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こんにちは!今日は突然、冬到来のような寒さでした。今日はお布団も取り出して、衣替えもして、急いで冬準備を済ませました。さっきすこしお布団に入ったら、もこもこであったかくて気持ちよくて、明日の朝起きれるか心配になってきました。 というわけで早速、本日紹介するのはこちらの絵本です。 『あさがくるまえに』 ジョイス・シドマン 文 ベス・クロムス 絵 さくま ゆみこ 訳 版画の美しい絵に引き寄せられて手に取った絵本です。あさがくるまえに、という夜から朝にかけて何かを想起させるタイトルでありながら、窓辺でぬいぐるみと一緒に寝ている女の子が描かれています。物語の終わりのようなワンシーンですが、ここからどん…
Follow @hayarin225240 6 ジョージ・デラクの決断 宇宙船はマリナスに入港する二日前、突然の危機に直面した。 それは何の前触れもなく、人々に襲いかかった。 「キャー!」 客室が左に大きく傾き、船客は座 …
私のスポットライト/児童文学・青春小説/感想・レビュー・あらすじなど
彩希は、顔も成績も家柄も地味でごく普通の今どきの中学2年生。 それに比べ従弟の美冬はかわいくてスタイルも良く、私立の中学に通っている。 文化祭のクラス劇で、成り行きから主役をやることになった彩希は、演劇の楽しさに目覚めていくのだが、目立つようになってくると、クラスのみんなからイジメられるようになってしまう。 「私なんかさ、やっぱり……」 言いかけて、次の言葉が出てこない。つぶやいたとらん涙が出た。 「やっぱり、なんかやっちゃダメだったんだ……」 私のスポットライト/林真理子 作/ポプラ社 クラスには、成績が良く顔もそこそこで気が強くて出たがりの莉子のグループが一軍として君臨している。 彩希は顔…
こんにちは!本日は南と華堂さんでお店番を行いながら、棚の本を入れ替えしました。 11月のテーマは ”舞い込む” です。どの本にも共通に出てくるのが家。そこになにかが突然舞い込んでくるのです。家の扉を開いたがためにオオカミに襲われる物語もありますが、この物語たちは安心してください。ハッピーが舞い込みます。しかも秋から冬にかけての季節にぴったりな本が揃いました。本リストはこちら! 【本リスト】 ※11/5現在 『こぶたのレーズン』 『あさがくるまえに』 『ふくろうくん』 『きんいろのとき』 『こぶたのレーズン』 バーリント・アーグネシュ 作 ブローディ・ベラ 絵 ↓記事はこちら ハンガリーで生まれ…
こんにちは!おでん文庫の11月の本棚のPOPを作成しました。 11月のテーマは【舞い込む】です。 12月の年末を意識し始める11月。年の瀬に向けて、残りの日々を惜しみながら、やること、やりたいことに向き合っていくように思います。 そんな季節に”舞い込む”と聞くと、日々やることがパンパンなスケジュールに何が舞い込むんだと、おもわず身構えてしまうかもしれませんが、安心してください!予定外のハッピーが待っています。 舞い込む、という偶然で奇跡的なできごとがどんな物語を紡ぐのかを知ったとき、ちょっとでも忙しい日常の中に可愛げを見つけられたらいいなと思います。 それでは次回からテーマ本を紹介していきます…
Follow @hayarin225240 5 退屈な宇宙の旅 結局、宇宙旅客船ノーヴァは予定より三十分程遅れて、地球を後にしたのだった。 脇田はマリコのはしゃぎ声で眠りを妨げられ、しばらくぼんやりとしていた。 マリ …
こんにちは!最近、秋晴れが気持ちいいですね。元気よく半袖で出かけたら、外で半袖の人を一人も見かけなくて、日傘を深めに差して歩きましたとさ。 さて、おでん文庫の10月の本棚テーマ”おくりもの”の本紹介は、今回でラストになります。 『きんいろのとき』 アルビン・トレッセルト 文 ロジャー・デュボアザン 絵 江國 香織 訳 アルビン・トレッセルトとロジャー・デュボアザンのふたりの絵本『きりのなかのかくれんぼ』が好きで、ふたりの作品を辿っていたときに出会ったのがこちらの絵本でした。訳は江國 香織さんということで、読む前から期待も高まってしまいます。 『きりのなかのかくれんぼ』では、訳を片山 令子さんが…
イグアナくんのおじゃまな毎日/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど
樹里(ジュリ)の家は祖父が建てた家だったけれど、ガタがきたので両親が改築をした。そのとき、ちょっと贅沢をして、おしゃれで工夫をこらした〈サンルーム〉をこしらえた。 そこでパパは日光浴をしながら寝椅子で好きな本を読み、ママは日光浴しながら、好きな植物を育てるつもりだった。ところが…… 親戚の徳田のジジイに、孫の勉が面倒見きれなくなったイグアナを、「誕生日のお祝いに恐竜をあげる」とだまされて、強引に押しつけられたのだった。 断りたいけど、徳田のジジイはパパの学校の理事長なため断れず、サンルームはめちゃくちゃになり、平和だった家庭にも大嵐が吹き荒れることに・・・ (ノ・ω・)ノオオオォォォ- イグア…
こんにちは!今日は仕事が思うように進まずに、先程までしなびていました。夜遅くまで働くと悩みが次々と浮かんでしまって結局、早く寝た方がよかったりするのですが、夜は悩むのをスパッとやめるのがどうにも下手。今日はこのブログを書いている間に、ほどよい睡眠に襲われて、スカッと寝よう。 それでは本日紹介するのはこちらの絵本です。 『アフリカの音』 沢田 としき 作・絵 沢田 としきさんは、アフリカにあるエンザロ村に図書館を作った日本人メンバーのひとり。そのことを知ったのは、『エンザロ村のかまど』という絵本でさくま ゆみこさんの紹介文を読んだことから。 「アフリカ子どもの本プロジェクト」を立ち上げているのを…
Follow @hayarin225240 3 機長はどこ行った? コクピットは出航前だというのに、やけに騒がしかった。 深くて重い鼻息が、まるでエンジンの音のように室内にとどろいている。 時折、鼻をすする音や咳払いの音 …
こんにちは!友達のおすすめで『モブサイコ100』のアニメを見ていたら、筋肉を付ける努力をしている主人公のモブ君に感化されて今日は久しぶりにジョギングをしました。続けたい…! 本日紹介するのは、今月の本棚でオチオシしたいこちらの絵本です。 『あんちゃんのたんぼ』 梅田 俊作 作 絵も内容も一度読むと心に残る絵本です。絵も文章も作者がひとりで手がけている絵本というのは見かけることがありますが、それってなかなか出来ることではないですよね。 絵が絵本の中の要素として重要であることはもちろんなのですが、ある程度自分で文章を読んで理解や想像を膨らませることができる小学生が読むものとなってくると、人の気持ち…
Follow @hayarin225240 2 マリコと猫背の男 出航間際になって、さらに二人の男性が入ってきた。 背の高い男性は奥の方へ、猫背の男は、マリコの向かいに座った。 マリコは抱いていた膝を降ろして、今度は軽く …
偕成社(かいせいしゃ)少女名作シリーズの人気の理由3つと中古本相場について探ってみた
先日、断捨離でメルカリで売った古い本が思わず高く売れてその後、別の方々からも『まだ出品していない本があればぜひ
Follow @hayarin225240 あらすじ 地球から遥か彼方の惑星マリナスを目指す宇宙旅客船ノーヴァ。旅行客は宇宙空間の気ままな旅を満喫していた。ノーヴァは小惑星帯を航行中に氷の塊に衝突する。宇宙船は大きな損傷 …
こんにちは!今日は冷たい風が吹いて急に涼しくなり、気温が20度以下かと感じる勢いでしたが、最高気温が25度くらいありました。それくらい夏の気温が強烈だったということですね。ひとまずは夏を乗り越えたことを喜んで、それから秋に浸っていきたいです。 今回紹介するのは、10月の本棚テーマの決め手となった本です。 『つるばら村のパン屋さん』 茂市 久美子 作 中村 悦子 絵 この表紙がすごく好きです。ウサギたちが覗き込んでいる窓の内側には、焼き立てのパンの香りが広がっているのだろうかと想像をしただけで、なんだか幸せな気持ちに包まれます。 この幸せな食欲を我慢しなくてもいいんだよと、自分に許しを与えられる…
こんにちは!本棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんで、棚の本を入れ替えしてきました。店主さんと熱い絵本トークをして、身体がポカポカ!自分は奥深い児童文学の世界へ足を踏み出すきっかけを作れるように、ブログで発信をしていきたいです。 ということで本題の10月のテーマは ”おくりもの” です。本リストはこちら! 【本リスト】 ※10/1現在 『あんちゃんのたんぼ』 『つるばら村のパン屋さん』 『アフリカの音』 『きんいろのとき』 『あんちゃんのたんぼ』 梅田 俊作 作 『つるばら村のパン屋さん』 茂市 久美子 作 中村 悦子 絵 『アフリカの音』 沢田 としき 作・絵 bookclub.kod…
こんにちは!おでん文庫の10月の本棚のPOPを作成しました。 10月のテーマは【おくりもの】です。 初めは実りの秋をテーマに、「収穫」というテーマ名が浮かんでいたのですが、しっくりいかず、なんでだろうと考えていました。そんなときに読んだ一冊の本(10月の本棚にも置く予定です)。パン屋さんの主人公が、動物や不思議な生きものからもらったものから、新しいパンのアイデアを閃くのです。 そこで思いました。「収穫」という名前では、その先が見えない気がするのす。手に入れて終わるような。このパン屋さんの主人公のように、誰かからの「おくりもの」を、今度は誰かへの「おくりもの」に。「おくりもの」を受け取った人の気…
こんにちは!先週末にコロナになり、今週はブログ更新をお休みするか悩んでいたのですが、書きたくなって、更新しちゃいました☆ 9月の本棚テーマ【月さんお星さん】のラストは希望の星の本です。 『片手いっぱいの星』 ラフィク・シャミ 作 若林 ひとみ 訳 太田 大八 装丁 片手いっぱいの星。かみしめたくなるタイトルです。手の届かない場所にある星、そういう遠くにある存在だからこそ夢や願いを託すこともあるのだと思うのですが、そうした物理的な障害をひゅんと飛び越えて、星を掴んでいる子どもが、キラキラして目の前に現れました。 このキラキラした星、掴むか掴まないか選択肢が選べるとして、気軽に掴むことはできるでし…
Follow @hayarin225240 15 ファットオーブ最後の謎 ひとつだけ、ぎもんがある。 それはハメット先生がどうしてファットマンに変身できたか、ということだ。 ランディが言っていたことだけど、勇者という …
Follow @hayarin225240 14 ファットマンの復活 デパートは、テレビの画面で見た警察官でいっぱいだった。 ハメット先生の姿は見つからなかった。 やがて、何人かの警察官が、男の人をとりおさえていた。 盗 …
こんにちは!今日は本を紹介するにあたり、ずっと哲学について頭を悩ませていました。悩んで頭が燃えカスになっただけで、一日が終わりました。 そんなこんなで、本日紹介するのはいつか本棚に置きたかったスイスの作家の物語です。 『まだ世界が若かったころ』 ユルク・シュービガー 作 ロートラウト・ズザンネ・ベルナー 絵 松島 富美代 訳 9月の本棚テーマ【月さんお星さん】で紹介をしている本の中で、今回は少し変化球の本になります。1冊で1つの物語が紡がれているのではなく、さまざまな短編(短くて3ページというのも)がある中に、星が登場する物語があります。 タイトルの『まだ世界が若かったころ』というのも、なんだ…
Follow @hayarin225240 13 アイダ先生の危機 日曜日にランディは、ぼくの家に遊びにきていた。 なんだか、ふたりでいっしょに生活しているみたいだけど、ほんとうにあいつとぼくは仲がいいんだ。 ぼくはある …
「赤い実はじけた」は名木田恵子さんが書いた物語で、1992年~2000年まで光村図書の小学6年生の国語の教科書に掲載されていたそうです。 名木田恵子さんと言えば水木杏子名義で私の好きな「キャンディ・キャンディ」や「サンデイズチャイルド」の原作者でもあるので、この「赤い実はじけた」には興味をもっていました。 この本は「赤い実はじけた」の他に6つの物語、合計7つの短編小説がおさめられています。 ①「赤い実はじけた」🍎 ヒロインの綾子は怖そうなイメージがあり今まで苦手だった岡本哲夫の親が経営している魚屋さんに買い物に行った時、哲夫がお店の手伝いをしたいた姿を見て学校で見るイメージと違っていて、その瞬…
投稿 の抜粋 イラストレーターakaiki×shiroimiが作画させていただきました作品が手元に届きました!なので作品のご紹介
こんにちは!いつも先に本文を書いてから、ここの前置きのような文章を書いているのですが、今回の文章はこってりかもしれません。7・8月の本棚テーマでひとりの作者を取り扱ったこともあり、なんだか自分の中で山下さん像が作り上げられてしまった文章になりました(汗)。いろんな考え方、物の見方があると思うので、私自身決めつけないように気を付けていつつも、人からAの意見を聞くことで、違うBが浮かんでくることがあることを思うと、つらつら自分の考えを書いていくことが新しい考えを生むのかな…と前向きな期待を込めて。十人十色で感じ方・考え方はいろいろあることを、本を読んでいると思うようになります。世界が広いと分かるこ…
今朝は、4時ぐらいにようやく涼しくなった気がしています。まだまだ暑くて、夏の疲れも取れないまま秋になりそうですね。湿度は高いですが、今日は少し気温は低そうですが、湿度は高いですね。昨日朝に飲んだ、いただき物のトマトジュース。濃厚で美味しかったので早速お昼に使いました。 お昼、カッペリーニでパスタ。ニンニク醤油に漬けてあった貝柱とオクラを炒めて入れてみま...
こんにちは!昨日の夜、さえぎる雲も無く、月が綺麗に見えるなあと思っていたら、今日が今年で一番地球から近い大きい満月がみられるそうです。別の話で、ある漫画で月の引力が潮の満ち引きに関わっていて、そのせいで涙が溢れてくるといったくだりがあったことを思い出しました。これもまたちょうど本日、ジブリ映画の「君たちはどう生きるか」を観た際に泣きました。映画館で見るつもりのなかった奴が心を揺さぶられて家路に着くのでした。 そんな満月の引力が涙も心を引き寄せるような日におすすめの、お月さまと少女の甘やかな時間を描いた絵本を紹介します。おでん文庫9月の本棚テーマ【月さんお星さん】の紹介1つ目にぴったりの真っ直ぐ…
Follow @hayarin225240 11 ファットオーブ ぼくらと先生はマーキュロ駅で汽車にのった。 この町には、昔、勇者マーキュロが住んでいたという伝説があるらしい。 ランディがそう言うし、先生だってそのことを …
クリーヴランドの貧民街の一角に、空地がありました。 そこはあらゆる廃棄物が捨てられている、いわゆるごみ溜めでした。 ある年の春、ひとりの女の子がここにマメを蒔きます。 空地をきれいにしようとか高邁な気持ちでしたのではありませんでした。 ただ、死んでしまったお父さんが昔、お百姓さんだったから、マメが育っていくのをお父さんが喜んでくれるだろうと思ったからです。 すると・・・ 種をまく人/ポール・フライシュマン 作/片岡しのぶ 訳/あすなろ書房 それを古びたアパートの窓から見ていたのは、アナという年老いた女の人でした。 悪ガキが集まり犯罪がよく起こる場所だったので、埋めたのはドラッグかお金か拳銃だと…
こんにちは!本日は、棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんのお店番をしながら、本棚の中身を入れ替えました。 お店ではちょうどアイスランド絵本のパネル展が開催されており、しげしげと展示パネルやアイスランド関連本を眺めていました。アイスランドは3月に山をテーマで扱ったのをきっかけにアイスランド関連の本をいくつか読んでいるうちに、火山や間欠泉、地球の割れ目、月面着陸の練習場所になったなど、自然に関することや、国民に大事にされてきたアイスランドの言語について、興味がまだまだ熱いです。お店で掲示している案内POPの画像を最後の方に貼っているので、雰囲気を知る参考にしてもらえたら! さてさて9月のテー…
こんにちは!おでん文庫の9月の本棚のPOPを作成しました。 9月のテーマは【月さんお星さん】です。 以前一人暮らしをしていたおうちでは、仕事の帰りに月がぽっかりとよく見える道があり、その月お疲れさまと声を掛けられ、私も心の中で言葉を返すような、そんな交流をしていたような気がします。そんな思い出を込めて、夜空と対話している様子をPOPにしてみました。 用意するのは4冊。それぞれ趣が違っていて、賑やかな取り揃えとなっています。きっと、夜空や月や星ときいて、みなさんにも思い浮かぶ本があるのではないかと思います。同じ本があったりするのか、答え合わせみたいで発表するのが楽しみです。 本については明日、本…
こんにちは!今日、自分の住んでいるあたりの天気は突然の荒れ模様でした。晴れ間が遠くに見えながらも、一時的な激しい雨がそこら中のコンクリートや家の屋根、植物たちにドドドと打ちつけていました。雷もゴロゴロ鳴り、一時ながらも荒々しかったです。そういえば、本日紹介する絵本の主人公である黄色いヨットのチビチャーナも、雨や荒れた海を過ごしていました。建物の中で聞く雨や雷の音は、やはりどこかで守られている安心感があります。でも、もし建物の外に傘もなく放りだれていたら…と考えると、今日はチビチャーナの気持ちに寄り添う気持ちが一層強まります。 ということで、荒れ模様な天気の日に紹介する絵本はこちらです。 『みな…
私は「窓ぎわのトットちゃん」を読んだ事がありませんでした。 当時あれだけ話題になり大ヒットした本にもかかわらず読まなかった理由は、トットちゃんが小学1年生で退学になったという事を知ったから。 きっと我が強く協調性のない女の子が退学になり、ユニークな教育方法の学校に転校したという時点で読む気になれませんでした。 こういった感じの子がいると先生が大変な思いをしたり、機嫌が悪くなり私のような内向的な生徒が八つ当たりされとばっちりを受けるからです。 そういう事もあってタレントとしての黒柳徹子さんは好きだけど、その子供時代には全くといっていいほど興味がありませんでした。 それでも一度は読んでみたいと思っ…
🎵📻📖NHKラジオ深夜便 8/18 4時台〔明日へのことば〕絶対にしあわせになるんや 児童文学作家 村上しいこ 8月25日(金) 午前5:00配信終了📻📖😍
関連リンク: ★🎵📻📖NHKラジオ深夜便 6/16 4時台〔明日へのことば〕親鸞のこころに導かれ 同朋大学特任教授・親鸞研究家 森村森鳳📻📖😍 - 花と音楽と沖縄と…(2023/06/16 16:14) ★🎵📻📖NHKラジオ深夜便 5/12 4時台〔人生の...
この本は当時、何度も読んだ事があります 中耳炎で今年は泳げないカズ君に父親が布団の上で泳ぎを教えるというもの。 ちょっとユニークな父ちゃんとカズ君のやりとりがテンポよく進んでいき、どちらかというと想像力をかきたてられる感じだと思います。 私が通っていた小学校にはプールがありませんでした 小学校3年~4年生の頃だったか、体育の授業の時マットの上で泳ぎの練習をさせられた事があります。 私はリアル「ふとんかいすいよく」だったんです。 当たり前かもしれませんがやっぱり水の中ではないと泳ぎは覚えられません、生徒達がマットの上で泳いでいる風な感じはちょっとおかしく、傍から見ると笑える感じだったかもしれない…
こんにちは!お盆という大人にとっての夏の連休が終わってしまいましたね。この期間、私は偶然にも海を見ることができました。太平洋というおおらかな言葉の響きに反して、波の音が力強くて渋かったです。水平線には船もなく、ひたすら横一線の青で、この水平線を東に向かってひたすら進み、大陸が見えてくるときというのはどんな具合なんだろうと、想像の中で旅をしていました。実際の船旅は不慣れでちょっとどきどきしますが、いつかハリネズミ・チコのように地中海あたりを巡ってみたいです。 ということで本日紹介するのは、作者の好きなフランス語”ボンボヤージュ(よいたびを)”から想像を膨らませて生まれた絵本です。 『いいたび ボ…
Follow @hayarin225240 9 招かれざる面会者 ぼくとランディは学校ではたしかに落ちこぼれなのかもしれないけど、それでも友だちのことは好きだし、先生が病気だったら、やっぱり心配する。 けっして悪い子ども …
こんにちは!夜、寝つきが悪いとき、みなさんはどうしていますか。私は夜寝る前に考え事をすることが多いために、なかなか寝つきが悪い方です。ビデオテープの早送りと巻き戻しを繰り返してテープがそのうちキュルキュル悲鳴を上げていくような具合に、オーバーヒートしていきます。そうして熱くなった頭を冷やすためにどうするかというと、オードリー・ヘプバーンが歌う「Moon river」とエルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」を聴くようにしています。優しい歌声とギターの音がここちよくて、すーっと頭の中が真っ白になっていく不眠の救世主です。歌の力がこんなところでも発揮されていると思っていたら、今回紹…
棚を借りている本屋で力説したとにかくページを開いてほしい絵本
こんにちは!ブログの書き出し(このこと)に悩むと、ひとまず本の紹介文の方から書き始めるのですが、紹介予定の本の画像が涼し気でいいですね。涼を感じます。最近、このブログを読むのが癒しといってくださる方がいて、ちょうど本日紹介する絵本は目から癒しを与えてくれる表紙なのではと思っています。文章で疲れたらぜひ、表紙に戻ってみてください。 ということで本日紹介するのは、こちらの絵本です。 『よるのふね』 山下 明生 作 黒井 健 絵 南と華堂(なんとかどう)さんで本棚の本を入れ替えたときにお店にいらしていた方々には、こちらの絵本を確か一番最初にご紹介させていただきました。それくらい、絵のすごさを特に伝え…
Follow @hayarin225240 7 戦士マーキュロ 翌日の新聞に、その事故のことが出ていた。 トラックはあのときスピードを出しすぎていて、あのボールがあらわなければ、おばあさんの命はなかっただろうということだ …
暑い日が続きますねという言葉も聞き飽きたくらい暑い日々。。会う人会う人との会話が暑いしか出てこなくなる。。夏休みは普段より時間があるので、いつもは読めない長めの本を読むのにぴったりですよね。学校の宿題でも読書した本を記録するという宿題が出て
ねこじゃら商店世界一のプレゼント/児童文学・猫の童話/感想レビュー・あらすじなど
さがしものは何ですか? 見つけづらいものですか? もし、あちこちの店をさがしまわっても、どうしても見つからないのなら、 「ねこじゃら商店」へ行ってみてはどうでしょう。 ねこじゃら商店には、ほしいものが何でもそろっています。 店のあるじは、年とったブチ猫です。 でも、ねこじゃら商店に行くには、ノラ猫に道をたずねるか、こっそりあとをつけていくしかありません。 ねこじゃら商店世界一のプレゼント/富安陽子 作/ポプラ社 ノラ猫は気まぐれですからね、 あなたをねこじゃら商店へ連れて行ってくれるとはかぎりません。 この本は、運良く店へたどりつくことができた人の話が書かれています。 ああ、違います。お客さん…
こんにちは!最近はますます日差しが強いですね。家を出て数歩足らずで、たいてい頭に浮かぶのは「カフェでコーヒー飲んで涼みたい」です。近所の公園では、通るたびに小学生くらいの子どもたちが水道を利用して、ばっしゃーと全身水浸しにしているのをみて、うらやましくなっています…。 ということで、本日紹介するのは、ばっしゃーっと波を浴びるスカッと気持ちの良い絵本です。表紙からしてテンションが上がります。 『みんなでうみへいきました』 山下 明生 作 梶山 俊夫 絵 冒頭でお話した水道で水浴びをする子どもを見ていて思うのが、自分はそうした経験をしていたのかどうかということです。みなさんは公園で水浸しになった経…
Follow @hayarin225240 6 ふしぎなトラック事故 それで、その日の授業が終わると、ぼくたちはアイダ先生と「デビット・ハイツ」へ行った。 アイダ先生は昼休みに会った時とは打って変わって、ものすごくはでな …
こんにちは!このあいだ海の日を迎えて、みなさん夏ムードはますます高まっているでしょうか。自分の方は、現実は季節と関係のない過ごし方になってしまっています。七夕のときに風鈴の音を聞いたのが、ここ最近で夏を感じたものでした。いや、そういえば蝉の鳴き声も聞こえるようになってきましたね。製氷機で氷をつくり始めるようになったりも。地味な日々です。家の中にあるはずのうちわも、そろそろ見つけ出したいです。 さて本日は、実際にある海のポストを題材にしたおもしろい絵本をご紹介です。 『うみのポストくん』 山下 明生 作 村上 康成 絵 この絵本を選んだのは、4歳の男の子を持つお母さんのお話を聞いたのがきっかけで…
Follow @hayarin225240 4 ナンパはコリゴリ ランディのおかげで、とんでもないことになってしまった。 なんとハメット先生は、駅でナンパすることになってしまったんだ。 あんなバカなやつの言うことなんて、 …
こんにちは!7月が始まったばかりだというのに、夏の暑さがこたえますね。毎日アイスクリームを食べたい誘惑にかられています。先日読んだ片山 令子さんの『惑星』の本の中にアイスクリームを作る話があったなぁ。子どもの作者とお父さんとの交流が描かれていました。父親と子どもの交流というものは、子どもの好奇心にこたえるようなところがあるなあと思ったものです。 おでん文庫の本棚は7・8月のテーマ【ここにある海】で、山本 明生さんの本をたくさん紹介していきます。その中で、本日紹介するのは、父親と息子のあいだで繰り広げられる物語です。 『ふとんかいすいよく』 山下 明生 作 渡辺 洋二 絵 この本のあとがきを読ん…
望みがかなう魔法の日記/本田有明著/感想レビュー・あらすじなど/児童文学
運動でも勉強でもぼくよりダメだと思っていた親友の光平が、 ある日を境にして、急に変わってしまった。 水泳ではカナヅチだったのに、50メートルも泳げるようになって、 読書感想文も終わらせていた。しかも、県のコンクールで賞までもらったりして。 どうやら日記を書くようになってから、光平が変わったみたいだった。 魔法の日記は亡くなったおばあちゃんからもらったのだという。 その日記の秘密を探り出そうとしたら、 「竜也にはわからないよ」と言われてしまいます。 望みがかなう魔法の日記/本田有明 著/PHP研究所 光平が風邪で休んだ時にプリントを届けたりして、ぼく(竜也)はついに魔法の日記を見せてもらえること…