン・マンガ便に入っていました。文春文庫のマンガです。ほしよりこという漫画家を読むのが、まず、初めてですが、エンピツ漫画
週刊 マンガ便 近藤ようこ・津原泰水「五色の舟」(KADOKAWA)
週刊 マンガ便 近藤ようこ・津原泰水「五色の舟」(KADOKAWA) 津原泰水という作家の作品は、ただの一冊も読んだことがないのですが、半年ほど前に、面白いよと教えられたこともあり、名前は憶えていま
朴沙羅「ヘルシンキ生活の練習」(筑摩書房) つい、先だって、「家族(チベ)の歴史を書く」(筑摩書房)を読んで、えらく感心した人です。まだ若い社会学者朴沙羅の新しい本を読みました。 関西の、い
148.給食のおばさん、ブータンへ行く! [ 平澤さえ子 ]
書名 給食のおばさん、ブータンへ行く! [ 平澤さえ子 ] 目次 第1章 給食のおばさん、単身旅立つ 第2章 給食のおばさん、孤軍奮闘する 第3章 給食のおはざん、決断する 第4章 給食のおばさん、異
書名 しかもフタが無い (ちくま文庫 よー32-1) [ ヨシタケシンスケ ] 感想 2023年147冊目 ★★★ ヨシタケシンスケさんが絵本作家になる10年前に発刊されたアイデアスケッチのデビュー作、の文庫化。
「山怪 朱」田中康弘著。山と渓谷社現在、夢中になって読んでる山怪シリーズの最新刊。第4巻まで来た。この本はいわゆる幽霊・心霊話ではない。その種の話もゼロではな…
144.答えは市役所3階に 2020心の相談室 [ 辻堂ゆめ ]
書名 答えは市役所3階に 2020心の相談室 [ 辻堂ゆめ ] 目次 第一話 白戸ゆり(17) 第二話 諸田真之介(29) 第三話 秋吉三千穂(38) 第四話 大河原昇(46) 第五話 岩西創(19) 引
書名 貸本屋七本三八の譚めぐり (アルファポリス文庫) [ 茶柱まちこ ] 目次 四月『菜種梅雨』 五月『ぎいぎい』 六月『ある女』 七月『空の鳥かご』 引用 「それは違うぞ」 声を上げたのは、柄田
今回は、ゴンサロ・M・タヴァレスというポルトガルの作家の代表作であるエルサレムをご紹介します。 私がこの作品を読もうと思ったのは、まず表紙の感じとタイトルに惹かれてだったのですがあらすじと帯に書かれた一文を見て、これは自分が好きそうな物語だ
カミュ作のペストは、コロナ禍で生きた全人類が読むべき感染症文学である
今回は災禍のたびに読み直され現代の古典と言われている不朽の名作、アルジェリア生まれのカミュが1947年に出版したベストセラー作品ペストを紹介します。 タイトルで言い切りましたが、本当にこの作品はコロナ禍で生きている私達なら誰でもが共感できる
カミュの異邦人とシーシュポスの神話を読んで、不条理文学と不条理哲学を考える
カミュの「異邦人」と「シーシュポスの神話」は、セットで読むことをオススメします。 なぜなら「異邦人」で感じた違和感を「シーシュポスの神話」で探究すること、これこそがこの作品を味わいつくすのに必要だからです。 海水浴や太陽がストーリーに出てく
村上春樹の長編を読む前に、「女のいない男たち」を春樹初心者に薦めたい
今回紹介するのは村上春樹の短編集なのですが、この「女のいない男たち」は村上春樹特有の喪失感を存分に味わえ、 しかも濃厚な村上ワールドを展開している物語が6つも入っています。 長編小説に挑戦するのをためらっている、そしてまだ村上春樹を読んだこ
新訳で甦る!古典の魅力を再確認できる、シェイクスピアの四大悲劇を読む
シェイクスピア作品はとても沢山ありますが、中でも有名な四大悲劇と言われる「ハムレット」「オセロー」「マクベス」「リア王の悲劇」と、誰でも名前くらいは聞いたことがあると思われる、「ロミオとジュリエット」を紹介します。 私が今回読んだ本は、角川