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一昨年の4月から1年間、大阪の高齢者大学の「大阪の史跡探訪科」というコースを受講していたのですが、ここでの講義を聞いて、今の大阪平野は3千年前には海であったというようなことを初めて知って少し驚きました。 大阪湾や淀川・大和川などの歴史的な変遷は次のようなものであったようです。 氷河期の終わりごろの約1万年前には、海水面は今より25mも低く、平地は今の大阪湾にまで拡がっていました。 ところが、氷河期の後、少しずつ気温が上昇し、氷が溶けて海水面も高くなり、6千年前ごろになると、海水面が現在より少し高くなり、海が生駒山系の西麓まで侵入してきて、大阪平野に海ができました。今の東大阪市や八尾市まで海が広…