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20250419 ドイツ最新ニュース速報(4月19日)~ドイツ経済低迷継続
①【本日の注目点】 経営者団体系シンクタンクIW(ケルン研)のビジネスサーベイ(冒頭写真)結果によると、対象約2千社(3~4月に調査)のうち29%が生産減少、35%が投資削減、35%が雇用削減を見込んでいる模様。特に製造業と建設業では厳しい状況が続く。トランプ関税のあおりで雇用が予想以上に減少するリスクあり(下添③に関連データ)。 クリングバイルSPD共同党首、富裕層への課税強化(CDU/CSUは断固反対)の可能性を示唆。メルツCDU党首(次期首相)が最低賃金15ユーロへの引き上げ撤回(SPDが反発)がありうることを示唆したことに対抗。 最新和独英コメント(ビジネストークネタ): dateno…
https://www.iwkoeln.de/presse/pressemitteilungen/michael-groemling-unternehmen-stecken-tief-in-der-krise.html <Japanese> 時々刻々と状況が変化するトランプ関税に対しては、多くの企業がコロナの時と同様に組織横断的な「危機対策本部」を作った上で、日々対応に追われているのではないかと思います。コロナ当時、毎日感染データや規制関連情報を集めて状況を分析し、資料や会議でその結果を共有しつつ、次に取るべきアクションについて皆で相談していた頃をちょっと懐かしく思い出しています。コロナもトラ…
https://www.iwkoeln.de/presse/pressemitteilungen/michael-groemling-miserable-lage-duesterer-ausblick.html ドイツ経営者系シンクタンク、ドイツ経済研究所(IW、ケルン研)のアンケート調査結果によると、ドイツ企業の足元のセンチメントは、エネルギー危機まっただ中だった去年末とほぼ同様の悪さで、低迷した今年より来年さらに悪化を見込んでいるという意味では過去最悪に悪いと言ってよい状況です(上図)。 ちょうど1年前の経済専門紙ハンデルスブラットの見出しが「企業のムードは最悪の状態」のデジャブを見ている…
https://www.iwkoeln.de/presse/iw-nachrichten/christoph-schroeder-jan-wendt-weihnachtsessen-kostet-47-prozent-mehr.html つい先ほど、ドイツ経営者団体系シンクタンクIW(ケルン研)からなかなかユニークなデータが発表されたのでご紹介します。 その名も「ポテトサラダ指数」。クリスマス料理の定番の一角である写真のようなポテサラ4人分を作る際に、その材料(じゃがいも、マヨネーズなど)のスーパー小売価格(REWE)が合計どれだけになるかを追跡したものです。 今年のポテサラ4人前コストは6.…