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カラフルな世界、モノクロの日常 https://nokanan-nagareyama.hatenablog.com/

自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。鉄道ネタ中心ですが、城やサッカーもあります。 yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししました。

野花南
フォロー
住所
松戸市
出身
流山市
ブログ村参加

2018/04/05

  • みくにがおか【駅名しりとり329】

    三国ヶ丘 (JR西日本) 南海高野線が接続する乗換駅ですが、1999年までは快速が通過しており、乗降客数の割に利便性が低かった印象です。 それは南海側も同様で、現在も準急より上位の種別は通過するダイヤになっています。 古い時刻表の路線図を見ると、この駅だけずっとみどりの窓口がありませんでした。 駅設備が共用で南海側が管理していた、というのが理由だと思いますが、みどりの窓口設置駅を示す緑の丸が並ぶ中の白い丸は違和感がありました。 最近では、都市圏でもみどりの窓口がない駅が多くなりました。 web経由での購入が増え、指定席券売機が設置されたというのが表向きの理由ですが、人件費削減というのが本音でし…

  • NAGAREYAMA F.C. 初観戦

    私の故郷にJリーグを目指すサッカーチームができました。 去年、県3部リーグを全勝で駆け抜けて、今年は県2部です。 新型コロナの影響もあって無観客試合が続きましたが、ようやく現地観戦が叶いました。 選手の能力に差があって、ほぼハーフコートゲームでしたので、戦術云々を言っても仕方ないのですが・・・ システム的には4-3-3でしょうか?ビルドアップの時にはサイドバックが上がって、ボランチが下りてくるという感じです。 サイド攻撃に特長があって、立ち上がりから何度もクロスが入りました。アーリー気味のクロスが多いのは戦術でしょうが、若干急ぎすぎという感じ。 サイドがケアされると、中央からの崩しが目立ちまし…

  • 【ちょっと昔の流山25】2007年11月11日 江戸川

    2007年11月11日。またまた江戸川の風景ですが、今度は武蔵野線の鉄橋の南側です。 103系の天下だった武蔵野線ですが、2005年にすべて205系に置き換えられました。その205系も2020年に完全撤退しています。時の流れを感じます。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中街歩き ランキング参加中鉄道

  • えっちゅういずみ【駅名しりとり328】

    越中泉 (富山地方鉄道) 富山市の近郊にあって片道2~3本/hが停車しており、利便性は高いですが、 駅周辺の集落は小さく、乗降客も1日100人に届きません。 近くにある正覚寺は浄土真宗本願寺派の寺院。 蓮如が吉崎御坊に滞在していたころ(1471年~1475年)創建とのことですので、550年ほどの歴史があることになります。 北陸地方は一向一揆が激しかった地域ですが、この寺も歴史の舞台になったのでしょうか? 越中の一向一揆は、1572年尻垂坂の戦いにおいて上杉謙信に敗北するまで続いていきます。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄…

  • 【ちょっと昔の流山24】2007年10月21日 江戸川

    2007年10月21日の江戸川です。 流山橋の北側から平和台、流山にかけて。以前と同じような写真が続いて申し訳ないです。 自宅から図書館に行く際に何度も通った、慣れた道です。 三郷流山橋の建設が進んでいるあたりですので、景色も大きく変化しているのではないでしょうか? ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中旅行 ランキング参加中街歩き

  • ちゅうおうくやくしょまえ【駅名しりとり327】

    中央区役所前 (札幌市交通局) かつては、市街地を網羅していた札幌の路面電車。 札幌オリンピックとそれにともなう地下鉄の開業もあって縮小し、南西部の住宅街を走る8.5kmのみとなってしまいました。 それでも、2015年には西4丁目とすすきのを結ぶ都心線が開業。軌道線の新設、再延伸は全国的に珍しいことで注目されました。 いくつかの停留場が地下鉄との乗換駅に指定されていますが、すすきのを除いて、少々不便な印象。 中央区役所前も東西線西11丁目駅の乗換駅に指定されていますが、1ブロック程離れています。 JR札幌駅へ延伸すれば便利になりますが、計画はまだ生きているのでしょうか? 札幌駅~すすきのは札幌…

  • 留萌本線 2011年8月

    2023年3月31日、留萌本線の石狩沼田~留萌が廃止されました。 残った深川~石狩沼田も3年後の廃止が決まっていますので、命運は完全に尽きたということでしょうか。 私が留萌本線に乗車したのは、2011年8月11日のことでした。 まずは深川駅。 留萌本線はキハ54のイメージが強いです。 このころは、廃止が具体化する前のため、車内はいたって穏やか。 留萌までの沿線風景です。 写真がひどいのは、私のウデのせいです。ご容赦ください。 留萌に到着。 この日はデジカメの調子も悪くて、ヘンな筋が入ってしまっています。当日は気が付きませんでした。 2016年に廃止された増毛へ。 車窓に日本海を望みます。 増毛…

  • とおかまち【駅名しりとり326】

    十日町 (北越急行) 北陸新幹線金沢延伸により、稼ぎ頭だった特急「はくたか」を失った北越急行は厳しい状況が続いています。 特急停車駅だった当駅は長いホームと通過線をもっていますが、使われなくなった線路には錆が浮き、列車が停車しないホームの先端には雑草が生えている状況です。 3月のダイヤ改正では、とうとう快速列車の廃止とスピードダウンが実施されました。 高規格路線ゆえのコスト高が苦悩を深めている印象です。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村 ランキング参加中鉄道 ランキング参加中旅行・お出かけ(国内)

  • 訪城記 ~国府台城~ 【2023.3.21】

    今年の春は駆け足でやってきました。 寒さが緩んだ2月後半以降、寒の戻りは少なかったように思います。 3月21日、春らしいあたたかな空気に包まれる国府台駅におりたちました。 松戸街道を北上。 目の前の段丘が国府台です。 台地の上には、和洋女子大学、千葉商科大学、日本医科歯科大学、県立国府台高校などが立ち並ぶ文教地区です。 そして、終戦までは陸軍の施設がありました。 その名残は少ないですが、今もこの地域に点在しています。街道から里見公園に向かう道のわきには、野戦重砲兵連隊の煉瓦塀が残っていました。 里見公園に到着。この周辺ではよく知られている桜の名所です。 桜は5分咲きくらいでしょうか。それでも園…

  • 【ちょっと昔の流山23】2007年9月8日 江戸川

    2007年9月8日の江戸川です。この日も台風一過だったようで、増水した川を見に行ったみたいです。 JR武蔵野線の江戸川橋梁から流山橋のあたり。濁った水面が台風の大きさを象徴しています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • キハ183系の写真を集めてみた。

    3月18日のダイヤ改正、いつも以上にトピックが多かった印象。 世間的には東急・相鉄新横浜線の開業が最も大きいニュースでしょうか。 趣味的にはキハ85系の特急ひだ定期運用終了というのが目立っていた印象。651系引退とともに、JR初期に登場した車両が続々淘汰される時代になり、時に流れを感じずにはいられません。 その中で、北海道ではキハ183系の定期運用が終了しました。今後臨時列車としての運行はあるみたいですが、事実上の引退です。 というわけで、引退記念ということでキハ183系の写真をいくつか。 まずは、2011年8月11日の深川駅です。 オホーツクはスラントノーズの印象が強いです。 次は2012年…

  • 訪城記 ~増尾城~ 【2023.2.23】

    8:30頃に到着した増尾駅は住宅街の中でした。 歩いて20分ほどで到着。 柏駅からバスでというのが一般的なアクセスですが、良いバスが見つからなかったので、駅から歩いてきました。 増尾城は、この地域に頻出する舌状台地の先端部に築かれた平山城。 築城年代は判明していないものの、戦国時代は高城氏の家臣平川若狭守の居城であったといいます。 台地の基部は横堀で遮断されています。 その横堀に張り出した巨大な櫓台。 塁線に横矢がかかり、この城の防衛の要になっています。 櫓台を回り込むと虎口。 南側の斜面が崩落しているので何ともいえませんが、理にかなった位置なので、当時の虎口もここにあったのではないか、と。 …

  • きよさと【駅名しりとり325】

    清里 (JR東日本) 八ヶ岳山麓の高原リゾートとして1970年代、80年代にブームとなった清里ですが、バブル崩壊とともにブームは去り、駅前の小綺麗な街並みは空き家も多いようです。 それでも、夏の観光シーズンは利用客が多く、2014年にはSuicaも利用できるようになりました。 しかし、そんな観光利用も新型コロナの影響で激減。2021年の乗車人員は1日100人に届きませんでした。 盛者必衰。観光を主産業とする地域の必然―――言葉にすれば簡単なことですが。。。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 【ちょっと昔の流山22】2007年7月16日 江戸川

    2007年7月16日の江戸川です。 台風がきたようで、増水しています。撮影したのは流山橋の北側、住所でいうと流山八丁目から三丁目のあたりです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~佐野城~ 【2023.1.7】

    鑁阿寺から駅に戻って、13:43発の小山行きに乗車します。 13:56着の佐野で下車。駅の北側にある佐野城は、橋上駅舎の自由通路から直結。アクセス抜群の駅近物件でした。 佐野城は平野の独立した丘陵に築城された連郭式の平山城。駅から出たところは三の丸にあたります。 二の丸へは、枡形になった坂虎口。舗装道路で改変が著しいですが、枡形の雰囲気がよくわかります。 二の丸。 丘陵を分断する堀切の向こうが本丸です。 橋の位置は当時とおなじでしょうか? 堀切はかなり大規模で見ごたえがあります。 本丸。 東側には虎口の跡があります。現在、道はなく虎口として機能していませんが、枡形だったようです。 本丸の北側に…

  • 第27回ちばぎんカップ

    世間的には「FUJIFILM SUPER CUP」がシーズン開幕の合図ですが、 ジェフサポはちばぎんカップで新シーズンの幕開けを実感します。 真冬とは思えないような暖かな日差しの中、第27回ちばぎんカップが柏レイソルのホーム、「三協フロンテア柏スタジアム」で行われました。 以下は、若干の感想です。 小林慶行監督が就任した今年ですが、守備面の意識は昨年から継続しているようです。 試合開始からボールはもたれるものの、集中した守備で危険な場面をつぶしていたので、怖さは感じませんでした。 ただ、サイドの守備に課題がありました。深いところからクロスで揺さぶられると脆い。2失点はいずれもサイドのクロスの折…

  • 訪城記 ~足利氏館~ 【2023.1.7】

    上越国境を往復した後、新前橋11:48発の小山行きに乗り換えて、足利で下車しました 駅前にはEF60が保存されていました。新性能電機の保存車両は貴重ですが、状態はあまりよくありません。 駅から歩いて10分ほどで堀端にでましたが、これは足利学校のものです。 その向こうが目的地。 まずは、水堀に沿って一周してみます。 堀の幅は3m程度でしょうか。当時はもう少し幅が広かったのでしょうか? 足利氏館は12世紀につくられた足利氏の居館。方形の縄張が今も残るとても貴重な遺跡ということで史跡に指定されており、日本100名城にも選定されています。わずかにゆがんだ方形で、四方に虎口が設けられています。 これは東…

  • きたたかさき【駅名しりとり324】

    北高崎 (JR東日本) かつては「あさま」や「白山」が頻発していましたが、1997年の北陸新幹線開業後は横川どまりの盲腸線に。 信越本線と言いながら信濃にも越後にも行くことができませんが、旅客案内上は信越本線の名称をとどめています。 現在は普通列車のみで運転本数は片道1~2本/h。高崎市街地にあるこの駅の利用客は1500人程度あるものの、利便性は高くありません。 高崎駅へは近傍のバス停からの方が本数が多いようです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 上越国境いってこい

    この冬、日本海側は何度も大雪に見舞われています。 特に海沿いの被害が多い印象。大規模な自動車の立ち往生や鉄道の運休など何度も目にしました。 冬の間、日本海側は鉛色の雲に覆われています。関東平野部との違いは劇的で、例えば上越新幹線に乗っていると、高崎を過ぎたところで徐々に雲が増え、越後湯沢では吹雪というように、目まぐるしく変化します。 2023年1月7日。そんな真冬の越後湯沢。 ―――よく晴れていました。 スキー場へのバスに長い列ができています。 駅に戻ると、9:14発の超快速スノーラビットが停車していました。 2015年「はくたか」廃止後も速達性を維持してきた北越急行ですが、 次のダイヤ改正で…

  • BRT雑感

    大船渡に宿泊して、12月31日。 7:26発のBRTに乗車します。 市街地を見下ろす線路敷を利用した専用道を快走します。 陸前高田市内に入ると一般道へ。真新しい住宅が並ぶ区画整理された土地には空き地が目立ちます。 再び専用道を抜けて、8:45に気仙沼に到着しました。 大船渡市内から約1時間半。ちなみに、鉄道時代は60分でした。 9:25発の気仙沼線BRTに乗り換えます。 被害が大きかった旧志津川町内は一般道を進みます。志津川駅は道の駅みたいになっており、きれいになってはいるものの、鉄道の痕跡は一切確認できませんでした。 最後の区間は自動運転。加減速はなめらかですが、慎重すぎるくらいの徐行を繰り…

  • とやまえき【駅名しりとり323】

    富山駅(富山地方鉄道) 公共交通について先進的な取り組みを続ける富山市ですが、新幹線の開業と在来線の高架化の完成、さらに、停留所を高架下に移設し南北の軌道線が接続したことにより一応の完成をみました。 新幹線の改札と同一平面でつながり、雨に濡れることなく乗り換えが可能。ひっきりなしに低床車両が発着する様子は日本ではあまり見ることができない風景です。 駅南側の市街地と富山港線岩瀬浜を結ぶ系統が多いですが、スイッチバックする列車が運転本数では多数派。柔軟な運用は路面電車の真骨頂ですよね。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 山田線から三陸鉄道

    去年の年末の話です。 盛岡に宿泊して、翌12月30日。 11:09発の快速リアスに乗車します。 山田線に乗るのは30年ぶりくらい。 当時はキハ52が現役で、現在はIGRいわて銀河鉄道が使用している新幹線高架下のホームに発着していました。 車両はキハ110に替わりましたが、ダイヤは当時からあまり変わっていないのではないでしょうか? 宮古まで行く列車は1日に4本しかなく、6:32発の始発の次がこの列車。間に上米内行きが2本挟まり、年末年始は臨時列車も運転されていたようですが、浮世離れしたダイヤであることには変わりありません。 上米内で行き違いのための4分停車。 上米内を出ると次の停車駅である陸中川…

  • 【ちょっと昔の流山21】2007年6月2日② 金刀比羅神社、熊野神社、稲荷神社

    2007年6月2日、続きです。 この日は、さらに3か所の神社に行ったみたいです。 まずは、上新宿の金刀比羅神社です。1823年創建。当初は柳沢家の氏神様だったとのこと。 熊野神社。創建年代は不詳ですが、江戸時代の新田開発によりこの地域の鎮守としてまつられたようです。祭神は熊野大神。 最後は稲荷神社です。こちらも創建は不詳。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • やまと【駅名しりとり322】

    大和 (JR東日本) 1889年開業と歴史のある水戸線ですが、当駅が開業したのは1988年のこと。 当初は朝夕のみの停車だったようです。 2005年、3町村の合併により誕生した桜川市にあって、一応この駅は市役所本庁の最寄り駅です。 しかし、1面1線のホームには人影はまばら。「ヤマザクラGO」という広域連携バスのバス停も駅前ロータリーではなく、県道148号線上に設置されています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 「青の交響曲」そして「ひのとり」

    昨年12月17日、続きです。 吉野山散策を終え、駅に戻ってきました。 乗車するのは、12:35発の「青の交響曲(シンフォニー)」です。 通勤型6200系を改造した3両編成。1号車と3号車にデラックスシートが配され、定員はわずかに65名です。 2号車はラウンジカーとなっており、スイーツや酒類、ドリンクを販売するカウンターが設けられています。 1両まるまる定員外のフリースペースの扱いなのは、観光特急としては破格ではないでしょうか? ただ、非常に混雑します。吉野発車時点で10人以上の列ができていたので、あきらめてしまいました。。。 吉野線から南大阪線へ。橿原神宮前を過ぎると、停車駅は高田市と尺土のみ…

  • 【ちょっと昔の流山20】2007年6月2日 香取神社、八坂神社

    2007年6月2日、まずは江戸川の土手です。 下の写真は江戸川の土手をおりた所だと思いますが、詳細は覚えていません。 上新宿新田というメモが残っているので、おそらくそのあたりだとは思いますが。 小屋にある香取神社です。 創建は不明ですが、少なくとも鎌倉時代初期にさかのぼるという古い神社です。この地区の鎮守で、江戸時代よりまえは桐明神と呼ばれていたそうです。 香取神社から東へ。 下の写真は、住所でいうと北のあたりと思われます。 次は上新宿にある八坂神社です。 創建年代は不詳ですが、境内に江戸時代の石造物があるので江戸時代以前までさかのぼるのは間違いありません。この地区の鎮守で、祭神は素盞鳴命。 …

  • あけましておめでとうございます。

    あけましておめでとうございます。 昨年末、「来年は新しい戦前になる」というタモリの言葉が話題になりました。 たしかに、景気回復が遅れる中でのインフレと増税により日本全体が貧しくなり、その中で、外国人をはじめとする社会的マイノリティに対するヘイトが表面化したりして、 社会の雰囲気が少しずつ悪化しているのを感じます。 差別、貧困、戦争・・・これらを克服しようとしてきた世界のコンセンサスが崩れ、時間が巻き戻りつつあるようです。 ロシアのウクライナ侵攻が象徴的な出来事ですし、厳しい財政状況の中軍拡を強行する日本もその系譜に名を連ねています。 行きつく先にあるもの・・・それは歴史の中で何度も経験してきた…

  • しもふかや【駅名しりとり321】

    下深谷 (養老鉄道) 養老鉄道が走る濃尾平野西部は木曽三川が近接して流れています。 河川の間の三角州には「輪中」があり、小学校の社会科の教材になっていたのを覚えています。 堤防に囲まれた土地の中の暮らし。石垣で母屋より高くした水屋や、上げ舟、上げ仏壇といった洪水を念頭においた生活の知恵はこの土地だからこそ生まれたものでしょう。教科書に取り上げられていたのは海津町(現海津市)でしたが、3つの大河が複雑に入り組むこの地域に発達した三角州には輪中が連続しています。 氾濫や洪水を繰り返す川を治める事業は何度も試みられてきました。薩摩藩による宝暦治水が有名ですが、問題を解消するには至らなかったようです。…

  • 近鉄特急で吉野へ

    ある人から近鉄の株主優待乗車券を4枚もらいました 期限が年末なので、急遽お出かけ。12月16日の夜、伊勢市駅に降り立ちました。 翌、12月17日。まずは、吉野に向かいます。 特急を4回乗り継ぎますが、窓口でスムーズに発券してもらえました。 近鉄は特急網が整備されていて、特急同士の乗り継ぎも当たり前。特急料金が通算されるのも利用客にとってはうれしいところです。 宇治山田駅をうろうろしたのち、8:01発の急行に乗車します。 後発の特急券を持っていますが、待っているのも暇なので。 松阪で京都行に乗り換え。 座席の場所は指定しませんでしたが、30000系ビスタカーの2階席でした。 2階建て車両が代名詞…

  • いばらきし【駅名しりとり320】

    茨木市 (阪急電鉄) 関東の人間は茨木という地名になじみがありません。 そのため、「いばらき」と聞くと、茨城県を想像してしまいます。 関西の人と話をしたとき、アンジャッシュのコントよろしく、勘違いをしてしまうことも。 「大阪のいばらき」というように接頭語を付けて確認したりすることもあります。 逆に関西の人が「いばらき」という時は茨木のことをイメージするのが普通なのでしょう。 茨城県は魅力度ランキングで最下位になるなど都道府県の中でも影の薄い方なので・・・ もっとも、魅力度ランキングなるもの自体が根拠が怪しく信ぴょう性に乏しいのも事実。 身内の会話のネタにする程度に楽しむのが大人の対応でしょうか…

  • 宇治山田駅

    伊勢神宮内宮の門前町、宇治。外宮の門前町である山田。ふたつの地名が重なった当駅はその名の通り伊勢神宮観光の拠点として、1931年に開業しました。 当時としては珍しい高架駅。90年を経たその姿は年季が入っています。 観光の拠点駅としての工夫も随所に。そのひとつが駅の東側にあるスロープ。 その先にあるものは駅に入るとみることができるので後ほど。 高架駅でありながら、東側に出入口はありません。正面の西側との差にびっくりします。 正面にきました。 塔屋部。かつては火の見櫓の役割があったそうです。 鉄骨鉄筋コンクリート造の3階建て。全面にタイルが貼られ、装飾も細かい。 駅のコンコースも気品にあふれていま…

  • 【ちょっと昔の流山19】2007年5月13日 天神社、円東寺

    2007年5月13日、下の写真はおそらく市野谷のどこかだと思います。 TXの開業後、爆発的に開発が進んだ地域ですので、今は見ることができない風景かと思います。 そして、市野谷にある天神社。看板によれば江戸時代初期の創建とのこと。 境内から見た風景だと思いますが、こんなところが最近まで存在していたのですね。 円東寺。真言宗豊山派の寺院で。こちらも江戸時代初期の創建と伝わります。 シメは円東寺近くの小径です。おそらくこれも市野谷のどこかだと思いますが全く記憶がなく特定できません。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~師戸城~ 【2022.11.27】

    臼井城を出て、県道64号線を北上します。 交通量が多く、時折大型のトラックも通るうえ、路肩が狭くて歩道もないため、非常におっかない。 脇道を見つけて県道から逸れます。 印旛沼を渡る船戸大橋。この日は小春日和で暖かく、湖面を渡る風にも冷たさは感じませんでした。 歩いて30分弱で到着したのは千葉県立印旛沼公園。師戸城跡につくられています。 駐車場について、まず目に入るのは空堀。経年で埋まっていることを考慮するとその巨大さがわかると思います。 駐車場のある曲輪から三の丸へ。堀には土橋がかかりますが、この土橋は後世の改変によるもののようです。言われてみれば横矢の掛かり方が甘いような気も・・・ 本来の虎…

  • いよさくらい【駅名しりとり319】

    伊予桜井 (JR四国) 741年の聖武天皇の命により日本各地に建立された国分寺のうち伊予国分尼寺がこの駅の近くにあったと推定されています。 広大な寺域を誇っていましたが、戦乱による焼失と再建を繰り返すなかで縮小していきました。 塔跡が史跡に指定されているほか、流れを汲む法華寺が寺院として存続しているとのこと。 途絶えている国分尼寺が多い中でとても貴重な例だと思います。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~臼井城~ 【2022.11.27】

    小春日和の誘われてお出かけ。京成臼井駅に降り立ちました。 臼井城は住宅街の中を歩いて15分ほど。 坂が急になってきました。 本丸と二の丸の間にある空堀を利用している駐車場がありましたが、スルーします。 臼井城跡という石柱がある公園入口に到着しました。が、これもスルー。 すぐ横に、二の丸と三の丸を隔てる巨大な空堀が残されています。 藪が茂っており写真ではわかりにくいですが、幅、深さとも申し分なく、見ごたえ十分です。 空堀をわたる車道は土橋になっていますが、これは当時のものでしょうか? 二の丸の土塁の上から横矢がかかるようになっています。 堀を渡った先には太田図書の墓があります。 太田図書が討死し…

  • 【ちょっと昔の流山17】2007年5月12日 天形星神社、金乗院

    2007年5月12日。まずは天形星神社です。 寛文2年(1662)の創建と伝わります。祭神は素戔嗚尊。 金乗院は真言宗豊山派の寺院。創建は江戸時代初期、寛永年間とのこと。 下の写真は道すがら何気なく撮影したものです。住所でいえば野々下や長崎あたりかと思いますが、特定できません。 TX開通前後から市内は大規模に開発が進んでいますので、この風景も過去のものになってしまったものと思います。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~永田陣屋~ 【2022.10.29】

    10月29日、夕方から大宮で予定があったので、早めに家を出て寄り道。指扇駅で下車しました。 バスに乗り換えますが、駅の写真を撮っていたら目の前発車してしまいました。 次のバスは20分後。時間がもったいないので歩くことにします。 歩いて15分ほど、馬宮コミュニティセンターのバス停の先を左折すると、目の前に永田医院という診療所があります。 永田陣屋は、江戸時代初期に治水や新田開発で活躍した伊奈忠次が築城したと伝わります。伊奈氏が赤山陣屋を築いて移ったあとは家臣の永田氏の屋敷となり、現在に至ります。 医院の横には立派な長屋門が残っていました。 敷地内には永田氏の子孫が今も居住しているとのことで、長屋…

  • 訪城記 ~坊城館、江上館~ 【2022.10.8】

    坂町で米坂線の代行バスから乗り換え、中条で下車しました。 駅を出て住線路沿いを北へ。 新興住宅地の中を抜けると最初の目的地、坊城館跡です。 鎌倉時代後期の武家の館とのこと。 発掘調査ののち覆土されています。遺構は平面表示されてはいるものの、雑草が繁茂する普通の空き地のように見え、私のような素人にはなかなかハードルが高い遺跡です。 坊城館跡を含め、この一帯に点在する遺跡は奥山荘城館遺跡として国史跡に指定されています。 構成する遺跡は城館遺跡・信仰関係遺跡・生産遺跡等13か所。中世の荘園の姿を重層的に見ることができる、貴重な遺跡群です。 坊城館からすぐのところにある江上館もそのひとつ。 室町時代に…

  • るもい【駅名しりとり318】

    留萌 (JR北海道) 留萌本線に羽幌線が接続し、留萠鉄道や天塩炭礦鉄道を経て集められた留萌炭田の石炭積出港として栄えました。 1970年までに炭鉱は閉山となり、さらに1987年の羽幌線廃止により留萌本線の単独駅に。 加えて、2016年に留萌~増毛が廃止されたことで、終着駅になってしまいました。 最近のニュースによると、残った深川~留萌も廃止が決まったようです。 現時点で発着する列車は7本しかなく、地域輸送における役割はほぼはたしていない状況ですので、妥当な選択のように聞こえます。 でも、地域交通が衰退した街には、自家用車という交通手段を持たない人は住むことができません。 また、観光など他地域か…

  • 米坂線代行バス

    今年の8月の豪雨により被災した米坂線、現在も今泉駅~坂町駅が不通になっています。 10月8日、10:29発の列車も本来なら坂町行ですが、行先表示は今泉。キハ110の2両編成でした。構内に1両留置されていましたので、3両でやりくりしているようです。奥羽本線が標準軌で直通できないので、この3両は取り残された形。検査や修理はどのように対応しているのでしょうか? 米沢盆地を快走し、10:58今泉着。 一旦改札を出て、代行バスに乗り換えます。 通常ダイヤであれば12:25に坂町につきますが、代行バスの坂町到着予定は13:30です。1時間ほど余計にかかることになります。 代行バスには10人くらい乗り込みま…

  • 【ちょっと昔の流山17】2007年4月8日 東福寺

    鰭ヶ崎にある東福寺は、814年(弘仁5年)弘法大師空海によって開山されたと伝わる真言宗豊山派の古刹です。 独立した小山の上にあり、緑に囲まれた境内は閑かな時間が流れています。 この日は桜が満開でした。 この辺りは台地の縁にあたり、緑が多く残っていた地域でしたが、TXの開業後開発が進みました。 今は住宅街に囲まれ、離れ小島のような感じになってしまっています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~米沢城~ 【2022.10.8】

    10月8日は上野6:10発のやまびこ51号で福島へ。 8:04発の米沢行に乗り換えます。 山形新幹線が頻繁に走る奥羽本線ですが、板谷峠を越える普通列車は6往復しかありません。貴重な列車ですが、連休の初日にもかかわらず、乗客は10人ほどでした。 山形新幹線の上り線となる、アプローチ線の増設工事の現場を横目に福島駅を発車。福島盆地を快走して8:12に庭坂に到着しました。 ここからが本格的な峠越えです。山肌に沿ってズンズンと高度を上げ、やがて福島盆地を見下ろすようになりました。 スノーシェルターの中の板谷駅。 峠駅では2名の乗車がありました。峠の力餅を売る声がホームに響きます。 峠を越えて8:51、…

  • ちょうじゃばる【駅名しりとり317】

    長者原 (JR九州) 篠栗線と香椎線の乗換駅。 別会社で開業したという経緯や運炭が目的で旅客輸送の優先順位が低かったこともあって、国鉄時代には駅が設けられませんでした。 駅が開業したのは国鉄民営化後の1988年。福岡都市圏の広がりにより、駅周辺は新興住宅地になっています。 現在、篠栗線、香椎線とも運転本数が増加し、通勤路線に成長しました。福岡市営地下鉄の延伸計画もあるようなので、福岡市東部の交通の結節点としてこれからも成長していくものと思います。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~勝沼氏館~ 【2022.9.17】

    勝沼ぶどう郷駅周辺はその名の通り、ブドウの名産地。 周囲の緩斜面は悉くブドウ畑になっていて圧巻です。 ブドウ畑の間の坂道を下ります。 20分ほどで旧甲州街道にぶつかりました。このあたりは勝沼宿という宿場町でした。 そして、日川がつくった段丘崖を背に、街道を扼するように国史跡勝沼氏館があります。 武田信友(武田信虎の弟)が勝沼衆を率いて甲斐東部の拠点とした城と伝わります。1973年の県立ワインセンター建設に伴う発掘調査で発見され、戦国時代の武士の居館として貴重な遺構であることから1981年に史跡に指定されました。 巨大な内堀。 土橋と木橋がかかる北側の虎口から入城します。 樹々の配置により枡形虎…

  • 勝沼ぶどう郷駅

    勝山城跡を出て、谷村町から富士急行で河口湖へ。 9:08発の甲府駅行のバスに乗り換えます。 河口湖畔から御坂峠を越えて甲府盆地へ。御坂峠の頂上には御坂城があって遺構も素晴らしいとのことですが、登山のスキルがない自分にはハードルが高そうです。 石和温泉駅で下車。 10:37発の中央本線の上り列車は少し遅れていました。 甲府盆地の縁を辿って高度を上げ、盆地を見下ろす勝沼ぶどう郷で下車します。 かつての中央本線は甲府盆地の前後でスイッチバック駅が連続していました。初狩や笹子、韮崎や長坂、穴山、そして勝沼。現在の駅名に改称されたのは、スイッチバック解消後の1993年のことです。 蒸気機関車がなくなり停…

  • ももうち【駅名しりとり316】

    桃内 (JR東日本) 福島第一、福島第二と東京電力の原子力発電所が並んでいた福島県浜通りですが、東北電力のそれも計画されていました。 浪江・小高原子力発電所が計画されたのは浪江町と旧小高町にまたがる地域、距離的には当駅が最寄りとなります。 1973年に計画が持ち上がりました。当初は地元の誘致があったようです。用地買収が進められましたが、工事は進展せず、40年後の2013年に取り止めになりました。 大きな被害を出した東日本大震災後も計画が生きていたことも驚きですが、計画から40年というのも民間にはあり得ない期間です。 つくづく、日本の原子力は浮世離れした世界だと思います。 ↓よろしければクリック…

  • 訪城記 ~勝山城~ 【2022.9.17】

    9月16日は野暮用で半日休暇を取得しました。 用事を済ませた後、大月まで移動します。 大月に宿泊して翌9月17日、始発の河口湖行に乗車します。 自宅からだと始発に乗ってもこの電車には間に合いません。宿泊した効果ですが、この列車でなければいけない理由というのも特にありません。 20分ほど谷村町で下車。 桂川を吊り橋で渡ります。 谷を登り、集落の先に見える小山が勝山城跡です。 勝山城は戦国時代に小山田氏によって築かれました。当初は山麓にある谷村館の詰城として機能していたようです。 武田氏滅亡後、豊臣、徳川と時代が移る中で近世城郭に改修され、藩主秋元氏が転封になる1704年まで存続しました。 城の規…

  • 【ちょっと昔の流山15】2007年4月7日② 光照寺、大原神社

    2007年4月7日、続きです。 光照寺。1591年開山。当初は時宗でしたが、江戸時代に浄土宗に改められたとのことです。 大原神社。1673年創建と伝わる、町の鎮守様です。平和台駅と流山セントラルパーク駅の間にあって、周囲には戸建てが並ぶ住宅地となっています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 天竜浜名湖鉄道『ゆるキャン△』×天浜線ラッピング列車

    8月12日、続き。ダラダラ続いた夏休みの話もこれが最後です。 名古屋駅に戻って、東海道本線に乗り換え。 豊橋でさらに乗り換えて新所原で下車しました。 天気は不安定で、雨雲が断続的にやってきてはそこそこに強い雨を落としていきます。 JRの橋上駅舎の横に天竜浜名湖鉄道の駅舎があります。 駅舎内は鰻店があり、改札前にはたれの焦げる良いにおいが充満しています。 空腹を誘うにおいにつられそうになりましたが、値段をみて躊躇。私のような庶民には手を出しにくいものになってしまいました。 14:23発の掛川行に乗車します。終点までは2時間10分ほど。 改札の時に、「車内にトイレはないけど大丈夫か」と声をかけられ…

  • かも【駅名しりとり315】

    加茂 (JR西日本) 名古屋と大阪を結ぶ関西本線。かつては現東海道本線と名阪間輸送の覇権を争いましたが、現在、全線を直通する列車はなく、しかも、亀山~加茂は非電化となっています。 西側の電化区間である加茂~JR難波は大和路線と案内されており、関西本線の名前を見ることすらほとんどありません。名古屋口は今も関西線と案内されていると思いますが。 2021年10月のダイヤ改正では、新型コロナウィルスの影響もあって奈良~加茂は減便されました。この改正では全国的に編成短縮や減便が行われ、退潮傾向あからさまに。 少しずつ寂しくなっていきますね。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになります…

  • 名古屋周辺うろうろ、そして、リニモ

    名古屋に宿泊して翌8月12日。 この日は、台風のちぎれ雲が断続的にかかり、雨が降ったりやんだりという天気予報。 しかも、最近の雨は局地的にザッと降るので、あまり外にいたくありません。 というわけで、当初の予定から変更して、7:09発の新鵜沼行の特急に乗車しました。 名鉄の運転上の要衝、枇杷島分岐点を通過。 上小田井で地下鉄と合流し、犬山線を北上して、7:38犬山到着。ポイントをウネウネと渡り、5番線に入りました。わざわざ公差支障を発生させてまでの転線には驚きましたが、結果広見線の電車とは同一ホームでの乗り換えとなり非常に便利です。 7:43発の新可児行に乗り換え。 8:02に新可児に到着しまし…

  • 【ちょっと昔の流山15】2007年4月7日 常与寺、本行寺

    2007年4月7日。 常与寺は流山旧市街の中心部にある日蓮宗の寺院です。 1326年開山と伝わります。 明治維新後は「印旛官員共立学舎」(後の千葉師範学校、現在の千葉大学教育学部)として使われました。 本行寺も日蓮宗の寺院です。創建は鎌倉時代とのことですので、こちらも歴史ある寺院です。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~新宮城~ 【2022.8.11】

    御坊到着したくろしおは多客期の増結があって9両編成。 それでも、車内は行楽客で満席。デッキには立客があふれている状態でした。 白浜で半分近くが下車し、増結編成も切り離し。 周参見、串本、古座、太地と停車し、11:58に新宮に到着しました。 熊野速玉大社の方に歩き出すと、やがて山上の石垣が見えてきます。 駅から歩いて5分ほどの丹鶴城公園。新宮城跡です。 斜面をまっすぐに登っていく階段は、大手へ通じています。 大手門 その先は松ノ丸です。 本丸に向かう前に水ノ手に寄り道します。 水ノ手というと、井戸や溜池があることが普通ですが、ここでは、熊野川に面した舟屋というか港湾施設を示します。 専売していた…

  • とつか【駅名しりとり314】

    戸塚 (JR東日本) 駅の前後に立体交差を挟むことで、東海道線と横須賀線が方向別に並び、相互に転線が可能になっています。 2001年に開業した湘南新宿ラインのダイヤを設定するにあたっては、公差支障を最小限に東海道線に転線できるこの配線が、大きく寄与しました。 当初日中のみ25往復だった湘南新宿ラインも現在は70往復近くに。その間、池袋駅の平面交差が解消され、浦和駅や大崎駅は大規模に改良されました。 旧蛇窪信号場の平面交差は相変わらずですが。。。 ちなみに、湘南新宿ラインの開業により、5方面のうち新宿への直通をもたないのは、常磐線のみとなりました。沿線住民である私としては少々不便に感じているとこ…

  • (大和紡績和歌山工場専用線)

    西御坊駅の南側。日高川駅に向かう廃線跡から右に目を移すと、緩い弧を描く駐車場があります。 小川に沿って緩く弧を描く敷地。あやしいですね~。 駅の方を振り返ってみると、線路際のブロック塀が不自然にカーブしています。位置関係を見ると、ホームの中ほどから分岐していた感じです。 件の駐車場を反対側から。 熊野街道を渡り、敷地は続きます。 線路跡は築堤を進みますが、当方は道路を迂回。半ば埋もれていますが、築堤上にはレールが残っているようです。 この先で西川を渡りますが、護岸工事などにより遺構は完全に失われています。 西川を渡った先には大和紡績和歌山工場がありました。 1925年創業の歴史のある工場ですが…

  • 紀州鉄道

    お盆休みの続き。 和歌山に宿泊して、8月11日。6:04発、始発の紀勢本線でスタートです。 1時間ほどで御坊到着。 この日の最初の目的は紀州鉄道です。 紀州鉄道は、JRの御坊駅と御坊市街のはずれ、西御坊までの2.7kmを結ぶミニ私鉄。路線規模に似合わない壮大な社名ですが、もともとは御坊臨港鉄道という地元密着系の名前でした。1972年に不動産会社が買収して現在の名前に。鉄道会社が経営する不動産業という信用を買うため、というのが買収の理由と伝わります。たしかに、阪急とか東急とか沿線開発で大きくなった鉄道会社はいっぱいありますが、何だか本末転倒のような気も・・・今の時代、その肩書の威力は減少している…

  • 【ちょっと昔の流山14】2007年4月1日 江戸川、流山寺

    2007年4月1日、菜の花が咲き誇る江戸川土手です。 桜 流山寺。江戸時代初期の創建とのことですが、現在の社殿は1965年に建設されたものです。幕末、近藤勇以下新選組が流山に陣を敷いた時には、当寺にも分宿した由。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • みと【駅名しりとり313】

    水戸 (JR東日本) 私が小学生だった30年くらい前、夕方に水戸黄門が再放送されていました。 勧善懲悪のわかりやすいストーリーは、日本人なら皆大好きですよね。 実際の世界では、善悪を簡単に割り切ることはできないし、悪が栄えるという例も多い。勧善懲悪という物語は文字通りファンタジーの世界です。 でも、どこかで善の存在を私たちは信じているのではないでしょうか。 悪いことはやってはいけない、というのは最も基本的な社会規範です。その壁を崩すような言動をする人がもてはやされることもありますが、実際にその人と同じ行動をする人はほとんどいないはず。 そして、そもそも善行を奨励しないような社会が健全なはずがあ…

  • わかやま電鉄貴志川線

    高取城から壺阪山駅まで歩いて戻って、14:37発の吉野行に乗車。 吉野口で乗り換えて、16:36和歌山着。 東口は、県都の代表駅とは思えない雰囲気。まさしく駅裏という感じです。 和歌山電鐵に初乗車。17:07発の貴志行です。 和歌山電鐵は、貴志川線14.3kmを営業しています。南海電鉄貴志川線を2006年に引き継ぎました。岡山電気軌道の子会社であることが会社設立当時話題になりました。大手私鉄のローカル線が本体から切り離される例が最近多いです。貴志川線も南海電鉄が廃止検討を表明したことで新会社設立となりました。和歌山の近郊輸送を担い、輸送密度も3000前後はあるようですので、存続の判断は大正解。…

  • にしこいずみ【駅名しりとり312】

    西小泉 (東武鉄道) 東武小泉線の盲腸部の終端駅。 以前は、中島飛行機小泉製作所の玄関口としてにぎわったとのこと。 現在も富士重工業やパナソニックの工場がありますが、2両編成の列車が1時間に1~2本発着するのみとなっています。 かつては、利根川の河川敷まで貨物線がのびていました。さらに利根川を渡り、熊谷から妻沼まできていた熊谷線とつなぐという計画があり、工事が進んでいましたが、未成におわりました。 かつての計画をしのぶように大泉町と熊谷の間には路線バスが運行されていますが、本数は少ないようです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~高取城~ 【2022.8.10】 2/2

    前回の続き。 国見櫓から戻って矢場門です。 松ノ門から宇陀門。 千早門。 ここまでの主要な門は全て、喰違虎口や枡形虎口になっています。 ようやく大手門に到着しました。駅から2時間以上かかったと思います。 十三間多聞は二ノ丸の虎口。 二ノ丸には御殿があったようです。奥の高石垣が十五間多聞。南北に虎口を持ち、馬出のような役割を持っています。 その、十五間多聞から望む天守台。 本丸の虎口。 本丸に上がってきました。 天守台。樹木が茂り眺望は効きません。 帰りは壺坂口から。車で来た場合、本丸への最短ルートになるので、道もよく整備されています。 久しぶりの車道。車数台が駐車できる広場と、簡易トイレがあり…

  • 訪城記 ~高取城~ 【2022.8.10】 1/2

    8月10日、6:00発のぞみ1号は乗車率70%位でした。夏休みですが、空席が目立ちます。京都で近鉄特急に乗り換えます。 橿原神宮前で吉野線に乗り換え。 9:52着、壺阪山で下車しました。 この日の目的は高取城。日本屈指の巨大山城として有名です。国指定史跡。日本100名城。比高は350mを越えており、城下町から4km以上離れているという立地も特殊です。そして、その険しさに違わず、公共交通機関に恵まれていません。壺阪寺までバスがありますが、そこから徒歩1時間近くかかるうえ、バスの本数も平日は最低限になってしまいます。車で行けば手っ取り早いというのはわかっているのですが・・・ この日は平日のため、壷…

  • いけのたに【駅名しりとり311】

    池谷 (JR四国) 高徳線と鳴門線の分岐駅。 徳島から北上した線路が讃岐山脈の山塊にぶつかり、東西に分岐するところに駅があります。 急カーブ上の狭いホームは八の字に分かれ、両線の間に駅舎が建つレイアウトはどことなく私鉄っぽい? と思った人は正解!鳴門線の前身は阿波電気軌道という私鉄でした。 現在は特急「うずしお」のほとんどが停車する主要駅ですが、利用客は非常に少ない。乗車人員は1日に200人に満たないとのことです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 【ちょっと昔の流山13】2007年3月31日 神明宮、神明神社、西善院ほか

    2007年3月31日、まずは江戸川の風景です。三郷流山橋の建設に伴い、変化が激しい地域です。 土手をおりました。何気ない風景ですが、今となっては貴重かもしれません。この日は、周辺の遺跡や寺社を早足でまわったようです。 まずは上貝塚貝塚。 神明宮 神明神社 西善院 さいごに、弁天様(弁財天)です。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 西武線いろいろ

    埼玉県西部の多摩湖周辺には西武鉄道の3路線がのび、国分寺周辺及び拝島線と絡で、このあたりの路線網はかなり複雑です。 その歴史的な経緯は本が1冊書けるほど興味深いものですが、ここでは割愛。 とりあえず、未乗だったこの辺りの路線に乗りに行ったという話です。 7月16日、この日は雨が降ったりやんだりの生憎の天気。 朝11時ころに到着した東村山駅は高架化工事中でした。 まずは西武園線に乗車します。 3分で西武園に到着。 競輪場に直結した2面3線の駅は、1編成がピストン輸送する現在の状況から見ると持て余し気味の様子。 東村山に戻って国分寺線に乗り換え。 西武園線と国分寺線はホームを前後に分割して共用して…

  • しょうずい【駅名しりとり310】

    勝瑞 (JR四国) 勝瑞は、鎌倉時代から戦国時代まで、この地域の政治、行政の中心でした。 吉野川の自然堤防上に築かれた城跡は広大で、駅周辺も城域に含まれています。 2001年に国の史跡に指定され、その後も断続的に発掘調査が進められていますが、 その大半は住宅地と田畑になっており、郊外のベッドタウンといった雰囲気。 特急うずしおの停車駅ですが、朝夕のみ。日中は普通列車のみですが、鳴門線との直通と合わせて毎時2本あり、利便性は高いです。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 【ちょっと昔の流山12】2007年3月24日② 大宮神社、寺田稲荷

    2007年3月24日、前回からの続きです。 大宮神社は流鉄流山駅近くの住宅地の中にあります。 寺田稲荷は、平和台駅近くの旧街道沿い。このあたりは、江戸時代から栄えた旧市街。古い社寺や商家が残り、古の雰囲気が今も残ります。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • ちゅうおうまえばし【駅名しりとり309】

    中央前橋 (上毛電鉄) 駅名に「中央」とついてますが、JR前橋駅から歩いていくと、ビル街を抜けた路地裏のような立地です。 両駅の間は徒歩10分ほどですが、シャトルバスが連絡しています。 前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄ですが、両駅ともJRの駅からは離れています。それどころか、他の鉄道路線との接続は赤城駅しかありません。 JR(旧国鉄)線との接続が全くない私鉄というのはかなり珍しいですが、そんな鉄道が生き残っているということも奇跡的なことかもしれません。 最近は利用客数が減少傾向にあるようです。東武赤城線と直通運転して東京~前橋を特急で直結すれば・・・ 上毛電鉄は東武鉄道の連結子会社らしいですし、リバテ…

  • 【ちょっと昔の流山11】2007年3月24日① 耳だれ地蔵、本覚寺

    久しぶりの流山。2007年3月24日、まずは耳だれ地蔵です。 場所は、江戸川を渡ってから地下を走っていたTXが流山セントラルパーク駅に向かって地上に顔を出すあたり。 続いて本覚寺。先ほどの耳だれ地蔵のすぐそばです。この寺の前の道は2車線ながら狭く、流山街道の抜け道として機能していました。近年は大規模な拡幅工事が進められており、雰囲気が一変したようです。宅地開発も続いています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 出雲大社から日御碕、そしてサンライズ出雲

    ダラダラ続いたGWの話、最後です。 5月2日、松江駅前のホテルから歩きます。 宍道湖大橋を渡って、松江しんじ湖温泉駅へ。 7:23発の電鉄出雲市行きに乗車します。 川跡で乗り換え。 8:26、出雲大社前駅到着しました。 この日の天気予報は晴れでしたが、空が陰り、小雨がパラついてました。朝早い時間ですが、神門通りは観光客がたくさん。 勢溜の大鳥居も観光客がいっぱい。みんな写真撮影に余念なく、人が途切れることはありません。 大鳥居からの参道は本殿に向かっての下り坂。以前からこの立地が不思議でした。規模も由緒も日本を代表する神社でありながら、まるでその存在を隠すかのよう。 出雲大社に来るのは4回目。…

  • もとまち【駅名しりとり308】

    元町 (札幌市営地下鉄) 神戸でも横浜でもなく、札幌の元町です。開拓初期に村が形成された、札幌の中でも歴史が古い地域とのこと。町名整備の一環で昭和30年代から住所変更が行われ、昭和50年代に住所としての元町は消滅しました。行政の効率化とか住民の利便性とかいろいろ理由があるにしろ、地名の消滅は歴史や記憶の喪失につながります。地名は文化です。そのことにもう少し理解を向けるべきだと思いますが、いかがでしょう? この駅が開業したのは、元町が住所表示から消滅した1988年のこと。また、小学校や図書館、各種商業施設に元町の名前が残ります。〇条〇丁目という住所表記は合理的でわかりやすいですが、地域を示す呼称…

  • 訪城記 ~松江城~ 【2022.5.1】

    田和山遺跡から松江駅に戻って、乗り換え。国宝松江城で下車しました。 前回松江城に来たのは国宝になる前でした。 GWだから当たり前ですが、人の多さにびっくりします。最近、人の集まる城跡に行くことが無かったので、なおさら驚きです。 大手門から、二の丸へ。 一ノ門は1960年復元。 門をくぐると本丸です。 松江城天守が国宝に指定されたのは2015年。松江神社で「慶長拾六年正月吉祥日」などと書かれた築城時期を特定につながる祈祷札が見つかったことが決め手になったようです。4重5階で全体に黒く、高欄を持たない内部望楼の姿と合わせて、剛健な印象。付櫓を持つ複合式天守でもあります。 天守内部。非常に薄暗い。 …

  • 訪城記 ~松江城~ 【2022.5.1】

    田和山遺跡から松江駅に戻って、乗り換え。国宝松江城で下車しました。 前回松江城に来たのは国宝になる前でした。 GWだから当たり前ですが、人の多さにびっくりします。最近、人の集まる城跡に行くことが無かったので、なおさら驚きです。 大手門から、二の丸へ。 一ノ門は1960年復元。 門をくぐると本丸です。 松江城天守が国宝に指定されたのは2015年。松江神社で「慶長拾六年正月吉祥日」などと書かれた築城時期を特定につながる祈祷札が見つかったことが決め手になったようです。4重5階で全体に黒く、高欄を持たない内部望楼の姿と合わせて、剛健な印象。付櫓を持つ複合式天守でもあります。 天守内部。非常に薄暗い。 …

  • すくも【駅名しりとり307】

    宿毛 (土佐くろしお鉄道) 元関脇豊ノ島は高知県宿毛市の出身。 2020年3月場所に引退、現在は井筒親方として相撲協会に残っています。先日(5月28日)に断髪式が行われました。 身長169cmと小柄でしたが、胸を出す立合いは独特で、取組中も頭を付けることはほとんどなかったと思います。 技巧派力士として定評がありました。特に、相手の懐に潜り込む技術は素晴らしく、また、もろ差しからの寄りや投げのキレは目を見張るものがありました。 琴欧洲との相性が良く、強烈な下手投げで背中から落とすシーンをよく見た記憶があります。 2004年5月新十両。第2検査出身初の関取でした。2004年9月新入幕。 このころは…

  • 田和山遺跡

    1カ月以上経ってしまいましたが、GWの話にもう少しお付き合いください。 米子13:42発の出雲市行は、キハ47系2両編成。出雲市までは電化されていますが、普通列車は気動車が多数派のようです。 松江で下車。14:50発の南循環内回りに乗り換えて田和山史跡公園で下車しました。 田和山遺跡は、台地の先端部に三重の環濠を持つ弥生時代の遺跡です。 隣接する松江市立病院の建設の際に発見され、その特異性もあって発掘、整備、保存されるに至りました。 環濠内部に集落があるのが普通ですが、この遺跡の環濠内は狭小で2棟の建物跡が見つかったのみ。集落は環濠の外にありました。 相当な土木量を投下してまでなぜ堀をつくった…

  • 日ノ丸自動車法勝寺電鉄線 フ50形客車

    米子城からの帰り道、市内に保存されている、日ノ丸自動車法勝寺電鉄線で使われたフ50形客車を見に行きました。 元々湊山公園で保存されていましたが、荒廃が進んだため、2000年に修復、移設されました。 現在の保存場所は米子駅から歩いて5分ほどのところです。 修復の際の調査で、1887年(明治20年)英国バーミンガムで製造され、関西鉄道が1889年(明治22年)に輸入した日本国内現存最古の木造2軸三等客車であることがわかりました。 客車の前は広場になっていて、この日はイベントが開かれていました。 客車の周囲には物々しい柵はありません。理想の展示かと思いますが、イタズラされないか少し不安になります。 …

  • うぐす【駅名しりとり306】

    鶯巣 (JR東海) ウグイスの巣とは風流な駅名ですが、「うぐす」という読みは若干難読でしょうか?静岡県との県境に近く、天竜川の両岸に平地が少ないこのあたりには、著名(?)な秘境駅が連続していますが、この駅は周辺に若干の平地と集落があるため、秘境駅として挙がることはほとんどありません。それでも、列車の本数は少なさ、利用客の少なさは他の駅とそん色(?)なく、到達困難度は同等かと思います。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 訪城記 ~米子城~ 【2022.4.30】

    米子駅は工事中。 清々しい初夏の青空の下、歩いて10分ほどで湊山の下に到着。山上の石垣が映えています。 三の丸跡にあった野球場は解体されていました。埋められた堀などを復元すると雰囲気が良くなると思うのですが。 二の丸の入り口は、巨大な外枡形。 石段を登ると、旧小原家長屋門。1953年に城下から移築されたものです。 二の丸跡はテニスコートに。裏にある石段を登ります。 5分ほど登ると、鞍部に出ました。 左手の方に行けば本丸ですが、先に内膳丸へ。 北に張り出した尾根の先端部を石垣で囲み大きな平場を生み出しています。 山上の石垣が良く見えます。 先程の鞍部に戻ってきました。ここには、城の西側からの登山…

  • 引退が決まった381系「やくも」

    4月30日、岡山9:05発のやくも5号に乗車します。 水島臨海鉄道の後なので、倉敷からでもよかったのですが、どうせなら始発から、ということで。 273系の投入により置き換えが決まった381系、新型車両は2024年春以降とのことですので、残り2年ほどです。 国鉄特急色に復元された編成が人気ですが、この列車は「ゆったりやくも」色の7両編成。 この塗装、381系によく似合っていると思うのですが、いかがでしょう? ちなみに、紫色ベースの「スーパーやくも」色好きです。引退までに復元していただけると嬉しいのですが。 あと、灰色に緑と黄の帯のやくも一般色も是非。 車内は経年の影響は隠せないものの、座席は交換…

  • ちばにゅーたうんちゅうおう【駅名しりとり305】

    千葉ニュータウン中央 (北総鉄道) 千葉ニュータウンは、白井市、船橋市、印西市にまたがる巨大なニュータウンですが、掘割の中を進む列車からはその街並みを見ることはできません。その掘割の幅が広いのは、成田新幹線を想定していたため。千葉ニュータウン中央駅に隣接するように駅が作られる予定でした。さらに、都営新宿線本八幡駅から千葉県営鉄道の計画もありました。遠大な構想の名残は、北千葉道路およびソーラー発電所に活用されています。 ↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。 にほんブログ村

  • 水島臨海鉄道

    岡山に宿泊して、4月30日。6時15分発の糸崎行きでスタートです。 倉敷で下車。 今日最初の目的、水島臨海鉄道へ。倉敷市駅は路地の奥、ビルに隠れるような立地。JRとの位置関係は豊橋鉄道の新豊橋駅とよく似ています。 6:57発の三菱自工前行は軽快気動車単行でした。国鉄型の生き残りが現役で走ることで有名な水島臨海鉄道ですが、運用は日中で固定されているようです。狙っていけば乗車することは難しくないですが、行楽シーズン混みそうなので、なんとなく敬遠しました。 待っている間にサンライズ出雲が発車。 旅行客と思しき数名とジャージ姿の高校生をのせて、定刻に発車しました。すぐに山陽本線との連絡線が合流します。…

  • 訪城記 ~津山城~ 【2022.4.29】

    津山まなびの鉄道館から津山駅を通って津山城へ。15分ほどで到着しました。 津山盆地の中央に位置する津山城は、山全体を石垣で固めた、石垣の名城。そして、櫓が多いことでも有名です。その棟数は姫路城や広島城より多かったとのこと。明治維新後にすべて破却されてしまいましたが、古写真のなかにその姿を垣間見ることができます。現在は鶴山公園として整備され、桜の名所としても有名です。入場料310円なり。 公園内に入ると、石垣に囲まれた枡形。 180°ターンして石段を登ると三の丸です。 二の丸へは表中門を通ります。 これもまた石垣に囲まれた枡形。石段の広さが印象的です。 二の丸に入りました。見上げる本丸の石垣の上…

  • 津山まなびの鉄道館

    4月29日。東京6:06発ののぞみ121号に乗車しました。 到着した姫路は生憎の土砂降り。9:46発の姫新線、播磨新宮行に乗り換えです。 播磨新宮、佐用で乗り継ぎます。 12:02津山到着。あいかわらず土砂降りです。 それでも、駅を出て歩き始めました。が、打ち付ける雨はあまりにも激しく、5分ほどで靴はぐちょぐちょ。・・・心が折れました。 一旦、駅に戻りました。津山線の列車は発車したばかり。次は1時間半後です。待ち時間を利用して代替プランを考えます。宇野往復、瀬戸大橋往復、吉備線と井原鉄道乗車などいくつか検討、みどりの窓口に並んだところで外を見ると、若干小降りになって空も明るくなってきた感じです…

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