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根拠の乏しい思いつきではあるけれど、強引に、恋愛との近似性で述べてみるのなら、アプリで出会う彼/彼女たちの、ステイタス、スペックと呼ばれる情報が、好きとか、楽しいとかの気持ちを、心ならずも、阻害してしまわないだろうか。もしかしたら、本当は、そんな気持ちで、彼/彼女と出会いたくはなかったのではないか。 働くことを「天職とみなす」ひとたちは、 自分の仕事に充実感や社会的意義を見出し、 ...
働くひとの仕事観を調べた研究によると、 私たちの働き方は「労働とみなす」 「キャリアとみなす」「天職とみなす」の いずれかに当てはまるといいます。 奇しくもこれは、バックオフィス(マックジョブ)、 スペシャリスト、クリエイターという分類に ぴったり当てはまります。 働くことを「労働とみなす」ひとたちは、 本質的にそれが必要悪であり、 目...
……「幸福な人生」の最適ポートフォリオは、 大切なひととのごく小さな愛情空間を核として、 貨幣空間の弱いつながりで社会資本を構成することで 実現できるのではないでしょうか。 これをかんたんにいうと、 「強いつながり」を恋人や家族にミニマル(最小)化して、 友情を含めそれ以外の関係は すべて貨幣空間に置き換えるのです。 p260-261 ―― 幸福の「資本」...
「駆け出しの自営業者」の孤独はつらい。当たりまえだけれど、会社も上司も労基も助けてはくれない。何をやっても、どうやっても、やらなくても、誰にも褒められないし、認められないし、何も言われない。世の中に飛び交っている仕事に関する価値観は、おおよそはサラリーマンのそれであり、労働時間も残業も、休日も休日出勤も、定年も再雇用も、ブラックも過労死も、僕には遠い異国の習わしに思えてくる。毎月毎月、資金ショート...
いい年のおっさんが、ふわふわと、こんな夢見がちなことを考えるのは、馬鹿っぽくて気恥ずかしいけれど、どう働きたいのか、とか、どう生きたいのか、って問いを、自らに投げかけるのは大切なこと。きっと、多くの人たちは、ふわふわと、夢見がちなことを考えるくらいにしか、その問い方を知らないから。まず知るべきは、自らの馬鹿っぽさ。 ―― Sedat Girgin And we take them out, And show oursel...
>駆出しのフリーランスは、>どうやら、幸福からはほど遠いらしい。不幸なのは仕方がない。自分の能力に、たいして期待をしていないから、一度に多くのことは望まない。事業を軌道に乗せること。今、いちばん大切なことを優先する。というか、それだけに取り組む。一度に多くのことを引き上げるほど、僕は有能にはできていないもの。不幸なのは仕方がない。自分の能力に、たいして期待をしていないから、一度は低く屈(かが)まな...
「高級ブランドではなくユニクロの服を着て」、それは、もちろん、仕事中においても。みんなが同じような服装で、同じような考えで、同じような時間に集まってきて、同じようなことを言い合うキャラに飽きたので。 ―― Sedat Girgin 私たちはのっぺりとした社会空間に 生きているわけではなく、 人間関係には顕著な濃淡があります。 ここではそれを「愛情空間」「友情空間」 「...
「高級ブランドではなくユニクロの服を着て」、僕もユニクロ、GU、GAP、H&M、それだけで揃う。「銀座の料亭ではなく近所のビストロで」、料亭なんて、行きたくて行く人がいるとは思えない。「家族でのんびり食事をする」、そんな時間も取れないけれど、そうなりたい。「知的コミュニティのなかでの評判」、そんな機会も持てないけれど、そうありたい。駆出しのフリーランスは、どうやら、幸福からはほど遠いらしい。 人的資...
「最先端のハイテク技術に囲まれながら」とは言い切れず、中途半端なテクノロジーで、「自然で素朴なものに最高の価値を見出します」とも言い切れず、中途半端にナチュラルで。「弁護士やコンサルタントなどの専門家」、その端くれで、駆出し者ではあるけれど。「スペシャリストよりもクリエイター」、そんなふうに浮かれるつもりはないし、クリエイターを気取るよりも、まずはスペシャリストを目指さなきゃ。 ―― S...
「リベラルな都市かその郊外に住み」ってことなら、大阪市は、いちおうは都市といっていい。保守との対比では、リベラルに寄るのだろうか。幾分、ネオリベ気味なのかもしれない。「経済的に恵まれている」わけではなく、でも、取り立てて貧困ってこともなく。今は、独立開業して1年足らずなので、少しずつでも、経済的に恵まれることを目指したい。「ブルジョアのような華美な暮らしを軽蔑」ってこともないけれど。成金趣味や虚仮...
BOBOS(ボボズ)って何かというと、こんな人たちのこと。以下、『幸福の「資本」論』、橘玲 著、2017、ダイヤモンド社 から引く。 ジャーナリストのディビッド・ブルックスは、 アメリカに台頭する新上流階級を 「BOBOS(ボボズ)」と名づけました。 ブルジョア(Bourgeois)と ボヘミアン(Bohemians)を組み合わせた造語で、 典型的なBOBOS は夫婦とも高学歴で、 リベラルな都...