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【はじめよう!DCC】#7:DCCのCV設定 車両を自在に操る魔法の呪文を簡単解説②
動画はこちら youtu.be 動画の補足説明の記事になります。 <FL12でロングアドレス> アドレスの設定は、基本的には前回の動画の方法でで決まるのですが、一部のデコーダーは簡単な方法ではロングアドレスを入力できない場合があります。「KATO FL12」「ESUサウンドデコーダー」など一部のデコーダーは、CVでアドレスを設定します。 そんな場合には、CVでアドレスを設定します。FL12にショートアドレスのを設定する場合は、CV1に0〜127までの設定したいアドレスの数値を入力します。 ロングアドレスの場合には、ちょっと複雑です。「CV17」「CV18」の2つのCV番号に、適切な数値を入力し…
【DCCサウンド化】東武3000系鉄道コレ GMコアレス動力でDCCサウンド化【鉄コレ】
鉄道コレクション東武3000系を入手しました。この車両は、事業者専用鉄コレとして、東武のイベントで販売されたようです。 「TM-K03 トミーテック 鉄コレ動力ユニット18m級B. 東武3000用」 指定されている動力は、TM-K03 トミーテック 鉄コレ動力ユニット18m級B. 東武3000用 と言う専用の動力です。東武の販売サイト限定での販売だったので、今では入手ができなくなっています。 動画はこちら youtu.be <代替としてGM動力をつかってみる> モーター車の台車を見てみると、車輪の軸距距離が長い、長軸距の台車になっています。 そこで他の動力は入らないのか調べてみたところ、グリー…
【KATOホビセン】ホビーセンターカトー東京 NゲージDCC公開運転会2025夏 開催のお知らせ【公開運転】
エルムDCC交流会主催、今年もやります!ホビーセンターカトー東京2Fにて、NゲージDCC(デジタル)モジュールレイアウト&路面電車レイアウトの公開運転会を開催いたします! 今回は、DCCに興味のある方やDCCを始めたい方に向けて「DCC入門解説 最初の一歩」と題して動画や展示を使って解説を行います。 【ホビセン2025夏 公開運転会】 <開催日時>2025年6月28日(土)13:00〜17:002025年6月29日(日)11:00〜16:00<場所>ホビーセンターカトー東京 2階入場・観覧 無料! 【展示内容】 <はじめよう!DCC 「DCC入門解説 最初の一歩」> DCCを始めたい方に向けて…
【はじめよう!DCC】#6 DCCのCV設定 車両を自在に操る魔法の呪文を簡単解説①
動画はこちら youtu.be 動画の補足説明の記事になります。 <DCC制御のCV設定とは> DCC制御のCV設定、なんだか暗号みたいで難しそうに聞こえますよね。でも大丈夫、一つずつ紐解いていきましょう。 CVはスマホの設定だとイメージするとわかりやすい CV設定は、スマートフォンの設定画面のようなものだとイメージしてみてください。そう考えると、少し身近に感じませんか?音量を変えたり、画面の明るさを調整したりするように、CVを設定することで、Nゲージ車両の『隠された機能』を呼び覚ますことができます。 CVは『Configuration Variable(コンフィギュレーション・バリアブル)』…
実際の鉄道車両は、一本の線路上に複数の列車が走行しているのはご存知のとおりです。 鉄道模型、アナログ(DC)制御の鉄道模型では、一つのコントローラーから電気を送ると、同じ線路に乗っているすべての車両が一斉に動き出してしまいます。DCC制御では、それぞれの車両がまるで意志を持っているかのように、個別に制御できるようになります。 動画はこちら youtu.be 動画の補足記事になります。 <車庫での縦列駐車> DCC制御では、車両を個別制御できるので機関庫や車庫などで、実際の車両の様に縦列駐車ができます。車両の入れ替えなどもスムーズに行うことができます。リアルな運転が簡単に楽しむことができます。 …
【LED極性】LEDの極性が逆!?気が付かなくて苦労した話【NゲージDCC】
今回は愚痴というか失敗談の小ネタです。原因がわからなくて苦労した話です。 <いつものMT40「K4595F」デコーダ> KATOのE353系をDCC化するために、ライト用デコーダにサークルMT40さんの「K4595F」というデコーダーを使用することにしました。このデコーダーは、純正のフレンドリーデコーダFL12より安価で高性能なので気に入っています。以前の記事はこちら elmdcc.hatenablog.com いつものようにLEDを取付けます。サイドビューLED白色と赤色を使用します。 使用したサイドビューチップLED 取付けは表面が赤色、裏面が白色です。はんだ付け終了後、すぐに点灯テストを…
【はじめよう!DCC】#4:DCCとDC(アナログ)との共存
鉄道模型の世界には、アナログ(DC)制御とデジタル(DCC)制御という二つの大きな流れがあります。アナログ制御では直流電気を、DCC制御では交流電気を用いるのが大きな違いです。 そのため、残念ながら単純にDCCコントローラーでアナログ制御の車両を直接操作することはできません。(一部コントローラーやデコーダーの場合下これらの操作が可能な場合もあります。) ✕ DC(アナログ)車両 + DCC制御 同様に、長年親しんだアナログコントローラーで最新のDCC車両を動かすこともできません。 ✕ DCC車両 + DC(アナログ)制御 DCCに興味を持ち始めた方は、きっと多くのDC(アナログ)車両や線路、パ…
【DCC】ダイヤルコントローラー DCCスマホ運転【Nゲージ】
先日の運転会にご来場いただいたSTRV's Studio(ストラヴァ)さんが紹介してくださった、DCCスマホ運転用に使えるUSBダイヤルコントローラーがとても使いやすそうでした。 ストラヴァさんは、「極小DCC-EXコントローラー」を作った方です。以前の紹介記事 elmdcc.hatenablog.com自分でも使ってみたいので、ストラヴァさんの記事を見て真似てみました。参考にした記事はコチラ strv.jp 詳しい接続方法等は、本家のサイトをご参照ください。 <USBダイヤルコントローラー> そもそもこの製品を使うには、スマホがUSBホスト機能に対応している必要がありますが。最近のUSB T…
<DCCは常に12Vの交流電気が流れている> DCC制御の線路は、常に12V程度の交流電気が流れている状態です。通電している線路上に車両を置く際に、DCCデコーダーが車両にしっかり組み込まれていなかったり、電気配線が間違っていたりすると、電気を線路に流した瞬間に、デコーダーがショートを起こして壊れてしまいます。DCCデコーダーを壊さない為には、線路の電気を流す前にデコーダーの通電チェックを行いましょう。 動画はこちら youtu.be 動画で解説した内容のまとめと補足記事です。 <チェック方法1 9V電池でのテスト> 9ボルトの角形電池で、簡単な通電チェックができます。 <チェック方法2 アド…
【鉄コレ】鉄コレクモハ41 GMコアレス動力使用 DCCサウンド化【動力化】
前回からの続きです。前回の記事はこちら 鉄コレの動力は、ちょっと入手性が悪くモーターが車外から丸見えで見栄えが悪いのでGMコアレス動力を使用してみます。お値段的にもそれほど変わりませんし、動力性能もGMコアレス動力は結構良いです。ただし鉄コレに使用すると少し加工が必要になります。 <鉄コレクモハ41 GMコアレス動力とパーツ> 旧型国電の車輪の軸距離は長軸距離なので、GMのこちらの動力を使用します。床下機器や台車枠もGMものもを使用します。 GM 5716 20m級長軸距 動力ユニット GM 8520 動力台車枠+床下機器 旧型国電用の台車枠は3種類入っています。 DT12 DT13 DT14…
【はじめよう!DCC】 #1~2:最初の車両をDCC化しよう!
先日ホビーセンターカトー東京店にて、「「DCCのはじめて講座」が開かれました。KATOさん主催でDCC講座のようなものは開催するのは、実に何十年ぶりなのではないかと思います。この講座は好評だったのか、その後、何回か開催されてるようですね。 見学に行ったときの記事はこちら elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com エルムDCC交流会では、多くの方々にDCC鉄道模型の楽しさを知ってもらいたい思っているので、この機運に乗って、DCC初心者向けての解説やアイデアの記事を少しづつアップしていきたいと思います。動画で解説して補足的なことをこのブログに記載してみ…
【TOMIX用】トミックスフィーダー型アシンメトリー(ABC)装置【自作】
前回、TOMIX用のフィーダーを自作しました。 前回の記事はこちら これを応用してTOMIX用フィーダー型アシンメトリー(ABC)装置を作ってみます。 <フィーダー型アシンメトリー(ABC)装置> 2mm幅の集電板を折り曲げて配線します。 3mm幅のプラバンに接着して差し込み具合を確認します。 以前作ったアシンメトリー(ABC)装置と同じ様にダイオードをはんだ付けします。以前の記事はこちら フィーダー配線と接続します。 配線の付け根を黒ゴム接着剤で絶縁保護して 熱収縮チューブを被せて絶縁保護しして、完成です。 このように接続して使用します。 70mm2本、または33mm+35mmで使用できるよ…
先日、東神奈川での運転会無事にいたしました。本線モジュールレイアウト、路面モジュール+単線モジュール、HO16番自動運転、と内容盛りだくさんでした。 <本線モジュールレイアウト> 前回から登場したS字大カーブやヤードの増設など新しい試みもありました。 <HO16番の自動運転> 前回までNゲージでやっていた自動運転を今回はHO16番で運転しました。大きい車両は迫力があってよいですね。 HO自動運転の様子 youtu.be <路面モジュールと単線モジュールの接続> 今回の試みとして路面モジュールの直線区間に、単線モジュールで走行する少し大型の車両の乗り入れ走行をしてみました。 路面モジュールはドッ…
【NゲージDCC】デコーダーの再利用~AYA036-1 Next18 Adapter Board~(デコーダ側)【Next18】
NゲージでDCCサウンドをやろうと思うと、最近ではNext18DCCコネクタの存在が欠かせません。日本型車両のサウンド音源が多数あるSmileSoundやESUのオープンサウンドを利用する場合には、Next18DCCコネクタを車両側に搭載しサウンドデコーダーを接続します。 Next18 DCCコネクタの詳しい説明はこちら desktopstation.net SmileSoundサウンデータのご紹介 desktopstation.net Next18コネクタは、DCCデコーダーの取り外しが容易です。車両に搭載するときには、コネクタにデコーダーをはめ込むだけなので簡単ですね。SmileSound…
【公開運転会】NゲージDCC 公開運転会開催します! 25年4月20日(日)神奈川公会堂にて【NゲージDCC】
またまたやります!横浜駅の隣、東神奈川にてNゲージDCC公開運転会を開催します!大きなモジュールレイアウトをNゲージDCC車両が走行します。同時に路面モジュールレイアウトでも路面電車DCC車両が走行します。鉄橋やトンネルなどを走行する列車や、賑わう町並みを次々とやってくる路面電車、警笛や走行音を鳴らして走るDCC車両や、線路が動くトラバーサー、列車と連動する信号機、点滅する横断歩道信号機、自動で止まるバス停など、DCCやデジタル機器を駆使した最新の鉄道模型を公開展示いたします。 前回の運転会の様子はこちら elmdcc.hatenablog.com エルムDCC交流会 公開運転会日時:2025…
【DCCデコーダー】トマラン回路自作とワンコインデコーダー【トマランコンデンサー】
以前、[ワンコインデコーダー]と言う自作DCCデコーダーを作って使用テストをしてみたことがあります。当時はハンダ付けもそれほど上手ではなかったということもあり、自分で製作したデコーダーは一応DCCデコーダーとして機能するものの、時々暴走を起こしたりして不安定なものでした。今回はたくさん作ってしまったワンコインデコーダーをもう一度使えるように試行錯誤してみます。 <ワンコインデコーダーとは> nuckyさんが製作して領布しているワンコインデコーダーです。サイズワンコイン!部品代ワンコイン(500円)を目指した、激安自作DCCデコーダです。 作り方などの詳細は公式ページをご参照ください。 web.…
ホビーセンターカトー東京店で行われた「DCCのここから講座」を見学してきました。 2週間前の「DCCはじめて講座」の内容から少し発展させて、KATOで取扱ているDCC機器を使ってDCCの導入から運転操作までを実践的に体験できる講座でした。募集人数は4名で既に定員に達していましたが、許可を得て見学させていただきました。 エルムDCC交流会では、DCCの楽しさをにほんのNゲージユーザーにもっと知ってもらうための活動もしているので、メーカーさんのこうした活動を応援したいと思います。 <DCCのここから講座> 今回は同一線路上での2列車同時運転の遊び方を実践的にやってみるという講座です。講座の定員4名…
【Nゲージ走行】惜別!ありがとう新京成 こんにちは京成松戸線
ありがとう 新京成 こんにちは 京成松戸線新京成電鉄と京成電鉄は、2025年4月1日(火)に合併し、新京成線は京成電鉄「松戸線」として営業します。 新京成は物心ついたときから利用している地元の電車です。全国的にはマイナーな鉄道会社だと思います。一番最初の記憶では、4両編成ぐらいの小さな茶色の電車が唸りを上げて走っていたのを記憶しています。駅からだいぶ離れた自宅でも、静かな夜などには吊り掛けの爆音が聞こえてきました。吊り掛け音が好きで、DCCで吊り掛けサウンドをやってみたいと思ったのも新京成のおかげかも知れません。別れを惜しんで、手持ちの車両を走行させてみました。 動画はこちら↓ youtu.b…
【DCCサウンド】KATOスロ81形 LED点灯&DCCサウンド化【LED点灯】
スロ81形は、国鉄時代の団体専用お座敷列車で関東や中部、関西に配置されていました。関東では品川区役者国配置されシナ座と呼ばれ親しまれていました。基本的には旧型客車で、冷房装置は付いていたものの暖房は期間h差から供給される蒸気暖房や電気暖房で賄われており牽引機関車はそれらの設備があるものが使用されることが多かったようです。品川のスロ81形は、EF58が牽引することが多かったと思います。EF58が牽引するスロ81形をNゲージで再現したくなり、中古で探してやっと見つけました。KATOの結構古い製品ですが出来は良いですね。 加工後の走行シーン動画はこちら youtu.be <ヘッドサインとテールライト…
鉄コレの江ノ電800形を通電ジャンパー線化してみました。 前回は、モデモの江ノ電600形を通電ジャンパー線でつなげて走行性向上を試しました。前回の記事はこちら【Nゲージ】通電ジャンパ線で走行性向上【自作】 elmdcc.hatenablog.com 今回は鉄コレ 江ノ電800形です。この車両は、以前カプラーを通電化してDCCサウンド化してありました。 通電カプラー化 通電カプラーと書いていますが、トレーラー車にスピーカーを搭載してサウンドを鳴らすための電気を送っていて、走行用の電気を送っている訳ではありません。以前の記事はこちら 【鉄コレ】江ノ電800形 DCCサウンド化加工~後編〜【DCC化…
ホビーセンターカトー東京店で行われた「DCCはじめて講座」を見学してきました。 カトーさんがDCCのこういったイベントをやるのは実に何十年ぶりなんじゃないでしょうか?我々エルムDCC交流会もDCCの楽しさをもっと広めたいという方針があるので、メーカさんがどんなことをやるのか?DCCに興味がある方はどんなことを知りたいのか?といったことを勉強する良い機会だと言う思いで見学してきました。 当日は、3回講座が開催されるようで、自分は2回目の講座に参加しました。 募集人数10名のところ2回目は自分を入れて6名ほどが参加していました。DCCに興味がある方が少しでもいるのは嬉しいですが、ちょっとさみしい人…
【DCCサウンド】SmileSoundの音をカスタマイズしたい〜その6〜ジョイント音の速度調整と最高速度【SmileSound&DSSP】
GMコアレス動力の車両にSmileSoundを搭載してみました。 モータセッティングで、GMコアレス(greenmax_n_coreless_mcfg)を選択しテスト走行してみました。車両の牽引数などの条件にもよるとは思いますが、今回このモーターセッティングを適用したところ最高スピードが速度が遅いと言う現象がありました。 CV5=200CV6=110 CV設定の最大電圧は高く設定してあるのに、最高スピードが遅いのです。CV5=255 最高値にしてみて試してみましたがやはりスピードが遅い感じでした。スケールスピードメーターで計測した感じだと、最高速は70km(Nゲージ換算)ぐらいしか出ていません…
☆シリーズ☆【DCCサウンド】SmileSoundの音をカスタマイズしたい【SmileSound&DSSP】★まとめ一覧★
【DCCサウンド】SmileSoundの音をカスタマイズしたい【SmileSound&DSSP】SmileSoundデータを触ってみるシリーズの記事が多くなってきたのでまとめ一覧を作成しました。 <SmileSoundの音をカスタマイズしたい> 前後の記事 まとめ elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com elmdcc.hatenablog.com
アンドロイド用 DCCスマホコントロールアプリ「エンジンドライバー」の日本語版がリリースされました。GooglePlayからダウンロードできます。すでにインストールしている場合は、更新すると日本語で表示されるようになります。 日本語版にすると、直感的に車両をコントロールできるようになりとても使いやすくなります。 今回日本語化するに当たり、ちょっとだけ協力させていただきました。英語特有の表現を日本語でわかりやすいように表現を調整する協力をさせていただきました。エンジンドライバーアプリを作っている方々は英語圏の方たちで、今回日本語版を作るにあたりGoogleの翻訳機能を使って日本語翻訳を行っていた…
【公開運転会】エルムDCC交流会 公開運転会 25/02東神奈川 開催しました。
25/02/15に東神奈川公会堂にて、エルムDCC交流会の公開運転会を行いました。カーブを組み合わせたS字カーブのモジュールレイアウトが新たに加わりました。路面モジュールを大きく展開したり、本線レイアウトでは長編成のNゲージDCC車両を走らせてみました。 動画はこちらyoutu.be <モジュールレイアウト設営> 各自が持ち寄ったモジュールレイアウトを展開していきます。モジュールレイアウトは、運搬のために2個1組で収納されています。ボルトで固定されているので、外して広げていきます。 M6のボルトや蝶ネジで固定されているのですが、最近では充電式電動ドライバーを使ってネジ外しを効率化しています。ネ…
エルムDCC交流会メンバーのMさんが、自作の先頭車用DCCデコーダーを製作したというので1セットお試しに分けていただきました。それにしてもDCCデコーダーを自作できるなんて凄いですね。基盤を設計して発注製作し、部品は全て手はんだで取り付けされているとのことでした。 <先頭車両両極性デコーダー> 配線図に従ってはんだ付けしていきます。こちらのデコーダーは両極性デコーダーです。両極性というのは簡単に言えば、ライト用出力が(+)(-)で切り替えできるという意味です。当たり前のことのようですが、DCCデコーダーの多くのライト出力はcom(+)ライト(-)テール(-)の3極で配線するようになっています。…
【公開運転会】NゲージDCC 公開運転会開催します! 24年2月15日(土)神奈川公会堂にて【NゲージDCC】
横浜駅の隣、東神奈川にてNゲージDCC公開運転会を開催します!大きなモジュールレイアウトをNゲージDCC車両が走行します。同時に路面モジュールレイアウトでも路面電車DCC車両が走行します。鉄橋やトンネルなどを走行する列車や、賑わう町並みを次々とやってくる路面電車、警笛や走行音を鳴らして走るDCC車両や、線路が動くトラバーサー、列車と連動する信号機、点滅する横断歩道信号機、自動で止まるバス停など、DCCやデジタル機器を駆使した最新の鉄道模型を公開展示いたします。 前回の運転会の様子はこちら elmdcc.hatenablog.com エルムDCC交流会 公開運転会日時:2025年2月15日(金)…
【DCC自動ブレーキ】簡単自作!アシンメトリーDCC(ABC自動ブレーキ)装置
今回は、以前も何回かご紹介した「アシンメトリーDCC(ABC自動ブレーキ)」の装置を自作してみました。以前の記事はこちら 【DCC】ABC自動ブレーキで簡易自動運転 PC無しでOK!!【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 【DCC】アシンメトリーDCC(ABCブレーキ)の設定【自動ブレーキ】 elmdcc.hatenablog.com 【ABC自動ブレーキ】DCC conscept社製のABCモジュール実験【DCC】 elmdcc.hatenablog.com アシンメトリーDCC(ABC自動ブレーキ)装置は、線路にこの装置を取り付けて対応したデコーダーを設定して走行すると…
【Nゲージ】TOMIXキハ40 DCCライト点灯化【DCC】
TOMIX キハ40東北色です。地元千葉の小湊鉄道に譲渡された際に、ネタとして面白そうだと思い入手しました。T車(写真左)はDCCライト点灯化してあります。片側の運転台のライトだけ点灯します。M車に連結して走行させるのでT車は片方だけで良いかと思いました。TOMIXキハ40の基板は、集電とモーターとライトの配線が一体の基板になっていて、基板を加工しないとライトのDCC点灯化が難しい製品でした。一応T車でやってみたのですが、ちょっと面倒な加工だった気がします。M車はDCCサウンド化してありますが、この面倒な加工が嫌だったのでライトの加工はやりませんでした。 <TOMIX キハ40 DCC搭載支援…
先日、bit値をCVに変換する計算を表計算ソフトを使って求められるように記事にしてみました。 前回の記事はこちら。 elmdcc.hatenablog.com エルムDCC交流会メンバーのあやのさんが、CV計算を自動でやってくれるJavaScriptを作ってくださいました。はてなブログに貼り付けられるように調整もしていただきました。感謝です! // 10進数を16進数に変換する関数 function decimalToHexadecimal(decimal) { return Number(decimal).toString(16).toUpperCase(); // 16進数に変換し、大文字…
【DCC】RM-CS03 超小型DCCコマンドステーション 継続使用レビュー【コントローラー】
以前ご紹介した、RM-CS03 超小型DCCコマンドステーションを3ヶ月ほど使用しています。今のところ問題なく使用できています。小さくて取り回しもよく、wifiもすぐにキャッチして使用できています。値段も考えるとかなり良い製品だと思います。 以前の記事はこちら【DCC】小型DCCコマンドステーション RM-CS03 elmdcc.hatenablog.com この製品の特徴●超小型!●価格6,000円!●スマホで操作●CV設定もできる!など、の特徴があります。 こちらから入手できます。 RM-CS03 超小型DCCコマンドステーション strv.booth.pm 紹介動画も製作しました。 yo…
【DCC】CV設定でbit値が出てくると「?」になってしまう人のために【CVとbit】
<CV設定でbit値が出てくると「?」になってしまう人のために> とにかく難しいことは考えず、直ぐにでも変換したい人はこちら↓です。ダウンロードして使用できます。 bit値をCV値に変換はこちら↓bit値 ⇔ CV値 変換 docs.google.com 4桁アドレス入力 CV17とCV18の設定値計算はこちら↓CV17とCV18 docs.google.com DCCをやっているとCV設定を頻繁に行うようになってきます。その際にbit値を設定する項目があるといつも困惑してしまいます。bit値って何?と言う人も結構いるのではないでしょうか? 今回は(自分も含めて)bit値がさっぱりわからないと…
【Nゲージ運転会】渋谷運転会2024冬 開催しました!【DCC】
渋谷運転会2024冬開催しました!大勢の皆様に見学に来ていただきました。このブログをご覧になった方も来ていただきました。ご来場ありがとうございます! 今回は、えのやんさんの新作モジュールの初公開がありました。 310mm×1つ、450mm×4つモジュールを組み合わせた長さ2110mmの集合式モジュールレイアウトです。建物や街頭にはLEDが組み込まれていて、高低差のある住宅街を駆け抜ける車両がとてもリアルでした。 NげーじDCC車両走行動画はこちら youtu.be 今回もいろんなDCC車両が多数走行しました。
【ABC自動ブレーキ】DCC conscept社製のABCモジュール実験【DCC】
ABCブレーキモジュール(アンシンメトリーDCC)、レンツ製とDCCコンセプト社製のパーツ 以前ご紹介したレンツのABC自動ブレーキモジュール(BM-1)は、自動で列車が停止する機能のみのモジュールでした。 【DCC】ABC自動ブレーキで簡易自動運転 PC無しでOK!!【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com <DCCコンセプト社製のABCブレーキモジュール> 実はレンツのブレーキモジュールの他にも、DCCコンセプト社のブレーキモジュールも購入していました。 ABC自動ブレーキモジュール DCCコンセプト社製(左)とレンツ社製(右) Zen Locomotive Decoder…
【公開運転会】公開運転会in渋谷 2024冬 開催します!!【Nゲージモジュールレイアウト】
公開運転会in渋谷 2024冬を開催いたします。今回もモジュールレイアウトを大きく展開して、NゲージDCC車両が多数走行します。モジュールレイアウトにも改良が施され、車両走行に連動した信号設備なども公開予定です。 DCCやモジュールレイアウト、鉄道模型にご興味がる方、是非ご来場ください。 <公開運転会in渋谷 2024冬 開催します!!> 日時2024年12月21日(土)14:00〜17:002024年12月22日(日)10:00〜16:00 場所リフレッシュ氷川 渋谷駅東口から徒歩約10分 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。※Nゲージ車輌の持ち込みはご遠慮ください。 前回の…
【DCCサウンド】SmileSoundをNゲージで使うときの設定メモ【Nゲージ】
エルムDCC交流会のメンバー内でもSmileSoundを使用したサウンド車両が増えてきました。しかしSmileSoundをNゲージに使用するには少しコツがあるようです。 以前にもSmileSoundの使い方をご紹介しましたが、今回はNゲージに使用するときのコツや設定方法などをメンバーのみんなに聞いてみました。以前の記事はこちら↓ 【DCCサウンド】SmileSoundの音をカスタマイズしたい〜その2〜モーターセッティング【SmileSound&DSSP】 elmdcc.hatenablog.com <モーターセッティングは重要!> SmileSoundデコーダーをNゲージに使用する場合には、モ…
先日のホビセン公開運転会2日目に展示した、エルムDCC交流会メンバーけんたろうさんの「Twelite UARTによる在線検知・自動運転システム」をご紹介します。 PCを使って4列車を交互に自動運転と在線検知の配線を無線化したシステムです。 もっと詳しい解説はこちら↓ DCC鉄道模型Tech.Lab. photo175.blog.fc2.com <DCC在線検知システムとは> DCCはデジタル制御であり様々な可能性を秘めています。 コントローラから指令を送って複数 の車両を制御したり、サウンドを鳴らしたり、 楽しみ方は多種多様だと思います。 使える機能が 増える一方、人間がコントローラで操作する…
【公開運転会】ホビセン運転会2024秋 ご来場ありがとうございました!
エルムDCC交流会のホビーセンターカトー東京店での公開運転会、今年も無事に終了いたしました。館内の至る所に運転会の告知ポスターを掲出していただきました。今回は本線モジュールをセンターに、自動運転展示と路面モジュールを左右に配置にしてみました。 動画はこちら youtu.be <本線モジュール 信号ATC> 今回、本線信号機と連動したATCシステムの実演を試みました。対応するデコーダーを搭載した車両(サークルMT40とESU)は、前の列車に近づきすぎると自動でブレーキが作動すると言うシステムですが、しっかりと稼働している様子でした。今度も改良を重ねて実用度を高めていきます。最終日の最後には、夜景…
【ホビセン2024】3Dプリント スピーカーエンクロージャー【展示解説】
<ハルニレDCC 3Dプリント スピーカーエンクロージャー> DCCサウンドで音を鳴らすにはスピーカーが必要です。スピーカーにエンクロージャーを取り付けると音が大きくなる効果があります。NゲージのDCCサウンドのためのスピーカーエンクロージャーを3Dプリンターで自作しています。横長エンクロージャーは音が大きくシャニにスッキリ収まるサイズです。透明エンクロージャーは搭載時に外から見えても目立ちません。 ハルニレDCC ショップサイト haru20dcc.cart.fc2.com 搭載例↓ 【ハルニレDCC】透明エンクロージャーで目立たない!?【ショップ】 elmdcc.hatenablog.co…
【NゲージDCC】エルムDCC交流会 ホビセン2024展示解説まとめ【ホビセン2024】
【ホビセン2024秋 公開運転会】 エルムDCC交流会主催、今年もやります!ホビーセンターカトー東京2Fにて、NゲージDCC(デジタル)モジュールレイアウト&路面電車レイアウトの公開運転会を開催いたします! <開催日時>2024年11月23日(土)13:00〜17:002024年11月24日(日)11:00〜16:00<場所>ホビーセンターカトー東京 2階入場・観覧 無料! 2024年11月にホビーセンターカトー東京店で行われる、エルムDCC交流会の公開運転会の展示解説をここにまとめておきます。 <Nゲージ車両のDCC化加工テクニック集> elmdcc.hatenablog.com Nゲージ車…
【ホビセン2024】いろいろなDCC制御のギミック【展示解説】
<いろいろなDCC制御のギミック> DCC制御で様々なギミックを動作させてることが可能です。パンタグラフの昇降や、トラバーサー、ササラ電車のササラ回転など、サウンドやライトの他いろんなDCC制御をご紹介します。 【Nゲージ】路面電車 トラバーサーを自作!!【DCC】 elmdcc.hatenablog.com 【DCC】パンタグラフ昇降とカメラカーの仕組み【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 【Nゲージ】ロカール支線へ分岐モジュール【レイアウト】 elmdcc.hatenablog.com ササラ電車 NゲージDCC化して「回る!」「光る!」「走る!」 elmdcc.hat…
【ホビセン2024】自動運転 簡単自動運転とPCを使った高度な自動運転【展示解説】
DCCを使った簡単な自動往復運転とPCを使った高度な自動運転の解説をまとめました。比較的簡単に自動往復運転を行った方法を解説します。またPCを使った高度な自動運転最新バージョンでは、配線をなくし無線で在線をPCに伝えることが出来るシステムを構築しました。 <DCCを使った簡単な自動運転> 【DCC】ABC自動ブレーキで簡易自動運転 PC無しでOK!!【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 【DCC】「DSairLite」初心者におすすめできるDCCコントローラー elmdcc.hatenablog.com <PCを使った高度な自動運転> 【Nゲージ】自動往復運転 デモ走行!!…
<A4路面モジュールレイアウト> ユニトラム線路を使ったA4サイズの路面モジュールレイアウトです。電車で運べる大きさながら持ち寄って繋げれば大きなレイアウトになります。 電車で持ち運べる!持ち寄って繋げる! A4サイズ モジュールレイアウト elmdcc.hatenablog.com A4路面モジュールレイアウトDCC運転会 elmdcc.hatenablog.com <いろいろな路面モジュールレイアウト> 【モジュールレイアウト】ドッグボーン型配置で路面電車運転会【運転会】 elmdcc.hatenablog.com 【バスコレ】ユニトラム線路のバス横断道路製作【ユニトラム】 elmdcc.…
【ホビセン2024】路面電車&トラム車両のDCC化【展示解説】
<路面電車&トラム車両のDCC化> 路面電車をDCC化して走行させています。路面電車ならではの同一線路上複数列車走行が楽しめます。バスも走る賑やかな街並みのレイアウトになりました。モジュールのサイズはA4サイズで持ち運びもできるようになっています。一部サウンド化やライト点灯化などにも挑戦しています。 【DCC加工】都電8800系のDCC化加工【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 【DCC車両走行】MODEMO製 都電7000系「更新車」”7002標準塗装”【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 【DCC化工程】MODEMO製 都電7000系【Nゲージ】 e…
【ホビセン2024】Nゲージ車両のDDCC化加工テクニック集【展示解説】
Nゲージ車両をDCC化するノウハウをまとめました。2024年秋時点でのDCC化加工テクニック集です。KATOの製品は比較的DC化しやすいです。DCCフレンドリー車両もありますので、これからDCCを始めたい方は、KATOのDCCフレンドリー車両からDCCを始めてみるのが良いでしょう!KATOの機関車は、DCC基盤に置き換えるだけで簡単にDCC化できます。ただし基盤が収まるように少し毛津ったりする加工が必要になります。TOMIXやマイクロエースは、はんだ付けなどの加工が必要になります。はんだ付けは、数をこなせば慣れてきます。やり直しも出来るので難しく考えないでチャレンジしてみるとよいでしょう。慣れ…
【ホビセン2024】信号機ATCシステム 信号システムの構築【展示解説】
<信号機ATCシステム 信号システムの構築> モジュールレイアウトにATC信号機システムを構築しました。信号機の点灯化から信号機連動システムの構築、列車と信号機を連動させるアシンメトリー自動制御の組み込みなどを解説します。 ・信号機のLED点灯化・列車を検知して点灯・前後の信号機を連動させるシステム・信号機と連動して車両を減速/ていしさせるATCシステム 【信号システム】信号システムの構築その1〜信号機の点灯〜【レイアウト】 elmdcc.hatenablog.com 【信号システム】信号システムの構築その2〜センサーとPICAXE〜【レイアウト】 elmdcc.hatenablog.com …
【信号システム】信号システムの構築その4〜信号機ATCシステムをレイアウトに追加〜【レイアウト】
前回までの制作で、信号機を前後接続して制御をすることによって、時間制御だけでなく列車の在線も条件として信号現示をするため日本式の閉塞信号機とほぼ同様の動きが実現できました。 前回の記事↓ elmdcc.hatenablog.com 列車に対しての制御ができれば追突防止が出来るので、ATC的な動きが出来る事は分かっていました。ただ、電圧を下げるだけで制御できるアナログ制御とちがって、DCC制御の場合は単純に電圧を下げる訳にもいかないので課題として悩んでいました。レンツのアシンメトリーDCC(ABCブレーキ)は知識として知ってはいましたが、往復運転するモノでしょ?という浅い理解とレンツのデコーダの…
【DCC】アシンメトリーDCC(ABCブレーキ)の設定【自動ブレーキ】
前回、DCCで簡単自動往復運転の記事をご紹介しました。 【DCC】ABC自動ブレーキで簡易自動運転 PC無しでOK!!【Nゲージ】 elmdcc.hatenablog.com 今回は、自動停止の設定を備忘録としてメモしておきます。 <アシンメトリーDCCは自作可能!> 古い本ですが赤本にもアシンメトリーDCCの記事がありました ご紹介したLenzのABCブレーキはアシンメトリーDCCとも言われており、ブレーキモジュールは自作することも可能なのだそうです。 サークルMT40のサイトに回路図がありました。ブレーキ機能 (アシンメトリーDCC) について wiki.mt40.info 赤本によると、…