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長谷川櫂「四季のうた」(中公新書)龍の玉升さんと呼ぶ虚子のこゑ 飯田龍太 新年あけましておめでとうございます。2024年最初の「読書案内」は長谷川櫂の「四季のうた」(中公新書)です。
週刊 読書案内 100days 100bookcovers Challenge備忘録(1日目~10日目)
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (1日目~10日目) 2020年の春にフェイスブックで始めたブックカバー・チャレンジ、100日で100冊の備忘録です。書名か本の写真をクリックしていたでれば記事
週刊 読書案内 関川夏央・谷口ジロー「坊ちゃんの時代-凛冽たり近代 なお生彩あり明治人」(双葉社・全5冊)
100days100bookcovers no93 93日目 関川夏央・谷口ジロー「坊ちゃんの時代-凛冽たり近代 なお生彩あり明治人」(双葉社・全5冊) KOBAYASIさんの小田嶋隆の追悼レビューがアップされたとき、ちょ
長谷川櫂「震災句集」(中央公論新社) 先だって「震災歌集」(中央公論新社)を案内した長谷川櫂の、まあ、いわば本業「震災句集」(中央公論新社)です。収められている百句ほどの句を、ボソボソ呟く
週刊 読書案内 ロバート・ウェストール「水深五尋」(金原瑞人・野沢佳織 訳 宮崎駿 絵・岩波書店)
ロバート・ウェストール「水深五尋」(金原瑞人・野沢佳織訳 宮崎駿絵・岩波書店) 池澤夏樹の「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)という、週刊文春に連載していた「私の読書日記
がんばるあなたに読んでもらいたい。古内一絵さんの『最高のアフターヌーンティーの作り方』。
*この記事のリンクはアフェリエイトリンクを使用しています。 古内一絵さんの小説『最高のアフターヌーンティーの作り方』をご紹介します。 リンク この本をおすすめし
週刊 読書案内 マーク・トウェイン「ジム・スマイリーの跳び蛙-マーク・トウェイン傑作選」(柴田元幸訳・ 新潮文庫)
マーク・トウェイン「ジム・スマイリーの跳び蛙-マーク・トウェイン傑作選」(柴田元幸訳・ 新潮文庫) ひょっとした、この人くらいは読まれているのではあるまいかと淡い期待を寄せているマーク・トウェインで
長谷川櫂「震災歌集」(中央公論新社) 今日の案内は俳人として知られている長谷川櫂の「震災歌集」(中央公論新社)という短歌集です。くりかえしになりますが長谷川櫂は俳人として知られている人ですが、
週刊 読書案内 小池昌代(編)「通勤電車でよむ詩集」(NHK生活人新書)
小池昌代(編)「通勤電車でよむ詩集」(NHK生活人新書) 今日の案内は、時々出逢っている女子大生さんたちに小池昌代という詩人の詩を紹介したこともあって、なんとなくネットで見つけて読み始めたアンソロジ
週刊 読書案内 北原白秋「からたちの花」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より)
北原白秋「からたちの花」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より) からたちの花 北原白秋 からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。 青い青い針のとげだ
週刊 読書案内 天野忠「しずかな夫婦」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より)
天野忠「しずかな夫婦」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より) しずかな夫婦 天野 忠 結婚よりも私は「夫婦」が好きだった。 とくに静かな夫婦が好きだった。 結婚をひとまた
島田裕巳「日本人の神道」(ちくま新書) とりあえず、日々の徘徊のお供とでもいう興味で手に取りましたが、いや、なになに、なかなか読みでのある1冊でした。 日本に土着の宗教が「神道」である。 神道が
☆江國香織の略歴☆ 江國香織は、1987年『草之丞の話』で童話作家としてデビュー。 1991年『きらきらひかる』で小説家としてデビューし、紫式部文学賞を受賞。 以来、小説、エッセイ、童話、詩集、翻訳など幅広く活躍している。 父親はエッセイストの江國滋。 代表作は『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』『冷静と情熱のあいだRosso』など。 ↑ヒロ氏の本棚にある江國香織の著作 ☆江國香織の魅力☆ 彼女の作品を評してよく使われる言葉は「透明な~」という言葉ですが文体も、そこからイメージされる世界観も透明感がとても独特だと思います。 一方、ただ綺麗なだけではなくて毒や、狂気をひと握り含ませ…
週刊 読書案内 司馬遼太郎・林屋辰三郎「歴史の夜咄(よばなし)」(小学館文庫)
司馬遼太郎・林屋辰三郎「歴史の夜咄(よばなし)」(小学館文庫) 作家の司馬遼太郎(1923年生~1996年没)と歴史家の林屋辰三郎(1914年生~1998年没)の対談です。 司馬 あの狛(こま)というあた
かぜのたみ『低コスト生活』から学んだこと。「自分らしさを」取り戻すために考えたこと。
本書は、いわゆる節約本ではない。自分らしい生き方を見つめ直すための哲学書だ。 Xのフォロワーさんに教えていただいて手に取った。 ぼくに取ってミニマルライフとは何なのか、と思考がプラトー状態になっていた。 そこに新たな風を送り込んでくれたのが
週刊 読書案内 池澤夏樹「十六段の階段」(大岡昇平全集6・月報5・筑摩書房)
池澤夏樹「十六段の階段」(大岡昇平全集6・月報5・筑摩書房) 作家の池澤夏樹が「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)の中で、大岡昇平の「事件」という作品について紹介しています。
週刊 読書案内 小野智美編「女川一中生の句 あの日から」(はとり文庫)
小野智美編「女川一中生の句 あの日から」(はとり文庫) どこで知ったのかよく覚えていませんが、注文して届いた本をその場で広げて、読み始めて,絶句しました。落ち着いて読めば、2時間もあれば読み終える
週刊 読書案内 山折哲雄「わが忘れえぬ人びと」(中央公論新社)
山折哲雄「わが忘れえぬ人びと」(中央公論新社) 山折哲雄という人は1931年生まれの宗教学者です。90歳をこえておられる方です。90年代、だから30年くらい前に、宮沢賢治とか親鸞とかについて論じて
四元康祐「日本語の虜囚」(思潮社) 洗面鏡の前のコギト 四元康祐 眼を開けて 鏡のなかの自分を見る 眼を閉じてその自分を闇に流そう (マバタキは 慌しくも無言の舞台の暗転 息殺す黒子らの汗の
本が好きな人は、実はたくさんいる。 ただ、冬支度をするリスのようにひっそりと楽しんでいるので、読書が好きな人と出会えない、ということがしばしば。 なぜか。
照井翠「龍宮」(コールサック社) 池澤夏樹の「いつだって読むのは目の前の1冊なのだ」(作品社)という書評集に教えられた1冊です。まあ、そうは言うものの、実はかなり以前から照井翠という方の「龍
週刊 読書案内 池澤夏樹「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)
池澤夏樹「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社) 昔から、書評とかブックレビューいうのが好きだったんです。で、市民図書館の棚を見ていると、2019年の初版なのに、新入荷の棚に、デン!と座
新たな習慣として、読書リストを作ることにした。 読書をして得た知識や、その時の感動をそのままタイムカプセルのように、大事に保管しておきたいと思ったからである。
週刊 読書案内 夏目漱石「二百十日」(定本 漱石全集 第三巻)岩波書店
夏目漱石「二百十日」(定本 漱石全集 第三巻)岩波書店 二月に一度集まっている本好きの会の課題図書ということで、久しぶりに夏目漱石の「二百十日」という作品を読みました。市民図書館で
週刊 読書案内 金子信久「長沢蘆雪 かわいいを描くこと」(東京美術)
金子信久「長沢蘆雪 かわいいを描くこと」(東京美術) 明石の市民図書館の新入荷の棚に並んでいました。「おっ、蘆雪!」 まあ、そんな感じで手に取りました。金子信久という美術館にお勤め
週刊読書案内 深緑野分「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫)
深緑野分「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫) 深緑野分という、ぼくには新しい人の「ベルリンは晴れているか」(ちくま文庫)を読みました。2019年の本屋大賞第三位ですね。ツィッ
宇佐見りん「くるまの娘」(河出書房新社) 「かか」(河出文庫)で2019年の文藝賞、2020年の三島由紀夫賞、「推し燃ゆ」(河出文庫)で2020年後期の芥川賞の宇佐見りんの最新作のようです。まあ、贔屓の作家と
週刊 読書案内 角幡唯介「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」(集英社)
角幡唯介「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」(集英社) 角幡唯介という冒険家の「裸の大地第二部 犬橇事始」(集英社)という本を、偶然、読んで、40歳をこえた、いい大人がグリーンランドとかの果てで十数頭
週刊 読書案内 桜庭一樹「東京ディストピア日記」(河出書房新社)
桜庭一樹「東京ディストピア日記」(河出書房新社) 中国の方方 (ファンファン)という女性作家の「武漢日記」(河出書房新社)を読んで案内しました。で、その日記の英訳者のマイケル・ベリーというカ
週刊 マンガ便 小林まこと「JJM女子柔道部物語15」(EVENING KC 講談社)
小林まこと「JJM女子柔道部物語15」(EVENING KC 講談社) 2023年10月のマンガ便です。小林まことのおバカ柔道マンガ「女子柔道部物語」(講談社)15巻です。ボクには小林まことのマンガは
今回は、僕が普段やっている、あるいはやってみたいな、と思っているものをそれを実行するための時間とお金の目安も記載します。面白そうなものがあったら是非やってみてね。
崩れやすいけど、あったかい。それが湯豆腐。 今回は、メンタルよわよわな僕が意識していること、実践していることを5つ紹介します。 メンタルがやられると、特に不安に感じるものは何でしょうか?
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行 今日はまさにそんな感じ。これから涼しくなると良いですね。 今日は最近読んで、とってもよかったエッセイのご紹介です。
幸せのハードルが多分低い、もりたです。今回は、読書×ミニマルライフを提案する私、もりたのおすすめエッセーを紹介したいと思います。こんな人におすすめ!詩が好きな人海外旅行や海外文学が好きな人、興味がある人おしゃれな文体に憧れる人ひとり時間を充
週刊 読書案内 角幡唯介「裸の大地 第二部 犬橇事始」(集英社)
角幡唯介「裸の大地第二部 犬橇事始」(集英社) 毎日、暑い! そういう時には、零下30度の氷の世界を行く犬橇の話なんぞがピッタリ!だと読み始めたら熱い! 話でした(笑)。
本を買うとき、なにが決め手となりますか? 書評、帯、装丁。 映画の原作。 そして、外せないのが「タイトル」。 本記事では、思わずタイトル買いしたくなるタイトルがかっこいい本をご紹介します。 きっと、タ
岡本太郎さんの「強く生きる言葉」は、人生に勇気を与えてくれる本です。人間関係に悩んだり、生活に不安を感じたり、私達の日常は悩みと後悔ばかりです。岡本太郎の言葉は、そんなわたしたちに勇気を与えてくれます。私も、この本を読んでいくうちに太郎さん
戦前の映画の殆どが行方不明です。そうした貴重なフィルムを探すコレクターたちを追った『映画を追え フィルムコレクター歴訪の旅 』以前読んだ『映画探偵: 失われた戦前日本映画を捜して』は、失われた戦前映画のフィルムを探しだすドキュメンタリーでし
久しぶりの出社。久しぶりの通勤電車はスマホが取り出せない人と密着しているところはじんわり熱くて。。51歳なので素肌を見せたくないこともありますが電車で人の肌と直接密着するのがイヤで夏でも長袖。わたしが所属している部署は若い男性が多いのですが
2023年8月に読んだ本まとめ 175.シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 [ ジェレミー・マーサー ] 176.「大好きなもの」しか持たない 少ない暮らし [ 日本文芸社 ] 177.「買い方」を変えたら、人生変わった
山里絹子「『米留組』と沖縄」(集英社新書) 市民図書館の新刊の棚で見つけました。2022年4月の新刊です。西谷修の「私たちはどんな世界を生きているか」(講談社現代新書)という本の案内にも書きましたが、自
179.不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす [ しょ~こ ]
書名 不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり! [ しょ~こ ] 目次 CONTENTS FLAG1 住まいをととのえる インテリアには人生を変える力がある FLAG2 働き方を変える 時代を
書名 日々臆測 [ ヨシタケシンスケ ] 感想 2023年178冊目 ★★★ ヨシタケシンスケさんが好き。 特にヨシタケさんの、こういう「なんでもないスケッチ」みたいなのがすっごく好き。 こんな風に絵が描けた
Amazon 楽天市場 題名 : フィフティ・ピープル[新版] (となりの国のものがたり) 著者 : チョン・セラン ,斎藤真理子 (X) 出版社 : 亜紀書房 発売日 : 2024/10/25 〈この50人の中に、きっとあなたの味方がいる〉 多くの読者に愛され、読み継がれてきた韓国文学の必読の名作が、細部にさらなる磨きをかけて再登場。 50人の登場人物が、あやとりのようにすれ違い、重なりあい...