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ヌラヌラと真っ赤な液体が、緑色のツルを伝って、広がってくる。「もしかして…当たった?」 ウソでしょ?アキが手を止めると、奥から真っ赤な腕が伸びてきて、ロープ…
「何だか…イヤな予感がするなぁ」 カガリがつぶやく。ザワザワ…ザワザワ…またも、周りの枝が揺れる。 ルークはおもむろに、奥に向かって剣をかまえると…「おーい、…
「危ないから、下がって!」 アキがみんなに向かって、声を張り上げると…勢いをつけて、グルグルとロープを振り回す。ビュン、ビュン!大きな音を立てて、ハサミがカマ…
するとアリスが、バッと帽子屋に飛びかかると、「いいから、取って!」グッと、帽子屋の身体をはがいじめにした。「え~っ」 すごい! アリスって、こんなに勇敢だっ…
「ホント?」 すぐにカガリが、ぱぁっと顔を輝かせる。そうして軽く目を閉じると、ルークの真似をして、耳に集中する。すると確かに、さぁさぁと、水音が聞こえてきた。…
私自身の記録です。タイトルの通り、自分が体験したこと・思ったこと・好きなこと等を語っています。だから、ジャンルとかも決まっていなく好きなもの等を突然語り出します。ときには、感情を絵にしたり、怠惰な所もあるのですごく短いときもあり…フリーダムなブログです。
真っ暗な森の中にでも、出てくるのかと思いきや…見た感じは、さっきとは全く、変わったようには見えない。「なぁ~んだ」すっかり拍子抜けして、アキが気の抜けた声を…
ルークの新しい剣は、見つかるのだろうか?「あの子の言っていたことは、本当なのかなぁ?」すべてが、信じられないのだけれど。「きっと、本当よ。 あの子も私たちみ…
私自身の記録です。タイトルの通り、自分が体験したこと・思ったこと・好きなこと等を語っています。だから、ジャンルとかも決まっていなく好きなもの等を突然語り出します。ときには、感情を絵にしたり、怠惰な所もあるのですごく短いときもあり…フリーダムなブログです。
「こっちだ」 ルークが先頭に立って、二人を案内する。周りにある緑色のツルが、風もないのに、サワサワと揺れる。どこかから、小さな声で「どうする?」「どうする?」…
「何をしている?さっさと行くぞ」 ルークが焦れたように、二人を待ちかまえている。「わかったわ」アキもカガリも、やはり男の子のことが気にかかるけれど、仕方なく背…
「何をしているの?」 アキの様子に気が付き、カガリがアキに尋ねる。「えっ?いや…ゼペットさんは?」さっき、助けてくれたはず…なのに!それなのに、姿が見えない。…
「とにかくキミたちは、滝へ向かう。 その裏側に、キミたちが最も必要とするものがあるはずだ」 なぜか急いでいるように、早口で男の子はそう告げる。「滝に?」「この…
「えっ?」「わかったら、ボクの言うことを聞いて! あの魔王を倒すには、特別な剣が必要なんだ」「特別な剣?」「どんな剣?」 アキとカガリが口をそろえて、男の子に…
「じゃあ…一つだけ、お姉さんたちに、いいことを教えてあげる。 お姉さんたち…ジョーカーと戦うんでしょ?」 無邪気な顔をして、男の子は二人に向かって話しかける。…
「魔王の一部?」 それは、なに? まただ…と、アキの代わりに、カガリが男の子に話しかける。「その黒い石の下に…埋まっているの?」 今度は、魔王のどこの部分だ?…
「お墓?」 こんな所に、お墓?アキはポカンと、口を開ける。「お墓って…誰のお墓?」屋敷の地下にお墓だなんて…この屋敷のオーナーの墓なのか?(人目を避けたいって…
「ねぇ…あなた、お名前は?」 いくつ? どこから来たの? 一人で来たの?聞きたいことは、山ほどあるのに…なぜか、ありきたりのことを尋ねる。「えっ?名前?」男の…
「お姉さんたち…何でここにいるの?」 男の子はじぃっと、アキとカガリを見ている。ルークは少し離れた所で、少年の様子を見張っている。「あのねぇ~お姉さんたちは、…
「まさか…魔物にさらわれてきたの?」「ケイタみたいに?」 アキとカガリは、顔を見合わせる。その男の子は、膝を抱くような姿勢で、膝の間に頭を埋めるようにして、眠…
ゼペットさんもひょいひょいと、ツルからツルへと飛び越えて行く。グングン緑色の奥へと突進して行くと、さっきとは明らかに違う空気の場所に。たどり着いた。「なに?…
「え~っ、これ?」「これを、どうするの?」 緑色のツルを目の前にして、アキとカガリに、ツルの先端を巻き付けると、「ちょっと、ガマンしろよ」自分もブランとツルに…
「待てぇ~!」 しわがれただみ声が、アキとカガリい向かって、放たれる。アキのポケットの中で、手鏡が白く光を放つ。「アキちゃん!」カガリがアキに向かって、何かを…
「あっ、あぁ~!」 思わず、アキとカガリが叫ぶ。ルークの剣が、光を放って、カン!と跳ね返る。「おーい、こっちだ!」聞き覚えのある声が、聞こえてくる。「えっ、だ…
ウィーンいきなり機械音がすると、アキたちの背後で、ピカピカと何かが光り出す。「えっ、なに?」アリスが声をもらす。「油断したなぁ」ヘッヘッヘッと帽子屋が笑って…
『ハウステンボス ホーンテッド・ハロウィーン 2024』のネタバレなし感想/かつてのUSJハロウィンの雰囲気を楽しむことができる、ハウステンボスの怖いハロウィンイベント
映画好きな四十郎のおっさん999が、『ハウステンボス ホーンテッド・ハロウィーン 2024』のネタバレなし感想を投稿しました。
「回収?」 回収と掃除の、どこが違うの?アキは、黒い影をじぃっと見つめる。「あれはきっと、回収して…新たな何かを作るんじゃあないかしら?」ずいぶん、乱暴な推測…
「よかったぁ~」 思わずカガリが、ため息をつく。「安心するのは、まだ早いわ」アリスがすぃっと、洞窟の隅を指し示す。「えっ?」 何があるというの?アリスの指す方…
Haunt邦題: 『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』2019年アメリカ【あらすじ】DV彼氏から暴力を受けたHarper(ハーパー)。そんな彼女を慰めようと、ルームメイトのBailey(ベイリー)がクラブでのハロウィンパーティーに誘い出す。そこには友人数名が集まっていた。彼らは人里離れた場所にお化け屋敷があるとの情報を得て、そこへ向かうことに。入口でピエロのマスクを着けた男から、お化け屋敷のルールを知らされるハーパー達。...
「光を見るな!目をやられるぞ」 ルークの鋭い声が、二人にかかる。えっ?まばゆい光が、レーザーのように、光をまき散らしている。アキもカガリも、ルークの言うことに…
「魔王の目?」 どう見ても…ただの石にしか見えない。だがルークは、まったく表情を変えずに、「魔王は…こんな目を、いたるところに置いている。 そうして周りの様子…
アキはちっとも、こりてはいないようだ。「ねぇ、カガリちゃん!ちょっと見てよ」すぐにアキは、カガリに話しかける。「なぁに?」よく見ると…アキの頭の近くに、何か…
「いや、それは…おすすめしないなぁ」 ルークは目をそむけたまま、スタスタと歩きだす。「えっ?なんで?どうして?」救急用の薬代わりに…と思ったのだが。「あれは、…
「あれって、コウモリ?」 カガリが思わずつぶやくと、「いいえ、あれは人よ」アキがキッパリと、言い切る。「人?」大きさは、先ほど現れた翼のある者と同じくらいの大…
「え~っ、鏡で?」 本当に、そんなことが出来るのか?だが、このまま何もしなかったら、おそらくみんなが共倒れになってしまうだろう。「アキちゃん、試してみて」なる…
「私が行くわ」 意を決して、アキがルークに向かって、そう宣言する。「そうか」ルークはさして、余計なことを言わず受け入れる。だがカガリは、アキの方を向くと「ダメ…
「大丈夫よ、カガリちゃん」 アキがギュゥッと、カガリの手を握る。「ルークもいるし、鏡もあるし…ね」帽子屋さんは、あんまり当てにはならないかもねぇ~そうつぶやく…
「へっ?」 カガリちゃんってば、何を言い出すかと思ったら!アキは思わず、カガリの顔をじぃっと見つめる。「あのお化け屋敷のこと?」こことは見た目がそっくりだけど…
リエちゃんの才能 ベースとなったのはこの仮面↓ クラフト用のこの仮面にあれを付けこれを付けあれを塗りこれを塗り 何日もかかってリエが作り上げたのがこちら…
「ほら、やっぱりバンシーだ!」 勝ち誇ったように、帽子屋が言い放つ。「いいえ、違うと思うわ!」 そうよ、気のせいよ!アキが強気で言い返す。「赤い目の女の人なん…
「どっちにしても、不吉なんでしょ?」 帽子屋の顔を見ているうちに、アキはこんな話はこれでやめよう…と、思い直す。「不吉だって? 不吉なんてものじゃない…きっと…
この雨の土曜日、ハロウィンイベントが開催されてて、子供を連れて遊びに行ってきました。 今年で3回目?だったかな?(そう言ってた) 焚火ナイトってことで、通常なら17時で閉まる施設が21時まで開いてて、焚火を楽しめるっていう感じ。 いろんなシ
「バンシー?」「なによ、それ」 アキとカガリは、聞きなれない名前を聞いて、けげんな顔をする。「えっ?バンシーだよ!知らないの?」え~っ、ウソだろ?帽子屋は、大…
はぁ~あからさまに、帽子屋がため息をつく。「そんなことをすると、思うか?」 心外だなぁ~大げさに肩を落としてみせると、帽子屋はクルリと再びこちらを向く。えっ…
「あら、可愛いお嬢さん! どうしたの? ずいぶん、震えているんじゃあないの…」 透き通った声が、二人の耳に届く。だが、こんな水たまりから、人が現れるなんて、到…
一瞬、誰かがこちらをのぞいているのか、と思う。(いや、いや、ただの水たまりよ! そんな所から、のぞけるはずがない)そう思った瞬間、アキはハッと我に返り、「だ…
昨日のお祭り見物の疲れで3日4日はギクシャクしているだろうなぁと諦めの境地だったけど、よく眠ったら意外と大丈夫だった。 ちょっと筋肉痛が残っている程度で、快活CLUBの段差でグキッとしてしまった左膝も何とも無い。 毎日寝不足さえしなければすぐ元気になりそうで良かった良かった。 川越まつりのつづき。 コメダに向かう途中、おびんずる様の蓮馨寺に寄った。 境内のお化け屋敷。見世物小屋の年もあったような記憶。 客寄せの口上(年輩のお姐さん)が楽しい。 けっこう中に入って行く人いるんだよな。叫び声とか笑い声とか外まで聞こえて来て賑やかだった(笑) 餡餅屋台も見つけたよ。 配偶者氏はよく行くお祭りの何処ら…
「あの…さっきのクラゲは?」 おずおずと、カガリがルークに尋ねる。「あぁ~」そういえば…無数に浮かんでいた、あのヒラヒラとした電気クラゲの姿が見えない。「さぁ…
「驚いたなぁ」 ルークは、アキとカガリの顔をじぃっと見つめる。「何がですか?」アキとカガリは、キョトンとするけれど…「ねぇ、その鏡、どうしたの?」珍しそうに、…
タラリ…緑色の汁は粘着質で、長く糸を引いて、アキの手にしたたり落ちる。粘り気のある汁が、アキの手にかかると…黒ずんだ皮膚に、その汁がコーティングするようにし…