メインカテゴリーを選択しなおす
設計完了しながら動力近代化の波に飲み込まれ登場する事がなかった幻の蒸機C63についての想いを書きたいと思います。 筆者は蒸気機関車スタイルブックを所有してます。 国鉄蒸気の図面集ですが、蒸機形式と仕様の参考書・写真集としても楽しめる書籍です。 過去記事に1962年版と書きま...
TMS史上初のTTゲージレイアウトが1966年3月号に紹介されてます。 【TMS1966年3月号表紙】 紹介記事掲載号表紙にこのレイアウト写真が使われてます。 紹介文にある様にレイアウト作者はTMS誌上に16番レイアウトを製作発表され、特集シリーズ『レイアウトサロン』に再録...
1966年前後はシナリーガイドK氏が最も活発に各地を訪問して執筆した時期で、これもその一つです。 当時は優等列車が順次冷房化されてた時代で、蒸機牽引普通列車は夏場窓を開けて走るのが当り前、地元の方がトンネル手前で号令を掛ける姿を見た記憶があります。 K氏は記事冒頭に『トンネ...
発達障害の「症状」となる原因は1つではなく様々です。遺伝的に問題があると考えられがちですが、そうではないことも多く、多角的アプローチで改善したケースを多数見てきました。その原因と対策をお伝えしていきたいと思います。
TMS1966年2月号掲載その他の記事の紹介です。 【TMS1966年2月号表紙】 ◆作品グラフと製作記-1 同号掲載の作品グラフと製作記からです。 写真を見て以前TMSに登場した山陽電鉄荷電を連想しましたが小田急でした。 当時は国鉄だけでなく私鉄も手小荷物や貨物輸送をして...
高校受験ランキングこの記事は、どうしても学力が上がらない、色々やってみたけど発達障害の症状がなかなか改善しない方に、TMS治療を受けるとどんな変化があるのか、といったことをお伝えする内容です。
先日『1965年秋各地の運転会』で発煙装置付きナロー蒸機を紹介しましたが、その発煙装置の話を書きます。 リンクは控えますが発煙装置付きN蒸機を製作し、動画公開されてる方も居ますので、工作力のある方なら(筆者には絶対無理です)組込み可能だと思います。 【TMS1966年2月号...
KATO/TOMIXの2社は自社レールシステムを使った様々なお座敷運転用レイアウトプランと構成に必要なレールセットを公開してます。 便利ですが、道床付き既製品レールの組合せ自由度確保が、実物とかけ離れた複線間隔や分岐側カーブポイントの背景になってます。 【KATO公開レイア...
1966年は関水金属が103系や5番電動ポイントを発売し、TMSがNゲージを推奨した事もあり、今日に至るNゲージ発展の起点となった年です。 と同時にそれまで鉄道模型界を牽引してきた16番の製品が、経済発展の後押しを受け最も充実してた爛熟期でした。 この年のTMS特別企画で購...
元記事が7ページ掲載でボリュームがあったので2回に分けました。 東北本線と花輪線分岐駅好摩の機関車駐泊所の水タンクは、当社倉元駅水タンクとほぼ同サイズです。 好摩は大機関区がある盛岡から21km、花輪線8620三重連基地の荒屋新町まで38kmの位置にあり、給水施設は当然とし...
シナリーガイド著者K氏寄稿記事の紹介です。 筆者は親から離れて旅が可能になった高校進学から無煙化まで10年ありましたが、マニアを除けば厄介者扱いされてた現役時代蒸機を知る最後の世代が高齢者になりました。 その後の復活蒸機のイベント列車は別物です。 復活蒸機は別物でも、若い人...
70年を超えるTMSの歴史で新製品紹介欄に始めてNゲージ製品が登場したのがこの号です。 紹介されたのは勿論関水金属(KATO)C50とオハ31系で、この記事を読むと当時のTMSがN最初の製品をどう見てたかだけでなく、Nゲージの将来をどう見てたかも解ります。 【TMS1966...
同号には摂津鉄道と並び、筆者レイアウト製作に大きな影響を与えたレイアウト『有度山麓鉄道』が紹介されてます。 【TMS1966年1月号表紙】 ◆概要 有度山麓鉄道は大正から昭和初期の時代設定のレイアウトです。 摂津鉄道がこんなレイアウト作れたらの憧れの存在だったのに対し、自分...
同号のフォトトピックスで紹介された前年秋各地の運転会の様子です。 【TMS1966年1月号表紙】 ◆交通博物館 万ぜ橋時代の交通博物館で開催された運転会の様子です。 交通博は会場を提供しただけで鉄道友の会を始め様々なグループの参加イベントです。 【TRCレイアウト】 多数の...
最近紹介した線路脇のストラクチャと機関車駐在所のネタ本紹介です。 【TMS1966年1月号表紙】 新春特大号なのか通常号より増ページされ価格アップ、記事内容も充実してます。 表紙は掲載作品車両・ストラクチャ・レイアウト使うのが普通ですが、デフォルメした蒸機置物(オルゴール?...
冬の関西本線島ケ原に続きシナリーガイドK氏の訪問レポートで、今回は姫新線佐用(さよ)にあった機関車駐泊所です。 機関車駐泊所は最も小規模の機関庫と言え、盲腸ローカル線終着駅や補機区間の連結開放駅、そしてこの佐用の例の様な区間列車終着駅に設置されてました。 付帯施設は給水塔と...
TMS200特別号記事からの最後はトロリーラインレイアウトの紹介です。 【TMS1965年2月号表紙】 ◆トロリーラインレイアウト トロリーラインレイアウトとは単に路面電車が走る市街地レイアウトではなく、実際に架線を張って架線集電を行うレイアウトの意味です。 Nのトロリーラ...
TMS200特別号紹介の続編です。 【TMS1965年2月号表紙】 ◆作品グラフ&製作記 キハニ5000 作品グラフ2番手はキハニ5000、形式名を聞いて『アーアレね』と解る人は極く少数だと思います、筆者も初耳でした。 キハニ5000は昭和4年から12両製造された国鉄(鉄道...
前回TMS200特別号表紙になったC54製作記紹介の中で、鉄道模型マニアには他人がやらない事をやりたいという気持ちがあり、それは現在でも変わりませんと書きました。 【TMS1965年2月号表紙】 今回は筆者のレイアウト製作のこだわり、『ポイント定位/反位と駅構内線形』につい...
先日紹介した『冬の関西本線島ケ原』のネタ本はTMS1965年2月発行の200特別号です。 【TMS1965年2月号表紙】 表紙はサウンドシステム搭載の16番C54、サイズ的にはC55でもC57でも良かったハズなのに、何故マイナーなC54を選んだのか気になります。 ◆200号...
前回の続きです。 【前号より転載】 ◆信号警標 黄と黒の警戒色に塗り分けられた長方形の標識で、乗務員に場内信号機を再確認させる為に場内信号機の150m手前に設置されてます。 乗務員が視認し易い様に地上3.5mの高い位置に、標識板サイズは450mmx600mmです。 ◆速度制...
工作は出来高払いなので、またまた古いTMSの特集記事紹介です。 スケールに係らずレイアウト製作に有用な情報です、記事執筆者は摂津鉄道製作者のS氏、国鉄職員だった方です、当社実施例を含めた紹介です。 ◆線路の構造 最初に線路の構造として下図を掲げ次の様に書かれてます。 『盛土...
ドライブイン擁壁工作を継続中ですが、単調な作業繰り返しでは記事になりません。 古いTMSからシナリーガイドK氏寄稿記事の紹介です。 島ケ原は三重県山間の小駅です。 当時の亜幹線に良く見られた3線駅で、中線が上下兼用貨物列車停車線です。 貨物扱い駅で本線に並行した貨物側線の他...
TMSの第二弾です。 その前に海底地形にゴジラの名前が付いたという新聞記事。 「ゴジラメガムリオン」という名で沖ノ鳥島南東600キロの海底の形に名付けられ…
TMS1964年2月号紹介の続編第4回です。 【同号表紙】 ◆良く解る2列車運転 この時代も現代も目に見えない『電気』が苦手の鉄道模型マニアは多く、現代の方が多いと思います。 TMS編集部中尾氏の電気が苦手の人向けの解説記事が掲載されてます。 キャブコントロールの非常に解り...
TMS1964年2月号紹介の続編です。 【同号表紙】 ◆温泉電軌のりかえ シナリーガイド著者K氏の寄稿です。 現在なら現地訪問しなくてもネット上に情報が溢れてますし、ストリートビューで疑似現場体験をする事もできます。 しかし当時の都会に住むローカル線ファンにとってK氏の記事...
「お譲りします」第一回目は、長年美里山倶楽部の趣味を支えてくれてきたTMSこと鉄道模型趣味にします。 当時、機芸出版社は鉄道模型趣味を買いもらした顧客のた…
TMS1964年2月号紹介の続編です。 【同号表紙】 ◆作品グラフ&製作記-2 双頭の鉄騎兵 鉄騎兵は英国の内戦清教徒革命時に登場します、記事タイトルから明治期に輸入された英国製蒸機2両を連想しましたが米国製でした。 作者はこれも常連のK.H.氏です。 最初は国鉄7950型...
年を取ってくると執着心がなくなるのと目が悪くなって長時間本を読めなくなってきます。 もちろん墓場に持って行くわけにも参りません。 そんなわけで古い本を読んで…
困った時の昔の鉄道雑誌紹介の拙ブログですが、所蔵する著作権期間満了の1967年以前発行号が残り少なくなりました。 そこでバックナンバーを検索すると、ありました。 鉄道P誌は56年以上前の号ですが¥1,000/冊で入手可能でした。 TMSは更に豊富で¥800/冊で入手できまし...
お盆も終わりました。 我が家は浄土真宗なので、お盆でも亡くなった人の魂は戻らずお浄土にいると聞いています。 しかし、本当にそうなのでしょうか? 他の宗教ではお盆に帰ってくると聞きます。 宗教で、そんな
今回はTMS1963年3月号に掲載された『シナリーガイド』著者K氏による釜石線陸中大橋駅紹介が素材です。 元記事は写真が多く、記述は当時のローカル線事情に詳しい読者を対象にした物なので、筆者知見を加え昭和のローカル駅事例研究としてまとめ直しました。 平野部の少ないリアス式海...
今回はTMS1967年10月号から機関庫の小アクセサリーの紹介です。 機関庫は駅構内奥にあり、中を覗き見る機会はありませんでした。 様々な物が一見雑然と置かれてる様でも実は整理整頓されてるイメージで、倉元機関庫アクセサリーは現時点で何もなく、その材料漁りを兼ねてます。 著者...
先日TMS1967年3月号からK氏執筆の釜石線陸中大橋駅を題材に『昭和のローカル駅事例研究』を公開しました。 今回は同号掲載のその他の記事について紹介します。 【TMS1967年3月号表紙】 ダイポール凸電を鏡の上に置いて撮影した表紙写真です、本文に製作記がありませんので少...
TMS1967年7月号紹介2回目です。 5.作品グラフから 5-1.山陽356号 私鉄貨物列車や貨電/荷電は国鉄より早い時期に姿を消しました。 新宿から複々線で頻繁に電車が行き来する小田急にも、当時は相模川河原の砂利運搬貨物列車が走ってました。 山陽電鉄の小柄な貨物電車35...
TMS1967年7月号紹介最終回です。 6.その他の製作記 6-1.EF90製作記 鉄道模型歴3年、TMS200号からの読者の作品です。 ブログもYouTubeもない当時、自作品のTMS誌上掲載は鉄道模型を趣味にする者にとって目標であり夢でもありました。 子供にせがまれて作...
半世紀前の鉄道雑誌シリーズ、今回はTMS1967年7月号です。 表紙は16番庭園レイアウトです。 スペース制約がNの倍近く厳しい16番の庭園レイアウトは多数存在しても不思議でなかったのですが、TMS誌上に紹介されたのはごくわずかです、屋外環境の短寿命と、ストラクチャを配置で...
前回の続き、TMS1963年11月号からです。 【前号より転載】 この号作品グラフに8mmゲージD62が紹介されてます、今も昔もゴッドハンドモデラーが存在し、100%手作りの技術には敬服するしかありません。 8mmと言ってもスケール1/140狭軌でこの様なゲージが存在、ある...
読者の皆様のお陰で本日拙ブログ開設満5周年を迎えました。 お礼と報告だけでは記事にならないので、筆者が鉄道模型に興味を持ち、楽しむ為の必要知識を学んだ教科書とも言えるTMS山崎喜陽氏の『図解鉄道模型入門』を紹介します。 これを読んだのは中学1-2年生の頃で、その年齢でも何と...
皆さま明けましておめでとうございます。 平成31年、と言うより新元号元年ですね、今年もマイペースで更新して参りますのでよろしくお願い致します。 折に触れ著作権切れTMSを紹介して来ましたが、実は残り数冊です。 1965年-1970年は全冊所有してましたが、分不相応に車を持っ...
当ブログでは筆者所有雑誌著作権期間50年を経過した鉄道関連雑誌を多数紹介してます。 その後特集シリーズ再録記事もありますが、加筆再編集された記事もあり、雑誌オリジナル記事のまとめページを作成しましたので公開してます、何かの参考になれば幸いです。 8-1.鉄道ピクトリアル誌...
当社が風景製作の模範とする摂津鉄道について、雑誌著作権切れバックナンバーを取得し、『採石場』と『晩秋の蔵本村』について5月に紹介しましたが、まだ1冊残ってました。 【拙ブログ2021.05.05記事より転載】 ◆摂津鉄道:小川のある風景 1968年3月号掲載のシリーズ最終回...
前回は摂津鉄道『小川のある風景』についてでした、今回はその他です。 【前号より転載】 ◆多分天賞堂が大損した1/14凸電 表紙見開き天賞堂広告指定席に面白い製品が載ってます。 1/14スケールの人を乗せて走行可能なバッテリー駆動凸電です。 写真後ろに見える乗用台車に座り、...
拙ブログでは大半を処分しながら手元に残した雑誌著作権50年を経過したTMSを随時紹介してきました。 残り僅かになり昨年新年号以来途絶えてました。 中2日で「苦しい時のTMS頼り」ではありませんが、面白い内容なので紹介します。 表紙は本文に製作記が掲載されてる20系特急「さく...
数ヶ月前、何かの記事で触れた半世紀以上前のTMS特集シリーズ『日本型蒸気機関車の製作』を紹介します。 蒸機模型が欲しければ作るしかなかった時代のお話です。 この特集シリーズはTMS89号から152号に掲載された蒸機製作記をまとめた物で、発表は1955年-1961年、表紙はハ...
Nゲージが主役になって以降、鉄道模型の楽しみ方から車両製作の楽しみが大幅に低下し趣味の性格が変化しました。 裏を返せば作れなくても走らせて楽しめる、鉄道模型ハードルが下がり大衆化が進んだ訳で、それはそれで良い事だと感じてます。 【前編より転載】 前編では『蒸気機関車の製作』...
ネタに困った時のTMS頼りもそろそろネタ切れ、1964年以降6年分は鉄道模型から離れ、分不相応な車維持の為に売却してしまったからです。 表紙は青大将特急つばめ展望車と食堂車車内です。 特急列車は庶民に縁が薄く、ましてや展望車は高根の花、現在の国際線フライトファーストクラスの...
前回の続きでTMS1963年12月号からです。 57年前なので生まれてない読者も居らっしゃると思います、ちなみに雑誌著作権期間は50年です。 【前号より転載】 前号で天賞堂・カワイ・鉄道模型社のTMS掲載広告を紹介しました。 今回はTMSに掲載されてた当時の鉄道模型各社の広...
コロナに始まった未曽有の2020年が終わり2021年の幕開けです、皆様にとって幸多き年である事をお祈りします。 本年もよろしく!です。 さて今年の目標ですが、レイアウト建設関連は延伸線北基台西端の雪崩覆い/県道トンネルから時計回りに風景製作を進め、最低北基台完成、東基台可能...