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【原発事故から10年を迎えて】夜の森ニュータウンを歩く(福島県富岡町)
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故から10年。あれから旧避難区域がどう変化したのか、その目で確かめる旅に出ました。復興事業やJR常磐線の復旧にともない、旧避難区域へのアプローチは年々容易になってきました。自治体によっては帰還困難区域が設定され、いまだ立入りの制限された区域が目立ちます。今回は避難解除区域と帰還困難区域が混在する、双葉郡富岡町を歩きました。富岡町は震災前から、桜の名所「夜の森」で...
【施設紹介】JR常磐線 夜ノ森駅(福島県富岡町)―復興のツツジが芽吹く駅
そこにあったのは、解体されたはずの旧駅舎でした・・・。今回は福島県富岡町にある、夜ノ森駅をめぐります。所属路線はJR常磐線。目次1 東日本大震災から再開までの経緯2 旧駅舎を再現した待合室3 東西自由通路で本岡地区からのアクセスが便利に4 きれいに整備された島式ホーム東日本大震災から再開までの経緯同駅は2011年の東日本大震災による福島第一原発事故の被害を受け、長期間の休止を余儀なくされました。のちに帰還困難...
【2020春まで】常磐線651系「乗り得普通列車」乗車記(いわき~富岡)
2019年12月28日、常磐線の不通区間を通るべく、いわきから富岡を目指しました。同区間ではおもに531系が使用されていますが、うち数本だけ特急型651系を使用した普通列車が設定されています。かつて特急「スーパーひたち」として親しまれ、常磐線を上野から仙台まで駆け回った車両が、今どのようにして余生を過ごしているのか。実際に乗車して、その様子を確かめてみました。今回は651系使用の下り一番列車、10時27分発富岡行きに...
【施設紹介】JR常磐線 富岡駅(福島県富岡町)―津波から復活を遂げた特急停車駅
ながらく分断されていた区間が、まもなく繋がろうとしています。東日本大震災による福島第一原発事故をうけ、2011年から不通が続いていた常磐線。そのうち、不通区間の最南端にあるのが、今回お届けするJR富岡駅です。海沿いにある富岡駅は津波の被害を受け、駅舎が流失しました。その後、原発事故に伴い町内全域が警戒区域に指定され、駅は被災した姿のまま復旧されることなく、数年が経過しました。やがて、富岡町内の警戒区域が...