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『修羅の門 第弐門』は、どうしてあそこまでつまらなくなってしまったのか(2)。
さて、『修羅の門』が終わって15年ほどたち、続編が出るというので、期待して単行本を買ったわけだが、結局、最後まであのワクワクする格闘シーンが甦ることはなかった。 というのも、前述した通り、九十九が挑戦者ではなく、伝説のチャンピオンになってしまったからである。 新たな敵として、九十九不在の3年の間に格闘技の理論が進歩し、近代理論に従った格闘家たちが、幅を効かせているという設定になっている。 ところが、その近代格闘家たちがさっぱり魅力的でなく、しかも強さが全く感じられない。 近代格闘家たちの過去の戦いが描かれることがなく、登場人物の語りだけで、彼らの強さを描いたからである。 それは、『ロッキー4/…
『修羅の門 第弐門』は、どうしてあそこまでつまらなくなってしまったのか(1)。
『修羅の門』の続編である、『修羅の門 第弐門』(以下、第弐門)を久々に読んだ。 最初の『修羅の門』は、何度も読み返したが、続編の方は、買ったときに一読したきり、本棚の隅で眠っていた。 続編は、大抵つまらなくなると言うが、その言葉をこれほど実現したマンガも珍しい。 再読したら、やはり、つまらなかった。 そこで、どうしてこれほどつまらなくなったのか、考えてみた。 まず、最大の原因は、主人公である陸奥九十九の立ち位置であろう。 最初に出て来たとき、九十九は挑戦者だった。 最初の相手は、過去の格闘技マンガの大半で主役を占めていた、極真カラテをモデルにした、神武館。 言うなれば、すべての格闘技ファンが認…
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」のラストで明かされた幻の地下格闘技大会。いつ、誰が開催し、どんな顔ぶれの格闘家たちが出場したのか。
増田俊也さんの名著「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を十数年ぶりに再読。ラストで明かされる驚愕の事実とは。
おとといのワールドプロレスリングね なるほど、猪木の追悼か!と思って 思わず録画しながら見てしまった。 世紀の凡戦、泥試合と言われた「猪木VSアリ戦」・・・ 子供の頃、何かで見たけど 当時、確かに「何だこれ!?」と思いました。 「全然面白くない!つまんねーよ!」 「コブラツイストとか卍固めやれよ!」と。 ところが・・・ その後「総合格闘技」というジャンルが生まれ 総合格闘技の目線で見れ…
またまた昭和のスターが… アントニオ猪木さんと三遊亭円楽師匠
昭和のスター、私たちのHEROが次々とお亡くなりになりました… アントニオ猪木さん日本プロレス界を牽引したまさに “燃える闘魂” 現役時代はタイガー・ジ…
【アントニオ猪木さん死去】全身性アミロイドーシスで闘病 モハメド・アリとの「異種格闘技戦」で世界が注目 名言「元気があればなんでもできる!」
元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さん(79)が1日、自宅で死去した。全身性アミロイドーシスで闘病中だった。世界ヘビー級王者・モハメド・アリとの「異種格闘技戦」は注目を浴びた。89年に「スポーツ平和党」を立ち上げ、「国会に卍固め」、「消費税に延髄斬り」をキャッチフレーズに第15回参議院選挙に比例区から出馬し初当選。今年の日本テレビ「24時間テレビ」には生出演し、「元気ですかー!?元気があればなんでもできる!」と声を絞り出した。 タバスコを日本に広めたのもアントニオ猪木さんだった。