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先月の4/4日に再度真空包装した2021年度仕込みのクラテッロ(その記事)。 その4/4日の状態では乾燥度も熟成度合いも申し分ないものでした。 このいい状態の内に美味しく消費したいもの。 という訳でこの日、ビールとワインのアテに又、少しスライスしてみたのです(下写真)・・・5/5日。 しかし・・・この色といい香りといい(クラテッロは他の生ハムと違って特別に蠱惑的な香りがあります)、ほんとに最高の状態...
2021年度仕込みのクラテッロのその後です。 毎年クラテッロは、仕込みからほぼ2年経過するクリスマス時期にスライスして消費開始しています。 この2021年度1月仕込み(記事その1、その2)のクラテッロも、2022年のクリスマス時期にスライスしました(その記事)。 その折に、フィオッコ、ハシッコは問題なしだったのですが、それらより大きいクラテッロだけは少し乾燥不足を感じたのです。 以前は過乾燥防止の...
2021年1月に仕込んだクラテッロ類(仕込み記事1、 仕込み記事2)が完成予定の熟成ほぼ2年になったので、スライスをしてみることにしました。・・・12/17日 2021年度クラテッロ類から、パテ付けの代わりに真空包装を採用しています。 なので出来上がりがどんな具合かはちょっと気になっていました。 真空包装を開け、膀胱ケーシングを剥いて、表面を丁寧に清掃後パストレーゼで殺菌。 こちらはクラテッロ(Cul...
2022年度仕込み(2022.02.18仕込み、仕込み記事)のクラテッロ類(クラテッロ、フィオッコ、ハシッコ)のその後の状況です。 こちらが仕込みから3週間後・・・3/11日 肉面の発色はとても良いです(下写真) 肉面の固さも十分固くなって、これ以上の乾燥は過乾燥になり、かえってクラテッロの食感を落とします。 1年じゅう霧に包まれるイタリアのジベッロ村と異なり、日本では過乾燥を防ぐ手立てが...
今年仕込んだクラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco)が大分乾燥が進んで固くなってきているので、パテ付けをすることにしました。・・・4/24日 イタリアのジベッロ村で作られるクラテッロはパテ付けはしないのだけれど、年中深い霧の被われるジベッロ村と違い、日本の気候では乾燥が進み過ぎてしまうので、品質の良いものを作るなら作る場所の気候に合わせ工夫をすることは必要です。 今回の内...
この所気温が高いため、吊るしている自家製のクラテッロ類(クラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco))に付けたパテが、その下に敷いている新聞紙の上にボトボト落ちています(下写真)。・・・6/12日 クラテッロ類は熟成を進めるために、敢えて東京の自宅の空調をかけない部屋に吊るしています。 真夏の酷暑環境は熟成を一気に進める良い機会ですが、30℃を超えると脂肪層の酸化も急激に進...
毎年自家製で作っているクラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)他の状況です 今年の1/12日と1/23日に仕込んだクラテッロ、フィオッコ、ハシッコ(Hasicco)(仕込み記事1/12、仕込み記事1/23)。 それらを、猛暑時期での脂肪酸化やメイラード反応による脂肪褐変化を抑止しようと、真空包装して暗室状態で保管していました(その記事)。 もう気温も低くなったので、真空包装を外し又吊るしてもう少し乾燥を進めよ...
今期仕込んだクラテッロ(Culatello)類の中で、まずハシッコ(Hasicco)を仕上げてみることにしました・・・11/28日 クラテッロはイタリアでは生ハムの最高峰。 クラテッロ・ディ・ジベッロ(ジベッロ村で作られたクラテッロ)の2年物なら、通販で100gが6,000円もする超高級品。 そのクラテッロは、豚の後ろ足の最も良い部分(イタリアではクラテッロと呼ばれる部分で、正確には若干の違いはあるけれど、日本では内腿に相当...
2019年1月に仕込んだ2年物クラテッロ(Culatello)を解禁することにしました。・・・12/19日 このクラテッロは同2019年の11月に、仕上げて真空包装し(この記事)、その状態でさらに1年ちょい無空調室温で追加熟成させていた物。 我が家の電動スライサーは業務用だけれど、それでも大き過ぎてこのままではスライサーにかからないので、真ん中から輪切り(下写真) うーん・・・い~い感じ♪ 最高の出...
1/23日~24日は、わらび亭に泊まり込んで、「クラテッロ類仕込みin東京&新年会」だったのです。 参加者は、ホストのわらびさん夫婦、そして我が家夫婦、岐阜からMiyakoさん、名古屋から大盛さん一家4人。 新型コロナウイルスで外出自重しなければならない折ではあるけれど、仕込める時期は限られているし、ごく親しい信頼できる友人だけで集まりました。 クラテッロ類仕込みは、わらびさん、私、Miyakoさん、大盛さんの...
今年仕込んだクラテッロ類(クラテッロ(Culatello)、フィオッコ(Fiocco)、ハシッコ(Hasicco))(仕込み記事:切り出し&塩漬け、膀胱詰め&縛り)ですが、例年ならパテ付けをやる時期になりました。 本来の(イタリアの)クラテッロはパテ付けはやりません。 しかし、年中霧が立ち込めるイタリアのジベッロ村とは異なり、日本の環境では乾燥が進み、固くなり過ぎてしまうので、同じやり方で良い物が作れる訳ではありません。 作...