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「口紅」(クチベニ)は、太めの花弁で、桃色の覆輪が入ります。10月上旬の咲き始め、ピンクの地色に赤く糸覆輪が入りました。10月中旬には、白地にピンクの覆輪ば入る花となりました。こちらが通常の花で、花弁が太い。花時は南の玄関前に移し、現在はまた自宅北側軒下の棚に移動しました。鉢植えの大文字草(13)「口紅」
「瀬戸緑」はライムグリーンの標準花、小輪多花性で、長い期間咲きました。咲き始めは10月上旬でした。緑花で、「大」の字型の花弁にはフギレも入ります。10月中旬、満開となった10月下旬です。11月上旬でも、花は生き生きと咲き続けました。夏の猛暑で葉枯れしながら、この開花姿に強い生命力を感じます。鉢植えの大文字草(14)「瀬戸緑」
ダイモンジソウの「雪輪」(ゆきわ)は、白花の八重咲種です。10月中旬の咲き始めです。小輪ですが、八重の花弁にはフギレも入ります。花数が増えた10月下旬です。開き始めの雄しべの葯は赤く目立ち、花弁を開き切ると、葯を開いて花粉を飛ばし、雌しべに受粉します。11月上旬、受粉が済んで、花弁には傷みが出てきました。鉢植えの大文字草(15)「雪輪」
「恋花火」は紅花の標準花です。猛暑の夏に葉を傷め、花茎は1本だけ上げました。10月下旬に開花です。花弁先や中心部で、白く抜ける感じがあります。6日後の10月末、1本の花茎に、大きめの花を密に咲かせました。咲き始めは濃色ですが、徐々に紅が薄れて、11月上旬には、淡いピンクに変わって、花を終えました。鉢植えの大文字草(16)「恋花火」
自生するダイモンジソウは「大」の字型の白花が殆どですが、育種が進み、園芸化した現在は、様々な色形の花が流通しています。「黄金の舞」は、幅の広いフギレ弁の多弁花で、黄緑色の大輪花です。10月上旬、3号の小鉢植えで、1本だけ花茎を伸ばし、最初の1輪が開きます。10月中旬、まだ短い花茎で、大きく切れ込んだフギレ花弁、緑味がかった黄金色の花が、開き切りました。11月初め、1輪目の開花後も花茎を伸ばして、頂点に、2輪目が開きました。上が1輪目、下が2輪目の花です。5日後の11月上旬です。鉢植えの大文字草(17)「黄金の舞」
ダイモンジソウの園芸種「かげろう」(陽炎)は桃色花で、太いフギレ花弁が特徴です。10月中旬に咲き出しました。10月下旬、見頃を迎えました。6日後の10月末、咲き始めの花は色濃く、徐々に色が薄れていきます。11月上旬になると、萎れて茶変した花が出てきて、遅れて咲いた花だけが、ピンクを主張しています。鉢植えの大文字草(18)「かげろう」
「朝倉斉明」(あさくらさいめい)は、濃い紅色の標準花で、下の2枚が長く伸びる感じがあります。11月上旬の開花姿、3号鉢植えで2本の花茎を上げました。11月半ばです。咲き始めは濃い紅色ですが、徐々に薄れてピンクへと変わっていきます。鉢植えの大文字草(19)「朝倉斉明」
「くれない」は紅花の標準花で、長年の鉢栽培で維持され、草姿も花も小型です。10月下旬、2本花茎を上げて、1本が咲き始めました。11月初めです。残る1本の花茎でも開き始めました。その5日後です。今は、花を終えて、自宅北側軒下で休んでいます。鉢植えの大文字草(20)「くれない」
撮影枚数が少なかった、八重咲の桃色花3種です。「宝玉」(ほうぎょく)は、明るい桃色の多弁花で、幅広花弁で、本来は多花性ですが、10月中旬にかろうじて1輪を、次の「華扇」(かせん)は、10月中旬の画像1枚だけです。幅広のフギレ弁で、大輪の八重咲花です。「宴」(うたげ)は、桃色細弁の八重咲花です。10月下旬、3本の花茎を上げて、咲き始めは色濃く、11月初めには、色が薄れてきました。鉢植えの大文字草(21)八重咲の桃色花3種
「紅孔雀」(べにくじゃく)は、紅花の八重咲き種です。近年我が家に来た園芸種で、大文字草とは思えない豪華な花を咲かせます。10月下旬の開花姿です。幅広のフギレ花弁で、弁先に白が差し、色形ともに派手、11月上旬には、紅色が薄れて、ピンクの花色が増えました。後から咲いた花の中には、花弁数が少ない花もありました。鉢植えの大文字草(22)「紅孔雀」
「白糸の滝」は、白花八重咲で、花期が遅い品種です。白く長い花弁の動きが、流れ落ちる滝を思わせます。11月上旬、3本の花茎を上げて、咲き始めです。丸めた花弁を伸ばし出し、11月中旬です。この後は天候悪化の中で、花弁が茶変して、終いを迎えています。鉢植えの大文字草(23)「白糸の滝」
例年より遅れて咲いた「四国あけぼの」は、桃色花の八重咲種です。11月初め、1本の花茎で咲き始めです。その4日後、3本の花茎で咲いてきました。11月半ば、初めに咲いた花は茶変し始め、咲いたばかりの濃い桃色花は、花弁数が少なく、終盤を迎えた淡い桃色花、まだ蕾の短い花茎がありますが、この後の、悪天候と寒冷化で、花を終えました。鉢植えの大文字草(24)「四国あけぼの」
「美里」は桃色の標準花で、淡く白覆輪が入るようです。11月中になって、今年一番最後に咲いた花です。花茎1本だけで、3日後、11月下旬になると、色が薄れてきましたが、開いたばかりの花、今も玄関外で咲いています。以下はラベルを失い品種名が不明の4鉢です。10月下旬に1輪だけ咲いた、強烈な赤色の花です。以下は11月上旬に咲いた、桃色花3鉢です。花形が少し変わっている1鉢、標準花の1鉢、終いは、1部に多弁花が入る桃色花です。以上で、今年咲いた大文字草のまとめを終わります。鉢植えの大文字草(25)「美里」他4鉢