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古代史の超概略その2「大和政権を支えた氏姓制度と政権争いの始まり」
【大和政権の執権職の大臣(おおおみ)・大連(おおむらじ)の設置】古墳時代の4世紀中頃に大和政権が誕生し、大王(おおきみ、天皇)を補佐して政治を担う最上位に大臣(おおおみ)と大連(おおむらじ)の職が置かれました。その地位には天皇が政治的、職務的に優れた氏族に与えた称号の中で姓(かばね)、臣(おみ)と連(むらじ)を持つ氏族の最有力者が就きます。 臣(おみ)と連(むらじ)を持つ氏族の職分に違いがありました。連(むらじ)の姓(かばね)は特定の職務をもって奉仕する集団で、連の氏族は宮廷(朝廷)に付属し、大王(天皇)に隷属的に強く結びついていました。軍事氏族で有力者の大伴氏と物部氏は大和政権の中枢部の大連…
古代史の超概略資料「大和時代(古墳時代後半)から飛鳥時代前半までの超概略年表」
大和時代と飛鳥時代前半の超概略年表 仏教伝来(538年)以前の日本史を理解するため、古墳時代(250年頃~592年)について「古代史の超概略その1」と「古墳時代の超概略史の表」を「痩田肥利太衛門残日録」に載せました。 古代史の超概略その1 yaseta.hateblo.jp 古墳時代の超概略史 yaseta.hateblo.jp 「古代史の超概略その1」と「古墳時代の超概略史」の表は中国や朝鮮の日本に関する記録の調査が主でした。 これから、もう少し掘り下げ、調べて「古代史の超概略史その2」につなげたいと思います。 古墳時代の前半は、大和地方の朝廷(宮廷)は日本の各地の豪族を傘下に治め、中央集権…