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カラフルな世界、モノクロの日常 https://nokanan-nagareyama.hatenablog.com/

自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。鉄道ネタ中心ですが、城やサッカーもあります。 yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししました。

野花南
フォロー
住所
松戸市
出身
流山市
ブログ村参加

2018/04/05

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  • 訪城記 ~金石城~ 【2025.5.27】

    清水山城を降りて、対馬博物館へ。 チケットを買う際に、開館3周年の記念品として湯呑をいただきました。 改めて、金石城に向かいます。 金石城は、清水山の麓につくられた館城。 1528年に宗将盛によって築かれた金石屋形を母体に、朝鮮通信使を迎えるため改築され現在の姿になりました。 天守はなく、代わりに二階建の大手櫓門が城のシンボルとなっていました。ガイドブックなどで必ず出てくるこの櫓門は、1990年に復元されたものです。 城内にある旧金石城庭園は、17世紀後半に宗氏によって整備された大名庭園で、2004年までに発掘・整備され国指定名勝となっています。 庭園を抜けた先が搦手口です。 門の前には、宗氏…

  • まくはりとよすな 【駅名しりとり392】

    幕張豊砂 (JR東日本) 2023年3月に開業した新しい駅。イオンモール幕張新都心に隣接しており1日当たり16,000人ほどの利用客が見込まれています。 一方、北側には京葉車両センターが隣接しているため、北側から駅にアクセスすることは難しい状況。いずれは地下道みたいなものが整備されるのではないでしょうか? 1986年の京葉線開業時には空き地が広がっていたこのあたりも、幕張メッセやイオンモール、マンションや学校が建ち並び様相が一変しました。 「伝説の20万人ライブ」として知られる「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」の開場となった幕張メッセの駐車場も当時は車内から見ることができたのでは…

  • 訪城記 ~清水山城~ 【2025.5.27】

    4月27日、福岡空港で乗り継いだ飛行機は、福岡上空を旋回して北に向かいます。 10:30、対馬やまねこ空港に着陸。 バスに乗り換えて、終点の厳原で下車しました。 この日の最初の目的地は清水山城です。 金石城の櫓門を横目に、対馬博物館北側の斜面を登るとすぐに看板を見つけました。 登山道の入り口。 登り始めて10分ほどで石垣が見えてきました。 清水山城は、標高206mの清水山に本丸をおき、南東に延びる尾根に曲輪を配した連郭式の山城です。 ただ、連郭式と記載してみたものの、尾根を堀切で分断するのではなく、尾根全体を登り石垣で取り囲んでいるのが特徴で、「郭が連なっている」というとイメージが違うかもしれ…

  • 東武熊谷線の未成線区間を歩く

    いずみ総合公園を抜けて利根川の土手の近くまで歩いてきました。 すると、柵の向こうに不思議なコンクリートの構造物が見えてきます。 これは、熊谷駅から妻沼駅まで10.1kmを運行していた東武熊谷線の延伸を目指して進められた工事の名残です。 戦時中、中島飛行機への輸送強化のため、軍の要請により工事が行われたもので、利根川を渡るための橋脚、および前後の路盤は完成していたものの、利根川の架橋が滞る中終戦を迎え、戦後に工事再開が検討されたものの未成に終わりました。 古い写真を見ると、利根川に点々とする橋脚や前後の路盤がよくわかります。 利根川の土手に上りました。堤外地の橋脚はすべて撤去され、痕跡は何もあり…

  • じょうげはま 【駅名しりとり391】

    上下浜 (JR東日本) 直江津から海沿いを走る信越本線ですが、この駅の前後は防風林に阻まれ海を見ることはできません。 500mほど離れた海岸線には砂浜が広がりますが、河川からの土砂の流入が減っているのか、痩せて狭くなってしまったようです。 海岸線を南に行くと、人魚塚伝説の碑があります。 上越市出身の作家、小川未明の童話『赤い蝋燭と人魚』のモデルになったといわれる伝説ですが、不思議なことにそこに人魚は出てきません。 結ばれぬ男女を弔うため「比翼塚」という塚を作ったのがはじまりのようですが、何がどう転じると人魚塚になってしまうのか、言葉は難しいですね。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささや…

  • 仙石河岸線の廃線跡を南へ

    花崎から館林へ。 さらに小泉線に乗り換えて西小泉で下車しました。 北関東のローカル線として日中は1時間に1本の列車が走るだけの小泉線ですが、戦時中は沿線にある中島飛行機小泉製作所への輸送で賑わいました。 また、西小泉駅から利根川河畔へは千石河岸線という貨物線がのびていました。 廃線跡はいずみ緑道という遊歩道に整備されています。 この道を歩くのは2回目。2020年7月に来た時には帰りの電車の都合で、途中で引き返してしまいました。 今回は時間をたっぷりとっているので、利根川までしっかり歩きます。 遊歩道として整備された結果、廃線跡の雰囲気はあまり感じられません。 このあたりが、新小泉駅跡。 駅跡の…

  • しばらくは辛抱の時間

    勝ち切れなかったというべきか。 負けなくてよかったというべきか。 大胆なスタメン変更は、結果的にはうまくいかなかったという評価になるのだと思いますが、それ以上に選手のコンディションが落ちているのが気になります。 田中や椿にいつものような躍動感がなく、休養十分なはずの日高も動きが重いです。 安井は守備に追われ、品田が懸命にバランスをとろうとしますが、セカンドボールをことごとく拾われたことで、落ち着かずバタバタする時間が続きました。 いつもなら通っていた長短のパスもことごとくずれて、特にいつもなら通るはずのパスに田中や椿が追いつけないという場面も目立ちました。 チーム全体のコンディションが落ちてき…

  • 訪城記 ~花崎城~ 【2025.4.19】

    4月19日8時過ぎ、東武伊勢崎線の花崎駅に降り立ちました。 駅にはジャージ姿の高校生であふれていましたが、ここは野球などで有名な花咲徳栄高校の最寄り駅なのですね。字が違うのでここに来るまで気づきませんでした。 線路沿いの住宅街の中を進みます。 徒歩10分弱で、花崎城山公園に到着しました。 花崎遺跡という名称で、加須市指定史跡に指定されており、昭和の発掘調査の結果、畝堀や障子堀、当時の陶磁器や板碑などが発掘されているようです。 公園内には2つの曲輪が残されています。 まずは公園の入り口に近い東西に細長い曲輪です。 堀の囲まれており、北側は水が溜まっています。 一方、南側は空堀です。だいぶ浅くなっ…

  • 訪城記 ~菅谷城~ 【2025.3.22】

    小川町10:17発の列車に乗車し、武蔵嵐山で下車しました。 武蔵嵐山というと「関東戦国山城の最高傑作」と称されることもある杉山城の最寄り駅ですが、歩くと40分程かかるので今回はスルーします。 山城ブームのけん引役となった杉山城を含め、「比企城館跡群」として国史跡に指定されている4城の内、今回の目的は菅谷城です。徒歩15分ほどで到着しました。 城内にある埼玉県立嵐山史跡の博物館の入口になっている虎口は、搦手口とのことです。 土橋を渡ると三ノ郭です。 博物館の裏には倉庫と思われる建物跡が検出されています。 西に進むと、正拈門です。 左側に低い土塁が見えますが、これは蔀土塁のあとです。「蔀(しとみ)…

  • きゅうほうじ 【駅名しりとり390】

    久宝寺 (JR西日本) メガシティタワーズというタワーマンションや八尾市立病院が建つ駅南側にはかつて竜華操車場という広大な貨物ヤードがありました。 旧国鉄の貨物輸送のために全国につくられた操車場のひとつで、おおさか東線となった城東貨物線、2009年に廃止になった阪和貨物線とつながる要衝でした。 1984年2月1日のヤード集結型輸送の終焉とともに機能停止し、1997年頃から再開発が行われたことでその頃の面影を感じることはできません。 平成中期頃までの利用客は1万人に遠く及ばないものでしたが、2001年の大和路快速停車、2008年のおおさか東線開業により利便性が大きく向上し、現在は1万6千人をこえ…

  • たき 【駅名しりとり389】

    多気 (JR東海) 1893年、参宮鉄道の開業と同時に誕生した歴史のある駅。当初は相可駅という駅名で、この地域の中心集落である旧相可村の玄関口としての役割が強かったようです。 1923年の紀勢東線開業により分岐駅に。1959年の紀勢本線全通と同時に津~多気が紀勢本線に編入されると、参宮線は支線扱いになりました。 ただ、津方面から直通する列車は、快速「みえ」を筆頭に参宮線方面の方が運転本数が多く、運行系統は昔のままと言えそうです。 長大なホームとゆったりした配線を持つ2面4線の駅構内は、国鉄時代の幹線駅の雰囲気をよく残しています。 ほぼ直線の参宮線から急カーブで分岐する紀勢本線という線形とともに…

  • 訪城記 ~中城~ 【2025.3.22】

    3月22日、東武東上線に乗車。9時過ぎに小川町駅に降り立ちました。 この日の目的地は、中城跡です。駅から歩いて10分ほどの独立した丘の上に城跡があります。 北側に遊歩道がありました。 登り始めるとすぐに虎口があります。 北側斜面に続く空堀の底を進みます。 斜面の下は湿地帯だったようです。 空堀は、主郭の斜面を回り込むように続いています。 主郭の西側は櫓台が張り出していて、横矢が掛かるようになっています。櫓台の上に建っているのは、半僧房大権現堂です。 この櫓台のそばに虎口がありました。 当時は橋がかけられていたのではないでしょうか? 主郭は、テニスコートになっています。 掘り下げられていますので…

  • しんほこた 【駅名しりとり388】

    新鉾田 (鹿島臨海鉄道) 茨城県南東部にある鉾田市の中心駅。日本鉄道建設公団が建設し、1985年に開業した当駅は、ローカル線というイメージとは裏腹に近代的な高架駅です。 1日当たり1500人程度の利用客があり、日中は1時間に上下各1本程度の発着がある他、朝晩には当駅で折り返す列車も設定されています。 2007年に廃止された鹿島鉄道の鉾田駅とは1.5km程度離れており、徒歩で20分ほどかかりました。 太平洋に面した鉾田市は、農業が盛ん。特にメロンは生産量・出荷量が日本一でブランドになっているほか、野菜やイモ類の産出額も日本一です。 海岸段丘の上には広大な畑地が広がっています。 ↓よろしければクリ…

  • 【ちょっと昔の流山41】2008年6月7日 南流山8丁目、木

    2008年6月7日、南流山八丁目、コープ野村弐番街のあたりです。 南下して、「木」へ。 「木」という地名は、廃藩置県により印旛県葛飾郡におかれた木村に由来します。 奥に見えるのは観音寺。手前の空き地は現在、香取の杜公園という公園になっています。 香取神社です。 参道と境内は樹木に覆われていますが、現在は樹木の伐採と整備が進み雰囲気が変わってしまいました。 最後に江戸川の土手の上から。 緑が目立つこの景色も、現在はマンションや戸建てに変わっています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中街歩き ランキング参加中旅行・お出かけ(国内…

  • しばはし 【駅名しりとり387】

    柴橋 (JR東日本) 1922年の左沢線全通から30年近くたった、1951年に開設された駅。 気動車の投入を契機とした利便性向上の一環で、この際に一気に5駅が誕生しています。 駅名の由来となった柴橋地区の集落は駅から2kmほど離れており、まとまった集落がある羽前高松と左沢に挟まれていることもあって、利用客は1日当たり20人ほどしかいません。 山形盆地の平地が尽き、山が迫ってくるあたりにあって、山すそを回り込むように敷かれた線路からは盆地の風景がひらけます。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ランキング参加中旅行 ランキン…

  • きたじゅうさんじょうひがし 【駅名しりとり386】

    北13条東 (札幌市交通局) 駅名の通り、北十三条・北郷通にある駅。 札幌駅から1駅しか離れていませんが、駅の周囲は住宅地になっているようです。 駅の近くには、看護栄養学部という全国的に珍しい学部と日本唯一の助産師養成のための大学院を持つ天使大学のキャンパスがあります。 また、駅南側の札幌諏訪神社は、1877年に当地に入植した長野出身者の人により1982年に建立されたのが始まりで、道内でも古い神社にあたるのではないでしょうか。 これを機に、長野県からは30名ほどが当地に移住してきたとのこと。 この時期は、本州各地から入植者が渡道した時代です。道内各地で進められた開拓の痕跡は、今も地名や地割など…

  • 訪城記 ~勝沼城~ 【2025.1.12】

    豊岡街道を西へ。 住宅街の中を進みます。 この地域の総鎮守という春日神社の前を通ります。 40分ほどあるいて、光明寺というお寺に到着しました。 背後の山中に勝沼城がありました。 墓地を登ると、突如、土塁に挟まれた虎口が出現します。 もっとも、告知のように見えていますが、墓地造成の際に改変されていることや、縄張的にも不自然な気がするので、横堀が途切れただけかもしれません。 そのまま堀底を進むと、虎口があります。こちらはホンモノでしょうか。 主郭の南側にある腰曲輪からは、青梅市内が一望できます。 主郭。 勝沼城は、平将門の後裔と称し、鎌倉時代から戦国時代にかけてこの地域を支配した三田氏によって築城…

  • きたおおがき 【駅名しりとり385】

    北大垣 (養老鉄道) 駅の西側には戦没者や戦災死没者約780人が祀られている護国霊苑という墓地があります。また、敷地内には慰霊碑や忠魂碑が建立され、夏には慰霊式が行われているようです。 「一般戦災死没者の追悼」は、行政的には総務省の管轄となっており、日本各地にある慰霊碑等の追悼施設や慰霊式の情報がホームページにまとめられています。 また、各都市の戦災被害の状況がわかるのも興味深いです。各自治体から寄稿されたものを掲載しているため、記載内容に濃淡はありますが、総覧するには都合がいいです。 一部のデータは古いものがあるようなので、最新の情報を参照できるよう更新を続けてほしい。 戦争を経験した人が少…

  • 第29回ちばぎんカップ

    新しいシーズンの到来を告げる「ちばぎんカップ」。久しぶりのフクアリ開催でした。 結果だけ見れば、完敗です。 個々の選手のクオリティに差があるのは当然ながら、コンディションの差が大きかったように思います。 キックオフ直後に右サイドをワンツーで抜けられて失点。 前半終了近くにフリーキックのクイックスタートから2失点目。 3失点目は、後半立ち上がりに左サイドを突破されたところからでした。 いずれもちょっとした油断と綻びを突かれたもので、勿体ない失点だったと思います。 ただ、失点シーン以外の守備は悪くはなかったと思います。 J1クオリティのスピードとフィジカルに戸惑った感じはありましたが、慣れてくると…

  • 訪城記 ~藤橋城~ 【2025.1.12】

    今井城を出て、霞川沿いをさらに西へ。 20分ほどで次の城跡、藤橋城に到着しました。 霞川がつくる河岸段丘の縁につくられた城跡は、現在、主郭部が公園になっています。 公園を取り囲むように土塁が残されています。 公園の中央に立派な基礎と、アンバランスに小さい石碑がありました。杣保神社という神社の跡地とのことです。 北西隅は櫓台のようになっています。遠くに霞川を見ることができます。 斜面には腰曲輪。 西側には土塁の切れ目がありました。 園路になっていますが、当時も虎口があったのでしょうか? 西側の斜面も腰曲輪になっています。 崖に面した北側とは裏腹に、南側には防御施設が希薄です。 台地がそのまま続い…

  • くらしき 【駅名しりとり384】

    倉敷 (JR西日本) かつて倉敷駅の北側には倉敷チボリ公園という都市型テーマパークがありました。倉敷紡績万寿工場の跡地につくられ、ペデストリアンデッキで直結していました。 1997年の開業当初は年間300万人近い来場者を誇りましたが、年々減少し、再末期は80万人を切るところまで低迷。デンマークのチボリ社との契約の関係もあって、2008年に閉園に追い込まれました。 杜撰な経営、地元を無視した放漫な運営方針など計画段階からいろいろ問題が挙がっていたようです。 日本各地につくられたテーマパークのなかでうまくいっているのは、TDL、USJ及び一部の有名なものくらいで、それ以外は軒並み苦境にあり、閉園に…

  • 訪城記 ~今井城~ 【2025.1.12】

    正月気分が抜けたような抜けていないような中途半端な1月12日のことです。 新宿7:44発のホリデー快速おくたま3号には、お試し期間中のグリーン車が連結されていました。 2025年3月15日のサービス開始までは、グリーン料金なしで乗車することができます。3月15日以降は、最西の大月までのグリーン料金は100kmまでで1000円。特急料金 1020円ですのでほとんど差がありませんので、大月までグリーン車を利用するのは現実的ではないかもしれません。 ただ、通勤ライナー的存在だった「はちおうじ」「おうめ」が廃止されるので、特に青梅線方面は需要が高そう。また、休日には観光需要もあると思います。 拝島で八…

  • うちじゅく 【駅名しりとり383】

    内宿 (埼玉新都市交通) 新幹線の高架橋に沿って建設されたニューシャトルの終点。 駅周囲には、内宿台や西小針といった住宅地が広がり、1日当たりの乗降人員も4000人を超えています。 大宮から続いてきた住宅地もここでいったん途切れます。この先は田畑が広がりますので、開発が進む可能性がありそうですが、今のところそのような動きはないようです。 伊奈町のはずれにあって、すぐ桶川市に入ってしまうせいでしょうか。大宮駅まで30分程度なので、ニューシャトルを延伸すれば住宅需要はありそうですが。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ランキ…

  • 【長期拡散連載】JR全線完乗への道⑮ ~北陸新幹線~

    2024年3月16日に開業した北陸新幹線の金沢~敦賀に乗車しました。 サンダーバードで敦賀へ。 新幹線の高架下に新設された特急ホームに到着しました。 特急と新幹線の乗り換え時間は、最短8分。 特急や新幹線が到着するたびに民族大移動が繰り返されるコンコースはとても広く、乗り換え改札機の台数も非常に多いです。 ただ、乗り換えに特化しているためか、土産物店などのショップや待合スペースはほぼありません。 特に、新幹線側のコンコースには自動販売機しかなかったのは驚きです。 これまで、駅裏だった駅の南側に出てみました。 前はロータリーと駐車場しかなく、目の前を木の芽川が流れていますので開発の余地もあまりあ…

  • 南海「汐見橋線」

    烏帽子形城を出て三日市町から南海電車に乗車。堺東で乗り換えて岸里玉出で下車しました。 南海本線から高野線が分岐する岸里玉出駅は、1993年に岸ノ里駅と玉出駅が統合し誕生した新しい駅。 その片隅に、通称汐見橋線の短いホームがあります。 2230系2両編成が30分おきに行ったり来たりするだけのローカル線ですが、到着した列車からは30人近い人が下車しました。 折り返しに乗車したのは私も含めて3人だけ。 発車するとすぐに左に曲がって、複線になります。 高架橋の造りが意味深ですが、マンションが立ちはだかっているので、この構造になっている理由はよくわかりません。 汐見橋線は、正式には南海高野線です。現在は…

  • かつぬまぶどうきょう 【駅名しりとり382】

    勝沼ぶどう郷 (JR東日本) 勝沼ぶどう郷駅は、笹子峠を越え、甲府盆地に入る「ヘリ」にある駅で、25‰の急勾配上にホームが設けられています。 1968年まではスイッチバック式の駅でした。旧構内にはホームが残され公園になっています。 駅名が勝沼から変更されたのは1993年のこと。駅名のとおり周囲の斜面一帯にはブドウ畑が広がっています。 果樹が有名な山梨県ですが、このブドウはほとんどワイン用。 1877年、勝沼に「大日本山梨葡萄酒会社」が創設されたことにはじまる山梨のワインは、150年近い歴史を持ち、現在では世界的な評価を得るようになりました。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励み…

  • 【ちょっと昔の流山40】2008年4月27日 平和台、流山8丁目他

    2008年4月27日、総武流山電鉄の流山駅付近。写っているのは先代の2000系「なの花」です。 線路沿いに南下。 平和台駅です。 駅前には、イトーヨーカドーがあります。 ここには終戦まで陸軍の糧秣廠があり、軍馬用の大麦や干し草などを貯蔵、加工をおこなっていました。 流鉄線から専用線がつながり、貨物列車も運行されていたようです。 流山街道を挟んだ反対側には、メルシャンの流山工場がありましたが、2007年3月31日に操業停止し、この時点では更地になっています。 空き地の奥に見えるこんもりとした木立は赤城神社です。 現在ここには、「ケーズデンキ」や「しまむら」があり、この風景を見ることはできません。…

  • 訪城記 ~烏帽子形城~ 【2024.12.29】

    高松城を出て、高松築港駅から琴電で琴平へ。 土讃線に乗り換えて阿波池田。山間の街にはみぞれが降っていてとても寒い。 更に徳島線、高徳線と乗り継いで、高松に戻ってきました。 2時間ほど寒さに震えながら時間をつぶして、1:00発のフェリーに乗船。 ごろ寝ができる指定席を予約していましたが、毛布などないため寒く、床が固いためお尻が痛くなったこともあってあまり眠れませんでした。 出航が少し遅れましたが、神戸港には定刻に到着しました。 バスで三宮へ。 更に阪神、JRを乗り継いで、柏原。 近鉄道明寺線から長野線に乗り換えて、8時前に河内長野に到着しました。 河内長野は、高野山への参詣道として整備された高野…

  • 訪城記 ~高松城~ 【2024.12.28】

    12月28日は、東京6:06発「のぞみ101号」に乗車しました。 山陽新幹線の沿線火災により、岐阜羽島で足止め。 結局、岡山には35分遅れで到着。帰省ラッシュに遅延が重なり、岡山駅は混乱の極みでした。自由席には立客、指定席はガラガラという状態で松山行の「しおかぜ」が発車していく始末。乗り換えたマリンライナーも100%近い乗車率だったと思います。 予定より約1時間遅れて高松に到着しました。 急いで玉藻公園に向かいます。 が、公園には入らず、そのまま石垣に沿って進みます。 すると、姿かたちの良い三重櫓が見えてきました。月見櫓です。そしてすぐ横の門は水手御門。 埋め立てが進んだ結果、門の前は水堀のよ…

  • あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 ここ数年、社会を覆う閉塞感が色濃くなってきているように思います。 未来が見えない、希望が持てない、そんな漠然とした不安がその正体でしょうか? 真面目に生活する一般市民が明るい将来を描けない社会というのは、間違っているといわざるを得ません。 良い年でありますように。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中神社仏閣・古墳・歴史的建造物めぐり ランキング参加中街歩き

  • えちごあかつか 【駅名しりとり381】

    越後赤塚 (JR東日本) 新潟駅から続いていた住宅地が内野西が丘駅で途絶え、列車は田園地帯を進みます。 20分ヘッドで運行される列車も大半が内野駅止まりで、以南は日中1時間ごとになります。 この駅は1912年の越後鉄道(白山~吉田)開通から2年後の1914年に開設された古い駅で、2010年時点で1日の利用客数は400人ほど。 駅前は1990年代に宅地開発された「みずき野ニュータウン」が広がる他、1994年には新潟国際情報大学が開学し、徒歩10分ほどのところに「みずき野キャンパス」が設けられました。 無人駅なので公表されていませんが、利用客数は増加傾向だと思います。 ↓-./;p-0ろしければク…

  • いずもたいしゃまえ 【駅名しりとり380】

    出雲大社前 (一畑電車) 縁結びで知られる出雲大社の最寄り駅。 松江市街からのアクセスのメインルートになっていて、休日には観光客で混雑します。 重要文化財に指定されている旧国鉄大社線の大社駅舎が荘厳な和風建築を採用していることに対抗したのか、当駅は鉄筋コンクリート造の瀟洒な洋風建築となっています。 蒲鉾型のまるい屋根をもち、壁面のステンドグラス風の窓が良いアクセントになっています。1930年の開業時から使われており、100年近い歴史があります。 1996年に国の登録有形文化財、2009年には近代化産業遺産に指定されました。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 …

  • 【ちょっと昔の流山39】2008年4月19日 南流山6丁目

    2008年4月19日、前日風が強かったみたいで、自転車が将棋倒しになっていました。 南流山6丁目、コープ野村壱番街の北側あたりです。 コープ野村は、この辺りの区画整理直後に建てられたマンション。壱番街のほかに、8丁目に弐番街があります。 30年前頃は、この地域の大規模マンションはコープ野村くらいしかありませんでした。その頃の小学校では、コープ野村に住んでいる人がどのクラスにも数人はいたと思います。 右側に少し見えているマンションがコープ野村壱番街です。定期的に外壁塗装などが行われているので、外観は微妙に変化しています。 武蔵野線の線路沿い。高い築堤を走るため風の影響を受けやすく、防風柵ができる…

  • じちいだい 【駅名しりとり379】

    自治医大 (JR東日本) 自治医科大学のキャンパス及び附属病院の最寄り駅として、1983年に開業しました。 駅開業前は周囲一帯畑地でしたが、駅に隣接して「グリーンタウンしもつけ」という住宅地が開発されたことから、現在の利用客数は3000人/日を超えています。 駅の西側には下野国国分寺跡、東側には7世紀ころに創建されたという薬師寺跡があります。 特に薬師寺は、僧侶に戒律を授ける戒壇が設けられ、奈良の東大寺、福岡の観世音寺と並び「三戒壇」と称された巨大寺院。 その寺域は東西約250m、南北約330mに及び、国の史跡に指定されています。 歴史的に重要な寺院であることから、この駅の名を薬師寺駅にする案…

  • 伊豆急行「リゾート21」に乗車。バスに乗り換えて伊豆半島を一周した話

    11月30日の話。久しぶりに伊豆半島に行ってみました。 早起きして東海道線の普通列車に乗車。7:59熱海に到着しました。 乗り換えるのは8:26発の伊豆急下田行き。2100系「キンメ電車」です。 リゾート21の愛称で知られる2100系は、1985年に運航を開始した伊豆急行のフラッグシップ。 普通列車用でありながら、両端の展望車や、展望を考慮した非対称の側窓や独特な座席配置などが話題になりました。 多客期には「リゾート踊り子」という愛称で特急にも充当され、東京への乗り入れも行われていました。 全部で5編成増備されましたが、現在伊豆急行線で運行されているのはR-3とR-4の2編成。 このうちR-3…

  • しゅぜんじ 【駅名しりとり378】

    修善寺 (伊豆箱根鉄道) 伊豆箱根鉄道駿豆線の終着駅。 中伊豆観光の拠点ともなっており、JRの特急「踊り子」が2往復、多客期には3往復乗り入れています。 駅名及び地名の由来となった修禅寺は、807年空海が創建したと伝わる古刹です。 鎌倉時代になると、源範頼と源頼家が幽閉され、その後殺害されるなど歴史の舞台になりました。 1409年に焼失しますが、北条早雲により再建されました。この時に真言宗から曹洞宗に変わったようです。 さらに空海は修善寺温泉の開湯にもかかわっており、「河原で病気の父親の体を洗う少年を見た空海が独鈷を用いて岩を砕き、そこから湯が湧出した」という伝説がのこされています。 修善寺川…

  • てだこうらにし 【駅名しりとり377】

    てだこ浦西 (沖縄都市モノレール) 2019年に延伸したゆいレールの終着駅。 駅名の「てだこ」は沖縄の方言で「太陽の子」という意味で、西暦1200年頃琉球王国を治めた英祖王にもちなんでいます。 駅は沖縄自動車道に隣接しており、高速バスとの乗り換え地点としても計画されました。 沖縄都市モノレールは近年好調な業績が続いており、てだこ浦西からさらに延伸するという計画もあるようです。 しかし、那覇空港から所要時間45分ほどかかることから、定時性に優れるものの、速達性と輸送力の面は若干難ありという感じ。 一方で、那覇市内の渋滞は慢性的で何かしらの対策が求められているのも事実です。那覇と名護の間に普通鉄道…

  • はこだて 【駅名しりとり37】

    函館 (JR北海道) 道内有数の観光地である函館。特に函館山からの夜景は、日本三大夜景に数えられています。 一方、現在の人口は24万人程度とここ40年で10万人ちかく減少しており、衰退基調にあることも否めません。自慢の夜景も最近は、街中の灯が少なくなっているように見えます。 2016年には北海道新幹線が開業しましたが、函館駅とは20km弱離れていて、特急でも15分かかることもあり、起爆剤にはなりきれていないようです。 2023年に函館市長になった大泉潤市長の発言により、新幹線の函館駅乗り入れ構想が注目を集めています。 在来線を改良すればフル規格の新幹線車両も乗り入れ可能ということで、東京からの…

  • 訪城記 ~諏訪原城~ 【2024.10.26】

    10月26日、8時40分頃に金谷駅に降り立ちました。 隣接する大井川鐡道は1976年に観光用にSLの運行保存・運行を開始したパイオニアで、最近は「ゆるキャン△」の放送により聖地としても注目されるようになりました。 ただ経営が厳しく、設備、車両の老朽化が進み廃止のうわさが以前から絶えない状況。加えて、2022年9月の台風被害により川根温泉笹間渡~千頭が今も不通になっています。 金谷駅を出て、旧東海道の石畳を登ります。 江戸幕府の命により近隣住民の手により石が敷き詰められたものですが、これは舗装によって失われていたものを1991年に復元したものです。 表面が滑りやすく、踏面も一様ではないので、少し…

  • 訪城記 ~久保田城~ 【2024.9.15】

    秋田城からバスで秋田駅に戻りました。 帰りの飛行機まで時間がありますので、駅至近の久保田城に行ってみます。 久保田城は久保田藩佐竹氏20万石の主城。旭川を外堀とし、比高40mほどの神明山に築かれた平山城です。 現在は主郭部一帯が千秋公園として開放されており、桜が多いことから、春には花見客でにぎわいます。 下の写真は2007年に撮影したものです。 駅から歩いて5分ほどで大手門前の巨大な水堀にあたります。 大手門をくぐると、三の丸。当時は侍屋敷が並んでいたようですが、現在は高校やホールが建てられています。 内堀。 松下門は急な坂虎口です。 坂を上ったところが二の丸です。 そして、ここから本丸までが…

  • わたのは 【駅名しりとり375】

    渡波 (JR東日本) 1613年伊達政宗によっては派遣された慶長遣欧使節は、牡鹿半島の月の浦から出航し、3か月の公開の末アカプルコに入港します。 その後スペインの艦船に乗り換えて、ヨーロッパへ。スペイン国王、ローマ教皇との謁見ののち、マニラ経由で帰国しています。 wikipediaによれば、「日本人が初めてヨーロッパの国へ赴いて外交交渉をした」画期的な出来事であり、副使の支倉常長らは「初めて太平洋・大西洋の横断に成功した日本人」となりましたが、江戸幕府によるキリスト教の取り締まりと鎖国政策が始まるタイミングであったことから、その成果が生かされることはありませんでした。 渡波駅から、万石浦にかか…

  • 訪城記 ~秋田城~ 【2024.9.15】

    秋田に宿泊して、翌9月15日。秋田駅前からバスに乗車し、秋田城跡歴史資料館前で下車しました。 秋田城は、奈良時代から平安時代にかけてこの地域の政治・文化の中心として機能しました。続日本紀には733年創建と記載され、当初は出羽柵と呼ばれていたようです。東北地方に配された城柵の中で最北にあることから、律令国家の北縁を決めていたものと思います。 現在は、一帯が高清水公園として整備されていますが、政庁の南西部1/3程が明治時代につくられた羽州街道の切通により失われていたり、城域北部に護国神社があるなど、遺構は完全ではありません。 陸橋の上には政庁の西門と築地塀の位置が表示されていました。 陸橋を渡ると…

  • 苦しい試合、歓喜の逆転

    どうしても勝利が欲しい試合は劇的な内容でした。 前半の立ち上がりは先手を取りました。しかし、受け止められてしまうと、徐々に劣勢に。 右サイドに蓋をされて田中が機能しなかったことに加えて、GKが前に出る変則的なビルドアップとその結果数的不利になった中盤で相手選手を捕まえられなかったのが原因でしょうか? 品田がフォローに入りますが、その分プレー位置が下がってしまい、効果的なパスが出ません。小森も下がってきてしまったので、ゴール前がスカスカ。明らかに悪い時のジェフです。 2失点しましたが原因は同じだと思います。 前半何とか1点を返して折り返します。 ただ、個人的には何となく逆転できる気がしていました…

  • きたときわ 【駅名しりとり374】

    北常盤 (JR東日本) 弘前市の北側、藤崎町にある駅。2005年に藤崎町と合併する前は常盤村の代表駅でした。 2001年建築の駅舎には、常盤村時代からコミュニティセンターが同居しています。 駅周囲は宅地開発が行われ、新しい家も多いですが、利用客は400人/日程度と少なめです。 常盤村は同じく2005年に合併により消滅した柏村に次いで青森県内で2番目に小さい市町村で、人口は6.600人ほどを数えました。 合併後、役場機能の一部は常盤生涯学習文化会館内の出張所にうつされました。かつての村役場跡には町営住宅が建っているようです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 …

  • 訪城記 ~脇本城~ 【2024.9.14】

    9月14日は、始発の新幹線で秋田に向かいました。 男鹿線に乗り換え。 2016年に導入されたEV-E801系はBEC819系をベースにしているため、どことなくJR九州風味です。 脇本で下車しました。 google mapをみながら南へ。指示された抜け道に入ると、道がなくなってしまいました。 それでも20分ほどで到着したのは、国指定史跡の脇本城です。 神社の前を過ぎさらに登っていきます。 途中、プレハブの案内所があり、パンフレットなどを入手することができます。 更に登っていくと、曲輪に挟まれた鞍部に出ました。 脇本城は、中世に安東氏の拠点となった巨大な山城です。 1334年頃に築城されたと伝わり…

  • NAGAREYAMA F.C. 夢をつなぐ、劇的な勝利

    千葉県リーグ最終節は、伸るか反るかの大一番になりました。 勝てば、関東リーグ昇格をかけた関東社会人サッカー大会進出。負ければ他会場の結果次第で3位転落、昇格の目がなくなります。 相手は、現在首位の房総ローヴァーズ木更津FC。元日本代表カレンロバートが代表を務めるクラブです。ジェフサポ的には吉田眞紀人のいるクラブという方がなじみやすいかもしれません。 NAGAREYAMA FCの立ち上がりは4−4−2でしょうか?攻撃時は4−3−3のようにも見えます。 前半は一進一退でしたが、こちらは中盤でボールがおさまらず苦労していた感じ。中盤をとばすような長いパスが多くなっていました。 中盤の3人は、よく動い…

  • 【ちょっと昔の流山38】2008年3月29日 東福寺

    2008年3月29日、鰭ヶ崎にある東福寺です。 住宅街に囲まれた小山の上にあって、人影は少なく、雑踏とは無縁の時間が流れています。 流鉄をまたぐ陸橋の上から、平和台方面をみたところ。空き地や雑木林がみえますが、現在その多くが宅地に変わりました。 南流山駅前から流鉄をまたぐのこの道は。宮園を抜けて免許センターの方まで続いています。 左右の山も、近年大規模な造成が行われ、宅地に変わりました。雑木林の中には、三本松古墳という前方後円墳がありましたが、完全に消滅し、石碑のみが残されています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中神社仏閣…

  • みなみいばらき 【駅名しりとり373】

    南茨木 (大阪モノレール) 阪急京都線との乗換駅で、1日当たり27,000人以上の利用客があります。 1990年開業で、1997年に門真市へ延伸されるまでは終着駅でした。 一方、阪急京都線の駅は、1970年開業と50年以上の歴史があります。 1970年大阪万博のアクセス駅としてつくられ、大きな駅前広場がつくられました。現在、駅周辺はマンションが並んでいますが、開業当時は一面畑地だったようです。 成長を実感し、未来を信じることができた時代の万博は6422万人もの入場者を集め大成功をおさめました。 その一方で、来年の大阪万博は入場券の売れ行きが低迷しているなど、一向に明るい話が出てきません。 個人…

  • うさぎの島、リゾートの島、毒ガスの島

    8月12日の朝、広島駅前は再開発工事が真っただ中。駅前大通に移設される路面電車の軌道も敷設されていました。 始発の呉線に乗車します。 広で乗り換えて、7:37着の忠海で下車しました。 磯の香りが漂うような静かな町を抜けて忠海港へ。 8:30のフェリーには、100人近い人が乗船しました。 15分ほどで大久野島に到着。 芸予諸島に浮かぶ大久野島は、周囲4.3kmの小さな島。 ほぼ全域が環境省所管の国有地で、近年は900羽以上のウサギが生息し「うさぎの島」として知られています。 島の南部には「国民休暇村大久野島」があって、リゾートという感じ。 フェリーの乗客の多くは、そのまま休暇村の送迎バスに吸い込…

  • 新型「やくも」から木次線に乗り継ぎ、広島へ。

    岡山に宿泊して翌8月11日。始発の特急、やくも1号は今年デビューした273系でした。 7:05発。東京からの新幹線接続がありませんので、4両編成ながら空席があります。 備中高梁を過ぎると山が険しくなってスピードが上がらなくなります。運転停車も多く、改善された乗り心地も相まって、相当余力があるように感じました。 10:06宍道着。 時間があるので、宍道湖の湖畔まで歩いてみました。 11:18発の木次線、備後落合行きに乗り換えますが、発車30分前には30人以上が並んでいる状態でした。 入線したキハ120は小型の車両で、しかもオールロングシート車。2両編成ながら、2両目は出雲横田で切り離しということ…

  • となみ 【駅名しりとり372】

    砺波 (JR西日本) 砺波平野の中央にあって、砺波市の中心市街地に位置しています。 ただ、市役所とは2km弱離れているようです。 散居村で知られる砺波平野は、駅周辺以外には集落がなく、田畑の中に住宅が散在する独特の風景が広がります。 庄川がたびたび氾濫するため、平野の中の微高地を選んで住宅を建てた結果とのこと。厳しい風雪から家屋を守るため「カイニョ」と呼ばれる屋敷森に囲まれています。 人口減少と高齢化が進む中でこの風景もいつまで見ることができるでしょうか。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ランキング参加中旅行 ランキン…

  • 【ちょっと昔の流山37】2008年3月22日 江戸川、加6丁目、流山1丁目他

    2008年3月22日、再びの江戸川土手です。 正面の四角い白い建物は東葛病院です。現在は流山セントラルパーク駅近くに移転しています。 土手をおりた所の路地なので加6丁目あたりでしょうか? 旧県道沿いにある新川屋は1846年創業の呉服店です。1890年に建てられた土蔵造りの商家が現役で、流山市に登録文化財になっています。 この辺りは、流山の旧市街であり、かつての面影が残されている地域です。最近は「流山本町」地区として観光にも力が入れられている地域です。 流山一丁目交差点。 最後に市立博物館、中央図書館への坂道です。ここは、旧印旛県庁及び葛飾県庁跡でもあります。 ↓よろしければクリックをお願いしま…

  • 訪城記 ~下津井城~ 【2024.8.10】

    下津井城は下津井港を見下ろす高台に築かれた平山城。1592年頃に築城が始まり、1639年に一国一城令により廃城になったことから、40年ほどしか使われなかったことになります。 城跡は岡山県指定史跡となっており、瀬戸大橋架橋記念公園として、整備されています。 というわけで、特に準備しなくても大丈夫だろう、と高をくくっていたら大失敗でした。 下津井電鉄の廃線跡から外れて坂道を登ります。 遠くに鷲羽山ハイランドのアトラクションの音や歓声が聞こえてきます。 園路に沿って進むと、広場に出ました。馬場跡という曲輪のようです。 西の丸の石垣が残っていますが、だいぶ崩れています。 西の丸は巨大な土塁に囲まれてい…

  • 下津井電鉄 ~瀬戸大橋に未来を託した軽便鉄道~ 2/2

    1972年の部分廃止後、廃止を待つばかりだった下津井電鉄に瀬戸大橋という光が降り注ぎます。 1988年の瀬戸大橋開業を見据えて、児島駅の改築、琴海駅の行き違い設備復活、メルヘン調の展望電車「メリーベル号」の導入など、積極的な施策が実施されました。 特に鷲羽山駅から東下津井駅にかけては高台を走り眺望はなかなかのものがあり、観光の目玉になりそうです。 鷲羽山スカイラインとの交差部は大きく改変されてしまいました。 切通を抜けると東下津井駅。1972年までは交換設備がありました。 下津井中学校の前。 ここで、瀬戸大橋架橋記念公園に寄り道しました。 戻って切通しの道を進みます。 下津井の町並みを左に見な…

  • 苦手なものは苦手

    ソユーズスタジアムには17時半くらいに到着しました。 スタジアム周囲には露店が並び、ステージではライブ、キッズの遊び場なんかがあってお祭りの雰囲気。 ただ、スタジアムはいまいちです。特にゴール裏は高さがない事もあって、肝心のピッチが良く見えません。 しかも、ビジター自由席には場内にトイレがないらしい。係の人に場所を聞いたら、場外の仮設トイレを案内されました。 秋田はスタジアム問題が現在進行形ですが、たしかにこのスタジアムなら、Jリーグから文句言われても仕方ない気がします。 4月のホームで酷い逆転負けを食らった秋田。 アウェーは何とかしたいところでしたが、立ち上がりから窮屈でぎこちないパス回しが…

  • とびやまじょうあと 【駅名しりとり371】

    飛山城跡 (宇都宮ライトレール) 宇都宮の市街地を過ぎて、鬼怒川を渡ったところにある駅。周囲には田んぼが広がり、最新のLRTとの対比は不思議な感じがします。 好調なライトレールですので、この駅周辺も今後、開発が進むものと思います。現在は1日300人ほどの乗降人員ですが、今後は増加していくのでしょう。 駅名にもなった飛山城は、歩いて15分ほど。鎌倉時代築城と伝わる中世城郭は、国指定史跡。鬼怒川を臨む段丘には幾重にも横堀が巡り、織豊期までの遺構が重層的に検出されています。 無料送迎バスの実証実験も行われたようなので、沿線の貴重な観光地として、注目が高まっていくものと思います。 ↓よろしければクリッ…

  • NAGAREYAMA F.C. チーム力を高め、さらなる成長を。

    千葉県社会人サッカーリーグ1部は 後期リーグが始まります。 前期リーグで全チームと1回戦総当たりのあと、上位リーグとと下位リーグに分かれてさらに1回戦総当たりを実施するというなかなか大変なレギュレーション。リーグを2位以上で終えれば、関東リーグ昇格をかけた関東社会人サッカー大会への出場権を得ることができます。 今日は、その後期リーグの開幕節。相手の柏TOR’82は前期リーグの開幕戦で対戦。勝利したものの、1部リーグの厳しさをおしえられた相手でもあります。 残暑が厳しい中のキックオフ。 スタートは4-4-2でしょうか?ただ、寺内選手が左サイドにいることも多く、4-3-3にもみえます。 前半はお互…

  • ふなと 【駅名しりとり370】

    船戸 (JR西日本) 紀ノ川に沿ってのびるJR和歌山線。当駅のすぐ北の紀ノ川橋梁で本流を渡ります。 船戸という駅名は、その紀ノ川にかつて運行されていた渡船に由来するとのこと。 駅のある岩出市の北部には根来寺があります。戦国時代には70万石をこえる寺領をもち、1万を超える僧兵に多くの火縄銃を装備することで、キャスティングボートを握る存在でした。 根来というと、司馬遼太郎の『尻啖え孫市』のイメージが強いです。主人公の雑賀孫市は創作の存在ですが、根来という特殊な環境がもつ独特の雰囲気を感じることができます。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキ…

    地域タグ:岩出市

  • 下津井電鉄 ~瀬戸大橋に未来を託した軽便鉄道~ 1/2

    8月10日、6:06発ののぞみ101号は、10分弱のおくれをもって姫路に到着しました。 これは「南海トラフ地震臨時情報」発令により、熱海~三河安城で速度を落として運行することによるもの。予告されていたものですので、想定内です。 後続のひかりに乗り換えます。 ちなみに、姫路で乗り換えたのは。当初姫路城にでも行くつもりだったためです。この期間はのぞみが全車指定になってしまうことからやむなく乗り換えたものです。 もっとも、自由席券のひとはデッキで、というような案内放送がありましたので、立席でそのまま乗っていてもよかったみたいです。 10時前に到着した岡山は、混乱の極みでした。 接続する特急はデッキま…

    地域タグ:倉敷市

  • 夏祭りとコスプレは意外に相性がいいと思う件

    松戸では数年前から、夏祭り(松戸ラストサマーフェス)とコスプレイベント(アコスタ松戸)が同時開催されています。 コスプレイヤーさんが街を闊歩するのは不思議な光景ですが、人が集まり活気が生まれること、非日常的で華やかな雰囲気になることから、意外に気に入っていて、毎年ひそかに楽しみにしています。 とはいえ、若干の忌避意識を感じることがあるのも事実。実際、「気持ち悪い」とつぶやきながら歩くおばさんを見たこともあります。 その裏には、日本の伝統とか身内意識や地域主義みたいなものがあるのだと思いますが、冷静になってみれば、日本文化の中に異性装というのは普通に存在していますし、人外の力を得るよう神の扮装を…

    地域タグ:松戸市

  • ちょうふ 【駅名しりとり369】

    調布 (京王電鉄) 2012年に地下化された当駅ですが、この写真は地上駅時代に撮影したものです。 現在は上下線が重層化され、下り方にシーサスがあるため、京王線と相模原線の接続だけではなく、各線の緩急接続も行われていますが、 当時は、京王線の下りと相模原線の上りが平面交差し、2面4線でありながら相模原線が入線できるのは1番線と3番線に限定されているなど、運転上の隘路になっていました。 開業当時は多摩ニュータウンの人口も少なく、原野を走っているような相模原線でしたが、輸送人員が急増し京王線と並ぶ幹線に成長しました。 結果、笹塚~調布の輸送力がひっ迫し、問題になっています。特に朝ラッシュ時は列車が詰…

    地域タグ:調布市

  • いろいろうまくいかない、もどかしい試合。

    今年の夏は例年以上に厳しい気がします。 特に炎天下、遮るもののないスタジアムは地獄でした。持参したペットボトルがすぐにぬるま湯になるほど。 最近結果が出ていないジェフ。どんな形でも勝利がほしいところでしたが・・・ 結果的には「負けなくてよかった」、そんな試合になりました。 岡山の木山監督の対策にはまってしまったという感じでしょうか? サイドを封鎖され、コンパクトな守備によりバイタルにスペースがない状態。 小森や横山が下りてきてボールを受けたり、高橋や藤田が長いボールを蹴ったりといろいろ工夫していましたが、サイドを崩すというのが今年のジェフの攻撃の形ですので、サイドにボールが入らない時点で得点は…

    地域タグ:岡山市

  • しおまち 【駅名しりとり368】

    塩町 (JR西日本) 芸備線と福塩線の接続駅。ただ、備後庄原方面には7本、府中方面には6本と運転本数が少なく、しかも福塩線の列車は全て三次発着ですので、乗り換え駅としてはほぼ機能していません。 芸備線の備後庄原以東の廃線が現実味を持つ中、福塩線の府中以北、芸備線の三次から備後庄原間も廃線という話がいつ出てきても不思議ではありません。 このままだと中国山地中央部の鉄道路線網は壊滅する可能性があります。 赤字である以上、民間の会社が維持していけないというのは仕方ないですが、一方で、公共交通機関というのはよっぽど条件が良くないと黒字になることはありませんので、公共サービスとして税金で維持していくのが…

    地域タグ:三次市

  • きんてつにっぽんばし 【駅名しりとり367】

    近鉄日本橋 (近畿日本鉄道) 東京の「にほんばし」に対して大阪は「にっぽんばし」。 東京の秋葉原、名古屋の大須とともに三大電気街として知られています。また、「ポップカルチャーの聖地」「オタクの聖地」とよばれることも。 電気屋が立ち並んでいたかつての秋葉原は、一本路地に入るとどことなく薄暗く独特の雰囲気がありましたが、ポップカルチャーが文字通り「大衆化」していく中で、明るいものへと変化してきました。いまや秋葉原=電気街と想像する人は少ないかもしれません。 大阪日本橋はどうでしょうか? ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ラン…

  • 【ちょっと昔の流山36】2008年3月16日 江戸川、赤城神社

    2008年3月16日の江戸川土手。 菜の花が咲きそろってきています。 お正月には行列ができる赤城神社。 この日は人の姿もほとんどなく静かな時間が流れていました。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中神社仏閣・古墳・歴史的建造物めぐり ランキング参加中街歩き ランキング参加中旅行・お出かけ(国内) ランキング参加中ひとり旅 ランキング参加中旅行

  • 茨城県の沿岸を結ぶ鹿島臨海鉄道

    7月14日は天気が安定せず、水戸駅は厚い雲の下でした。 8:56発の鹿島神宮行きに乗車します。 大洗までは利用客が多く、2両編成の列車には100名弱の乗車があったと思います。 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、国鉄鹿島線の延伸部を引き受け、1985年に開業しました。 日本鉄道建設公団が建設した線路は線形がよく、高架線路を滑るように進みます。 大洗着。後ろの車両を切り離しこの先は単行となります。 利用客数に段差ができる当駅は運転上の拠点でもあります。車庫が併設され、水戸からの列車の約半数は当駅止まりとなります。 雨が強くなる中、新鉾田着。 新鉾田に来たのは17年ぶり。 当時は鹿島鉄道が健在で、鉾田駅から…

  • にったき 【駅名しりとり366】

    日立木 (JR東日本) 「この~木なんの木」で始まるCMソング、曲名は「日立の樹」というそうです。日立のグループ企業が延々とテロップで流れるCMはおなじみですよね。 ちなみに、背景の巨大な樹木も「日立の樹」といいます。同じ樹のようですが、代替わりがあって現在は5代目。初代を務めたオアフ島のモンキーポッドが再登板しています。 都市対抗野球の応援の際に演奏されたり、日立グループの工場の昼休み終わりに流されるなど、日立グループを象徴するような曲になっています。 私もこの曲が意外に好きで、仕事で訪問した際のひそかな楽しみでした。 かつて日立製作所に勤めていた人と話したときに「あの曲は聞きたくない」と吐…

  • 【ちょっと昔の流山35】2008年3月9日 江戸川

    2008年3月9日、江戸川土手です。 菜の花が咲いて、斜面が黄色く色づいています。いつのころからか、土手に菜の花畑ができるようになりました。黄色く染まった斜面が街中からは黄色い壁のように見え、この時期の独特の風景です。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中街歩き ランキング参加中旅行・お出かけ(国内) ランキング参加中ひとり旅 ランキング参加中旅行

  • 訪城記 ~多賀城~ 【2024.6.8】

    6月7日、出張が終わった後その足で山形へ。 狙ったわけではありませんが、3月に運用開始したばかりのE8系でした。 翌朝は、始発の左沢線に乗車。 左沢で折り返し。 北山形で乗り換えて新庄へ。陸羽東線に乗り換えます。途中の鳴子温泉駅は濃厚な硫黄のにおいがしました。 小牛田から東北新幹線に乗り換えて国府多賀城で下車しました。 国府多賀城駅は2001年に開業した新しい駅ですが、駅からみえる多賀城は多賀城碑によれば724年創建とされ、今年でちょうど1300年となります。 記念の年に合わせ外郭南門の復元が進んでいます。 政庁へ一直線に続くメインストリートは、意外にアップダウンがあります。 東側の城前地区は…

  • かに【駅名しりとり365】

    可児 (JR東海) 多治見市や土岐市、瑞浪市と並んで美濃焼の産地である可児市は、明智光秀や森成利(蘭丸)の出生地として知られています。 もっとも、明智光秀は前半生にわかっていないことがいっぱいあるため、候補地のひとつくらいの認識が正解かもしれません。 隣接する新可児駅から名鉄に乗れば名古屋まで1時間ほどと近いことから、名古屋のベッドタウンとして栄えており人口は10万人弱を数えます。 ただ、去年のダイヤ改正で、日中の名鉄名古屋直通列車が廃止され犬山止まりになったので利便性は若干低下傾向でしょうか。 太多線も名古屋に直通する列車はなく、1往復運航されていた「ホームライナー太多」も2012年に廃止さ…

  • 製紙の街の小さな電車

    5月11日、新宿から中央線に乗り換えようとしたところ、人身事故で運転見合わせ。振り替え輸送で京王線に乗り換え、高尾へ向かいます。 高尾に着く頃には運転再開していたものの、遅れは高尾以西にも波及していました。足止めされていた特急が一斉に動き出したため、途中の四方津で2本待避。 なんやかんやで当初予定から1時間以上遅れて甲府に到着しました。 甲府からは身延線にのりかえます。 10:37発のふじかわ6号は373系の3両編成。普通から特急までこなせる汎用性の高い車両として開発され1995年に登場した373系は、両開きの扉やデッキの扉を省略した車内設備が議論を呼びました。登場から30年近くたちましたが、…

  • 訪城記 ~桂ヶ岡チャシ~ 【2024.4.29】

    モヨロ貝塚から南へ。 永専寺には旧網走刑務所の正門が残されていました。 釧網本線の線路を越え、桂ヶ岡公園が次の目的地です。 網走市街の南側の台地にある桂ヶ岡公園。その先端部に桂ヶ岡チャシがあります。 チャシはアイヌが築いた「城」といわれることがありますが、その性格は多様です。 和人との戦いの中で軍事施設として使用されたのは間違いないですが、もともとは聖域として、さらにチャランケの場にもなりました。 多様な性格があって、軍事施設という面だけではとらえきれないという点は、沖縄のグスクとも通じるものがあります。 本州以南の城と同じように立地条件によって分類されています。孤島式、丘頂式、丘先式、面崖式…

  • まるおか【駅名しりとり364】

    丸岡 (JR西日本) 2024年3月16日、北陸新幹線延伸開業によりJR西日本からハピラインふくいに移管された北陸本線の駅。 この写真は去年の夏に撮影したものです。 丸岡は丸岡藩5万石の城下町。 丸岡城は日本に12しかない天守が現存する城です。丸岡城天守は古式を残す外観から現存天守最古とされることがありましたが、近年の研究では1624年~1644年頃の建造と想定されています。 また、1948年の福井地震により倒壊しており、現在の天守は部材を再利用して修復、再建されたものです。 丸岡の市街地と当駅は5kmほど離れており、1968年までは京福電鉄丸岡線によって結ばれていました。現在はバスが運行され…

  • モヨロ貝塚 ~オホーツク文化のきらめき

    札幌に宿泊して、4月29日。6:52発のオホーツク1号に乗車します。 長らくキハ183系が運用されていましたが、現在はキハ283系4両編成。もともと釧路方面の特急に使用されていた韋駄天で、制御付自然振子式で自己操舵台車を持つなどの複雑な機構と過酷な運用から早期の廃車が見込まれていましたが、意外に状態がよかったということでオホーツクの置き換えに使用されました。 ただ、振子は使用停止、最高速度も抑えられるなど両翼をもがれたような運用はいささかさみしい感じがします。 JR発足以降、旭川、帯広、函館、釧路、名寄と各方面の高速化が行われましたが、結局北見、網走方面の順番は巡ってきませんでした。せめて新型…

  • まるやま【駅名しりとり363】

    丸山 (埼玉新都市交通) 東北・上越新幹線建設の見返りとして建設されたニューシャトル。1983年の開業から40年以上がたち、日本のAGTとしては最古参になります。 丸山駅は、東北新幹線から上越新幹線が分岐する付近にあって、2面3線のホームに車両基地を併設した運転上の拠点になっています。 以北は単線になりますが、丸山を始発終着とする列車は少なく、内宿までの直通列車が中心です。 駅の東側には国指定史跡の伊奈氏屋敷跡がある一方、周囲はもともと原市沼という低湿地帯だったためか、住宅は少なめ。田畑が目立つ郊外の風景が広がっています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 …

  • ウポポイ 空っぽの容器に建前と偽善を詰め込んだ、なんとも胡散臭い施設

    白老陣屋から「ぐるぽん」で5分ほど。ウポポイにやってきました。 ウポポイはアイヌ文化の復興・創造・発展の拠点として2020年に誕生した「民族共生象徴空間」 。 入り口付近にはレストランやショップが並びテーマパークのよう。 「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」といった施設がポトロ湖の南岸に広がっています。 園内に点在している施設では、伝統芸能の上映、体験講座などアイヌ文化を体験できるプログラムが行われています。 GWということもあって、子供を連れた家族が多い印象。 また、「ゴールデンカムイ」の影響か、若い人の姿も目立ちました。 子供や若い人が北海道の先住民族であるアイヌの文化…

  • 訪城記 ~白老元陣屋~ 【2024.4.28】

    フェリーターミナルからバスで苫小牧駅へ。 12:15発のすずらん4号に乗り換えました。 12:28着の白老で下車しました。特急に乗るような距離ではありませんが、ちょうどよい列車がなかったのでやむを得ず、という感じです。 白老駅北口から 12:33発の白老町交流促進バス(ぐるぽん)というコミュニティバスに乗車。5分ほどの「陣屋資料館」で下車しました。 戻りのバスまで50分しかありませんので、早足で回ります。 白老元陣屋は、幕末期にロシアの南下に備えて沿岸警備を命じられた仙台藩によって1856年に築造された陣屋です。明治維新までの12年間、おおよそ120名の藩兵が駐屯していました。ウトカンベツ川を…

  • ふるじま【駅名しりとり362】

    古島 (沖縄都市モノレール) 開業以来順調に実績を延ばす沖縄都市モノレール。慢性的な混雑が問題となる中、2023年6月には3両編成の運行が始まりました。 一方で、再編が進むとみられたバス路線は、相変わらず那覇バスターミナル発着が維持されています。ただ、朝夕の渋滞を避けるため、那覇中心部に入る前にモノレールに乗り換えるという動きも定着してきているようです。 国道330号線と県道82号線の交差点、古島インターの近くにあるこの駅も、駅周辺に多くのバス停があり結節点として機能しています。 この先、モノレールは急カーブで南東へ進路を変え、首里に向けて最急60‰の勾配を登っていきます。てだこ浦西へ延伸した…

  • NAGAREYAMA F.C. 難しい試合

    昨季千葉県社会人サッカーリーグ2部を全勝で駆け抜けて、今季1部に参戦しているNAGAREYAMA F.C. 今日は第3節、市川SC戦です。前2節が市原での開催だったため行けず、久しぶりの観戦となりました。 市川SCは昨年1部優勝。関東社会人サッカー大会の結果、関東リーグ昇格はならなかったものの、今季もここまで首位にいる千葉県社会人サッカーの名門です。 そして、1敗が命取りになりかねない厳しいリーグ戦ですので、早くも正念場を迎えました。 NAGAREYAMA F.C.の立ち上がりは4-4-2に見えました。 4バックの前に砂田選手と栢野選手。前線の板倉選手と寺内選手は時に縦関係になったりサイドに流…

  • 太平洋フェリーで15時間の優雅な船旅

    仙台市電保存館からユアテックスタジアム仙台に移動してサッカーを見たあと、八乙女駅まで歩いてきました。 スタジアムの最寄りは泉中央駅ですが、アウェー側からは八乙女駅まで歩くのとあまり変わらない感じがします。 今宵のお宿に向かうため、仙台で乗り換えて、仙石線の中野栄駅で下車しました。 仙台臨海鉄道の線路を渡って倉庫街を歩いていきます。 駅から30分程で到着しました。 なお、フェリーターミナルへはフェリーの発着時間に合わせて路線バスが運行されていますので、わざわざ歩いてくる意味はありません。 今回は時間が中途半端で歩いてしまう方が早くつけるということでこうなりました。 GW初日ということで窓口が混雑…

  • 仙台市電保存館は車両基地にある小さな博物館

    龍ノ口渓谷を超えて八木山動物公園方面へ。 八木山動物公園駅からはバスで長町へ出るつもりでした。 しかし、所要時間を本数を考えると地下鉄で行った方が早そう。 というわけで仙台まで戻って乗り換えて、富沢駅に降り立ちました。 住宅街の中にある高架駅。地下鉄南北線の終着駅ですが、線路は富沢車両基地まで続いています。 車両基地は、駅から歩いて15分ほどでした。この敷地内にある仙台市電保存館が目的地です。 ただ、入口がわからない。入口には柵があって、厳重に閉まっています。 5分ほど右往左往した結果、東側に入口を見つけました。 大きな看板もありましたので、私が歩いてきた道と探し方が悪かったみたいです。 仙台…

  • ちょうふ【駅名しりとり361】

    長府 (JR西日本) 長府は長州藩36万9千石の支藩である長府藩5万石の城下町。藩庁は、当駅から4kmほど離れた櫛崎城に置かれていました。 藩祖は毛利輝元の養子となった毛利秀元。毛利元敏まで14代、明治維新まで存続しました。 1864年には、長府から壇ノ浦にかけての海岸線に四国連合艦隊の攻撃を受けています。 この時の記憶が影響したのか、山陽本線は内陸部を迂回するように敷設されました。 丘陵に迫り、平野部が少ない海岸沿いには1969年まで山陽電気軌道の路面電車が運行されていました。山陽電気軌道は1971年にサンデン交通と名前が変わりましたが存続しています。 路面電車の記憶を伝えるように今でも海岸…

  • 訪城記 ~仙台城~ 【2024.4.27】

    GWの初日、4月27日は始発の新幹線に乗車。 仙台で地下鉄に乗り換えて大町西公園で下車しました広瀬川がつくる谷に向かって緩やかに下ります。 広瀬川を渡ったところが仙台城です。山の上の石垣が本丸跡です。 広瀬川に架かる大橋を渡って、左手に三之丸を見ながら進むと、大手口に到着します。 二の丸の正面にあたるここには、旧国宝に指定されていた大手門と脇櫓がありました。 大手門は名護屋城からの移築と伝わる巨大な楼門でした。 脇櫓は1967年に復元されたもの。古写真と比較すると窓の大きさが異なっているほか、屋根にも違いがあります。 かつての優美さが失われて鈍重な印象になってしまっているのが残念。 伊達政宗没…

  • うつのみやえきひがしぐち【駅名しりとり360】

    宇都宮駅東口 (宇都宮ライトレール) 2023年8月に開業した宇都宮ライトレールは、開業前の懐疑的な意見とは裏腹にすこぶる好調なスタートとなりました。 沿線の工場を中心に車通勤から切り替える動きが続き、学校があることから学生の姿も多い印象です。 2024年4月1日には、早くも増発を伴うダイヤ改正が行われました。 私が乗車したのは開業から2週間ほどたった土曜日。3車体連接の大型車両にもかかわらず積み残しが発生していました。 運賃収受の関係で後のり前おりが普通の路面電車ですが、ICカードを持っていればどこの扉から降りてもOKというのが珍しいです。 その乗降方法に戸惑っている人がたくさんいましたが、…

  • 野島公園に眠る巨大な掩体壕

    2024年3月31日の続き。金沢八景から、平潟湾を越えて、野島町まで歩いてきました。 このあたりは3本の橋で結ばれた平潟湾の中に浮かぶ住宅街。 そして、北側の野島山の周辺には野島公園という大きな公園があります。 この日は、日差しがあたたかな春の陽気。園内にはバーベキューや潮干狩りの家族がいっぱい。 そんな家族の姿から背を向けると、野島山の腹に巨大な穴を見つけることができます。 これは、野島山を貫通する巨大な掩体壕。掩体壕は軍用機をはじめとする軍事物資を攻撃から守る横穴上の施設を言います。 「野島の掩体壕」とよばれるこの掩体壕は、野島山を東西に貫通するひときわ巨大なもの。現存する掩体壕の中で最大…

  • 「ぼっち・ざ・ろっく!」の舞台 金沢八景

    2022年の秋アニメだった「ぼっち・ざ・ろっく!」は前評判は高くなかったと思いますが、結果的には覇権をとった傑作となりました。 後藤ひとりという陰キャの女の子がバンドをやる、というとひどくあっさりした感じですが、話の内容はもとより、アニメ的な演出がとても印象的。 バンドのオリジナル曲として製作された楽曲も素晴らしく、放送後に発売されたCDは各チャートで上位にランクインしました。 そして、陰キャ体質を自覚している自分にはいろいろな意味で「刺さる」作品でした。。。 放送から1年半が経ちましたが当時の熱狂がまだ続いている感じです。 2024年3月31日の昼下がりの金沢八景駅前には行列ができていました…

  • しばらくは我慢が必要。しぶとく勝ち点を拾っていきたい。

    数的優位の中での逆転負けというショッキングな出来事から6日。 個人的には仙台戦は再び立ち上がるために結果が欲しい試合でした。 結果は、2-0で勝利。不満はないはずなのですが、何故勝てたのかわからないくらいに内容はイマイチだったと思います。 まず、判断のスピードが遅い。ボールを受けてからのちょっとした時間で寄せられてロストというシーンが目立ちました。 そして運動量が少ない。スペースへのパスがほとんどなく、足下ばかり。しかも待って受けようとするので、狙われてました。 結果的に中盤で時間が作れず、すぐにロストしてしまうので、落ち着かない時間が90分続きました。 チーム全体の状態(フィジカルなのかメン…

  • しんぐう【駅名しりとり359】

    新宮 (JR西日本) 新宮市徐福二丁目という駅の住所が示す通り、新宮市は日本各地にある徐福伝説がのこる地です。 徐福は始皇帝の援助を受け、不老不死の霊薬を求めて東方へ船を出すものの消息不明になったと伝わる、中国は秦時代の「方士」。 その渡来地は諸説あり、日本に来たというのは伝説の域をでるものではありません。ただ、新宮駅の近くには徐福公園があり、園内には徐福の墓と伝わる石碑まであります。 もっとも、この石碑は1736年に紀州藩初代藩主徳川頼宣によって建立されたものとのことで意外に新しいものですし、公園が今の姿に整備されたのは1994年とごく最近のことです。 熊野古道が世界遺産になって以降、熊野三…

  • 慶応の座席指定列車「 Mt.TAKAO号」に乗車してみました。

    日本の通勤ラッシュは過酷で、着席への需要は根強いものがあります。 輸送力の増強は至上命題でしたし、ラッシュの緩和は政治家の公約になるほどでした。 それを受けて優等車両を保有している小田急や京成、近鉄などは昔から通勤ライナー的な性格の列車を運転していましたし、京急では、快特用の2ドア車を使用したウィング号が30年以上の歴史をもっています。 しかし、近年は優等車両を保有していない会社が座席指定列車を設定したり、座席指定車両を導入する例が相次いでいます。 新型コロナにより需要そのものが縮小したこと、結果、輸送力増強とラッシュの緩和が至上命題ではなくなったこと、そして、デュアルシートの普及により専用車…

  • せんじゅおおはし【駅名しりとり358】

    千住大橋 (京成電鉄) 千住大橋が架橋されたのは徳川家康が江戸に入った直後の1594年のこと。関東地方の土木工事で必ずと言ってよいほどの名前がでる伊奈忠次の手による墨田川最初の橋でした。 その後何度かの架け替えを経て、現在の橋は1987年に関東大震災の復興事業によりかられたものです。 墨田川の舟運が盛んだった当時、帝都東京の水の玄関口として格式を持たせるべく、河口に近い永代橋とともに、優美なアーチ橋が採用されました。 1973年に下流側に新橋が建設され、さらに上流側に千住水管橋があるため、現在その美しいアーチを見ることは難しくなっています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励み…

  • 訪城記 ~小坂城~ 【2024.3.16】

    江戸崎駅から関東鉄道が運行する稲敷エリア広域バスに乗車。小坂団地で下車しました。 小坂団地は1969年頃に造成された大規模な住宅地。約1200の区画に2000世帯が住んでいるとのこと。 ただ休日の昼間のせいか人の姿に乏しく、閉店した商店や空き区画が目立つように感じます。 小坂城は、そんなニュータウンの東のはずれにあります。 小坂城は稲敷台地の南の縁、小野川がつくる段丘崖を利用して築かれた平山城です。 東に小坂の町を臨み、北側を通る鎌倉街道を押さえています。 小坂団地の造成と国道408号線の建設により周辺環境は大きく変化しましたが、遺構がよく残り、現在は公園として整備されています。 公園に入って…

  • 「自動車駅」の名残を伝える江戸崎駅

    下総神崎駅からのバスを江戸崎ではなく、ひとつ手前の浜町で下車したのには理由があります。 江戸崎城に近いというのは当然ながら、乗り換える予定の稲敷エリア広域バスのバス停が近いというのが大きな理由でした。 江戸崎に集まるバス路線は江戸崎のバスターミナルに発着するものが多いですが、関東鉄道の江戸崎バス停は違う場所にあるらしい・・・yahooの乗り換え案内で検索したバス停の地図をたよりに、バス停を探します。 すると、雁木の屋根の下にベンチがおかれた「いかにも」という感じのスペースを発見。 しかし、バス停の標識がどこにもありません。 何度か行ったり来たりしましたが見つからず、情報を求めてJRバス関東の江…

  • きたながせ【駅名しりとり357】

    北長瀬 (JR西日本) 2005年に開業した若い駅。 岡山貨物ターミナルの西端にあって、本線の間に引上線があるため、ホームの配置が平行にならず、ハの字に開いています。武蔵野線の三郷駅や吉川駅と同じような感じでしょうか。 駅の南側は岡山操車場の跡地を利用した街づくりが行われました。岡山駅から5分程度と近いこともあって利用客は順調に伸びているようです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ランキング参加中旅行 ランキング参加中ひとり旅 ランキング参加中旅行・お出かけ(国内)

  • 訪城記 ~江戸崎城~ 【2024.3.16】

    前日飲み会だったため目覚ましをかけずに寝たのですが、朝早く目が覚めてしまったのでお出かけすることにしました。 松戸8:31発の電車に乗り、我孫子、成田と乗り継いで、下総神崎駅に降り立ちました。 10:30発の桜東バスに乗り換えます。 翌3月17日は、酒蔵まつりでバスが運休するとのこと。危ないところでした。 バスに揺られること約40分。旧江戸崎町の中心部に近い浜町というバス停で下車しました。 乗り換えのバスまで1時間半ほどあるので、その間に江戸崎城跡を散策します。 江戸崎城は、稲敷台地の南端、舌状に張り出した台地につくられ、麓に水堀を巡らした連郭式の城でした。現在、水堀はすべて埋められてしまって…

  • 訪城記 ~月山富田城~ 【2024.3.10】

    1週間の島根出張を終えて、3月10日は移動日です。 昼過ぎの飛行機を予約していましたので、それまでの間に寄り道しようということで、松江7:24発の鳥取行きに乗車しました。 安来で下車。 8:02発のイエローバスに乗り換えて安来市立病院で下車しました。 今回の目的地は月山富田城です。 外堀となっていた飯梨川は、当時は今より西側を流れていました。 1666年の洪水により河道が変わり、城下町は川の下に。1970年代の河川改修の際に発掘調査が行われ、屋敷や家屋跡や陶磁器などの生活用具が出土、富田川河床遺跡と呼ばれています。 月山富田城は山陰地方の戦国大名尼子氏の主城としてよく知られています。 1565…

  • しものせき【駅名しりとり356】

    下関 (JR西日本) 本州最西端の鉄道駅にして、九州の玄関口。 また、1945年までは関釜連絡船が接続し、朝鮮半島からシベリア鉄道を通ってヨーロッパに繋がる欧亜連絡も担っていました。 駅の開業は1901年と古く、当初は山陽鉄道という私設鉄道でした。山陽鉄道は日本で初めて長距離急行、特急(最急行)を運行し、食堂車や寝台車などを導入した鉄道会社として知られています。 2009年の寝台特急「富士・はやぶさ」廃止以降優等列車の発着がなくなり、かつての面影を残す長大なホームは持て余し気味。普通列車も当駅で系統分離され、長距離を走破する列車は削減される一方です。特に九州側は門司や小倉を終着とする列車がほと…

  • 国鉄型特急電車最後の定期運用、381系「やくも」乗り納め

    381系の引退が迫っています。 273系の運行開始が2024年4月6日に迫り、6月15日には全運用が置き換えられることが発表されました。 いわゆる葬式鉄の趣味はないので、おととしのGWで乗り納めのつもりでした。 しかし、3月になってたまたま山陰地方へ出張に。 3月3日の移動日、東京10:12発ののぞみ23号は、京都駅でのドア点検の影響を受けて13:30頃岡山駅に到着しました。 13:38にやくも14号が到着。381系4両編成です。 折り返し、14:05発のやくも15号になります。 国鉄色やスーパーやくも色など歴代の塗装が復刻されている中、この編成はノーマルなゆったりやくも色。 2021年3月の…

  • わりだし【駅名しりとり355】

    割出 (北陸鉄道) 北陸鉄道浅野川線の中間駅。北鉄金沢駅から2.8km地点にあって、1974年に三ツ屋駅に交換設備が新設されるまでは当駅で列車の行き違いが行われていました。 駅の周りは住宅街ですが、1日当たりの乗降人員は500人に届きません。しかし、近年は微増傾向のようです。 また、駅裏に隣接する金沢市立浅野川中学校は、ジェフユナイテッド市原・千葉のDF鈴木大輔選手の出身校です。 在籍4年目になる頼れるキャプテンは、強度と熱量の高いプレーが魅力。34歳になりましたが、今シーズンもそのプレーは健在です。 ジェフにとって今年は勝負のシーズンですが、キャプテンが躍動すれば目標をつかみ取れると信じてい…

  • かなざわ【駅名しりとり354】

    金沢 (JR西日本) 1月1日の地震は衝撃的でした。関東でも久しぶりに緊急地震速報のアラームが鳴り、心拍数が一気に上がりました。 ただ、金沢城の石垣が崩れるなどの被害はあったようですが、甚大な被害が出た能登地方に比べ、加賀地方は比較的軽微だったという報道です。 そのため、復興支援のためすぐに旅行支援が始まったほか、北陸新幹線延伸も予定通りです。 3月16日以降、金沢駅の在来線ホームはIRいしかわ鉄道のものになりますので、この駅名標も見ることができなくなります。 地震と津波の映像から東日本大震災を想起し、血が逆流するような焦燥感を感じた人も多いはず。 半島という特殊かつ厳しい地形が救助活動の足か…

  • 訪城記 ~天神山城~ 【2024.1.27】

    1月27日は夕方から吉祥寺で用事があったので、その前に寄り道。 14時過ぎに仙川駅に降り立ちました。 吉祥寺駅行きのバスに乗り換えますが・・・ 駅前広場にバス停が見つかりません。 慌ててスマホで調べると、少し離れたところにバス停を発見。 国道20号線を渡って駅から5分ほどかかりました。 新川団地中央というバス停で下車しました。 小綺麗な団地が広がります。公園で遊ぶ子供の姿もあり、なかなか活気があります。 ここは、仙川がつくる低湿地に囲まれた微高地になっていて、中世には 武蔵七党のひとつ村山党の金子氏の居館があったと伝えられ、また、江戸時代には柴田勝家の孫柴田勝重が旗本として屋敷を構えていたとこ…

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