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ロビンソン・クルーソー的な生活環:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ4
第4章のメモ最後です。以下、だいたいの要約です。資本主義という経済体制に対応する人間の自然に対する態度は、よく知られた『ロビンソン・クルーソー漂流記』(1719年)を見るとよくわかります。「それというのも、ちょうどイギリスで生まれつつあったこの新しい経済体制の担い手である中産階級の人々の特徴的な行動様式を、孤島という単純化された状況のなかでわかりやすく描き出そうとしたのがこの小説だからです。」彼は難破...
予期の予期と認知的予期/規範的予知:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ4
今回からルーマンの予期理論についてです。本の方は、ルーマンの表現に沿った感じの記述になっているんですが、読みづらくて仕方ないので、自分の表現に変えてざっくりまとめます。解釈を間違えている可能性が高くなりますので悪しからず。3・3 法・規範の実証問題ルーマンの予期の概念が三つの契機によって説明されていて、かなり簡略化すると、予期は個体の遂行で、かつ事象そのものではなくその像であり、生起する事象の前の...
【要約・書評】『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』著:メンタリストDaiGo
今回はメンタリストDaiGoさんが書かれた『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』という本を紹介します。「不安をなくす方法」を教えてくれる本です。
身体制御の多自由度の問題:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第3章メモ1
第3章に入ります。3章のタイトルからは、ベルンシュタインの多自由度の中で運動が制御されているのはどのようにしてか、という問いに関する内容であることがうかがえます。ざっと見るかぎり後半で表象の多層的な生成についても述べられてる感じで、今のところ運動制御の話とどうつながっていくかまだ読めてません。とりあえず5、6ページずつメモをとっていきます。以下、だいたいの要約です。Ⅲ章 身体の自由度問題と脳のバインデ...
予期の相互作用から秩序は生まれるか:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ3
今回はルーマンの前にパーソンズの予期理論についてです。3.2 パーソンズとルーマンパーソンズは「ホッブス的秩序の問題」について解決策を考えようとしたみたいです。たぶん佐藤俊樹が「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」としていたホッブス問題と同じだと思います。それでパーソンズによる解決は「相互行為する二者関係において規範が成立することの「論証」」によるみたいです。パーソンズはいくつか言葉...
第二章最後のメモです。ルソーの政治思想についてで、『社会契約論』に関わる問題のかなりよい要約になっていると思います。以下、だいたいの要約です。ルソーの政治思想のもとになっているのは、実は古臭い考え方ともいえます。彼は古代に「貧しくても気概をもった市民が、自らの自由を守るために祖国を守る」といったイメージを抱いています。そんな彼の目にとっては、同時代の多くの政治的議論は単なる現状肯定で満足のいくよう...
ルーマンとパーソンズ:橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』メモ2
ルーマンの章のメモ1回目です。橋爪大三郎自身はルーマンに批判的でもっともな批判でもあるんですが、橋爪の意見は抜いてメモをとるかもしれません。第3章 予期VSゲーム -ルーマン-3・1 法の予期理論まずこの本はハートの法理論についてなので、ルーマンの章もハートと対照されてかかれてます。ハートがルールを前提として法の理論を考えているので、それに対照するとルーマンはルールが成立すること自体に焦点を当てています。...
二語発話の開始と身振りの関係:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第3章メモ3
第2節の続きで二語発話の開始と身振りの関係についてです。以下、だいたいの要約です。文法の最初の獲得と言える二語発話は20カ月齢前後に現れます。安定した言葉の組み合わせによる二語発話の前に、指さしの頻度の激増が起こります。指さしは子どもが一語発話を行っていると思われる時期にだけ高頻度で現れます。このとき記号の組み合わせが見られ、ほとんどが指さしと指さしの組み合わせ、もしくは指さしと手のひらを上に向けて...
連続する時間と空間的な時間:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ3
今回の内容はウォーフの言語観をもとにした木田と須田による解釈という感じが強いです。以下、だいたいの要約です。ホピ族は自然の現実を切れ目なく流れていく「できごと」という観点で見ています。<今>は過去に準備されたものであり、未来は<今>によって準備されるものでもあります。こうした自然観のもとでは呪術的な態度が重要な位置を占めることになります。「雨ごい」や「農耕儀礼」のように、「競争したり踊った...
橋爪大三郎の『言語ゲームと社会理論』の後半にルーマンの章があります。紹介されてるのは初期理論ですが、後期のオートポイエーシス論を用いた社会理論とつながってると思います。ホームページのオートポイエーシス論のところに書けそうなので、こっちにメモをとっておくことにします。この本の第3章がルーマンの章で、ルーマンの初期理論が「予期理論」と呼ばれています。やっぱりルーマンの社会理論なので、個人と個人の関係か...
ここまでのまとめをもとに全体の流れをなんとか抜き出してみたいです。まずはまとめ9、10、11の内容を、時系列で下に書き出してみます。プロテスタンティズムは「経済的な欲望が《無軌道な本能的享楽》であること」をある意味で発明します。そしてこの本質的に無際限で逸脱的な欲望を原罪として読み込みました。原罪が成立するためには罪を帰着するための根拠が必要で、こうして欲望を制御すべき自由意志なるものを見いだしました...
指さしと言語発達との関係:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第3章メモ2
身振りについての章の2節に入ります。身振りは「直示的身振り」と「象徴的身振り」に二つに分けられていました。これらの身振りと言語獲得との関係についてです。以下、だいたいの要約です。まずは大人が解釈可能な身振りの前に、「形式は同じでも機能のはっきりしない「原身振り」(proto-gesture)」が現われます。その後生後10ヵ月前後から、指示対象のはっきりした意図的な身振りが現われます。使用頻度が高いのは直示的身振り...
メモまとめのまとめ2回目です。前回のまとめの結論をもう一度書いておきます。ピューリタン社会の社会契約論的な自由な個人を前提する一次モデルが、結果として近代と同様の制度の無限更新運動をひき起こす。ピューリタン社会における神の存在の代わりに、近代社会は進歩の観念を利用することで社会秩序の自発的な変更を可能にしている。一度成立してしまえば近代の方が優位なので、近代社会が再帰的に成立することになる。で、ピ...
メモまとめのまとめ1回目です。結論にあたる第三章を先に要約して、第一章と第二章の配置がどういう理由だったか考えようと思います。まず第三章のまとめをみてみます。西洋近代は一次モデルとして社会契約論的に自由な個人が契約によって社会を作り出す、という考え方を持っています。このことで「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」というホッブス問題が生じます。この問題の解決は現実的には不可能ですが、解...
ウォーフの言語観:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ2
今回は言語と認識の関係についてです。言語学でたまに聞くウォーフの言語観が挙げられています。以下、だいたいの要約です。一般に「言語は自然のうちにであれ、私たちの脳髄のうちにであれ、すでに成立している事態を映しとり伝達する手段にすぎないと考えられて」います。ウォーフはこれとは異なる言語観を持っていました。ウォーフは火災予防検査官をしていたときの経験から、「言語はそれとは関係なくすでに本質的に形づくられ...
【本の要約】『さとりをひらいた犬/刀根 健』ほんとうの自分と自由の見つけ方
さとりをひらいた犬の要約です。 本書は猟犬のジョンが主人公の冒険物語です。 作者である刀根健さんは死の淵に立った彼だからこそ語ることができる『人生観』を読み解くことができる作品となっています。 心に蓋をして、今の現状に満足していると心に嘘を付き、「本当に生きること」を恐れている人も多いでしょう。 本当にやりたいことに挑戦するためにはこういった声をはねのけてでも進めなければいけないことがある。 多くの人は自分自身で創り出したその牢獄の中で一生を送ってしまう。
第三章のメモまとめ二回目です。ピューリタン社会と西欧近代社会の共通点として「制度更新のダイナミクスをその内部につくりだした」ことが挙げられます。無限の更新運動としての現れは同じなのですが、ピューリタン社会と近代とは一次モデルが異なっています。ピューリタン社会の一次モデルは神の存在が前提となっているので、制度Iの選択は「選択できる」というよりも「選択せざる」を得ないもので、「彼らは『自由』たらんとし...
第三章のメモのまとめ一回目です。ざっとみる限り、一つの結論を補強するために視点を変えての繰り返しが多い感じです。西洋近代の定義で重要なのは、社会契約論的に自由な個人が契約によって社会を作り出すと考えられていること(一次モデルとして?)です。このことで「自由な個人の間にいかにして社会秩序をつくりうるか」というホッブス問題が生じます。西洋近代社会はホッブス問題の解決として「自由な個人を保存する社会秩序...
反哲学史 (講談社学術文庫) [ 木田 元 ]価格:1,067円(2023/1/23 12:53時点)感想(2件) 木田元『反哲学史』評価: おそらく日本で最も読みやすい哲学入門書である、木田元『反哲学史』の書評と要約です。古代から近代の哲学をその連続性に焦点を当てて、大胆にその歴史的経緯を要約してあります。書かれていることはかなり絞ってありますが、その内容自体は高度な哲学的思索を含んでいます。そのため全体として...
フランス革命と「人間の平等」という理念:宇野重規『民主主義とは何か』第二章メモ5
第3節に入って今度はフランス革命についてです。以下、だいたいの要約です。3 フランス革命とルソー1789年のバスティーユ監獄の襲撃を期に市民の不満が爆発しフランス革命がはじまります。財政赤字に苦しむ王権が約170年ぶりに三部会を開きます。三部会のうちの第三身分、平民の代表が進まない議論に不満を募らせ、自分たちを「国民議会」と宣言します。「国民とは平等な個人から構成される」という考え方から世襲される貴族の権...
運動を引き起こす下行性の指令を含む機構のモデル:多賀厳太郎『脳と身体の動的デザイン 運動・知覚の非線形力学と発達』第2章メモ8
第2章最後のメモです。運動を引き起こす下行性の指令を含む機構をどう考えるか、ということについてです。以下、だいたいの要約です。障害物を回避するモデルでは、障害物に関する情報は何かしらの形で得られ利用できると仮定しています。視覚情報を利用する場合に次の二通りの方法が考えられます。一つは「障害物が環境のどこにあるかという位置座標として知覚する」というもので、もう一つは「環境中を動き回ると、自分と障害物...
ピューリタン社会の制度更新のダイナミクス:佐藤俊樹『近代・組織・資本主義』第三章メモ3
第三章第二節前半のメモを書いておいて上げるのを忘れてたみたいです。だいぶ順番が前後しましたが第三章第二節前半のメモです。前半はこれまでの内容の確認になってます。以下、だいたいの要約です。二 近代の歴史的変遷(前半)ピューリタン社会と西欧近代社会の共通点として「制度更新のダイナミクスをその内部につくりだした」ことが挙げられます。ピューリタン社会の方は「業の契約」(神とアダムの契約)を具体的な規範にし...
【要約】お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
会社員や公務員など、組織人として働いている方で、手取り収入がなかなか増えていかず漠然とした不安を感じてはいないでしょうか
第二章のメモは残り2つです。前回までの内容とのつながりが重要なんですが、まずはメモを簡単にまとめてみます。十七世紀のニュー・イングランド社会は、ごく伝統的な規範の内容を、個人の契約の結果という新たな形式(フォーマット)によって読み込んだ点において近代的でした。そしてゼクテの論理にもとづく社会の形成が、結果として社会の一次モデルそのものの転換となって現れます。「特定の個人の人格に回収されず、かつ、個...
分析哲学の続きです。前回順番間違えて第4章にいってました。逆になりましたが、今回が第3章の最後のメモです。以下、だいたいの要約です。B 分析哲学の目標と二つの道個別科学の急激な発展もあり、それまで哲学の対象としていた領域はそれぞれの科学分野にまかせ、哲学では科学全般の見通しを与えよう、という考え方がでてきます。また十九世末からのイデオロギーの対立において、それぞれの立場の指導者が科学的真理に基づいて...
【本の要約】『おなかの脂肪がみるみる落ちて、筋肉がつく最高のやせ方大全』ダイエットの正解
最高のやせ方大全の要約です。 何故かやせないという方必見。 実は筋トレをすることで代謝が上がり痩せやすい体を作ることができます。 いくら食べても太らない人は筋肉量が多いんです。
【本の要約】『シンプリスト生活/Tommy』進化版ミニマリストの生活
Tommyさん著の『シンプリスト生活』を要約でより実践的なミニマリスト本です。 ただ、普通のミニマリスト本と違うのはベースにはミニマリストの考え方を置きつつ、大好きなモノに特化した最高の住まいを作り上げるという点です。 シンプリストという生き方を体験してみましょう
【要約/書評】『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術』著:上田篤盛
今回は、元防衛省情報分析官の上田篤盛(うえだあつもり)さんが書かれた『超一流諜報員の頭の回転が速くなるダークスキル - 仕事で使える5つの極秘技術』という本を紹介します。
シンボル化の能力:木田元、須田朗編著「基礎講座 哲学」第4章メモ1
第4章に入ります。まず動物としての人間をどう考えればよいかという話で始まっています。以下、だいたいの要約です。第4章 人間における自然と文化人間は動物の一種ですが、他の動物とは明確な違いを持つものとしての意味もあります。その違いは人間だけが「文化」を持つことに起因します。しかし現在は環境問題等により、人間/動物、文化/自然といった対立図式を単純に当てはめられなくなっています。「人間における自然と文化」...
【Audibleの書評】『方舟』と『爆弾』読むならどっち?ミステリー小説のススメ
2022年ミステリー小説の代表作と言えるこの2冊を書評レビューしています。作者の経歴を知ることで、次に読みたい本の発掘にも繋がるので、ぜひ記事を参考にしてみてください。
【要約・書評】『朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ』/著:マツダミヒロ
今回は『朝1分間、30の習慣。 ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ』という本を紹介します。
ふしぎな村の村長の教え3【感想】人生がつまらない人に読んでほしい!
一生懸命頑張って結果を出しているのに、なぜか人生が充実しない、満たされない。 「周りが言う成功って何なのだろう?」 「なぜ、人は羨ましがるのだろう?」 「人の幸せとは?自分の幸せとは?」
今回は五百田 達成さんが書かれた『超雑談力』人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築けるという本を紹介します。この本を一言であらわすと「雑談力をあげる方法」を教えてくれる本です。
『本は年間約7万冊出版される!』1ヶ月に100冊を選ぶ効率選書
本はどこまで読んでもすべてを制覇するなんてことはない。 そして年間どのくらいの本が出版されるのだろうと、ふとした瞬間に気
身振りとことばの発達との関係:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第3章メモ1
第3章に入ります。この章は身振りについてで、身振りがことばの発達や認知の発達とどのように関係するかという内容です。以下、第1節のだいたいの要約です。この章では以下の二種類の身振りに注目します。一つが「事物や出来事の間に類似性がある「映像的身振り」(iconic gesture)」で、もう一つが「身体の動きがある方向また場所を指し示す「直示的身振り」(deicitc gesture, 主に指さし)」です。これらをまとめて「表象的身...
【flire使い方】要約学習は本当に効率的?実践してわかった3つのこと
最近始めた「flire」を使ってスキマ時間を使って効率的な読書習慣として取り入れています。 「flireの要約って役に立
第10章の最後はニーチェについてです。ここまで流れとして、形而上学と結びついて物質的自然観が19世紀全般で猛威を奮うがそれによる行き詰まりがすでに見え始めているので、それを克服する運動もすでに起こっている、という感じでした。ニーチェの節がそのまとめになっています。まずニーチェのギリシア悲劇の読解に関するメモから始まっていますが省略します。その次のメモが「力への意志」についてです。ニーチェはヨーロッパの...
前回のまとめはアメリカ植民地社会から近代組織的な法人格会社へとつながるという話でした。まず第二章メモ3はプロテスタンティズムの契約神学についてです。その特徴は、禁欲される自己/禁欲する自己の二重体が無限に連鎖していくところです。「無限二重化の結果として、個人は自らにも到達不可能な「内部」を、自己の無限遠点としてもってしまう。それこそがあの近代的主体を特徴づける超越的「内面」にほかならない」。そして...
【 filre体験レビュー】タイパ抜群のサブスク読書法 知っておきたいメリット5選
この記事では実際にflireの要約を体験したレビューを紹介します。 読書をしたくても時間がない。面接前に読書で知識を入れておきたい。本の選び方がわからない。こんな方におすすめのサービスを体験してみました。 本サービスで読める話題の書籍もあわせて紹介しています。
『森林浴Shinrin-Yoku』心と体を癒す自然セラピー【書評&まとめ】
最近なんか疲れてる、癒しを求めてると感じたりしていませんか? 今回は、『森林浴Shinrin-Yoku』心と体を癒す自然セラピーの書評&まとめです。
トクヴィルによる民主政の考え方:宇野重規『民主主義とは何か』第二章メモ4
前回までは、一般的な理解と違ってアメリカ「建国の父」たちは民主主義に警戒的だったという話でした。今回もその続きですが、それでも民主主義的な側面があったのかどうかという内容です。以下、だいたいの要約です。民衆の急進的な動きを警戒する上層階級は、立法権の拡大に対して警戒的でした。民主主義では少数派の利益が犠牲になることがあること、厳しい党派争いが起こることなどの問題点が考えられます。それに対し代表制を...
第十章の中盤はマルクスについてです。木田によると、マルクスの『経済学・哲学草稿』における「自然主義」には、シェリングときわめて似た思考パターンが認められるように思われるとのことです。マルクスはヘーゲルの『精神現象学』を批判的に摂取しています。機械論的唯物論やフォイエルバッハの唯物論、それと対立するヘーゲル哲学のどちらか一方ではなく、両者の統一が必要と考えられています。対象への働きかけとそれによる対...
第二章メモまとめ1回目です。第一章で個人と組織の分離、そしてそのことを社会の制度として取り入れたことが近代資本主義につながったということでした。そしてプロテスタンティズムと近代組織をつなぐ政治組織について第二章で説明してあるはずです。以下、メモをもとにしたまとめです。19世紀ごろのアメリカ社会の特徴は、「「結社の原理」の社会、個人が自由にあつまって組織をつくりだす社会」であることです。プリマス植民地...
音声認識と意味の理解の関係:小林春美、佐々木正人編『新・子どもたちの言語獲得』第2章メモ4
第2章メモ最後です。音声認識と意味の理解に関係はあるか、という内容です。以下、だいたいの要約です。子どもは1歳になる頃には母語の音の聞き分けができるようになっています。単語と意味が結び付けられる段階での音の聞きわけでは、知っている単語と知らない単語で異なっていると考えられています。たとえば2歳から3歳の間では、既知の単語で/b/と/p/のペア、
今回は、森への愛とワイルドさあふれる行動力で「あたらしい森林浴」を提唱する、「小野なぎさ」さんの著書、「あたらしい森林浴」の書評とまとめです!
わかってほしいのに・・・。『だれもわかってくれない』【書評/まとめ】
今回は、ハイディ・グラント・ハルヴァーソン 著『だれもわかってくれない』の書評とまとめです。ムダに傷つかず、相手にわかってもらう方法を教えてくれています。
ストーリーのチカラ|『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』【書評/まとめ】
今回は、世界で活躍するアネット・シモンズ著、 『プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える』の書評とまとめです。さくっと本書の内容をのぞいてみたい人はぜひ!