いくつになっても、この時期は高田敏子さんの誌「忘れもの」が忘れられない
子供時代、「夏休みの友」に必ず掲載されていた、高田敏子さんの詩「忘れもの」。夏休みとは無縁となって久しいアラフィフの私でも、毎年この時期になると必ずこの詩を思い出して、些少の寂寥感に包まれます。夏休みを擬人化して、「だがキミ!」と呼びかけるのが、この詩の特徴的なところでありましょうが、子供時代の私はここを「だがキミー」だと信じ込んでおりました。実のところ、「だがキミ!」が正しいと知ったのは、わずか...
2023/08/26 17:15