メインカテゴリーを選択しなおす
『修羅の門 第弐門』は、どうしてあそこまでつまらなくなってしまったのか(2)。
さて、『修羅の門』が終わって15年ほどたち、続編が出るというので、期待して単行本を買ったわけだが、結局、最後まであのワクワクする格闘シーンが甦ることはなかった。 というのも、前述した通り、九十九が挑戦者ではなく、伝説のチャンピオンになってしまったからである。 新たな敵として、九十九不在の3年の間に格闘技の理論が進歩し、近代理論に従った格闘家たちが、幅を効かせているという設定になっている。 ところが、その近代格闘家たちがさっぱり魅力的でなく、しかも強さが全く感じられない。 近代格闘家たちの過去の戦いが描かれることがなく、登場人物の語りだけで、彼らの強さを描いたからである。 それは、『ロッキー4/…
シルベスター・スタローンとは気が合ったのか。『ロッキー2』(79)(1979.11.7.渋谷スカラ座.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b9dab2190294be7d340be9b00517b185『ロッキー3」(82)(1982.7.12.川崎グランド.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4671af8668560f74725f00855c8bf66a『ロッキー4/炎の友情』(85)(1986.6.13.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/da804f5f7be18494b66c20d6f952312d『ブルースが聞こえる』(88)(1988.9.20.みゆき座)https://blog.goo.ne.j...撮影監督ビル・バトラーの仕事2
今となってはペレストロイカも功罪がささやかれ、評価が分かれるところもあるが、ミハイル・ゴルバチョフの登場と政策は衝撃的だった。映画でも、例えば、『ロッキー4/炎の友情』(85)『パッケージ/暴かれた陰謀』(89)にはそっくりさんが登場した。その頃、アメリカ映画でゴルバチョフを演じられそうな俳優は、その髪形や風貌から、ピーター・ボイルが案外適役だと思うと書いたことがあった。『ロッキー4/炎の友情』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/da804f5f7be18494b66c20d6f952312d『レッドブル』(88)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7ec9ceca04ab3527dd5babb7e6095a5c『パッケージ/暴かれた陰謀』htt...ゴルバチョフとアメリカ映画