メインカテゴリーを選択しなおす
シェアサイクル「youbike」で烏山頭ダムに行ってみた(隆田駅⇔ダム)
台湾では今やおなじみの存在となった、シェアサイクル「youbike」。現地の電話番号さえあれば、日本人でも登録して利用することができます。鉄道やバスが通っていない場所に行く際、これが大いに役立つでしょう。今回はそんなyoubikeを利用して、台湾を代表する観光地に行ってみたいと思います。八田與一技師による指揮のもと、日本統治時代に建設された「烏山頭ダム」が目的地です。目次1 台鐵隆田駅から八田路に出るまで2 八田...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑫八田與一紀念園区(八田記念公園) 日式宿舎あれこれ
八田與一紀念園区には八田氏の住居を含め全部で4棟の宿舎が再現されています時間帯によっては案内付きで室内を見学(開放する宿舎は日替わり)することが出来るのですが、私達が着いたのは終了時間(泣)残念だけど外観だけ撮影しました八田宅・市川及び田中宅・赤堀宅・阿部宅と名付けられた宿舎は、昔懐かしい日本家屋でした復元工事にあたっては、日本の建築士や大工さんも参加されたそうです【八田宅】 八田興一さんのお宅...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑪八田與一紀念園区(八田記念公園) 八田與一3D動書館
ダムを堪能したのでTAXIで次の場所へ向かいます着いたのは八田與一紀念園区(八田記念公園)です広い敷地にきれいな公園が整備されています水道施設を用いたオブジェ防空壕跡東日本大震災の被災地に向け義援金などを拠出してくれたことに感謝するため、台南市の八田與一記念公園と烏山頭ダムで桜の木を植樹するという「日台友好“絆の桜”プロジェクト」で植えられた桜の樹植樹する200株は伊豆のカワヅザクラを台湾原産のサクラの台...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑩余水吐(よすいばき)見学
余水吐とは、文字通り余分な水を放流するための施設で、烏山頭管理処脇のスロープを降りたところにあります先の記事で書いた吊橋の上から眺めていた場所に降りて来たというわけです放流時には凄い勢いで水が流れるのでしょうね余水吐の入り口の広さは124m、出口は18m、側壁の高さは4.5m、全長636m最大で1500立米毎秒の放流能力があるのだそう スロープを戻った先で運ちゃんが記念撮影を撮ってくれました石碑が建っていて、「...
吊橋のお隣にあるのがこの「天壇」 天壇といえば中国の北京市にあるものが思い浮かびますが、何故にここに天壇があるのか?説明書きを読んでみると、北京市にあるものと外観は全く造りは同じで、1/6スケールで制作されているんだとか北京のものは観たことあるけど、それに比べるとこれは確かに小さかったです天壇って皇帝が天と地に五穀豊穣を祈った場所だったはず なんでコレ作ったんだろう?中に入ってみると、ダムや発電所等...
というわけでやって来たのは跨虹吊橋(珊瑚橋)です跨虹吊橋(珊瑚橋)は1930年に完成この橋は森林パトロール員や余水吐の対岸に居住する大崎村の村民が嘉南村へ行き来するための通路として作られました現在かかっている橋は1986年に再建されたものです全長79m、幅2.3mで、1度に10人まで渡ることが出来ます橋の別名が「珊瑚橋」となっているのは、このダム湖を上から見るとまるで珊瑚が枝を広げたように入り組んだ複雑な形になって...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑦殉工碑&売店のおばちゃんの優しさに感謝!
レアなものを見学できてホクホクの2人待たせていた車に戻り風景区観光再開ですやって来たのは殉工碑ですダム建設の際に亡くなった作業員とその家族の慰霊のために1930年に建てられましたこの石碑に刻まれた名前ですが、日本人・台湾人の区別(男女も)はなく、亡くなられた順番に記されているそうですまた、銅像は嫌がった八田さんですが、殉工費の製作の際には署名入りの碑文を書かれていますお墓ではないのですが、亡くなった方...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑥謎のトンネル?
放水口の裏側にあたる部分です取り込まれた水はこのような鉄管を通って下流側に放水されます運用当時の導水管らしきものとレンガ造りの防護壁を観ることが出来ました送水センターの裏手にお庭がありまして、お庭を整備していた職員さんがいらしたので「あれは昔の導水管ですか?」と聞いてみたら、「そうだよ」とひとしきり撮影した後に今度は新しい方の導水管を撮っていると、「今地下に降りられるから行っておいで!」と声をかけ...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫⑤舊送水站・送水口(旧送水センター・放水口)見学
八田技師紀念室のすぐそばに旧送水センターがあります1930年竣工完成してから60年間使用されましたが、新しく送水センターが出来てからは補助用水としてまだ現役で使われていましたたくさんの人が見学に訪れていました内部には放水に使用される機器が設置されていました 下の放水口の方に降りられるようになっていました放水口は珊瑚飛瀑とも呼ばれています放水口から出た水は導水路を通り、網の目のように張り巡らされた大小...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫④八田技師紀念室
八田技師紀念室は2001年に完成した資料館です 入り口には八田夫妻の肖像がありました ダム建設時の歴史や八田技師の生い立ちやダムへの貢献についての資料を見ることができます 八田さんの胸像日本の土木学会の土木遺産認定書も飾られていました視聴覚設備もありました八田一家の家族写真が飾ってあったのですが、二男六女に恵まれていましたなんとまぁ子沢山なこと! 当時としては珍しくはなかったのでしょうけど...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫③大壩石堤(堰堤)
次の場所に向かう途中、タクシーの運ちゃんが車を停めましたここは大壩石堤(堰堤)という大きな堤です曾文渓の支流の官田渓をせき止めているのだそう大壩石堤は長さ1723m、高さ56m、幅9m車は入れませんが、歩く分には問題ないそうですきれいな堤がず~っと続いていますね(*'▽')にほんブログ村...
2013年夏だ!台湾縦断旅 烏山頭風景区を満喫②蒸気機関車と水門の展示
次に向かったのは、銅像のすぐそばにある機関車と水門の展示です 1920年のダムの建設時、重機や人員・大量の土石の運搬のため、ダムと現在の隆田駅の間にナローゲージの鉄道が敷設されました当時は全部で7台のベルギー製の機関車があったそうです展示されていた蒸気機関車もベルギー製で、1920~30年まで使用されていたものだそう運行速度は時速19~25kmでした釜のアップ車輪のアップ機関車のそばに水門の一部が展示されてい...
無事に花束をGETしたら、駅前に戻ってタクシーをチャーターしますロータリーにはTAXIの運転手さん達が屯っていて、目が合うと「ウサントー?」と聞いてきますでも私達はその後に玉井へ向かいたかったので、烏山頭風景區→玉井でのチャーターがしたいと説明すると何やら「メーター、メーター!」と言ってきますチャーターではなくメーター走行とな? そっちの方が高くつくんじゃ?とか思っていたら、運ちゃん以外のオジサンや掃除を...
烏山頭ダムへ行くのは、当時の技術の結晶の巨大ダムをこの目で見るということのほか、八田さんの像にお花を供えたいという目的がありましたとはいえ隆田に来るのは初めてだし、早い時間から開いている花屋さん(というかお店自体)があるのかすら分かりませんでしたとにかく探してみて、ダメだったら諦めようという泥縄な計画のみ駅から少し行ったところに農會(日本の農協みたいなもの)のスーパーがあって、そこなら何とかなるの...
列車に揺られること30分、台鐵隆田駅に到着しましたこの駅名で気づいた方もいらっしゃるでしょうか?そう、本日第一の訪問先は烏山頭水庫なので~す♪烏山頭水庫とは、日本の八田與一技師が設計・監督して建設された、その当時東南アジア最大と言われた巨大ダムですこの功績により八田氏は「嘉南大圳之父」と尊敬されているのだそう前回台南訪問時には時間が取れなくて断念したので、今回は何としても行きたいと思っていたのでした...
同姓同名で悪いことをした若者が出た”【八田與一技師の業績】台湾に東洋一のダム”
この記事は、5年半ほど前に、台湾の台中市内に住んでいたころに書いた記事である。なぜ、こんなものを、今頃、リブログ(つまり自分の記事を再掲載)しているかというと…