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2023年度仕込みのクラテッロ(Culatello)の乾燥度合が十分になったので、これ以上に乾燥がすすまないように再度真空包装しました。・・・・1/5日 クラテッロは生ハムの最高峰と言われているもので、豚の後足原木の最高の部位(後内腿)だけを切り出し一定期間塩漬けした後、豚の膀胱に詰めて縫い合わせ、特有の縛りで成型し、吊るして長期間熟成させる生ハムです。 幻の生ハムとも言われ、食べたら誰でも一度で虜になるよう...
クラテッロは生ハムの最高峰と言われているもので、豚の後足原木の最高の部位(後内腿)だけを切り出し一定期間塩漬けした後、豚の膀胱に詰めて縫い合わせ、特有の縛りで成型し、吊るして長期間熟成させる生ハムです。 幻の生ハムとも言われ、食べたら誰でも一度で虜になるような、特有の豊潤で蠱惑的な香りが特徴です。 2022年2/18日に仕込んだクラテッロ類(仕込み記事)が、十分な熟成期間終了したので、クラテッ...
久しぶりでワインのアテにフィオッコ(Fiocco)をスライスしてみる事にしました。・・・9/12日 クラテッロ類(クラテッロ、フィオッコ、ハシッコ)は年度別に色々在庫しています。 スライスしてみることにしたのは、これ。 これはまだ半分残っていた2019年度仕込み(仕込み記事)のフィオッコです(下写真)。 スライサーにセットしてスライス(下写真3枚)。 下のランキングに参加しています...
2023年仕込みクラテッロと2022年度クラテッロの真空パッキング
無空調室内に吊るして、乾燥&熟成中の、今年1月仕込みのクラテッロ(Culatello)とフィオッコ(Fiocco)(仕込み記事:切り出し&塩漬け編、膀胱詰め&縛り編)が、良い感じに乾燥してきました。 仕込んだ当時ギュウギュウに縛った紐も、乾燥で肉が縮むにつれてユルユルになっています(下写真) 今年で2年目となる2022年仕込みのクラテッロは、今年の2/14日に真空包装から出して再度乾燥を進めていました。 大分い...
先月の4/4日に再度真空包装した2021年度仕込みのクラテッロ(その記事)。 その4/4日の状態では乾燥度も熟成度合いも申し分ないものでした。 このいい状態の内に美味しく消費したいもの。 という訳でこの日、ビールとワインのアテに又、少しスライスしてみたのです(下写真)・・・5/5日。 しかし・・・この色といい香りといい(クラテッロは他の生ハムと違って特別に蠱惑的な香りがあります)、ほんとに最高の状態...
2021年度仕込みのクラテッロのその後です。 毎年クラテッロは、仕込みからほぼ2年経過するクリスマス時期にスライスして消費開始しています。 この2021年度1月仕込み(記事その1、その2)のクラテッロも、2022年のクリスマス時期にスライスしました(その記事)。 その折に、フィオッコ、ハシッコは問題なしだったのですが、それらより大きいクラテッロだけは少し乾燥不足を感じたのです。 以前は過乾燥防止の...
塩漬けしていたクラテッロとフィオッコ(切り出し塩漬け編はこちら)を、膀胱ケーシングに詰めて縛り、2023年度の仕込みを完成させることにしました。・・・2/1日 塩漬け期間は一週間程度で十分ですが、今回はちょっと時間が取れず11日ほど経過させています。 膀胱に詰めやすくするために塩漬けしたクラテッロは荷造り用バンドで成型していました(下写真はクラテッロ)。 塩漬け肉の荷造りバンドを外し、表面...
この日はわらび亭で今年のクラテッロを仕込み。・・・1/21日 いつも行ってる市場内の懇意にして頂いてる肉屋さんに、前日屠畜したての鮮度の良い後ろ足原木が手に入るように事前に手配していました。 屠畜した豚はすぐ内臓、皮、枝肉に解体されセリにかけられ、その後食肉検査にかけられます。 なのでセリで落とした枝肉がその肉屋さんに入るのは翌日となり、一番新鮮な枝肉は前日屠畜ものということになります。 その枝肉...
2021年1月に仕込んだクラテッロ類(仕込み記事1、 仕込み記事2)が完成予定の熟成ほぼ2年になったので、スライスをしてみることにしました。・・・12/17日 2021年度クラテッロ類から、パテ付けの代わりに真空包装を採用しています。 なので出来上がりがどんな具合かはちょっと気になっていました。 真空包装を開け、膀胱ケーシングを剥いて、表面を丁寧に清掃後パストレーゼで殺菌。 こちらはクラテッロ(Cul...
2022年度仕込み(2022.02.18仕込み、仕込み記事)のクラテッロ類(クラテッロ、フィオッコ、ハシッコ)のその後の状況です。 こちらが仕込みから3週間後・・・3/11日 肉面の発色はとても良いです(下写真) 肉面の固さも十分固くなって、これ以上の乾燥は過乾燥になり、かえってクラテッロの食感を落とします。 1年じゅう霧に包まれるイタリアのジベッロ村と異なり、日本では過乾燥を防ぐ手立てが...
今年仕込んだクラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco)が大分乾燥が進んで固くなってきているので、パテ付けをすることにしました。・・・4/24日 イタリアのジベッロ村で作られるクラテッロはパテ付けはしないのだけれど、年中深い霧の被われるジベッロ村と違い、日本の気候では乾燥が進み過ぎてしまうので、品質の良いものを作るなら作る場所の気候に合わせ工夫をすることは必要です。 今回の内...
この所気温が高いため、吊るしている自家製のクラテッロ類(クラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco))に付けたパテが、その下に敷いている新聞紙の上にボトボト落ちています(下写真)。・・・6/12日 クラテッロ類は熟成を進めるために、敢えて東京の自宅の空調をかけない部屋に吊るしています。 真夏の酷暑環境は熟成を一気に進める良い機会ですが、30℃を超えると脂肪層の酸化も急激に進...
毎年自家製で作っているクラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)他の状況です 今年の1/12日と1/23日に仕込んだクラテッロ、フィオッコ、ハシッコ(Hasicco)(仕込み記事1/12、仕込み記事1/23)。 それらを、猛暑時期での脂肪酸化やメイラード反応による脂肪褐変化を抑止しようと、真空包装して暗室状態で保管していました(その記事)。 もう気温も低くなったので、真空包装を外し又吊るしてもう少し乾燥を進めよ...
今期仕込んだクラテッロ(Culatello)類の中で、まずハシッコ(Hasicco)を仕上げてみることにしました・・・11/28日 クラテッロはイタリアでは生ハムの最高峰。 クラテッロ・ディ・ジベッロ(ジベッロ村で作られたクラテッロ)の2年物なら、通販で100gが6,000円もする超高級品。 そのクラテッロは、豚の後ろ足の最も良い部分(イタリアではクラテッロと呼ばれる部分で、正確には若干の違いはあるけれど、日本では内腿に相当...
少し前に仕上げたハシッコ(Hasicco)(この記事)に続いて、フィオッコ(Fiocco)も仕上げることにしました。・・・1/12日 このフィオッコもハシッコと同じ2020年1/12日に仕込んだものです(仕込み記事) パテ付け前は白カビサラミに使った白カビがビッシリだったけれど(こんな感じ)、真夏の猛暑は脂肪層の酸化を防ぐように真空包装状態で越したので、外観はいたって綺麗な状態です(下写真)。 紐を切って...
1/23日~24日は、わらび亭に泊まり込んで、「クラテッロ類仕込みin東京&新年会」だったのです。 参加者は、ホストのわらびさん夫婦、そして我が家夫婦、岐阜からMiyakoさん、名古屋から大盛さん一家4人。 新型コロナウイルスで外出自重しなければならない折ではあるけれど、仕込める時期は限られているし、ごく親しい信頼できる友人だけで集まりました。 クラテッロ類仕込みは、わらびさん、私、Miyakoさん、大盛さんの...
今年仕込んだクラテッロ類(クラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco))(仕込み記事:切り出し&塩漬け、膀胱詰め&縛り)ですが、例年ならパテ付けをやる時期になりました。 本来の(イタリアの)クラテッロはパテ付けはやりません。 しかし、年中霧が立ち込めるイタリアのジベッロ村とは異なり、日本の環境では乾燥が進み、固くなり過ぎてしまうので、同じやり方で良い物が作れる訳ではありません。 作...
今年も最高峰の生ハム、クラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco)を仕込みます。 この日、豚原木(後ろ足一本)を、頼んでいた市場のお肉屋さんから引き取って来ました。・・・2/18日 今年は小さめの8.94kg(下写真)。 寛骨&仙骨を切除したら、次はクラテッロ部位を切り出し(下写真)。 夕食後、それぞれ塩&希釈塩を計量し塩漬け。 さて、塩が肉の中心部まで浸透する...
これも昨年のクリスマス直前の記事になります。 2年物のクラテッロと3年物のフィオッコを、まとまった量スライスしました。・・・12/20日 これも同時期作っていた丸雉燻製他(この記事)と同じく、クリスマス用のおつかい物です。 2年物のクラテッロは2020年の1/23日に仕込んだ物で(この記事)、この日が解禁です。 そして3年物のフィオッコは2019年の1/27日に仕込んだ物(この記事) クラテッロは...
ちょっとお使い物に使うのとと、ついでに自家消費用に、またクラテッロ(Culatello)とフィオッコ(Fiocco)をスライスしました。・・・1/15日 スライスしたクラテッロ類は、クリスマス直前にスライスしたのと同じく、 クラテッロが2020年の1/23日に仕込んだ2年物(この記事) フィオッコが2019年の1/27日に仕込んだ3年物(この記事) スライスした量はクラテッロが5パック、そしてフィオッコが3パック。...