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巨大な給炭槽はまさに動力源!! 蒸気機関車は石炭も喰うし水も飲む。現役で運用される限り体温を維持している機械でした。テンダーにうず高く石炭を積み込み、出発の準備が完了します。 無闇に長く繋がれた客車列車も蒸気鉄道の特徴のひとつです。客車は電気的に車両ひとつずつが独立した構造で完結していましたから、走らせて車軸発電機でバッテリーに充電しないことには、電灯が点灯しないのでした。おかげで閑散期の乗客は座席をゆったりと使用する事が出来ました。 重連は機関車の牽引力を補う為の手段として活用されました。列車単位が大きく速度も要求される幹線筋では数多くの重連列車が見られました。函館本線に並走する国道にはトラ…