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https://www.imf.org/external/datamapper/NGDP_RPCH@WEO/OEMDC/ADVEC/WEOWORLD たった今、IMF世界経済見通し(WEO)アップデート結果について発表があり、上図/表の通り、日本のドル建てGDPは、まだ当面ドイツに抜かれることはないという内容になっていました。 購買力平価(PPP)ベースでも同様で、まだ抜かれていません。 しかし、自国通貨建て(ドイツ:ユーロ、日本:円)で見たドイツの名目GDPは既に十分大きな規模となっており、日本の名目GDPがドイツに抜かれないためには、ユーロ円レートが下表太字以下の水準であることが必要な状況…
<Japanese> 4月5日にドイツ有力経済研究所4つ(ifo、キール、エッセン、ハレ)による春季合同経済予測が発表されました。米欧金融不安の影響を反映した分析でもあり、現時点でドイツの中で最も権威ある経済予測となっています。これによると、ドイツの実質GDP成長率は今年+0.3%とわずかなプラスを維持しますが、日本の+0.9%よりは見劣りするということになっています。ドイツの潜在成長率は足元の1%弱から、2027年には0.5%と、さすがのドイツでも成長率は鈍化傾向にあります。しかし、ドイツの「名目」GDPを見ると、今年+6.3%で4兆1092億ユーロ、来年+4.2%で4兆2801億ユーロに膨…
足元までの状況を一覧表にまとめてあります。 目先は、公務員労組の仲裁状況・結果(黄色網掛け部分)、 年後半は「週4日制」の行方に注目です。 dateno.hatenablog.com なお、直近4大研の予測によると、一人当たり賃金は今年+5.7%、来年+5.5%(時給は今年+5.9%、来年+4.4%、協約賃金ベースでは今年+4.9%、来年+4.7%)となっています。 人手不足で雇用がタイトな上、名目GDPが今年+6.3%、来年+4.2%と非常に高いので、これくらいの賃金は何とかして払わざるを得ないという状況です。