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皆さま 私たち一族がこれまでに参拝したことのある神社仏閣の巡礼記録を公開いたします。これは個人的な目的でお参りに行ったものもあれば、仕事の関係で「巡礼の旅」…
#445 TVアニメ『まんが日本史03「大和朝廷の成立-古墳と大王たち』の感想
子どもの頃(1983~1984年)に放送されていた『まんが日本史』の古墳時代の大和朝廷についてヒストリーチャンネルで放送されていたのを見た感想 4~6世紀終わ…
【田原本町蔵堂】応仁の乱ゆかりの村屋坐彌冨都比賣神社 大神神社の別宮で三穂津姫命と大物主命の夫婦神が祀られています
前回に引き続き、奈良県磯城郡田原本町の神社を紹介します。田原本町駅から3キロ、巻向からは2キロ程のところに鎮座するのは『村屋坐彌冨都比賣(むらやにいますみふつひめ)神社』で、村屋神社とも呼ばれています。村屋坐彌冨都比賣神社は延喜式内大社で、旧県社、桜井市に鎮
【東大阪市上石切町】物部氏の祖神・饒速日命が祀られた石切劔箭神社 上之社
前回の続きで石切劔箭神社に参拝した後、商店街を抜けて上之社に参拝しました。道中、石切大仏という大きな仏像がありました。阪本漢方製薬(旧:阪本ふさ製薬所)の四代目当主だった阪本昌胤氏が1972年に石切山大仏寺を創建し、1980年に石切大仏を建立したそうです。話は戻りま
【八尾市亀井町】物部氏の一族阿刀氏の祖神が祀られた『跡部神社』
前回に続いて自転車で八尾市内の神社巡りをした時の話になります。次に参拝したの意図したわけではないですが物部氏ゆかりの神社でした。『跡部神社』は八尾市亀井町の住宅街の中に鎮座しています。最寄り駅は地図で見るとJR久宝寺駅になりますが、徒歩20分位はかかると思わ
【八尾市北木の本】物部守屋が守護神・布都大神を祀った『樟本神社』
今回から4回にわたって大阪府八尾市内の神社をご紹介します。以前八尾市の竹渕神社まで自転車で行ってきましたが、八尾市を訪れるのはそれ以来3か月ぶりになります。今回は八尾空港周辺に鎮座する神社を巡りました。最初に参拝したのが木の本に鎮座する『樟本(くすもと)神社
【登彌神社(木嶋明神)】富雄川近くの丘陵に鎮座する登美(トミ)ニギハヤヒの神社
はじめに 富雄川沿い #富雄丸山古墳 からほど近くの丘陵地に鎮座する #登彌神社(通称:木嶋明神)。物部氏の祖 #登美饒速日命(とみにぎはやひのみこと)を一柱として祀っています #ニギハヤヒ #登美連 目次 登彌神社(とみじんじゃ) 登彌神社 参拝 粥占い毎年二月一日 「木嶋」(このしま)について 本文 登彌神社(とみじんじゃ) 富雄川と登彌神社が鎮座する丘陵地 (34.66136432983872, 135.7658231198849)/ 奈良県奈良市石木町648−1/近鉄柏原線西ノ京駅より徒歩約30分。近鉄奈良線・学園前前より奈良交通29号系統・奈良県総合医療センター(終点)より徒歩約15…
【堺市美原区多治井】丹治比氏の祖神・火明命が祀られた『丹比(たんぴ)神社』
2022年11月にオープンした『ららぽーと堺』に自転車で行ってきました。国道309号線が混みそうなので車で行くのは控えましたが正解だったようです。平日なのに大渋滞でした。ららぽーと堺の中も大混雑でしたが、美原区に工場を構えるフルタ製菓の直売所や珍しい生き物と触れ合
今回は大阪府藤井寺市にある辛国神社をめぐります。由緒書きによれば、5~6世紀ころに創建されたと伝わる古い神社です。蘇我氏に圧倒されるまでの間、畿内に一大勢力を築いた豪族・物部氏によって創建され、のちに同氏の氏神となりました。辛国神社由緒御祭神饒速日命天児屋根命素戔嗚命市杵島姫命品陀別命当社は、五世紀後期 第二十一代雄略天皇の御代に創建された式内社であります。日本書紀に「雄略天皇十三年春三月、餌香長野...
【鹿食免・鹿食箸】諏訪信仰とともに続いた肉食文化のこん跡【屠る/祝る】
はじめに 諏訪で感じるのは縄文に続く弥生・古墳時代の歴史が薄いこと… #諏訪大社 御祭神が弥生の #タケミナカタ であるにもかかわらず…そこが腑に落ちません。#鹿食免 #鹿食箸 からその空白の歴史をひも解く端緒があるような気がします 目次 鹿食免(かじきめん)・鹿食箸(かじきばし)の歴史 鹿食免・鹿食箸とは 「屠る」と「祝る」 本文 鹿食免(かじきめん)・鹿食箸(かじきばし)の歴史 神長官守矢資料館(長野県茅野市)の奥の展示室に 鹿食免(かじきめん)・鹿食箸(かじきばし) の展示(版木)。 鹿食免(かじきめん)の版木/神長官守矢資料館パンフレット 諏訪大社ではかつて、狩猟が重要な神事とされ、毎…
【神長官守矢家 訪問①】伝・武麿(守矢家27代)の円墳と出自の謎
はじめに 諏訪大社上社の #神長官(じんちょうかん)として中世をピークに明治期まで続いた #守矢家。当ブログ #物部さん考 の一環として #神長官守矢家資料館 を訪問 目次 神長官裏古墳 27代目に現れる武麿(弟麿) 点を繋ぐ線 地域に残る物部守屋の伝承 本文 神長官裏古墳 直径約九メートルの土の盛り上がりの頂上に玄室が露出しています。 案内板には、元はもっと規模の大きな円墳で、西暦六百年代(七世紀頃)の築造と書かれていました。 神長官裏古墳(神長官守矢家敷地内)七世紀頃築造 「神長官守矢史料館のしおり(有料)」に「(先代が)用明天皇(第31代)の御世の我が祖先武麿君(弟君)の墳墓です。といっ…
【守屋神社(里宮)】信濃と大阪を繋ぐ物部守屋の点と線【物部さん考】
はじめに ようやく参拝がかなった #守屋神社(里宮)。人里離れた #守屋山 麓に鎮座。#丁未の乱(587年)で太子に討たれ #物部氏(宗家)の最後の当主となった #物部守屋 が祀られています。当ブログ #物部さん考 も簡単に振り返り 目次 守屋神社(物部守屋神社) 守屋神社 境内 物部さん考/開物の古代妄想シナリオ(主要な過去記事) 本文 守屋神社(物部守屋神社) 標高1,651mの守屋山の麓、諏訪大社上社(二社)のある茅野市と伊那市をつなぐ国道152号線沿いに鎮座。 (35.95475798129302, 138.10928326590195)/長野県伊那市高遠町藤沢/茅野市と伊那市を繋ぐ県…
【藤井寺市藤井寺】物部氏一族・辛國連の氏神である饒速日命が祀られた『辛國神社』
羽曳野市の近鉄古市駅から藤井寺駅に向かって歩いてきましたが、最後に訪れたのは駅前商店街付近に鎮座している『辛國神社』です。延喜式内帳にも記載のある古社になります。創建年は判明していませんが、 雄略天皇の時代のようです。古代に物部氏一族だった『辛國連』が祖神
【源氏と平氏】 日本人は、大きく分けると源氏(みなもとし)と平氏(へいし)の2つの血族から成立しているようです。どちらの血族も大元を辿れば天皇に繋がります。 日本人は全て天皇の子供という教育を受けていた昔の人々には、当然理解できていたことなんでしょうが、戦後世代が人口のほと...