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冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…18
だがジュンペイは、すでに戦闘態勢で、やる気満々で身がまえている。(何だか、危なっかしいなぁ)そんなジュンペイのことを、裕太は危ぶんでいる。 コツコツコツ……
日本寺から、君津市鹿野山にある『鹿野山九十九谷展望公園』に!!高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景 !!山谷の織り成す景観を総称して九十九谷と呼ばれ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…15
ゆっくりと下にたどり着くと、ジュンペイは懐中電灯を振りながら、裕太を誘導してくれたことに気が付く。 どのくらいの深さだろう。下に足が着くと、さっき来た方角を…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…14
「どうする?」 裕太はうかがうようにして、ジュンペイを見る。「行ってみるか?」珍しく、ジュンペイが慎重だ。それが裕太を不安にさせる。「うーん」少し考え込む。「…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…13
「ねぇ~灯りをあててみて」 後ろにいるジュンペイに向かって、裕太は声を張り上げてみる。「わかったぁ」間もなくして、背中越しに光が射し込んでいる。「もうちょっと…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…12
「あ~っ」 どちらからともなく、叫ぶ。「あったぁ~!」「あれは、なんだ?」「えっ?」「えぇっ?」互いの声に驚いて、思わず目を見合わせる。「あったね」「あぁ、あ…
日本一のモグラ駅として有名な群馬県・上越線の土合駅へ行ってきました。改札からホームまで10分以上かかるという摩訶不思議なホーム。薄暗いトンネルと長い階段は遺跡感もあって洞窟探検のようでした。白毛門や谷川岳登山の最寄り駅であり、観光地としても楽しめます。
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第22章 境界線…11
「ねぇ~それでこの先は、どうなっているの?」 ジュンペイの背中に向かって聞くけれど、探るのに夢中で、裕太の声など、聞こえてはいないようだ。「もしかして…空洞?…
「じいちゃんに聞いたんだ。 必ずどこかで、音が変わる所がある。 そこに…何かが隠されているって」誇らし気に、胸を張って、ジュンペイが言う。「へぇ~」何だかちょ…
「あるよ!」 ジュンペイは、前を向いたまま答える。「どこに?」驚いて、裕太が聞き返す。するとジュンペイが、ニヤリと笑い「ここさ!」おもむろに…トントンと、自分…
「いつからって…じいちゃんの子供の頃には、もうあった、と聞いているよ」「じゃあ、ここに…何があるのか、聞いてる?」「いや」 ジュンペイは、頭を振る。「じいちゃ…
「なぁ~そろそろ休憩しないか?」 どのくらい歩いたことだろう。上ったり、下ったりを繰り返し、次第に疲労がたまってきていた。「あっ、そうだなぁ」ジュンペイは、ま…
気持ちを新たに、裕太とジュンペイは歩き始める。とはいえ、どこに向かえばいいのか、今の所まったく見えてはいない。結局のところ、さっきと何ら変わったところはない…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…47
「リュウの言ってたことって…どういうことなのかなぁ」 ジュンペイは、うーんと大きく背伸びをした。「それなんだけどさぁ」内心裕太は、ジュンペイにバカにされたりは…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…46
「まさか、あのオジサンも…洞窟に住んでいるとか?」 突拍子もないことだ。だけど裕太はふと思いついて、思わず言ってみる。するとジュンペイは「ほぇっ?」と、変な声…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…45
「そりゃあ、そうだよ。 ボクだって、地下のことまでは、わかんないよぉ」 ジュンペイは、自分が褒められた…と思ったのか、少し照れたように、ヘラリと笑う。(いや、…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第21章 不思議なクスノキ…44
それは、頭をびしょびしょにして、のぞき込んでいた、水が染み出ている場所だ。また、ジュンペイが頭を突っ込もうとするので、「あっ、のぞかなくても、いいってば!」…
冬山をハイキング中洞窟の中をのぞくと・・・白いものがニョキニョキと😲自然だけが作り出すことができるアートを発見!ウーリ州Unterschächen/ウンターシェッヘン地元のハイカーたちがBrunnialp/ブルンニアルプ(1,396m)からSittlisalp/ジットリスアルプ(1,617m)へ向かう途
滝に下りる途中小さな洞窟のようなのがありました。ツララが下がっています。小さな氷筍みたいなものも見えますが、氷筍とは言えないですね。今朝は雪が少しちらついてきました。空はどんより、これから積もるのでしょうか。家でおとなしくしています。みなさまもお気を付けください。...
ル・ルー神父:私たちもイエズス様がお生まれになるべき馬小屋に近づく。イエズスに近づくためには私たちの心も主のお生まれになった場所に似ているか同じでなければならない。
2022年11月27日東京聖ピオ十世会事務総長ル・ルー神父説教まず、皆さんに、私の心からの言葉を申し上げるのを許してください。この日本の地にやってきて、そして天主様のお恵みの素晴らしさに感嘆することを許していただけたことに感謝しています。皆さんの歓迎、そして皆さんが私たちにくださった喜びと、そして天主の恵みの業、そのすべてに感謝いたします。ありがとうございます。聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。愛する兄弟の皆様、私たちは待降節に入りました。待降節はラテン語でアドベントゥス(Adventus)と言います。アドベントゥスというのは、“来臨”“いらっしゃる”と言うということで、つまり天主の御言葉が私たちのもとにいらしたということです。しかも、私たちのもとに来るために私たちと同じ肉と霊魂とそして人間の本...ル・ルー神父:私たちもイエズス様がお生まれになるべき馬小屋に近づく。イエズスに近づくためには私たちの心も主のお生まれになった場所に似ているか同じでなければならない。
小豆島でのお話にまた少し戻りますね。この場所へと登る予定にしていた日が雨予報だったので...一日前倒しにして、晴れた日に向かうことになりました。なぜなら、...
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…32
「いきなり、なんだよ」「驚くだろ」 裕太とオジサンが、口々にジュンペイに文句を言う。「やっぱり…あの洞窟なんじゃない?」だがそれにはかまわず、いきなりジュンペ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…15
オジサンは大きくうなづくと「ここの年寄りたちは、みんな…このことを知っている。 だから毎年、龍神様を祀るお祭りがあるんだ」低い声でそう言った。「あっ、そのお…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…7
ベタベタに濡れたシャツが、身体や手足にまとわりついて、ひどく気持ちが悪い。靴も海水をたっぷり含んで、グチャグチャ、ゴボゴボと音を立てる。たまらず裕太は立ち止…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…4
「えっ?」 一体、どういうことなんだ?裕太は、ジュンペイがふざけているのか、と疑う。「リュウだよ、リュウ! ちっこいくせに、小生意気で、すごく元気な男の子だよ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…3
「どこで見た?」 ジュンペイが聞き返す。「いや…つい、さっき!」だが、ジュンペイの様子がおかしい。まさか…気付かなかったのか?逆に裕太は、ジュンペイを凝視する…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第20章 幻の少年…1
(あれは…なんだ?) 自分は…生きているのか?それさえも、わからないままに、裕太の身体はポンと闇に放り出された。それはまるで、異物をペッと吐き出すように…ある…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…21
そんな所に、入り込んでもいいものだろうか?しげしげと、そのマークを見ていると「ちょっとぉ~何をしているのぉ?」ひょこっとリュウが、顏をのぞかせる。「ほらぁ、…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…20
「あっ、そうかぁ」 いつの間に…ジュンペイがリュウの側に駆け寄って、仲良く走っている。「うん!」楽しそうに返事をする、リュウの声がする。「へぇ~」どうやら2人…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…19
この男の子…何でここにいるんだろう? やっぱり裕太には、わからないことだらけだ。リュウは、裕太の顔をのぞき込むと「そんなことはいいから、こっちへおいでよ!」…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…18
「ここに…連れて来たかったんだ」 何だか大人びた口調で、リュウがそう言う。裕太は思わず「そうなの?」と聞き返す。リュウはにぃっと笑う。いい意味でも、悪い意味で…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…17
ジュンペイはイラっとして、「だぁかぁらぁ~!さっき、言ってただろ? みんなといるってぇ」自分で言っといて、忘れたのか、とリュウに食い気味に詰め寄る。「あっ?…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…15
(アイツは、ホント…ガンコだなぁ) 苦々しい思いで、裕太はジュンペイを見る。「そうだ、リュウくんの家は、どこなの?」何とかその場をやり過ごそう…と、裕太はリュ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…14
「どこへ行くんだ?」 こんな所で、はぐれでもしたら、どうする?裕太はジュンペイの後ろ姿に向かって、声をかける。こういう暗い場所で、一歩間違ったら、出られなくな…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第19章 幻の泉…12
「だって、そうなんだもん」 ムッとした顔で、リュウは言い返す。「信じないんなら、それでいいもん!」フンと横を向き、頬をふくらませている。どうもリュウは、ムキに…
(ここの人たち?)自分たちのことと、聞き間違えたのだろうか…と裕太は内心疑問に思う。「ユーレイと一緒なんだろ? 早く行くぞ」相手にするな、と急に冷たい声で、ポ…
(もしもここで、振り向かれたら、ただではすまないだろうなぁ) だが、これぐらいで真に受けていたら、ずいぶん器の小さな人間だ…と裕太は思っていた。それに、この少…
「ボクも…あなたたちと一緒だよ。 ここへ来たんだ」 歌うようにそう言うと、その男の子は思いっ切りにぃっと笑う。《まさか…ザシキワラシか?》ジュンペイは、気味悪…
(あっ、話が出来るんだ…) まさかその男の子は、口がきけないのでは、とひそかに思っていたので、裕太はまたまたホッとする。「おまえ…どこの学校だ?」ジュンペイが…
(まさか…ユーレイ?それとも…ヨーカイ?) そんなこと、あるわけがない…裕太はあわてて、頭の中で打ち消す。フラフラ…と声のする方へ歩いて行くと、ふいに小さな顏…
「ラジコン…どこへ行った?」 もう姿が見えない。「一体、どことつながっているのだろう?」よそ見をするのは、この際ガマンしよう…と、裕太はラジコンの持ち主の姿を…
「来るぞ!」 再び裕太たち目掛けて、何かが飛んで来る。ラジコンの飛行機か?(誰のだ?)もしかして…洞窟に入る前に見かけた、あのラジコンなのか?そう思った瞬間「…
「なに?」 あまりにも素早くすり抜けたので、一瞬何があったのか、頭がついていかない。反射的に手を伸ばしても、捕まえることが出来ないだろう。「鳥?」「こうもり?…
まるで岩戸が開くように、ゆっくりと穴が押し広がっていく。まるで自動ドアみたいだ…などと、裕太は場違いなことを考えていた。だがすぐに、裕太もジュンペイも言葉を…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…48
「ねぇ~そこには行けそう?」 裕太はもはや、どこを目指しているのか、わからなくなっている。(こんなことをして、戻れるのだろうか?)一瞬、不安になる。「うん…た…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…47
「もう、いいぞ」 ジュンペイの声がする。どうやら、固く目をつむっていたらしい。ようやく目を開くと「ここは、なに?」少し離れた場所にいる、ジュンペイに聞いた。だ…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…46
「ロープを伝って、下りて来いよぉ」 ジュンペイの声が聞こえる。さっき使ったロープの端を手繰り寄せると、ジュンペイのいる穴に放り投げる。「よし、下りて来い」どう…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…45
「大丈夫かぁ?」 一応ジュンペイに向かって聞いてみる。「大丈夫だぁ」クイクイとロープが揺れるのを、裕太は見る。「おまえも、こっちへ来いよぉ」やはりそう言ってく…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…44
「まぁ、こんなものでいいかぁ~」 長めの縄跳びのロープを見付けると、ジュンペイはそれを目の前の岩に、キュッと縛り付けると、もう片方を穴の中に放り投げる。「おい…
冒険の旅へ出かけよう! 宝の島 続編 第18章 幻の竜…43
「どう?通れそう?」 さすがは、ジュンペイ!裕太は感心して、ジュンペイを見上げる。「うーん、どうかなぁ? 一応入れそうだけど…中がどうなっているのか、よく見え…