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【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】これもイメグリミンに関する情報を期待して聴講したも
第66回日本糖尿病学会の感想[15] イメグリミンでHba1cがすぐには下がらないのは
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】イメグリミンは投与開始してもすぐには効いてこない.
第66回日本糖尿病学会の感想[14] イメグリミンの実臨床症例報告
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】前回記事は,過去に行われたイメグリミンの治験データ
第66回日本糖尿病学会の感想[13] イメグリミンが効く人/効かない人
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】イメグリミン(商品名:ツイミーグ)を発売している住
単なる感想記事です(すべてそうですが).日本病態栄養学会 は,正会員の大半が管理栄養士なので 出席者の大半が女性ということは珍しくはありません.しかし,今回の 第66回 日本糖尿病学会では,昔に比べると 本当に女性の参加者が多くなったなと感
第66回日本糖尿病学会の感想[11] 電磁波が染み込んでくる
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】血糖値測定器に関する学会発表です. といっても,こ
第66回日本糖尿病学会の感想[10] SMBGで校正できるCGM Dexcom G6
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】2022年12月の医療保険制度改正によって,DEX
第66回日本糖尿病学会の感想[9] リブレは体温・気温の影響を受けるか
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】実際の口演の順序とは前後しますが,昨日の記事とも関
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】これだけリブレが普及すると,もちろんリブレを活用し
第66回日本糖尿病学会の感想[7] ステロイド治療中の血糖値管理
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】ステロイドとは,副腎皮質ホルモンであり,強力な抗炎
第66回日本糖尿病学会の感想[6] 中性脂肪とHDLコレステロール
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】健康診断データを解析した一般口演セッション49の続
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】一般口演セッション49は,健康診断データを解析した
ちょっと脱線です.大学病院や大病院などの大規模医療機関では,『カンファレンス』というものを行うことがあります .カンファレンスとは Conference,字義通りでは「会議」という意味ですが,医科部長を筆頭に,主治医や同僚医師,研修医,薬剤
鹿児島で開催された 第66回日本糖尿病学会 年次学術集会に参加してきました.鹿児島市博多から 九州新幹線 1時間半で鹿児島中央に到着.九州の西岸を走るので,有明海を右に眺め...かと思ったら,ほとんどがトンネルでまるで地下鉄でした.鹿児島駅
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】われわれ2型糖尿病を持つ者は,血糖値が上がることが
第66回日本糖尿病学会の感想[2] 加齢とインスリン分泌能の低下
【この記事は 第66回 日本糖尿病学会年次学術集会を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】鹿児島での現地開催は終了しましたが,6月1日からは
5月 なりもした. 連休中に東海道・山陽道・西海道と移動して,5月11日から鹿児島(かごっま)で開催される第66回日本糖尿病学会のよいかたに参加しもす. こないだ ブログは本館・別館ともやすんさせっいただきますので,次回更新は5月中旬以降と
[別館記事更新] ぼくのかんがえた せかいさいきょうの せんとうき
糖質制限食を批判,あるいは糖質制限食に反対する医師をネットでもよくみかけますが,その人たちに共通するのは『想像力を駆使している』ことです.ご興味のある方はご覧ください.
メトホルミンを内服しても,その半分は体内に吸収されず,しかし すぐに排泄もされず,消化管の内壁に滞留して『塗り薬』として血糖値を下げているこれが前回記事の内容でした. もちろん『塗り薬』と言っているのは ぞるばだけですから,あまり真に受けな
米国人にガラケーを見せると『まだ feature phone(=携帯電話)を使っているの??』と目を丸くされます.同様に日本の糖尿病食事療法を 米国の登録栄養士(=日本の管理栄養士に相当)に説明したら,"それってCrazy!&qu
糖尿病で 大きな病院に通院している人ならば,『糖尿病内科』ではなくて『内分泌内科』という診療科にかかっている人もいるでしょう.内分泌とは『内分泌』とは,器官から分泌されるホルモンが血管を通して全身に循環することを言います. インスリンもホル
日本人は,特に高齢の日本人は『人並み』であることに とても気を使います.なので,『これが日本人の平均ですよ』と言われると,自分もそれに合わせなくてはいけないと無条件に信じます.この心理をうまく利用するのが『統計詐欺』です.ご興味のある方はご
BMI=36の日本人と聞いてどういうイメージを思い浮かべますか? ほとんどの人は ものすごい肥満体だと思うでしょうね.実際 日本でも米国でも BMIが35を超えれば『高度肥満』に分類されています.しかし,この例をご覧ください.現在 十両の炎
[別館記事更新] 食後高血糖[10完] あれこれ 組み合わせて
糖尿病では,食事療法と運動療法とは車の両輪と言われます.しかし,それは『みんなが同じやり方で』ではないでしょう.人それぞれに,自分に合った 長く続けられる方法でいいのだと思っています.ご興味のある方はご覧ください.
肥満の人の方が,正常体重の人よりもむしろ死亡率が低い(ただし高齢者の場合)これが【肥満パラドックス】です.肥満は健康長寿の大敵です. 絶対に肥満は避けましょう.そのためには 仙人のような低カロリー・低脂質でバランスのよい食事が第一です.今ま
[別館記事更新] 食後高血糖[9] ドトールのミラノサンドA
食後の血糖値上昇は,もちろん 糖質の量でほぼ決まります. ですから それを薬で抑え込むよりは,糖質をセーブした方が 確実で効果的です.ただし,『ええと,この食品の糖質の量は...』などと見積もるよりは,具体的に『ミラノサンド,及びそれによく
パラドックスとは『逆説的真理』です. 直観的には『そんな馬鹿な』と思えるけれど,実は正しいという事象を指します.本ブログでも『富山パラドックス』を取り上げたことがありました.都道府県別 『経済的豊かさ』ランキング でも堂々の2位 ,しかも新
自分が糖尿病と自覚した時,最初は日本糖尿病学会推奨の『食品交換表』にしたがって(当時は第6版でしたが),炭水化物60%をきっちりと守っていました.そうしなければならないと思っていたからです.しかし,あまりにも食後の血糖値上昇が激しいのでαー
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】『第57回糖尿病学の進歩』では,運動療法に関する講演は何本
この記事で紹介したα-グルコシダーゼ阻害薬 は,私も試したことがありますが,現在は服用していません. それは文献に書かれているほどの効果が 私にはみられなかったからです.ご興味のある方はご覧ください.
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】ここで言う『肥満』とは,「最近体重が増えたから そろそろダ
[別館記事更新] 食後高血糖[6] DPP-4阻害薬ではどうか
DPP-4阻害薬は,食後に分泌されるインクレチン(GIP,GLP-1)の効果を強化して,インスリン分泌を増大させる薬です.つまり,DPP-4阻害薬は強力に食後血糖値上昇を防止するはずです.それでは 実際の効果はどれほどなのでしょうか.ご興味
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】2月に東京国際フォーラムで開催された,日本糖尿病学会主催の
[別館記事更新] 食後高血糖[5] α-グルコシダーゼ阻害薬があるじゃないか
現在の糖尿病薬物療法において,ストレートに食後高血糖を薬効としているものはα-グルコシダーゼ阻害薬のみです.ところが α-グルコシダーゼ阻害薬でどれほどの効果があるのか,数値で説明されていることはほとんどみかけません.処方薬の説明パンフでも
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】第57回【糖尿病学の進歩】でのシンポジウム『2型糖尿病の薬
[別館記事更新] 食後高血糖[4] タイミングよくインスリンを打てば?
食後に血糖値が上昇するのなら,常に血糖値を測定して それに見合ったインスリンを小刻みに注射すればいいではないか理論的にはたしかにうまくいきそうですね.そして それを自動的にやってくれるシステムも(高価ですが)存在します.では その結果はどう
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】第57回【糖尿病学の進歩】では,糖尿病の薬について最新の情
現在 糖尿病の薬はインスリン,経口薬含めて 数十種類もあります.したがって,よほど重度の糖尿病でない限り,きちんと治療を行えば せいぜい数ヶ月でHBA1cを安全ライン(<7%)にまでコントロールできるようになりました.ところが 食後高
第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-7 GLP-1受容体作動薬 三者三様
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】GLP-1受容体作動薬(以下 GLP-1RA)について,『
[別館記事更新] 食後高血糖[2] 昔は誰も気にしていなかった
昔は『食事を摂れば 食後に血糖値が上がるのは当たり前であり,気にする必要はない』と考えられていました.しかし CGMやリブレの登場で,グルコーススパイク=食後高血糖がリアルタイムで分かるようになり,しかもそれが合併症のリスクを高めていること
第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-6 GLP-1受容体作動薬の出身と図体
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】GLP-1受容体作動薬(以下 GLP-1RA)は,GLP-
ようやく Amebloのシステム メンテナンスが終わったようですね.この記事で始まる食後血糖値のシリーズは,関心が高かったようです.そこで,そもそも食後血糖値について,日本に限らず世界の医学界はどう取り組んでいるのかを調べていこうと思います
第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-5 脳にもヒビくGLP-1受容体作動薬
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】GLP-1受容体作動薬(以下 GLP-1RA)は,本物のG
ダイエットをしている人にとっては,スマホの栄養管理アプリは便利なものです. これから食べるものの写真さえ撮れば,そのカロリーや糖質,脂質,蛋白質の量を見積もってくれるので,体重管理や食後血糖値の予測に役立ちます.しかし,これらのアプリが通用
第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-4 GLP-1受容体作動薬の仕組み
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】『2型糖尿病の薬物療法のUPDATE』の4本目の講演はGL
第57回 【糖尿病学の進歩】の感想-3 空腹時C-ペプチドは重要
【この記事は 第57回 『糖尿病学の進歩』を聴講した しらねのぞるばの 手元メモを基にした感想です. 聞きまちがい/見まちがいによる不正確な点があるかもしれませんが,ご容赦願います】開催中の『第57回 糖尿病学の進歩』講演会のこのシンポジウ
[別館記事更新] なぜ運動の後に血糖値がリバウンドするのか【4完】
食後の運動により血糖値を下げても,運動をやめるとリバウンドするのは,血糖値と同時にインスリンも低下することが原因でした.では 食後血糖値の上昇も,血糖値のリバウンドも,どちらも避ける方法はあるのでしょうか?それを試した結果がこうなりました.