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「新謎解きはディナーのあとで」東川篤哉著、小学館文庫、2024年8月新謎解きはディナーのあとで(小学館文庫)東川篤哉小学館令嬢刑事・宝生麗子と執事探偵・影山が事件を解決する、ユーモアミステリ短編集。この2人の会話、令嬢刑事と上司の風祭警部との会話が面白く、過去にはテレビドラマ化・映画化もされました。舞台は変わらず国立市界隈です。「新~」では天然発言を連発する新米女性刑事も加わり、殺人事件ではありますが、警察内で一段とユーモラスな会話が繰り広げられています。本書は2021年3月に単行本刊行、2024年8月に文庫化。「新~2」単行本が2024年9月に刊行されています。各話のタイトルとあらすじ:第一話風祭警部の帰還会社創業者の息子で取締役も務める男性が、家族や家政婦もいる自宅の屋敷で、首吊り死体で発見される話第...新謎解きはディナーのあとで
週刊 読書案内 司馬遼太郎・林屋辰三郎「歴史の夜咄(よばなし)」(小学館文庫)
司馬遼太郎・林屋辰三郎「歴史の夜咄(よばなし)」(小学館文庫) 作家の司馬遼太郎(1923年生~1996年没)と歴史家の林屋辰三郎(1914年生~1998年没)の対談です。 司馬 あの狛(こま)というあた
週刊 読書案内 嵐山光三郎「漂流怪人・きだみのる」(小学館文庫)
100days100bookcovers no89(89日目)嵐山光三郎「漂流怪人・きだみのる」(小学館文庫) シマクマ君に回ってきた、ブックカバー・チャレンジ89日目は嵐山光三郎「漂流怪人・きだみのる」(小学館文庫)です。
【感想】森崎書店の日々(八木沢 里志)――読書をはじめる方法
皆様お久しぶりです。「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回わたしが読んだ本は『森崎書店の日々』です。 2月に入り、急に本が読めなくなりました。 集中力が足りないというか、文字が頭に入ってこないような状態で、途中まで読んで止めて、少し開いては止めて、を繰り返していました。 読書は好きなのに最後まで読むことができず、やがて体調も崩してしまい、しんどい日々を過ごしました。 その中で、読書を再開するきっかけになったのがこの『森崎書店の日々』です。 この本の魅力とともに、わたしが読書を再開するに至るまでの方法をご紹介します。 気分が乗らなくて本が読めなくなった、本を読みたいけどなかなか読み…